横浜DeNAベイスターズは、ゴールデンウィークの5月4日〜6日(読売ジャイアンツ戦)に、「Family Ballpark 2018」を開催する。主に家族連れをターゲットとした様々なイベントが目白押しで、毎年好評を得ている。
今年の目玉企画は「リアル謎解きゲーム〜スターマンが新球団設立?!謎解き入団トライアウト〜」を5月5日と6日の2日間開催する。これは試合後の横浜スタジアムグラウンドにて謎を解き明かすほか、“打つ”・“守る”・“走る”などの野球体験をしながら、横浜に設立される新球団『横浜DeNA ベイスターマンズ』に入団すべくミッションをクリアしていく、DeNAベイスターズにとっても初めての新企画。ファミリーならずとも、カップルでも楽しめそうなイベントになりそうだ。
☆過去のFamily Ballpark
大好評だったのは「ハマスタキャンプ」。これはグラウンドにテントを張り、一夜を過ごす企画。各年度によって内容も様々で、夕飯には青星寮カレーや、レストラン&9(アンドナイン)のメニューが提供され、暗闇の中、ランタンを持ってのバックヤードツアー、天体観測に、リアル野球盤など、普段は観戦するだけのスタジアムで非日常を体験できた。実際参加した子どもの中には、この体験を学校で発表し優秀作を受賞したそうだ。
その他、大道芸や、移動水族館、移動動物園も実施された年もあり、いずれも好評だ。特に大型ビジョンで映画を楽しむ「グラウンドシネマ」はほぼ毎年企画されている人気イベント。人工芝に寝ころびながら「モンスターズインク」や「ミニオンズ」などを観戦することができた。今年も6日に人気野球アニメ「メジャー2(セカンド)」のダイジェスト版が上映される。なおこの時期は、デーゲーム時は汗ばむような天候になる時もあるが、日が暮れると意外と肌寒いので、一枚上着を持参することをオススメ。
☆GWはハマスタで!
毎年楽しい企画で、ハマスタとの「心の距離」を狭めてきたベイスターズ。特にGWのFamily Ballparkでは、野球を楽しむにはまだ難しい小さな子どもたちの心に「ハマスタは楽しい」との思い出を残すことができている。6年前に始まったこの企画。これをきっかけに野球観戦が趣味になった子どもたちも少なくないはず。長期的ビジョンでファンを増やすことにも成功している。
5日と6日はデーゲーム。お父さんお母さんは爽やかな気候の中、ベイスターズオリジナルビール片手に野球観戦を、思う存分楽しんで欲しい。
お父さんは飲みすぎに、お母さんは日焼け止め忘れないで下さいね。
取材・文 / 萩原孝弘
写真提供 / (C)横浜DeNAベイスターズ