スポーツ
-
スポーツ 2022年09月04日 11時00分
巨人・中島、球審と乱闘寸前のにらみ合い! 問題視される判定への過剰反応、ヤクルト戦以前にも多数?
8月31日に行われた巨人対ヤクルト戦。「8-8」で両チーム引き分けた試合で話題となったのが巨人のプロ20年目・40歳の中島宏之の態度だった。 中島は「8-8」と両チーム同点の9回裏2死一、二塁で空振り三振を喫したが、直後に左手を上げるジェスチャーを交えつつ球審を凝視すると、ベンチに下がる際もうつむき加減で何かをつぶやくなど判定への不満をにじませる。本人はファールを主張したとみられるが、ネット上には「リプレーで見ても明らかな三振だったのに」、「審判の心証を損なうような態度は控えるべき」といった呆れ声が相次いだ。 >>巨人・中島、球審への抗議に「岡本とは大違い」呆れ声 三振判定に不満タラタラ? 同僚は誤審を自己申告し称賛<< これまで西武(2001-2012)、オークランド・アスレチックス(2013-2014/傘下マイナー)、オリックス(2015-2018)、巨人(2019-)でプレーしている中島は、過去にも審判への態度が行き過ぎているとして物議を醸したことがある。 2011年7月18日・西武対ソフトバンク戦では、一塁塁審に詰め寄り試合を一時中断させたことが話題となった。中島は8回表無死の場面で二ゴロを放ちアウトとなったが、一塁ベースを駆け抜けた直後に両手を広げながら一塁塁審に詰め寄ると、右手でベースを指さしながら猛抗議。後を追うように西武首脳陣も中島の元に駆け寄り球場は騒然となった。 中島の二ゴロはタイミング的には完全にアウトだったが、ソフトバンク一塁手・小久保裕紀は捕球とほぼ同時に右足をベースから離していた。中島はこの点を問題視して塁審のアウト判定に抗議したと試合後に伝えられたが、ファンの間からは「あんな恫喝まがいの態度は取るべきじゃない」などと苦言が上がった。 2015年5月8日・オリックス対日本ハム戦では、球審と一触即発のにらみ合いを演じた。8回裏2死満塁の絶好機で打席に入った中島は、カウント「1-2」から外角のストレートを見送る。この球は高さは中島のベルト付近とゾーン内だったものの、コースはベース板の左端スレスレとかなり際どかったが、球審はストライク・見逃し三振をコールした。 ただ、中島は判定に納得いかなかったようで、コール直後に球審の方を振り向き何かまくしたてると、険しい表情でにらみつけながらじりじりと詰め寄る。球審もカチンときたのか、中島をにらみ返しながら一歩前に出ようとした。慌てて駆けつけてきたオリックス首脳陣が制止に入ったためこれ以上の事態にはならなかったが、ネット上には「誰も止めなかったら審判と乱闘起こしてたんじゃないか」とドン引くファンの声も散見された。 2021年11月11日のCSファイナル第2戦・巨人対ヤクルト戦では、死球を過剰にアピールしたとして物議を醸した。同戦1回表2死満塁。ヤクルト先発・高橋奎二がカウント「1-0」から投じた2球目が、打席の中島の左肘付近を通過。ボールは軌道変わらず捕手・中村悠平のミットに収まったが、中島は左肘を見せながら球審を凝視して死球をアピール。この様子を見た原辰徳監督はリクエストを要求した。 ところが、リクエスト検証の結果中島の死球は認められなかったため、巨人は試合開始早々に貴重なリクエスト回数を1つ失うはめに。ファンの間からは「中島が変なアピールしたせいでリクエスト無駄に消耗した」とため息が漏れた。 西武時代から良くも悪くも熱い性格の持ち主であることが知られている中島。審判への過度な態度はそれだけ1球、1プレーに執念をかけている表れともいえそうだが、もう少し冷静に振舞った方がいいのではと考えているファンも少なからずいるようだ。文 / 柴田雅人
-
スポーツ 2022年09月03日 17時30分
ヤクルト・マクガフ、大車輪の活躍も油断は禁物? 勝負の9月に懸念される昨季の悪夢とは
連覇に向け、守護神は健在だ。 ヤクルトスワローズのスコット・マクガフは8月を終え、ここまで両リーグ最多の34セーブを記録、首位を快走するチームを安定感のある投球で支える存在だ(数字は8月31日終了時)。 今季はシーズン開幕からクローザーを務め、終始、力強いピッチングを披露してきており、セーブ数を2年連続で「30」の大台に乗せた8月も、絶対的な守護神として君臨した。 4.0ゲーム差で迎えた、2位DeNAとの直接対決となった26日からの横浜での首位攻防戦でも、初戦と3戦目の最終回に登板、追いすがるDeNA打線の前に立ちはだかり、試合を締め括っている。 さらに、8月は終盤から連日のようにマウンドに登り続け、23日から広島、DeNAと6連戦、30日からの巨人2連戦の計8試合のうち、6試合で登板し全て無失点で抑え、4セーブ、1ホールドを記録した。31日、5時間を超える総力戦となった巨人戦でも、延長12回裏のマウンドに登り、坂本勇人、松原聖弥、丸佳浩をいずれも三振に切って獲り、8対8の引き分けに持ち込んでいる。 マクガフ自身も大車輪の活躍を見せたこの8月を終え、いよいよ優勝争いが決するペナントレース最終盤を迎える。今季も変わらず、頼もしいマウンド姿を見せ続けてきた背番号37に不安要素があるとすれば、この夏場から秋に向かう9月のコンディション、そして登板内容だ。 昨シーズン、9月は計11度リリーフでのマウンドを務め5セーブを上げたものの、防御率は5.91という成績に終わっている。この月で記録することとなった自責点7は、マクガフの昨シーズン全体での1/3以上にも上る。 今季の7・8月は、東京五輪開催によるシーズンの中断があった昨年よりもチーム試合数が多いことはもちろん、マクガフもハイペースでマウンドに登り続けていることからも、夏場の疲労が懸念される。 ここから、リーグ連覇へ向け、さらにクライマックスシリーズでの戦いも見据える中、重要な場面でのマクガフのピッチングがさらに必要となってくることは言うまでもない。追いすがる他球団を振り切り、再び、2位以下とのゲーム差を広げつつあるシーズン終盤、守護神・マクガフのパフォーマンスこそ、2年連続でペナントを手繰り寄せるための大きなカギとなるだろう。(佐藤文孝)
-
スポーツ 2022年09月03日 11時00分
阪神戦の審判、監督押しのけ選手に肉薄!「前代未聞」と批判殺到、西武・中村とのトラブル以前にも問題
8月28日に行われた西武対オリックス戦。西武が「10-4」で勝利したが、試合結果以上に話題となったのが球審・嶋田哲也審判の判定だった。 嶋田審判は6回表2死一、三塁で打席に立った西武・中村剛也の初球ハーフスイングをバットは止まっていないと判定し抗議を受けると、続く4球目には中村の膝下付近に来たボール気味の球をストライクとコールし中村をぶぜんとさせる。中継解説・赤堀元之氏(元近鉄)は「今のは低いですよね。正直にいえば」と誤審ではないかと疑問を呈し、ネット上にも「また嶋田が変なトラブル起こしたのか」と呆れ声が相次いだ。 >>西武・中村が球審に抗議、解説も誤審を指摘「今のは低い」 不可解なストライク判定は直前のトラブルも影響?<< 中村への判定が物議を醸した嶋田審判だが、過去にも試合中の言動がファンから問題視されたことがある。 2013年9月8日・阪神対巨人戦では、阪神・マートンに詰め寄ろうとして騒ぎとなった。「1-9」と阪神8点ビハインドの同戦9回裏無死一塁。打席のマートンは右翼ポールとフェンスの境目付近に当たる大飛球を放ったが、一塁塁審の嶋田審判はファールと判定し、阪神・和田豊監督(当時)の抗議も受け入れず。諦めた和田監督がベンチに下がった直後、マートンは嶋田審判に向かい、2本指を立てて自身の両目を指さすジェスチャーで不満をあらわにした。 嶋田審判はこれに激怒したのか一塁からマートンが立つ本塁方向にずかずかと歩き出し、和田監督ら阪神首脳陣が慌てて制止に入る事態に。この後、審判団はビデオ判定を行い改めてファールと判定した上で試合を再開させたが、ネット上には「審判が選手の挑発に乗るなんて前代未聞じゃないか」といった苦言が寄せられた。 2017年4月4日・ヤクルト対阪神戦では、死球発生直後の態度が問題視された。「2-0」とヤクルト2点リードの5回表無死一塁。阪神・藤浪晋太郎が投じたツーシームがすっぽ抜け、打席のヤクルト・畠山和洋の左側頭部へ。畠山は体を背けかろうじて頭部への直撃は回避したものの、左肩上部付近に球を受けその場に倒れ込んだ。 これを、嶋田審判は出場続行に問題はないレベルと判断したのか、倒れ込んだ畠山を心配するそぶりは特に見せず、藤浪にも危険球退場などの措置は取らないまま返球。立ち上がった畠山が藤浪に向かっていったことから両軍入り乱れての大乱闘が勃発し、阪神・矢野燿大一軍作戦兼バッテリーコーチ(当時)、ヤクルト・バレンティンが退場となったが、ファンの間からは「審判が1番ムカついた」などと不満が噴出した。 2021年9月13日・ヤクルト対中日戦では、不可解判定でヤクルト・高津臣吾監督を激怒させた。「0-1」とヤクルト1点ビハインドの9回表1死一、二塁。一走・西浦直亨への挟殺プレーの間に打走・川端慎吾に一塁進塁を許した中日内野陣は、遊撃手・京田陽太が二塁ベースを踏みフォースプレー(ベースを踏むだけで走者をアウトにできるプレー)でのアウトをアピール。ところが、二塁塁審の嶋田審判はなぜかアウトのジャッジをしなかったため挟殺プレーの継続を強いられた。 この間に本塁を狙った三走・古賀優大がアウトとなったところで一連のプレーは終了したが、直後に中日・与田剛監督(当時)は西浦もアウトではとリクエストを要求し、審判団もこれを認め西浦の二塁封殺で2アウト、古賀の本塁憤死で3アウト目が取られたと判断し試合終了とした。 これを受けヤクルト・高津臣吾監督は、京田がベースを踏んだ時点で西浦アウトのジャッジがあれば古賀の本塁突入はなかったと約15分間猛抗議。翌14日にセ・リーグの杵渕和秀統括、友寄正人審判長が「嶋田(審判)の“バッターランナーが一塁でアウトになった”という思い込みが要因」と高津監督に謝罪したことで事態は収拾したが、ネット上には「一塁判定見落とすのはあり得んだろ」と批判が噴出した。 中村への不可解判定を受け、過去のトラブルを蒸し返すファンの声も少なからず見られた嶋田審判。前例の多さも風当たりが強まった一因だったようだ。文 / 柴田雅人
-
-
スポーツ 2022年09月02日 19時40分
日本ハム・宮西、近日中に重大発表?「この後予定があって…」ラジオでの予告に憶測飛び交う
1日放送の『吉川のりお スーパーLIVE』(STVラジオ)に、日本ハムのプロ15年目・37歳の宮西尚生が登場。番組内での発言がネット上で物議を醸している。 宮西は番組内のコーナー「宮西尚生のなんとかなるさ」に登場。8月10日の登録抹消から二軍戦未登板が続いていることを心配するリスナーからの便りを受け、札幌市内で1人で調整していることなど現状を話した。 >>日本ハム・宮西、新庄監督に激怒?「思いっきり睨みつけてる」敬遠指示直後の表情が物議、でたらめな策ではないと指摘も<< 問題となっているのは、その中で語った今後についての発言。宮西は「ちょっとこの後予定があって、まあすぐ分かると思うんでね、皆さん楽しみにしとってください」と、詳細は伏せたが近日中の何らかの発表があると予告。直後には「楽しみじゃないか。楽しみではないやろうけど、情報は入ると思うんで」と、前向きな内容ではないかのような旨も匂わせた。 この宮西の発言を受け、ネット上には「なんか思わせぶりな発言だな、まさか引退とか退団の発表じゃないだろうな」、「楽しみじゃない予定かぁ…大きめの手術を受けますとか?」、「なんか不穏な雰囲気だけど、蓋を開けたら兼任コーチ就任とかそういうオチじゃないのか」、「監督が新庄(剛志)ってことを踏まえるとまさかの先発転向説もない?」といった憶測が飛び交っている。 「宮西はプロ入りした2008年から日本ハム一筋でプレーし、昨季までに通算373ホールド(NPB歴代1位)、14年連続50登板(同2位)といった記録を樹立した絶対的セットアッパー。ただ、今季は『24登板・0勝3敗1セーブ7ホールド・防御率5.66』とキャリアワースト級の不振に苦しみ2度(6月1日~7月28日、8月10日~)二軍降格。ここまでモチベーションとしていた連続50登板記録も8月30日にストップが確定しました。ファンの間では2度目の二軍降格以降から、2年契約が切れる今オフに本人、あるいは球団が去就に関する重大な決断を下すのではという見方もじわじわ広まりつつあります」(野球ライター) 去就への注目が高まりつつある中で飛び出た宮西の注目発言。近々明かされる情報の内容は一体どのようなものなのだろうか。文 / 柴田雅人
-
スポーツ 2022年09月02日 18時45分
ヤクルト・村上にコーチが激怒「お前これはないぞ!」 宮本氏がプロ初弾の舞台裏明かす、浮かれすぎて大目玉?
野球解説者・下柳剛氏(元阪神他)が1日に自身の公式YouTubeチャンネルに投稿した動画に、野球解説者・宮本慎也氏(元ヤクルト)が登場。ヤクルトプロ5年目・22歳の村上宗隆にまつわる発言がネット上で話題となっている。 今回の動画で宮本氏はヤクルトコーチ時代(2018-2019/一軍ヘッド)に重要視していた指導内容や、指導の結果急成長したヤクルト選手について話した。急成長した選手の1人として村上の名を挙げ話す中で、プロ初本塁打を放った直後の村上にカミナリを落としたというエピソードを明かした。 >>ヤクルト・村上、ヒロイン中の“映り込み”が話題「つば九郎に晒されてる」 青木の過去発言にも注目集まる<< 村上がプロ初弾を記録したのは、2018年9月16日・広島戦。当時のプロ1年目・18歳の村上は二軍で「.289・17本・70打点」と好調だった点を買われ、同日にプロ初昇格・初スタメン(6番・三塁)に抜擢される。すると、「0-4」とヤクルト4点ビハインドの2回裏1死一塁で迎えた一軍初打席で、高卒新人では史上7人目となる初打席初本塁打をマーク。村上は打球を放った直後、右手人差し指を高く突き上げるポーズで喜びをあらわにした。 球界では本塁打を放った選手が人差し指を突き上げる、拳を握りガッツポーズをとるといった行為で喜びをあらわにすることは珍しくない。また、相手選手を見ながら行うなど敬意を欠くようなことをしなければ、首脳陣やファンの間で問題視されることもほとんどない。 ただ、喜ぶ村上の姿を見た宮本氏は、直前の1回表無死で4失点の引き金を引く一塁悪送球を犯した反省が感じられないと問題視。石井琢朗一軍打撃コーチ(現DeNA一軍野手総合コーチ)と共に、ベンチに戻ってきた村上に「お前さぁ、お前のエラーで4点取られてんのにこれはないぞ!」と苦言を呈したという。ただ、カミナリを落とされた後の村上の反応については触れなかった。 宮本氏が明かしたエピソードを受け、ネット上には「めでたい初ホームランの裏でそんな一幕があったとは知らなかった」、「痛恨ミスを自分で取り返したのにそれは厳しすぎないか」、「宮本さんがあえて村上に厳しくしてたのは知ってるけど、初本塁打後の態度にまでケチつけてるとは」といった驚きの声が寄せられた。 宮本氏は元プロ野球選手・上田剛史氏(元ヤクルト)が2021年12月15日に自身の公式YouTubeチャンネルに投稿した動画に登場した際、自身の入閣と同年にプロ入りした村上には意図的に厳しい指導を行っていたことを明かしている。動画によると宮本氏は侍ジャパンの4番になれる素質があると村上を高く評価し、大成を実現するためにプレー面・素行面を徹底指導。あまりの厳しさに村上から反発を受けることもしばしばだったといい、「(村上は)間違いなく俺のこと嫌いだと思うよ」と今でも恨まれているのではとも口にしている。 村上は2018年は1本塁打で終えたものの、翌2019年から長距離砲として台頭し、今季は1日終了時点で「.339・49本・120打点」と三冠王を狙えるほどの数字をたたき出している。心を鬼にした宮本氏の指導も急成長の一因となったようだ。文 / 柴田雅人記事内の引用について下柳剛氏の公式YouTubeチャンネルよりhttps://www.youtube.com/channel/UCdOs2kfP7gdqAvfWcjHLV-A
-
-
スポーツ 2022年09月02日 15時30分
楽天・オコエの二軍降格に「見切るの早過ぎ」首脳陣批判相次ぐワケ 成績サッパリも攻守で上がり目アリ?
1日終了時点で「59勝57敗2分」とパ・リーグ4位の楽天。同日にNPBが公示した選手の降格情報がネット上で物議を醸している。 NPB公式サイトはこの日、楽天のプロ6年目・23歳の藤平尚真、助っ人・マルモレホスの2名の一軍昇格とプロ7年目・25歳のオコエ瑠偉の二軍降格を公示した。 オコエは「.316・1本・10打点」と二軍で好調だったこともあり、8月19日に今季初めて一軍に昇格すると、翌20日・ロッテ戦ではいきなりヒットをマーク。ただ、その後はあまり勢いが続かず、同月31日終了時点では「.200・0本・0打点」と打率2割に沈んでいた。 >>楽天対西武戦、観客の妨害行為に「また起こったのか」呆れ声 昨年もロッテ選手が激怒、球団側は対策すべきと指摘も<< オコエの降格情報を受け、ネット上には「打率低すぎるし長打も出てないから妥当」と納得の声が上がったが、中には「たった6試合しか使わずに見切るのはさすがに早すぎるのでは?」、「低打率だけど打つ時は打ってたから9月はもっとやってくれると期待してたんだが…」、「去年と違って守備もここまでは頑張ってたのに」と首脳陣に疑問を呈するコメントも見られた。 「楽天はオコエが昇格した8月19日~31日にかけ計11試合を戦っていますが、このうちオコエが起用されたのは6試合と半分程度。また、起用の内訳も『未出場→4試合連続スタメン→2試合未出場→2試合連続スタメン→2試合未出場』とバラバラでした。それでもオコエは3試合でヒット、2試合でマルチヒットを記録。また、昨季は石井一久監督を怒らせ二軍降格・シーズン終了を招く原因になった守備でも、抜ければ失点確実のライナーをダイビングキャッチする(28日・ロッテ戦)などいいプレーが出ていたため、9月はまとまった出場機会を与えればより活躍が見込めるのではと期待する向きもありました。首脳陣は8月31日までの5試合で計20得点、3本塁打と湿っている打線へのテコ入れとして、ここまで長打ゼロのオコエと一軍で6本塁打を放っているマルモレホスを入れ替える決断を下したようですが、ファンの間ではチーム事情を考えれば致し方ないと納得する声だけでなく、もう少しオコエの様子を見るべきだったのではと考えている少なからず上がっています」(野球ライター) 満を持しての昇格からわずか2週間足らずで二軍に逆戻りとなったオコエ。一軍首脳陣の判断の是非はファンの間でも意見が割れているようだ。文 / 柴田雅人記事内の引用についてNPBの公式サイトよりhttps://npb.jp/
-
スポーツ 2022年09月02日 11時05分
ロッテ・佐々木、9月はカーブで完全復調? 前回登板で捕手が引き出した好材料は
9月2日のオリックス戦(ZOZOマリン)、佐々木朗希(20)が中6日で先発マウンドに上がる。ポイントは「カーブ」と「風」だ。 「1試合で3本の本塁打を喫するなど、8月は調子を落としていました(19日)。前回登板の26日は7回無失点で8勝目を挙げましたが」(ベテラン記者) 9勝目の懸かったオリックス戦で、真価が問われそうだ。 >>ロッテ・佐々木に詰め寄った審判、物議を醸したトラブルは過去にも 「なんやその態度は!」阪神監督を激怒させた不可解判定<< その佐々木だが、1日は二軍のロッテ浦和球場でランニング、やや強めのキャッチボールなどで調整していた。表情は明るかった。開幕当初は初の先発ローテーション入りで、等間隔で投げていくためのコンディション作りが分からなかったのか、オドオドしている雰囲気もあった。 疲労でローテーションを外された時期もあったが、ここまでやってきて、自信もついたのだろう。 「長いイニングを投げられるように」 記者団にそう話していた。 投手出身のプロ野球解説者がこう言う。 「初回のピッチングが大切。昨今の佐々木を見ていると、初回のピッチング内容が極端に違ってきます。直球で押し、力勝負に出る時もあれば、変化球の割合を多くしたこともありました」 対戦チームに関するスコアラーからの報告、当日の状態などで変えているのだろう。 しかし、佐々木は変化球の持ち球が多い方ではない。 フォークボール、スライダー、カーブ。直球がキレているときはフォークボールだけで十分なのだが、そうでない時はヤバイ。カーブを狙い打ちされることもあった。 「狙い打ちされたせいで、カーブを投げないようにしていました」(前出・同) 前回登板の8月26日のこと。これまでバッテリーを組んできた松川虎生(18)が右肩を痛めたため、佐藤都志也(24)がスタメンマスクをかぶった。佐々木と佐藤は同期入団である。その佐藤は佐々木が避けてきた「カーブ」を要求し、投球の幅を広げてみせたのだ。松川のリードがイマイチという意味ではないが、“年齢の差”だろう。 おそらく、2日も佐藤がマスクをかぶると思われる。 「ZOZOマリンでは、センター・バックスクリーンから本塁方向へ強風が吹くことが多く、これがネット裏のスタンドに当たって、ホームベース周辺で舞っているような感じになるんです」(前出・同) そのホームベース周辺の風が、カーブの曲がり幅を大きくさせるという。 また、佐々木は今季、ZOZOマリンで10試合に登板し、「防御率0・65」と相性の良さも見せている。9勝目を挙げれば、チームも勝率5割に復帰する。 「佐々木が投げる試合には、メジャースカウトもネット裏に集まっています」(球界関係者) 米メディアも「102マイル(約164キロ)で、完全試合を達成した20歳」と紹介している。渡米はまだ先の話だとしても、ZOZOマリンの風を味方に好投できれば、混戦パ・リーグの終盤戦の行方も変えることになりそうだ。(スポーツライター・飯山満)
-
スポーツ 2022年09月01日 19時30分
ソフトB・ガルビスに「何度やれば気が済むのか」と批判 藤本監督の苦言響かず? 反撃ムード潰した暴走が物議
8月31日に行われ、ソフトバンクが「0-3」で敗れたロッテ戦。「7番・三塁」で先発したソフトバンク助っ人・ガルビスのプレーがネット上で物議を醸している。 問題となっているのは、「0-2」とソフトバンク2点ビハインドの5回裏でのこと。この回ソフトバンクは先頭・ガルビスが中安で出塁すると、続く増田珠の打席で初球にいきなり二盗を仕掛ける。ロッテ捕手・松川虎生は焦ったのか二塁送球をワンバウンドにしたが、それでも余裕のタイミングでガルビスはタッチアウトにされてしまった。 >>ソフトB・松田に球界OBが苦言「見てて情けない」 長引く不振は気持ちの問題? 藤本監督の起用法に一因と指摘も<< この直後、中継ではベンチで戦況を見守る藤本博史監督の様子がアップで映ったが、藤本監督は両手を腰に当てながら、ベンチに戻ってくるガルビスを数秒ほど凝視するなど明らかに不満げ。また、試合後に応じた取材では「勝手に走りました。何も(サインは)ないですよ」、「びっくりしましたわ。2点差で『さぁ行こう』というところだったんだけどね。(言うことは)それだけです」と、サインではなく独断でのプレーだったと呆れ気味に説明したことも伝えられた。 反撃ムードを作りかけるも一瞬でしぼませたガルビスに対して、ネット上でも「は? 今季盗塁ゼロなのに何で走った?」、「ワンバウンド送球なのに楽々刺されてるし完全な判断ミスだ」、「結果はもちろんだけど勝手に走ったこと自体もヤバい、チームの統率も乱しかねない大ボーンヘッドだぞ」などと批判が相次いだ。 裏目に出た二盗狙いが暴走と問題視される中、一部の間では直近の試合で犯した失態も蒸し返されている。ガルビスは8月29日・ロッテ戦5回裏1死一、二塁で、捕手がブロッキングした球を見失う間に三盗を企図するも失敗。藤本監督は試合後に「自分の足とも相談してもらいたいよね。完璧なアウトだから」などと苦言を呈した。 このこともあり、ネット上には「ついこの前も走塁ミスやらかしたばっかだろ…何度やれば気が済むのか」、「ガルビスは前回も今回も、ちょっと自分の走力を過大評価し過ぎでは?」、「こんな変な走塁が相次ぐようじゃ戦力として計算しづらいわ」といった厳しい意見も少なくない。 31日の試合が最後だった8月の戦いでは、「.304・1本・7打点」とバットでは結果を出したガルビス。ただ、軽率な走塁ミスが続くようなら評価を高めていくことは難しそうだ。文 / 柴田雅人
-
スポーツ 2022年09月01日 18時30分
DeNA・今永、8月の快進撃に火をつけた!「勝ちパターン投げさせない」左腕が示す“エース”の矜持
「こうやって勝ち投手になれば、ここで喋らせてもらえるんですけども、それ以外にもたくさんの選手に支えられて、こうやって勝ち星が挙げられた。キャッチャーを含めた打撃陣に本当に感謝したいと思います」30日のドラゴンズ戦、お立ち台に上った今永昇太は“らしい”言葉で喜びを表現した。 イケイケムードから一転、首位決戦でまさかの3連敗を喫したチームの勢いを取り戻すエースの貫禄を見せ、この勝利で8月は無傷の5連勝。完投も1回マークし、すべての登板で110球以上を投じる力投で、防御率1.25、クオリティスタート率100%と文句のつけようのない成績でチームを引っ張り、月間MVPの有力候補となった。 また以前本人も「火曜日に勝てば勢いに乗れる」と語っていたように、週の初めで連戦のアタマとなる大切な曜日にすべて先発して結果を出したことは価値が高く、今シーズンの火曜日成績は9回の登板で8勝。防御率0.95、QS率もパーフェクトと圧巻の数字となっている。さらに8月は、投げ勝った相手もカープ・森下暢仁、タイガース・青柳晃洋、ジャイアンツ・菅野智之とリーグを代表するエースをなぎ倒したことも重要なポイントだ。 エースとして「先発としてこれまで中継ぎや野手に支えてもらって頭が上がらない」とリーグ1、2位の登板数となっているエドウィン・エスコバーと伊勢大夢を筆頭に、平田真吾、入江大生らシーズン序盤からフル回転中のリリーバー陣に感謝。「これから苦しいときが来る。その時には先発がバックアップしていく。そこに尽きる。過密日程を考えれば、僕としては勝ちパターンも投げさせないような展開で勝ちたい」とスターターとしての矜持も口にし、それをしっかりと実現させている。 けがのため開幕に間に合わなかったが、ここまで9勝と勝ち星を積み上げて、自身のキャリアハイとなっている2019年の13勝超えも視界に入っている今永昇太。超過密日程となる9月の戦いも、エースらしい働きで三浦ベイスターズを牽引し続ける。 取材・文・写真 / 萩原孝弘
-
-
スポーツ 2022年09月01日 17時30分
超RIZINはTHE MATCHを超えるか? メイウェザー対朝倉未来PPV生中継決定で地上波にこだわらないビジネススタイルを確立へ!
総合格闘技イベントRIZIN FFは、『超(スーパー)RIZIN』『RIZIN.38』9.25埼玉・さいたまスーパーアリーナ大会(大会は2部構成)の会見を日本時間8月31日、アメリカ・ハワイのホノルルで開いた。会見には『超RIZIN』のメインカードである元プロボクサーで5階級王者の実績を持つフロイド・メイウェザーJr.と総合格闘家の朝倉未来らが出席した。メイウェザーと未来はボクシングルールによるエキシビションマッチを行う予定だ。 メイウェザー登場とあって、現地にはメディアだけではなくファンも多数詰めかけていたが、メイウェザーは「日本ではベストを尽くす」などと最初は控えめに話していたが、話の長さは相変わらずで、途中、格闘家の平本蓮が通訳として入ると、メイウェザーから耳打ちをされた平本は、嘘か本当か未来を挑発する言葉のオンパレード。これには、さすがの未来も少し癇に障ったのか、「話が長い!もう少しまとめて話せないのかね」と言い返す場面も見られた。 今大会は前後に開催されるイベントの都合で、さいたまスーパーアリーナを4万人以上収容できるスタジアム仕様にはせず、2万人強入るアリーナ仕様で開催されるため、東京ドームに5万人以上集めてフルハウスにした6月の『THE MATCH 2022』にライブ収益では劣るが、世界的な知名度を誇るメイウェザーのエキシビションマッチとあって、世界のPPV収益は比べものにならない額になりそうだ。今回も『THE MATCH 2022』に続いて、ABEMAがPPVで生中継をすることも発表された。榊原信行CEOは「『THE MATCH 2022』をフジテレビさんが撤退したことで、新しいビジネススタイルが生まれた」と話していたが、地上波に頼ることのないビッグマッチの開催をRIZINは継続して行くようだ。 また、この日の会見で榊原CEOは「本日から私たちの最初のRIZINの国際的イベント、ハワイで来年行われるそのイベントの準備に入ります」と2023年にハワイ大会を開催すると発表。今年は那須川天心と武尊に続き、メイウェザーと未来というスーパーファイトが開催されるが、この2試合が終わっても格闘技の灯をRIZINは消さない。(どら増田 / 写真ⒸAbemaTV, Inc./RIZIN FF)
-
スポーツ
復活!オリックス吉田正尚、28日からロッテと首位攻防3連戦へ「全部勝つつもり」
2021年09月28日 17時30分
-
スポーツ
元近鉄・金村氏「ヤクルトロッテの日本シリーズ寂しい」発言に怒りの声 首位球団への“難癖”が物議、興行的には旨味アリと指摘も
2021年09月28日 15時30分
-
スポーツ
巨人・原監督、ドラ5・秋広の一軍抜擢は最後の大勝負? 決断の成否は今秋ドラフトにも影響か
2021年09月28日 11時00分
-
スポーツ
岩谷麻優が10.9スターダム大阪城大会で中野たむの白いベルトに挑戦!
2021年09月28日 10時50分
-
スポーツ
楽天・田中に「野手陣を叱り飛ばすべき」の声 好投後の意気消沈ぶりに同情集まる、球界OBが指摘する“見殺し続き”の背景は
2021年09月27日 20時45分
-
スポーツ
巨人・原監督の中田起用は“忖度”だった? データ無視の代打策に疑惑が浮上「長嶋さんに気を遣ってる?」
2021年09月27日 19時30分
-
スポーツ
DeNA、代打問題が遂に解決? 4年目の天才バットマン・楠本に覚醒の予感
2021年09月27日 18時30分
-
スポーツ
池江璃花子がヤクルト戦で初の始球式!同世代の村上宗隆に「刺激を受けます」
2021年09月27日 17時30分
-
スポーツ
横綱・白鵬の引退は照ノ富士の影響? 朝青龍氏も驚きの決断は横審も関係か「前々から辞めたいって言ってた」
2021年09月27日 15時30分
-
スポーツ
DDTのエース竹下幸之介が札止めの後楽園でKO-D王座初防衛「僕もチャンピオンで頑張り続ける」
2021年09月27日 11時45分
-
スポーツ
エンゼルス・大谷、103年ぶり快挙にもう打つ手ナシ? 振るわない投打に本人も我慢の限界か
2021年09月27日 11時30分
-
スポーツ
ガン☆プロ石井慧介が入江茂弘とチーム・ドリフ再会マッチ!高尾蒼馬も観戦
2021年09月27日 10時50分
-
スポーツ
巨人・原監督が下品な行動に激怒「そんなことするんじゃねえ馬鹿野郎!」 当事者が明かした“祝勝会尻出し事件”の裏話に驚きの声
2021年09月26日 11時00分
-
スポーツ
東京女子プロレス勢がビッグマッチ10.9大田区大会に向けて決起!
2021年09月25日 11時00分
-
スポーツ
大相撲中継の解説に現役親方が大遅刻!「館内で迷ってしまいまして」不自然な弁明に体調不良を疑う声も
2021年09月24日 19時50分
-
スポーツ
日本ハム・野村に怒りの声「軽率でしかない」 得点機を余計なプレーで台無しに? 焦りがにじむ走塁が相次ぐワケは
2021年09月24日 18時30分
-
スポーツ
横綱・照ノ富士、敗戦後の意味深なシーンに心配相次ぐ 中継リポートでも気がかりな指摘が? 因縁の古傷が再び爆発か
2021年09月24日 15時30分
-
スポーツ
風間ルミさんの訃報に“盟友”神取忍、“好敵手”北斗晶らがコメントを発表
2021年09月24日 12時10分
-
スポーツ
スターダム6人タッグ戦線にドンナ・デル・モンドが名乗り!アーティスト王座に狙いを定める
2021年09月24日 11時30分