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まるで飯塚高史?ヒール転向の中邑真輔が狂気の大暴走!

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©2018 WWE, Inc. All Rights Reserved.

 世界最大のプロレス団体WWEは日本時間の11日、ルイジアナ州ニューオーリンズで主力ブランド、スマックダウンを開催した。

 日本時間9日に行われた『レッスルマニア34』で、AJスタイルズが保持するWWE王座に挑戦したが敗れた中邑真輔。試合後にはAJにひざまずいてベルトを渡し、「ノーサイド」の雰囲気を演出した直後、急所攻撃を食らわせた。その後、場外で必殺技のキンシャサを放ちAJを「KO」。約8万人の観客と世界中のファンに「ヒール転向」を印象づけた。

 そんな中邑の言動や行動に注目が集まる中、スマックダウンのオープニングではレッスルマニアで中邑から王座を防衛したAJと、同じくレッスルマニアで復帰を果たしたダニエル・ブライアンの対戦が新GMのペイジより発表される。

 人気者同士によるドリームマッチが急きょ実現することになったわけだが、AJとブライアンの試合は一進一退の攻防を繰り広げる好勝負に。これには会場のファンも大喜びで、会場の興奮が頂点に達しようとしたまさにその時だった。両者がリングにダウンし、試合が一息ついた“隙”を突いて突然中邑が現れたのだ。

 赤をベースにダークな黒を入れた新コスチュームで現れた中邑はリングに入ると、復帰を歓迎していたブライアンにキンシャサを一撃。続いてAJに襲いかかり、レッスルマニアに続いて急所打ち。さらにコーナーでたぎり、AJにキンシャサを浴びせた。会場はもちろん大ブーイングに包まれるが、何かに取りつかれたかのような中邑は誰にも止めることができなかった。制止するレフェリーを振り切ってAJに2度目の急所打ちを見舞うと、ニタニタと笑みを交えながら狂気に満ちた表情を浮かべて中邑はリングを後にした。

 まだケイオスが武闘派ユニットだった頃、中邑と行動をともにしていた新日本プロレスの飯塚高史にも似た怪奇なムードを漂わせている。AJだけではなく、ブライアンも標的にした中邑の無差別テロ行為はまだ続くのか?今後何か言葉を発することはあるのか?まだまだ読めない今後の行動に注目が集まる。

文・どら増田
写真提供・©2018 WWE, Inc. All Rights Reserved.

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