>>ロッテPCR検査の結果は「分かり次第発表」6日からオリックス戦<<
4日に岩下大輝とスタッフ1名から陽性反応が出ていた。今回、陽性反応が出たのは荻野貴司、角中勝也、清田育宏、菅野剛士、鳥谷敬、藤岡裕大、三木亮と、伊志嶺翔大走塁兼打撃補佐兼外野コーチ補佐、チームスタッフ3名の計11名。この11名を除く67名は陰性だったが、岩下の濃厚接触者として東妻勇輔、小野郁、和田康士朗、山本大貴の4名が特定された。
なお二軍監督、コーチ、選手、スタッフの計73名は5日、PCR検査を実施し全員、陰性だったという。
陽性判定者について球団は「新たに新型コロナウイルス陽性判定を受けた11名のうち検査後に発熱の症状を呈した者が数名いますが、いずれも症状は軽く、今後は保健所の指示に従いながら、入院など適切に対応していきます」と説明。
また「日本野球機構に報告を行いました。陽性判定を受けた11名の濃厚接触者に関しては管轄の保健所に行動履歴および接触状況を報告し特定を行ってもらっており濃厚接触は現在、一部調査中ですが現時点ではいないとの見解をいただいています。ZOZOマリンスタジアム球場内は昨日10月5日に消毒を行いました。今後のチーム活動に関しましては陽性確定者および岩下投手との濃厚接触者を登録抹消し本日10月6日からのオリックス・バファローズ戦は管轄保健所、日本野球機構に相談の上、開催を行うことになりました。なお、10月2~4日に対戦した埼玉西武ライオンズには濃厚接触者はいません」としている。
11名の行動履歴に関しては「PCR検査摂取から48時間前以降の記録を調査したところ、いずれの選手、スタッフも10月2日、3日、4日ともにZOZOマリンスタジアムへの車での移動、および練習、試合参加以外の外出記録はありませんでした」とコロナ感染対策は徹底していたもよう。
最後に「千葉ロッテマリーンズはこれまで取り組んできた新型コロナウイルス感染症対策について選手、スタッフ、関係者全員に再度周知徹底を図っていきます」とした。
週末にソフトバンクとの首位攻防戦を控えているロッテにとっては戦力面のダメージは計り知れない。しかし、今は感染者の回復を祈るしかない。
(どら増田)