スポーツ
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スポーツ 2022年09月12日 17時30分
DeNA・大貫、ポストシーズンのキーマンへ! ポーカーフェイス右腕が発揮する安定感
大逆転優勝を狙い、首位スワローズに照準を合わせているベイスターズ。11日の直接対決では本来のローテーションをずらし、中8日で先発に右のエース・大貫晋一に託した。 斎藤隆チーフ投手コーチも「みんなの思いを背負っているのは大貫が一番分かっていると思うが、そこをプレッシャーに感じず思い切って投げ、最高のアウトを一つひとつ重ねていってほしい」と大きな期待をかけられてのマウンドで、結果7回を投げきり、失点はわずかに1とハイクオリティスタートを達成。8月26日に決勝の3ランを許した村上宗隆に対しても、3打数ノーヒットに封じ込めリベンジに成功した。 しかしゲームは味方打線が沈黙し、悔しい敗戦。本人は「先制点を与えてしまい、結果チームが負けてしまったことが悔しいです。意識はしてきましたが、より強く先制点を与えない投球というものを意識して取り組んでいきたいです」とくちびるをかんだが、三浦大輔監督は「前回登板後からこの日に合わせてくれていましたし、しっかり投げてくれた。丁寧に大胆にしっかり投球ができていたと思います」と賛辞を惜しまなかった。 現在10勝と、三浦現監督以来となる2回目の2桁勝利を達成している大貫は、チームで唯一先発ローテーションを守り続け斎藤コーチも「先発陣では最大の貢献者だと思っています」と評価するなど信頼度は抜群。本人がよく口にする「長いイニングを投げないと」との課題も、登板間隔を空ければ、今回のように7回を投げきることも可能と証明してみせた。 この日の敗戦で首位とのゲーム差は7.5に広がってしまい、スワローズにはマジックが点灯。現実的に逆転優勝は非常に厳しい状況となってしまったが、まだポストシーズンが控えている。8月下旬のスワローズ戦では、3連戦で2打席しかアウトに取れなかった村上を、今回しっかり抑えた大貫が、この先のリベンジへのキーマンとなる。取材・文・写真 / 萩原孝弘
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スポーツ 2022年09月12日 17時10分
DeNA・三浦監督に強力援軍が登場! “顔面凶器”小沢仁志がチームに喝「気合い入れていけや!」
俳優の小沢仁志が11日に横浜スタジアムで行われたスワローズ戦の試合前に登場。親交の深い三浦大輔監督が率いるベイスターズを応援すべく、優勝を争うチームに活を入れた。 >>全ての画像を見る<< 『I☆YOKOHAMA SERIES』スペシャルユニフォームに、来年公開される自身還暦記念映画『BAD CITY』の公開日“1・20”の番号を背負って登場した小沢は「今日の試合のために一つ提案がある。番長、1球勝負しようか」とサプライズ提案。三浦監督も応じバットを手にバッターボックスに入ると、小沢も力強いフォームからストレートを投げ込むもアウトコース高めにすっぽ抜け。お互いに納得がいかず、もう1球のおかわりが実現し、三浦監督が高めのボールをショート付近に飛ばし「ナイスバッティング」と称えた。 その後もドスの利いた声でスターティングメンバーの呼び出しを行い「気合い入れていけや!横浜反撃や!」と闘志を注入してグラウンドを後にした。 その後、報道陣の取材に応じた小沢は「ど真ん中にストライク投げたかったけどね…1球目は編集してくれな」と笑いを誘い「マウンドの傾斜もあって難しいね。ハマスタはちょっと高めだね。人が多いのは緊張しないけど、1球勝負がね。ワンバウンドしちゃいけない、高めもいけない。だからボールになっちゃうんだよね。でも楽しかったですよ」と笑顔。「数年前から食事やゴルフで親交があり、撮影現場にも来る」間柄の三浦監督との対戦には「番長は言えば絶対出てくるから。ハマスタを盛り上げるために来たんだからさ。それは出てこないと。できれば俺とおんなじリーゼントで来てほしかったな」としてやったりの表情を見せた。監督には「こんだけやって負けたら、次おごりなって言いました。たいていおごりだけど」と笑わせた。 最後に「まずはベイスターズがここから逆転優勝めざして、負けられない日々が続くんで。まずはベイスターズに逆転優勝してもらって、その流れで『BAD CITY』の成功につなげる」とし「横浜反撃を掲げてきましたからね。逆転優勝したときは、必ず皆さんは、今日があったからこそって言っといて」と猛アピールした。その後も最後まで試合を観戦し、ベイスターズと番長へ熱い思いを届けていた。取材・文・写真 / 萩原孝弘
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スポーツ 2022年09月12日 15時30分
日本ハム・清宮に「何回やらかすつもりだ」呆れ声 無人の一塁にためらいなく送球、止まらない軽率ミスに批判
11日に行われ、日本ハムが「0-3」で敗れた西武戦。「6番・一塁」で先発した日本ハムのプロ5年目・23歳の清宮幸太郎のプレーがネット上で物議を醸している。 問題となっているのは、「0-3」と日本ハム3点ビハインドで迎えた8回裏無死でのこと。打席の西武・源田壮亮は、カウント「0-1」からの2球目にセーフティバントを敢行。一塁方向に転がった打球は清宮が捕球したが、捕球時点で投手・玉井大翔、二塁手・上川畑大悟の2名はどちらもベースカバーに入ることができていなかった。 にもかかわらず、清宮はちゅうちょなく無人の一塁へ送球。ボールはカバーに向かっていた玉井、上川畑の間、打走・源田の前方を通過しツーバウンドで一塁ファールゾーンのフェンスに直撃。源田は一塁で自重したが、二塁に進まれる可能性もあった悪送球となった。 >>日本ハム・清宮に「何一つ進歩がない」と批判 新庄監督が暴露、入団時からの“悪癖”はまだ治らず?<< この清宮のプレーを受け、ネット上には「なんだ今の清宮、カバー間に合ってのに投げるのは軽率すぎるだろ」、「誰も捕れずに源田に当たりかけててヒヤッとした」、「投げるなら投手、二塁手のどちらかに投げて源田と競争させるべきだったのでは」、「また変なミス犯したのか…何回不用意なプレーやらかすつもりだよ」といった呆れ声が相次いだ。 「今季の清宮は開幕から攻守で軽率なプレーが頻発していますが、ここ1か月はひときわ目立つようになってきています。8月10日・西武戦では二塁へスライディングした際に勢い余って源田と交錯し、審判団は危険なスライディングとしてセーフからアウトに判定を変更。また、同月24日・オリックス戦では一塁ファールゾーンに上がった力ない打球の目測を誤り捕球失敗、同月31日・西武戦では平凡な一ゴロにグラブを出すも空振りし後逸とそれぞれ守備ミスを犯しています。昨季一度も一軍に上がれなかった清宮は、2年ぶりに一軍でシーズンを戦う中で疲労がたまってきている可能性も考えられますが、この調子が続くようだと無駄なピンチや失点はもちろん、自身・他選手を故障させる展開も招きかねないと心配しているファンも少なからずいるようです」(野球ライター) 疲労の影響なのか、8・9月は11日終了時点で「29試合・.135・2本・10打点」と打撃もサッパリの清宮。それでも同期間を含め今季は二軍落ち0回と、新庄剛志監督ら首脳陣から大きな期待を受け続けているが、今季残り16試合で期待に応えるような奮起を見せることはできるのだろうか。文 / 柴田雅人
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スポーツ 2022年09月12日 11時30分
永田裕志デビュー30周年記念試合でグレート-O-カーンに敗れるも「今日負けて悔しいと思った」
新日本プロレスは11日、『バーニング・スピリット』千葉・東金アリーナ大会を開催した。メインイベントでは、永田裕志デビュー30周年記念試合として、永田がグレート-O-カーンと対戦した。 試合は奮闘するも、オーカーンのエリミネーターを返せず敗れてしまったが、試合終了後には永田のデビュー30周年セレモニーが行われ、棚橋弘至を筆頭に本隊の選手がリングイン。選手会を代表して棚橋から花束が、そしてスペシャルセコンドの小島聡からも写真パネルが贈呈された。また、一昨年2月に引退した中西学さんからも花束とお祝いのメッセージが贈られ、VTRでは武藤敬司、秋山準からもお祝いのメッセージが贈られた。さらに、サプライズとして藤波辰爾が登場。藤波から花束とメッセージを贈られると、永田も「まだまだ永田裕志は闘っていきたいと思います」と地元・東金に集まったファンに挨拶。そして来年の東金大会の開催も予告すると、最後はゲストと観客たちと共に「1、2、3、ゼアッ!」を決めて、東金大会を締めくくった。 バックステージで永田は「ありがとうございました。いやぁ、まだまだ行けるつもりでグレート-O-カーンと試合してみて……まぁ強いですね、オーカーン。あいつはほんとに、あいつの潜在能力は俺自身がよくわかってるつもりなんで。あえて今回、シングルマッチの相手に指名してやりましたけどね。あれ、まだまだ強くなりますね、ほんとに。あんな顔して、あんな風貌してますけど、ほんとに新日本プロレスの伝統的な闘いができる男だし、まだまだ強くなると思います。でも今日、ほんとオーカーンと闘って、俺もまだまだ。今日負けて悔しいと思ったんでね。悔しいと思えたのでね。“こんチキショー”って。決して勝てない相手ではない。負けたけど、勝てない相手ではないとおわかりましたんで。そん中でまだまだ自分が強くなろうという意欲をね、出してくれた相手だったんで。良かったです、今日シングルマッチやって。久々に新日本での闘いをこういう形で。そんなとこですかね」とコメント。悔しさを滲ませたところに、まだまだ消えぬ永田の闘志を見えた。今後はIWGP世界ヘビー級王座獲りも視野に入れていくという。◆新日本プロレス◆『バーニング・スピリット』2022年9月11日千葉・東金アリーナ観衆 1200人▼永田裕志デビュー30周年記念試合(30分1本勝負)●永田裕志(21分41秒 片エビ固め)グレート-O-カーン○※エリミネーター(どら増田)
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スポーツ 2022年09月12日 11時00分
大谷翔平、MVP争いに急展開?「賞レースから締め出すのは宜しくない」現地で強まり始めた論調とは
大谷翔平(エンゼルス)のMVP争いに“新説”が登場した。ライバル、アーロン・ジャッジ(ヤンキース)とタイトルを分け合うというものだ。 日本時間9月12日のアストロズ戦は、2番・DHで出場した大谷の34号2ランで幕を明けた。しかし、試合は4対12で完敗…。「孤軍奮闘」は今さらだが、前日の同カードで「投手・大谷」はちょっとしたアクシデントに見舞われた。 >>『サンモニ』関口宏、大谷翔平の野球は「ベーブ・ルースの時代とは違う」比較報道を疑問視し物議<< 「右手指のマメがつぶれ、緊急降板しました。試合後、『次回の先発登板に影響がない』とするネビン監督代行の言葉に、報道陣もホッとしましたが」(米国人ライター) 「規定投球回数」に到達する可能性があるからだ。 大谷は5回で降板。この時点での投球イニング数は、141回。ネビン監督代行の言葉通り、17日(現地)も先発できるのであれば、「規定回数の162回」に届くだろう。 すでに「規定打席数」には到達している。投打の両方で規定数に到達すれば、史上初の快挙となる。まさに“二刀流の究極スタイル”であり、MVP争いで「大谷推し」の米記者たちの根拠ともなっている。 こうした「投手・大谷」の規定回数到達への関心が高まる中、こんな声が出始めた。 「米スポーツ専門チャンネル・ESPNがMVPの投票権を持つ記者にアンケートを行ったんです」(前出・同) ユニークな回答があったという。 「MVPはジャッジ、大谷を賞レースから締め出すのは宜しくないから、サイ・ヤング賞で投票する」と――。 ア・リーグMVPは、ジャッジか、それとも、大谷? この激論は過熱していくばかりだったが、関係者たちはミョ~に納得していたという。 大谷の投手成績は、右手指のマメで降板した時点で、12勝8敗、防御率2・55。QS率58・3%。サイ・ヤング賞はシーズンで最も活躍した投手に与えられるものだ。 前年のア・リーグ同賞に輝いたロビー・レイ(ブルージェイズ、現マリナーズ)は「13勝」だったが、193・1イニングを投げている。また、同賞の今季の最有力候補は、16勝3敗、防御率1・84のジャスティン・バーランダー投手(アストロズ)とされ、規定回数にギリギリで到達する大谷の投手成績では、どうしても見劣りがしてしまうが…。 「おそらく、大谷はサイ・ヤング賞の最終候補に残ると思われます。ジャッジとのMVP争いで大谷の投手成績が加算されるように、サイ・ヤング賞では『打者成績』がプラスポイントになりそう」(前出・同) 定義に則れば、サイ・ヤング賞は投球成績だけを評価して選ぶもの。しかし、投票する記者陣も“野球ファン”なので、二刀流がもたらすインパクトに左右されるかもしれない。 「MVPとサイ・ヤング賞の両方を大谷が受賞することになったら(笑)」(現地メディア) いっそ、特例でMVPはジャッジと大谷のダブル受賞にしたら? ジャッジもスゴイ。バーランダーも素晴らしい活躍を見せてくれた。「投手・大谷」が規定回数に近づいたことで、賞レースはさらに混乱を極めそうだ。(スポーツライター・飯山満)
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スポーツ 2022年09月12日 10時50分
鈴木みのると初対決の青木真也「もうちょっと追いかけ続けたい」と継続対戦を示唆!
DDTプロレスが10日、大阪・西成区民センターで『竹下幸之介デビュー10周年記念興行~西成ベイブルース~』を開催した。セミファイナルでは、総合格闘技で世界を制した青木真也と“プロレス王”鈴木みのるのタッグマッチが実現した。 みのるを意識したのか、黒のショートタイツで登場した青木はHARASHIMAと組み、みのるは坂口征夫との異色タッグを結成。試合は青木とみのるが先発。2人はスリリングなレスリングの攻防を展開。さらに青木が裏アキレス腱固めで捕獲すると、エスケープしたみのるは場外戦へ移行してイス攻撃。 ラフな攻撃で優位に立ったみのるはリングに戻ると、スリーパーで絞め上げ、ゴッチ式パイルドライバーを狙うも、これを回避した青木はワキ固めで切り返し、ミドルキックの連打から、飛びつき逆十字で捕獲。みのるはこれをエスケープして逃れる。 お互いにタッチをして、HARASHIMAと坂口に替わると、HARASHIMAがハイキック、リバースのフランケンシュタイナー、串刺し蒼魔刀と大技を連発。すると坂口が飛びつき三角絞めで応戦。さらにハイキックの相打ちをすると、これを制した坂口が神の右膝を叩き込みカウント3。試合後も青木とみのるは場外で首をつかみ合うなど、続きを期待せずにはいられない展開となった。 これまで、みのるを標的にしてきた坂口は「追いかける立場として、追いかけてる人間が隣にいると、こういうもんなんだと実感した。勝ったけど悔しいね。もっと鈴木みのるを食ってやりたかった。竹下の10周年で今日だけは目をつぶろうかと。この先、10月1日に、DDTじゃないけど、(WILD ONEで)やり合う試合もある。組んでても、やり合っても鈴木みのるを食ってやりたい。ますますその気持ちが強くなった。食っていかないと生き残っていけない」とみのるへの気持ちは変わらない様子。青木は「鈴木みのるを触ってみて、なんか強さの向こう側とか、めざしているものの先にあるようなものがちょっと掴めたような気がする。それをもうちょっと追いかけ続けたい」と今後の闘いに含みを見せた。◆DDTプロレス◆『竹下幸之介デビュー10周年記念興行~西成ベイブルース~』2022年9月10日大阪・西成区民センター観衆 487人(超満員)▼スペシャルタッグマッチ(30分1本勝負)鈴木みのる&○坂口征夫(15分57秒 片エビ固め)HARASHIMA●&青木真也※神の右膝(どら増田)
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スポーツ 2022年09月11日 11時00分
巨人・中田に「人格変わった?」驚きの声相次ぐ 先輩に「殺してみいオラァ!」と激怒、キャリアも狂わせた過去とは決別?
6日に行われた巨人対DeNA戦。「1-2」で巨人が敗れたが、試合結果以上に話題となったのが巨人のプロ15年目・33歳の中田翔の態度だった。 「1-1」と両チーム同点の8回裏1死一塁。中田はDeNA2番手・エスコバーのストレートを左手甲に受けたが、心配そうに近づいてきたエスコバーをうなずきながら左手で制止するなど冷静対応を見せ出場を続行。ネット上には「性格的に絶対怒るだろうと思ってたから意外すぎる」、「中田がこんな紳士的な対応を見せるなんて…人格変わったか?」といった驚きの声が多数見られた。 >>巨人・中田、深刻低迷の危機? 突然のアクシデント対応に称賛も、心配相次ぐ<< 「中田はこれまで日本ハム(2008-2021)、巨人(2021-)でプレーし通算282本塁打(6日終了時点)と放っている右の大砲ですが、プロ入り前の大阪桐蔭高校時代からやんちゃで親分肌な性格の持ち主であることが知られています。2016年1月8日放送の『ダウンタウンなう』(フジテレビ系)では高校時代に偉そうな先輩を乾燥機の中に頭から突っ込んだことがあると明かし話題となりましたが、プロ入り後もこうした素行不良な一面はたびたびファンを騒がせています」(野球ライター) 同番組での中田は高校時代の衝撃エピソード以外にも、2011年シーズンのある試合後に先輩選手とささいなことから「お前誰に口聞いてんねん、殺すぞ!」、「殺してみいオラァ!」と口論を展開したことを告白している。 また、2017年4月29日・日本ハム対楽天戦では、左太ももに死球をぶつけてきた楽天・美馬学(現ロッテ)に「オラァ!」と口走りながら詰め寄り、両チーム一触即発の事態を誘発。美馬には2013年に骨折につながる死球を受けていること、その死球について後日美馬が「避けようとすれば避けれる」と語ったことが伏線になったとされているが、「ガラが悪すぎる」と冷ややかな見方をするファンも少なくはなかった。 さらに、2021年8月4日のエキシビションマッチ・DeNA戦前には、同僚選手1名に顔面や胸部を殴打するなど暴力行為を働いたとして、同月11日に球団から当面の間の出場停止処分を受ける。不祥事を受けた栗山英樹監督(当時/現侍ジャパン監督)は「正直、このチームでは(プレーを続けるのは)難しい」と放出を示唆し、実際に同月20日に無償トレードの形で巨人へ放出された。 「若手~中堅にかけなかなか態度が改まらなかった中田ですが、各報道などでは2012~2021年にかけチームを指揮した栗山監督が中田に甘く、面と向かって厳しいことをほとんど言わなかったことで態度が増長していったとされています。同僚への暴力騒動も、周囲から素行面をとがめられずに過ごしてきた日々が積み重なった結果だったのでしょう。ただ、球界以外にも波紋を広げ猛バッシングを受けた暴力騒動は相当効いたようで、巨人入り後はこれまで特にこれといった問題は起こしていません」(同) 巨人入り後は今回話題となった死球への冷静な対応以外にも、後輩・秋広優人の自主トレ同行志願を快く受け入れ面倒を見る(2021年オフ)、不調で4番を外された岡本和真を「4番は和真の席。戻ってくるまでみんなでカバーしながらやっていく」と気遣う(2022年8月)といったエピソードも伝えられている中田。キャリアをも狂わせた素行面の問題を意識して改善しようと努めているのかもしれない。文 / 柴田雅人
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スポーツ 2022年09月10日 11時00分
阪神・大山「絶対後悔させてやる」ファンの仕打ちに激怒! 6年経っても恨みは消えず? プロ入り前に起きた悲劇とは
10月20日に開催が予定される今年のプロ野球ドラフト会議。無観客開催となることが決まったと9月5日に報じられ、ネット上のファンの間で話題となった。 報道によると、NPB側は2019年以来3年ぶりとなる有観客開催をここまで検討してきたというが、新型コロナ感染拡大の第7波は予断を許さない状況が続いているとして今年も無観客継続を決定。ネット上には現地で見られないことを惜しむ声が相次いだが、中には「今年もモラルの無いファンが選手を傷つけるリスクを回避できた」、「第2の大山が生まれるくらいならずっと無観客でいい」といった賛同のコメントも少なからず見られた。 例年都内のホテルで行われているドラフトは、2009年から抽選で選ばれたファンを無料招待するという形で有観客開催が実施されている。指名や抽選の度に会場から沸き上がる歓声やどよめきはドラフトの風物詩となっているが、2016年ドラフトでは場内の反応が他ファンや当事者の選手に波紋を広げる出来事が起こっている。 >>阪神戦の審判、監督押しのけ選手に肉薄!「前代未聞」と批判殺到、西武・中村とのトラブル以前にも問題<< 問題の反応が起こったのは、阪神がドラフト1位を指名した直後のこと。阪神は創価大・田中正義(現ソフトバンク)、桜美林大・佐々木千隼(現ロッテ)のどちらを1位指名するのか検討を重ね、佐々木を1位指名する結論に至ったと伝えられていた。ただ、迎えたドラフトでは事前報道で1位候補に挙がっていなかった白鷗大・大山悠輔を1位指名した。 この直後、会場内からはノーマークの選手が1位指名された困惑からか、それとも1位で取るほどの選手ではないという不満からか、「えぇー!?」と悲鳴にも似たような大ブーイングが噴出。金本知憲監督(当時)ら阪神関係者は特に表情は変えなかったが、ネット上のファンは「大山指名への露骨な拒否反応エグすぎ」、「いくら不満だろうとこの仕打ちはちょっと酷すぎないか」と騒然となった。 大山は侍ジャパン大学代表の一員として参加した2016年の日米大学野球で4番を張るなど強打の三塁手として鳴らしたが、同大会で15打数2安打と振るわなかったことなどから、ドラフト前時点ではどの球団も指名するなら2位以下で、1位の枠は割かないだろうという見方が大半だった。金本監督はスカウトから2位で確保可能として大山を推薦されたが、ソフトバンクが外れ1位、西武・オリックスが2位で指名するかもしれないという情報があったことなどから急きょ指名順を前倒ししたことを後年に明かしているが、会場の観客としてはなぜ1位枠を無駄につぶしたのかという思いが強かったようだ。 勝手に値踏みされ不当にブーイングを受けた形の大山だが、阪神入り後は昨季までに「580試合・.266・81本・318打点」といった数字を残し、今季も「108試合・.273・23本・80打点」(5日時点)と中軸として申し分のない成績をマーク。ストイックで人一倍責任が強い性格も相まって、ファンの間でもトップクラスの人気を誇る中軸に成長した。 ただ、本人の中には2016年ドラフトで感じた悔しさや怒りは今も強く残っているようで、通算100本塁打を達成した7月3日・中日戦後の報道ではプロ入りからここまでの歩みを振り返る中で「あそこで悲鳴を上げた人全員を後悔させてやるんだという感情は今も持っています」、「あの時の悔しさは、僕が野球を引退するまで常に持ち続けていたい気持ちの一つ」と、約6年がたつ現在も根に持っている旨を明かしたと伝えられた。 観客の心無い反応が、大山の心に今なお残る傷を負わせた2016年ドラフト。このような悲劇を繰り返してはならないとして無観客継続を望んでいるファンも少なくないようだ。文 / 柴田雅人
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スポーツ 2022年09月09日 20時00分
J1神戸のイニエスタがブランド立ち上げ、第一弾のスパイクをお披露目「日本での生活は私の人生の一部」
J1神戸に所属する元スペイン代表のアンドレス・イニエスタが8日、東京・国立競技場で自身のサッカーブランド「Capitten(キャピテン)」をお披露目した。 >>全ての画像を見る<< イニエスタは、フットウェアクリエイターの井上晋平氏ら日本の靴職人と本ブランドを立ち上げ、第一弾の商品であるスパイクらをこの日報道陣に紹介。ブランド名の「Capitten」の末尾の「en」が、日本語の「縁」に由来していることも明かした。 イニエスタは「今年これを立ち上げることができたのは良かったです。アンビシャスなプロジェクトだと思っています。この日を迎えることができて本当に嬉しい」と笑顔でコメント。「去年までは他のメーカーとの契約があり、それが終了しないと、今回のような自分のブランドのプロジェクトを立ち上げることは難しかった。でも、わたしはいつも自分のブランドを作りたいと思っていたのです」とブランドの立ち上げが念願であったとコメント。 第一弾のスパイクは白と青がキーカラーになっている。「ファーストエディションとなる今回は、色にも意味合いを持たせたいなって思っていたんです。見た時に非常に綺麗で、エレガントな、そして履き心地のいいものをめざしました」とこだわりを紹介。「8は私のラッキーナンバー」と限定エディションであるサイン入りスパイク(8万円+税)をこの日から888足限定で販売することも嬉しそうに発表した。 有力ブランドと組んでの発表ではなく、日本の職人をパートナーに選んだことについては「誰と働くのか、どこで行うかは深く考えたことはありませんでした。道で行き交う人、そういう人たちにもご縁があると思っていた。私は信頼がある人と何かが作りたかった。成長したいと思っている人と何かがやりたいと思って今回のパートナーを選んだ」とイニエスタは説明。 自身にとって日本は特別な国であることも強調する。会見場に国立競技場を選んだのは、そこが19年に天皇杯優勝を決めた思い出の場所であることを説明し、「日本での生活は今や私の人生の一部になっています。全てが関わりあって、今日の日を迎えていると思います」と日本への思いを述べる。今後の展望について問われると、「遠い将来のビジョンは持っていない」としつつも、世界での販売も目標にしていることを明かし、「これが世界展開できるような履き心地の良いシューズになるか、今後、世界展開の視野も持ちながら見守っていきたい」と嬉しそうに話していた。(取材・文:名鹿祥史)
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スポーツ 2022年09月09日 19時30分
二軍降格のソフトB・松田、このまま退団・引退? 藤本監督の決断に心配の声も「愛想尽かされかねない」
8日に行われ、ソフトバンクが「3-7」で敗れた楽天戦。同日試合前に二軍降格となったソフトBのプロ17年目・39歳の松田宣浩にまつわる藤本博史監督のコメントがネット上で物議を醸している。 報道によると、藤本監督は試合後に応じた取材の中で、松田の今後について「これで終わりじゃない。また二軍の試合に出て状態が上がったら、9月下旬にも代打とかの形で来てもらう可能性もある」とコメント。終盤戦の戦力構想から外したわけではなく、二軍成績次第では早期の再昇格もあり得るという旨を明かしたという。 今季の松田はコロナ抹消期間(7月29日~8月5日)を除いては一軍に同行してきたが、成績は「43試合・.204・0本・7打点」(8日試合前時点)とサッパリ。成績不振もあり終盤戦のタイミングでの抹消となったが、藤本監督はチームの精神的支柱であり、代えの利かないムードメーカーでもある松田にはできるだけ早く復調して戻ってきてもらいたいと考えているようだ。 >>ソフトB・松田に球界OBが苦言「見てて情けない」 長引く不振は気持ちの問題? 藤本監督の起用法に一因と指摘も<< この藤本監督のコメントを受け、ネット上には「最終盤でお呼びがかかるようになんとか結果を出してほしい」と松田の奮起を願う声が上がったが、中には「じゃあ二軍でも結果を出せなければいよいよ終わりってこと?」、「監督は発破をかけてるつもりなんだろうが、この時期の二軍降格は松田の心証悪くしそうで怖い」、「今オフも大幅減俸は確実だろうし、昨オフとは違って本当に愛想尽かされかねないぞ」と今後の展開を心配するコメントも見られた。 「松田は2006年のプロ入りからチーム一筋でプレーし通算301本塁打をマークしている強打の三塁手ですが、ここ2年はどちらも10本台の本塁打と不振。2年契約が切れた昨オフの契約更改では球団史上最大タイの年俸3億円減(4億5000万円→1億5000万円/推定)という査定を受けましたが、松田は更改後会見の中で『合意に至るまでは、相当な時間がかかった』、『(退団の可能性も)ゼロではなかった』と、提示を蹴ってチームを去る選択肢も検討したことを公言しファンをざわつかせました。今季は昨季以上に成績や三塁手としての序列が下がっている状況で二軍行きとなったわけですが、昨オフの経緯もあり、ファンの間では今回の処遇は松田のモチベーションに大きく関わる、場合によっては今オフ限りの退団や引退を決断する展開になると心配する意見は少なからず見られます」(野球ライター) 8日終了時点でパ・リーグ首位に立つものの、2位西武、3位オリックスとはゲーム差なしと三つどもえの争いを展開しているソフトバンク。大混戦の中で松田は一軍に帰ってくることができるのか、二軍での動向には要注目だ。文 / 柴田雅人
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2021年10月13日 23時00分
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2021年10月13日 22時30分
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中日・柳の試合後コメントに「根に持ってるのか」の声 同僚のミスをベンチ裏でも揶揄? 別の思惑もあったか
2021年10月13日 19時30分
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2021年10月13日 11時30分
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東京女子プロレス山下実優「チャンピオンとして強くなきゃいけないっていう決意も改めて強くなった」
2021年10月13日 10時50分
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スポーツ
DDTヨシヒコが不穏な動き!10.12後楽園で何かが起こる?
2021年10月12日 11時30分
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巨人、ドラフトの本命は1位ではなく2位だった? 指名当日の異例登板で実力を証明か
2021年10月12日 11時00分
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FMW-E10.24鶴見のメインの試合形式がさらに過激に変更!大仁田厚「電流爆破の原点に回帰じゃ!」
2021年10月12日 10時50分
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堀田祐美子が青木真也戦に手ごたえ!「経験の差が出るんじゃないですか」
2021年10月11日 22時30分
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巨人、ドラフト1位の人選に不満の声「何を考えてるのか」 堀田・平内の二の舞に? 指名直後の酷評に苦言も
2021年10月11日 20時20分
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元巨人・上原氏、指導者オファーを受けていた?「ジャイアンツ以外からはお話がある」松井氏に明かした裏話に驚きの声
2021年10月11日 18時30分
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DeNA・三嶋、3連戦3連投で勝ち越しに貢献! 三浦監督もクローザーの復権を評価「大きな収穫だったと思います」
2021年10月11日 17時30分
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ソフトB・千賀の試合後コメントに怒りの声「思いやりの心は無いのか」 反省は口だけだった? 死球直後の態度から批判
2021年10月11日 15時30分