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褐色のビーナス“踊る”大坂なおみに世界中からエール

 大坂なおみ(20)効果は抜群だった。テニス女子国別対抗戦フェドカップ・ワールド(WG)グループ2部・プレーオフ「日本 vsイギリス」で、日本はイギリスを3勝2敗で破り、2014年以来となるWG2部への昇格を決めた。

 大坂が日本代表として国内で試合をするのは初で、日本テニス協会はエース扱いを明言している。ファンもWTAツアーで初優勝を飾った“時の人”に大きな期待を寄せていた。なのに、大坂に「負けろコール」が寄せられている。「負けろ」コールが起こったのはなぜか。それは、コート外にあった。
 「大坂のコーチであるサーシャ・ベイジン氏との“賭け”ですよ。氏のツイッターでは大坂の情報が分かるので、けっこう人気を博しています」(専門誌記者)

 大坂とサーシャコーチは“コート外での遊び”として、テニスのミニゲームを行い、負けた方が何かをやるという罰ゲームが与えられるという。先のWTAツアーで初優勝を飾った時の周囲に配慮した勝利インタビューも、その罰ゲームが絡んでいたのだ。
 「今回のミニゲームでは、サーシャコーチが勝ち、渋谷のスクランブル交差点でダンスを披露するという罰ゲームが大坂に課せられました。その様子は大坂のツイッターで先頃公開され、世界中からエールが送られました。恥ずかしそうに手足を動かす程度でしたが、そういう大坂をもっと見たいとの声が多く、『負けろ』コールに繋がったのです。フェドカップ後、踊り直すとの情報も流れています」(同)

 キューバ人の父を持つ大坂は、アメリカ生活の方が長い。日本の部活動的なスポーツ教育よりも、「明るく、楽しく」が性に合っているようだ。今日の躍進は現在のコーチスタッフと知り合ってからのもので、彼らは楽しくなければ本領を発揮できない大坂の性格を把握している。今後もこうした罰ゲームは続けられそうだが、こんな声も聞かれた。
 「国内での試合となれば、ロッカーの位置、シャワーの順番などの上下関係に悩まされるかも」(関係者)

 『BNPパリバ・オープン』で初優勝に輝いた大坂なおみが、「史上最悪なスピーチ」と言って世界中のテニスファンを沸かせたが、次は「負けて? 世界最高のダンス」を披露してもらいたい。

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