スポーツ
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スポーツ 2022年09月19日 11時00分
大関・貴景勝、琴ノ若だけを2場所連続でボコボコに! 原因は舐められた恨み? 報復合戦勃発に期待も
14日に行われた大相撲9月場所4日目。今場所3勝目を挙げた大関・貴景勝の相撲がネット上のファンを騒然とさせた。 貴景勝はこの日平幕・琴ノ若と対戦したが、立ち合い直後に左に動きながら顔面に張り手を見舞うと、そこからさらに5回以上顔面張り手を連発し体勢をぐらつかせ、最後は右のど輪で土俵下に押し出し勝利。ネット上には「あまりにも取り口が暴力的すぎて嫌いになった」、「先場所みっともないって叩かれたのにまたやったのか」といった批判が相次いだ。 >>大関・貴景勝戦、敗れた力士が土俵下で逆ギレ? 花道取材も拒否の真相は 取組直後の表情が物議<< 貴景勝は7月場所3日目の琴ノ若戦でも乱暴な相撲を見せたとして問題視されている。同戦は立ち合いの攻防を経てお互い少し距離をとったところで、貴景勝が琴ノ若の顔面に右フックのような強烈な張り手を見舞う。「バチンッ!」と大きく響いた音に場内がどよめく中、貴景勝は右方向に大きく体勢をグラつかせた琴ノ若をそのまま土俵外に押し出した。 さらに、貴景勝は琴ノ若の両足が出て勝敗が完全に決した直後、なおも左腕で琴ノ若の胸を一度強く突くなどダメ押しのような動作も見せる。本人は「あまり覚えていない」と取組後取材で詳細は語らなかったというが、ネット上のファンは「大関が格下相手にやるのはみっともない」、「張り手もダメ押しも見苦しくて失望した」といったバッシングを浴びせた。 2場所連続で琴ノ若戦の取り口が物議を醸した貴景勝だが、他の力士に対しては顔面張り手、及びにダメ押しのような仕草はあまり見せたことがない。この点も疑問視するファンも少なくないが、一部からは先々場所までの対戦内容に理由があるのではと憶測も上がっている。 「貴景勝は通算で5回(2021年9月,2022年3~9月)琴ノ若と対戦していますが、2021年9月、2022年3、5月の対戦でそれぞれ琴ノ若から顔面張り手を食らっています。また、2022年3月の対戦では立ち合いいきなりの張り手から変化という奇襲を食らい、勝利はしたものの花道を下がる際に通路の金網フェンスを左手で1度強くたたくなど、怒りをあらわにしました。角界では張り手や変化は反則行為ではありませんが、古くから格下の力士が格上に行うのは好ましくないという不文律があるとされています。ファンの中には貴景勝が琴ノ若に乱暴すぎる攻めを見せるのは、番付上は格下で、埼玉栄高校時代の1年後輩でもある身分で不文律を破ったことを問題視したからなのではという見方も少なからずあります」(相撲ライター) 今回の対戦で口からの流血を強いられた琴ノ若に対しては、一部から「上をめざすならこれに屈さず、逆に張り返すぐらいの気合を見せろ」と“報復”を期待する声も寄せられている。遺恨がさらに深まることはあるのか、次回対戦にも要注目だ。文 / 柴田雅人
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スポーツ 2022年09月18日 11時00分
日本ハム・新庄監督、清宮に最後通告?「ちょっと情けない」本人も攻守低迷に危機感か
「ちょっと数字が情けないのですけど、残りの試合で振り絞ってもっと見栄えのいい成績を残したい」 9月13日、千葉ロッテ戦終了後、お立ち台に登った清宮幸太郎のコメントだ。 この日、2本のホームランを放ち、自己最多の5打点を記録、チームの11対3の快勝に貢献した清宮。試合のヒーローとして語った言葉には、自身の成績への反省と奮起を期する意志が込められていることは明らかだ。 今季、開幕から低迷が続く日本ハムの中で、レギュラーとしての起用が続いており、プロ5年目にして、初めてシーズンを通しての出場が続くものの、その評価は決して高くはない。 期待され続ける打撃では、本塁打こそチームトップに立つ15本を記録し、長打力の片鱗を覗かせているものの、打率は規定打席到達者の中で最下位となる2割0分台という低打率に喘いでいる。中軸としては致命的な数字であり、まさに指揮官・新庄剛志監督の「我慢の起用」を続けていることが窺える。 そのBIGBOSSは今月に入り、「これだけチャンスを与えて打率2割2分以下の選手はつかめなかったとしか判断できない。これは自分のせい。来年のレギュラーは厳しい」として、名指しこそしなかったものの、「チャンスを与えた」打者に対して苦言を呈している。背番号21に向けられた言葉であることは明らかだ。 一方で守備でも、簡単なフライの落球や、ゴロ処理の不安定さも変わらないなど、チームの士気にも響く軽率なプレーが目立っている。現在までの失策数9という数字以上に、フィールディングも精彩を欠き続けている印象だ。 プロ5年目、打撃、守備とも更なる向上が求められており、今季もBクラスが確定するなど低迷が続く日本ハムを、来季以降上位に押し上げるための主力としての期待も寄せられている。今季の首位打者獲得が有力視される松本剛、清宮に次ぐ14本塁打を記録している万波中正らとともに、今後のチームの「顔」としてさらに飛躍を遂げなければならない。 残り試合数を踏まえても、自身初のシーズンを通しての規定打席クリアも可能であるものの、ここからどれだけの数字を残せるかは定かではない。1982年の巨人・山倉和博以来の「打率1割台」打者として記録が刻まれる可能性も残されている。果たして、本人が語るような「見栄えのいい成績」に少しでも近づくことは出来るだろうか。(佐藤文孝)
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スポーツ 2022年09月17日 11時00分
悪質ヤジで物議のヤクルト・森岡コーチ、2年前は被害者だった?「もう一発はアカンやろ!」乱闘騒ぎ招いた広島とのトラブル
12日に行われたヤクルト対DeNA戦。「1-7」でヤクルトが敗れたが、試合結果以上に話題となったのがヤクルト・森岡良介一軍内野守備走塁コーチのヤジだった。 同戦のヤクルトは8回表に主砲・村上宗隆が死球を受けて途中交代するアクシデントに見舞われたが、森岡コーチは怒りが抑えられなかったのか、その裏のDeNA主砲・佐野恵太の打席中に「当ててもいいんだぞこっちは!」と死球を匂わせるようなヤジを飛ばす。ネット上には「村上の仕返しするぞって佐野をヤジるのは神経を疑う」、「死球いくぞってヤジにキレた2年前とやってること真逆じゃないか」といった批判が相次いだ。 故意・報復死球を示唆するようなヤジでひんしゅくを買った森岡コーチだが、2年前の2020年10月3日・ヤクルト対広島戦では、今回とは逆に死球を匂わせる敵ベンチのヤジに激怒している。 >>ヤクルト・村上の表情に「相当キレてそう」と指摘 三振判定後の一幕が物議、審判の過剰なジェスチャーに批判も<< 問題が起こったのは、「0-13」とヤクルト13点ビハインドの8回裏。この回ヤクルトは1死一塁の場面で、広島2番手・菊池保則から左ふくらはぎに死球を受けた青木宣親が負傷交代。1死一、二塁となった後に山田哲人が打席に入ったが、この際に広島ベンチから「いったれもう一発、いったれいったれ!」と、山田にもぶつけろと言わんばかりのヤジが飛んだ。 すると、これを聞いた森岡コーチは「もう一発はアカンやろオラ! 当てといてなんじゃコラ!」と激怒しながら、自軍ベンチを飛び出し広島ベンチへ詰め寄ろうとする。後を追うように両軍ベンチから選手・コーチが飛び出すと、本塁後方付近で両チーム入り乱れるなど一触即発の事態に発展した。 場内も騒然としたこの乱闘騒ぎはヤクルト・高津臣吾監督、広島・佐々岡真司監督が1分ほど話し合いの場を持った後に沈静化したが、審判団は両チームがベンチに引き揚げた後に警告試合を宣告。試合は「2-13」とヤクルト劣勢のまま終わったが、両チームに後味の悪さが残る一戦となった。 また、試合後に取材に応じた高津監督が「詳しいことはね」、佐々岡監督も「それはいろいろあること」と詳細をほとんど明かさなかったことから、ネット上では広島側の誰がヤジを飛ばしたのか憶測が過熱。「ブルペンにいた選手は距離的にヤジを飛ばせないだろう」、「ヤジは流ちょうな日本語だったため助っ人の可能性は低いのでは」といった推測を元に勝手に犯人扱いされる選手が相次いだ。 同戦に「6番・左翼」で先発していた広島・長野久義も、野球解説者・井端弘和氏(元中日他)が同年12月23日に自身の公式YouTubeチャンネルに投稿した動画に出演した際に“冤罪”をかけられたことを明かしている。動画によると長野は騒動が起こった時はベンチ裏でアイシングを受けていたため、誰がヤジの犯人なのかは全く分からず。ただ、試合後には「もう一発いけはアカンぞ」と自身が犯人なのではと勘繰って連絡してくる知人も一部いたため、「いや、僕じゃありません」と困惑しながら弁明に努めたと苦笑交じりに語っている。 2017年からヤクルトでコーチを務める森岡コーチは、中日(2003-2008)、ヤクルト(2009-2016)でプレーした現役時代から良くも悪くも熱い性格の持ち主として知られている。2年前の件も今回の件も、自軍選手を守ろうという気持ちが少々いき過ぎてしまったようだが、一部からは「昔吹っ掛けられてキレたくせに自分から仕掛けるなよ」といった呆れ声も上がっている。文 / 柴田雅人記事内の引用について井端弘和氏の公式YouTubeチャンネルよりhttps://www.youtube.com/channel/UCVhXntGHOpB4vnfkBdN5HlA
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スポーツ 2022年09月16日 20時30分
巨人・阿部コーチが選手に失言で「信頼関係壊れる」と批判 絶好機潰したDeNA戦の本音が物議
野球解説者・上原浩治氏(元巨人他)が15日に自身の公式YouTubeチャンネルに投稿した動画に、巨人・阿部慎之助一軍作戦兼ディフェンスチーフコーチが登場。巨人のプロ5年目・27歳の北村拓己にまつわる発言がネット上で物議を醸している。 9月10日・中日戦前の早出練習中に撮影された本動画で、阿部コーチは若手指導で感じた難しさや代打要員不足に苦労している現状などを語った。代打事情の苦しさを語る中で、阿部コーチは北村に代わり代打で打席に立ちたい場面が直近にあったと明かした。 >>巨人・阿部二軍監督が井納に激怒「全てぶっ壊した」 試合後インタビューでの酷評が物議、炎上KOにファンも嘆き「このままだと2億円がドブ」<< 阿部コーチが挙げた場面は6日のDeNA戦、両チーム「1-1」の同点で迎えた延長10回裏1死満塁。先頭・重信慎之介のヒットから絶好のサヨナラ機を作った巨人はここで北村が打席に入るも、DeNA4番手・入江大生の投球に対し1球もバットに当てることができず空振り三振。この後後続も倒れ3者残塁に終わったチームは、延長11回表に1点を勝ち越されそのまま「1-2」で敗れた。 北村が大チャンスをフイにしたこの場面について、阿部コーチは「あの満塁の北村の時行きたかったっすもん。『僕ダメですかね? 1打席限定で』って」とコメント。6日試合前時点で「.180・0本・1打点」とほとんど打っていない北村よりも、巨人一筋の現役時代(2001-2019)で「.284・406本・1285打点」といった通算成績を残した自身が打席に立つ方がマシではと考えていたことを笑い交じりに明かした。 今季は6日の試合以外にも自分が代打に立てればと思った場面はいくつかあったという阿部コーチだが、一軍の試合でプレーする資格は支配下・出場選手登録されている選手や選手兼任監督・コーチ以外にないため、専任コーチである阿部コーチの代打出場は現実には不可能。ただ、話を聞いていた上原氏はこのルールに触れつつも「(可能なら)全然アリやと思う」とうなずいていた。 この阿部コーチのコメントを受け、ネット上には「遠回しに北村は使えないって言ってるようで不快」、「いくら北村が打ってないとはいえ、引退から3年経つ自分の方が打てるっていうのは傲慢すぎないか」、「無関係のファンならまだしもコーチが言うのは冗談でもダメだろ、北村との信頼関係が壊れるぞ」といった批判が寄せられた。 北村に失礼すぎると非難が集まる中、一部からは打つべき手を打たなかったと指摘も上がっている。北村が三振を喫した延長10回裏1死満塁の場面だが、この時巨人ベンチには助っ人・ポランコ(.240・19本・49打点)がまだ残っていた。ネット上には「そんなに北村が信用ならないならポランコ使おうって原(辰徳)監督に進言すればよかったのに」、「打てる手打たなかったくせに、後から嫌味言うのは卑怯だと思う」といった意見も散見される。 北村に対する歯がゆさがにじんだような阿部コーチの発言だったが、モヤモヤを抱いたファンも少なからずいたようだ。文 / 柴田雅人記事内の引用について上原浩治氏の公式YouTubeチャンネルよりhttps://www.youtube.com/channel/UCGynN2H7DcNjpN7Qng4dZmg
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スポーツ 2022年09月16日 18時30分
大相撲中継、親方の過激発言に放送席爆笑!「偉い人に怒られそう」現役力士の裏側暴露し話題
15日に行われた大相撲9月場所5日目。NHK中継で初解説を務めた友綱親方(元関脇・魁聖)のコメントがネット上で話題となっている。 注目が集まったのは、平幕・碧山対平幕・阿武咲後の発言。碧山が阿武咲をはたき込みで下した取組終了後、実況アナウンサーは「(碧山とは)同じ1986年生まれですね? どんな思い出が残ってますか?」と向正面解説の友綱親方に話を振る。友綱親方は「仲良くさせていただいて、いい人でしたね」と、碧山は温厚な性格で仲が良かったとコメントした。 ただ、友綱親方はこの直後に「負け込むと怖いんですけどね、怒って」、「支度部屋帰ってくると、誰かを殺すんじゃないかなって顔をしてます。それぐらい気持ちが入ってますね」と、不調時の碧山は性格が変わることを過激な表現を交えて暴露。これを聞いた実況や正面解説・舞の海秀平氏(元小結)を大笑いさせた。 >>大関・貴景勝戦、敗れた力士が土俵下で逆ギレ? 花道取材も拒否の真相は 取組直後の表情が物議<< この友綱親方のコメントを受け、ネット上にも「今の友綱親方、しれっと爆弾発言してなかった?」、「相撲中継で殺すって単語を聞いたのは初めてかもしれない、ある意味放送事故では?(笑)」、「後で偉い人に怒られそうで不安だけど、視聴者としてはめちゃくちゃ面白かった」と面白がる声が相次いだ。 碧山にまつわるコメントで注目を集めた友綱親方だが、この日は中継中に一時“行方不明”になったことも話題となっている。幕内後半の関脇・豊昇龍対関脇・大栄翔戦後、実況はうまく圧力をかけられなかった大栄翔の立ち合いについて友綱親方に質問。ところが、友綱親方はお手洗いのためか、それとも親方業務のためか解説席を離れており反応がなかったため質問を取りやめた。友綱親方は直後の取組が終わった後までには解説席に戻ってきていたが、ネット上には「友綱親方が音もなく突然いなくなってて笑った」といったコメントも散見された。 2006年9月場所~2022年7月場所にかけ過ごした現役時代から、おおらかでユーモアのある性格が知られている友綱親方。引退・親方転向後もその人柄は健在のようだ。文 / 柴田雅人
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スポーツ 2022年09月16日 15時30分
大相撲、大関・正代に「勝つ気無いのか」呆れ声 格下相手の無気力相撲に批判、場所前アクシデントも悪影響か
15日に行われた大相撲9月場所5日目。今場所4敗目を喫した大関・正代の取組前後の様子がネット上で物議を醸している。 前日まで「1勝3敗」の正代はこの日、同じく「1勝3敗」の平幕・琴ノ若と対戦。前日まで3連敗中の正代は立ち合いすぐにもろ差しを狙う。しかし、両腕をおっつけた琴ノ若に難なく封じられると、逆に下から突き上げるような攻めを食らい土俵外へ押し出された。 取組時間わずか4秒ほどで完敗を喫した正代だったが、取組後は特に表情を変えないまま淡々と一礼を行う。また、その後花道を下がる際もうつむき加減で無表情とほとんど感情をあらわにすることはなかった。 >>大関・貴景勝戦、敗れた力士が土俵下で逆ギレ? 花道取材も拒否の真相は 取組直後の表情が物議<< この正代の姿に、ネット上では「今日の正代、取組中もその後も覇気が全く無いな」、「闘争心が全く感じられなくて腹立つ、アンタ勝つ気あんの?」、「格下相手に成すすべなく無様に負けたことを何とも思わないのか」、「早くも負け越し濃厚になってきてるのに危機感無さ過ぎるだろ」といった批判が多数寄せられた。 無気力すぎると憤るファンの声が集まる中、一部からは場所前の故障が影響しているのではという指摘も上がっている。正代は先月31日に「(右足親指が)巻き爪状態」、「けっこう腫れていて、化膿しているんですよ」と右足親指に負傷を抱えていることを明かしたと複数メディアが報道。その後9月6日に「最初は指に力を入れるのが怖かったけど、今では腫れもなくなってきて痛みもない」と回復をアピールしたことが伝えられたが、ネット上には「治ったアピールは嘘で実はまだ治ってなかったりして…」、「怪我は回復したけど、この間満足に稽古できなかったことが響いてる可能性もありそう」といった意見も散見される。 取組後の報道では、相撲協会・八角理事長(元横綱・北勝海)も「闘志をむき出しにしてほしい。体が全然動いていない。動かすのは気力ですから」と苦言を呈していることも伝えられた正代。「1勝4敗」から巻き返し「10勝5敗」まで持ち直した先場所のような奮起を見せることはできるだろうか。文 / 柴田雅人
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スポーツ 2022年09月16日 11時00分
日本ハム・新庄監督、止まらない走塁ミスに激怒? 今秋キャンプは“鬼軍曹”に変貌か「気を遣うのは今年だけ」
「諦めない」。オリックスはソフトバンクとの優勝争いを、そして、BIGBOSS新庄剛志監督は若いチームを育て、作り変えていこうとしていた。 9月15日の両チームの一戦はオリックスが延長12回、サヨナラ勝ちを収めた。しかし、こんな見方もできる。新庄監督の采配が裏目に出て、日本ハム打線が流れを掴みきれなかった、と――。 「日本ハム打線はオリックスを上回る12安打を放っています。でも、盗塁を仕掛けたものの、全て失敗に終わっています」 この一戦を観たプロ野球解説者がそう評していた。 >>日本ハム・新庄監督の指示を「気持ち悪い」とバッサリ? チーム改革続く中、問題となった選手たちの態度<< 4盗塁死が響いて競り負けた、そんな感じの一戦だった。 「(相手の)キャッチャーがよく刺した」試合後の新庄監督の言葉だ。サヨナラ負けの屈辱からか、淡々と答えていた。 “盗塁死”が最も響いたのは、延長12回表。最後の攻撃機会だ。無死一塁、「バスターエンドラン」のサインを見破られた。オリックスバッテリーはバットの届かないところに投球を外し、ボールはキャッチャーから二塁へ。一塁走者はタッチアウト。勝ち越しのチャンスは潰えてしまった。 「(打球を)転がして、一、三塁にしたかった。いいゲームだったんだけどなあ…」 新庄監督がそうボヤいた。 「延長11回、清宮幸太郎も盗塁失敗でアウトになっています」(前出・プロ野球解説者) 清宮は単独スチールを決められるような俊足タイプではない。となれば、二盗はベンチの指示だろう。 チーム関係者によれば、「グリーンライトのサイン」が出ていたという。 「ランナーが『盗塁できる』と思ったら、好きに走っていいのサインです。新庄監督になってから取り入れられたもの。いや、もともとあったんだけど、新庄監督になって、重要視されています」 新庄監督は盗塁や、野手と野手の間に打球を転がして相手守備陣を攪乱させる攻撃を好む。 バスターエンドランを見破られた12回表の攻撃にしても、そうだ。成功していたら、新庄監督がボヤいていた通り、「無死一、三塁」でオリックス守備陣にキョーレツなプレッシャーを与えていた。成功すれば大量得点のチャンス、でも失敗すれば…。 新庄監督のめざす野球は、失敗した時の代償が大きい。 「秋季キャンプでバントやエンドランなどの練習を徹底的にやるそうです。成長過程の若い選手が多いし、突出した4番バッターに頼るのではなく、走者が主役になるチームにしようとしています」(前出・チーム関係者) 9回、パ・リーグ首位打者争いトップの松本剛が代打起用され、クリーンヒットを放った。故障が完全に癒えていないことと、連戦疲労が考慮されてベンチスタートとなったのだが、新庄監督は松本にタイトルを獲らせてやりたいとも話していた。 「でも、そういう気を遣うのは今年だけだからね」 機動力に活路を見出す野球に、特別扱いの選手はいらない。新庄スタイルが完成されるまで、もうしばらく時間が掛かりそうだ。(スポーツライター・飯山満)
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スポーツ 2022年09月16日 10時50分
GHCタッグ王座挑戦へ小島聡が杉浦貴とのタッグを始動!「こんなにチームとして乗りに乗っているチームはなかなか」
プロレスリングノアが15日、『STAR NAVIGATION 2022』東京・後楽園ホール大会を開催した。第5試合では、6人タッグマッチ、鈴木秀樹&ティモシー・サッチャー&イホ・デ・ドクトル・ワグナーJr.が、杉浦貴&小島聡&望月成晃と対戦。9.25愛知県体育館大会では、GHCタッグ選手権試合、チャンピオンチームの鈴木&サッチャーに、杉浦&小島が挑戦する。 試合は杉浦&小島が不穏な空気になりながらも、最後は小島がワグナーをウエスタン・ラリアットでカウント3。試合後、小島は杉浦に仲直りの握手を求めると、ダメージの深い杉浦は一本指で応じた。 バックステージでは小島が「あ、スギいた。ありがとうございました。スギ…」と言うと、杉浦は「なんで自分だけ逃げるの? 逃げれる余裕があるなら、俺も引っ張って逃げてよ」と抗議。小島は「自分しか逃げれなかった」と弁明するも、杉浦は「そういうところ出るよね」と不信感を拭えない様子。 すると、小島が「人まで助けてあげられる力がなかった。自分しか逃げられなかった」と開き直り、杉浦は「そういうところ出るよね。自分さえ良ければいいって」とチクリ。「不可抗力だから、これは本当に」とまた弁明する小島に、杉浦は「逃げるなら、俺にもちょっと力を貸してくれれば」と哀しみの表情を浮かべる。 小島は「間に合わなかった。自分だけ逃げればいいかと思って。自分だけとりあえず逃げなければと思って。でも、本当はスギのことをスゲェ思ってたんだけど。本当にこれは謝らなきゃいけないと思ってて。今は終わったばっかりだから、たぶん頭に来ていると思うけど、あと3分ぐらいしたらきっと気持ちに余裕ができると思う。俺はできてるから、余裕が。スギ、ありがとう!チャレンジャーになること決まっちゃって。こんなにチームとして乗りに乗っているチームはなかなか…。俺は32年やっているけど、こんなにウマが合うチーム、本当に初めてだから。誤爆したけど、同い年って意外といないから、この世界に。この世界で本当に同い年って…」と話しているところに、パイプイスを持って鈴木が乱入。 鈴木は「イス投げるぞ!どっちやんだ?」と挑発すると、杉浦は「こいつだけやっちゃえよ!」と小島を差し出す。小島は「ふざけんなよ、コメント中だぞ!」と言って、杉浦とともに去っていった。 プロレス愛溢れる小島にとって、天山広吉とのテンコジとはまた違った面白いタッグチームが出来るかもしれない。◆プロレスリングノア◆『STAR NAVIGATION 2022』2022年9月15日東京・後楽園ホール観衆 538人▼6人タッグマッチ(30分1本勝負)鈴木秀樹&ティモシー・サッチャー&●イホ・デ・ドクトル・ワグナーJr.(15分36秒 片エビ固め)杉浦貴&小島聡○&望月成晃※ウエスタン・ラリアット(どら増田 / 写真©︎NOAH)
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スポーツ 2022年09月15日 22時30分
西村修&川松真一朗の地方議員タッグが“神様”カール・ゴッチさんの墓参り「ゴッチさんの精神を伝えたい」
DDTプロレスの9月25日東京・後楽園ホール大会で、西村修文京区議(以下、西村)と“議員タッグ”を結成し、プロレスデビュー2戦目に臨む川松真一朗都議(以下、川松)が14日、東京・荒川区の回向院にある“プロレスの神様”カール・ゴッチさんの墓参りをした。 川松は8月20日に東京・大田区総合体育館大会で行われた6人タッグマッチ、高木三四郎&高尾蒼馬&川松と西村&彰人&大石真翔戦でプロレスデビュー。試合は西村の足4の字固めで敗れたものの、試合後に西村から「歴史と伝統あるプロレスに興味あるなら、無我にお誘いしましょう」と勧誘されるほどプロレスラーとして適性を見せた。 川松は「認めていただいたということで、追求させていただいてよろしいでしょうか?」とこれを喜んで快諾。高木社長の提案で、西村の地元である文京区にある後楽園ホールでのタッグが決定し、彰人&納谷幸男組と対戦することが決定している。 自らが率いる無我入りを勧誘した西村は「デビュー戦で戦わせていただいて、伝えなきゃいけないことが山ほどある。ゴッチさんの精神を川松先生に伝えたい」として、師であるゴッチさんの墓を訪問。2人は墓の掃除をして、供養をした。西村と初タッグとなる川松は「彰人さんには、デビュー戦でも胸を貸していただいた。全く何もできなかったんで、少しでも彰人さんを脅かすよう努力したい。納谷さんは、テレビ朝日時代、相撲担当の記者をやってたんで、(祖父の)大鵬親方のことも考えながら、それも含めて納谷さんに思いきりぶつかりたい」とかなり気合いが入っている様子。 さらに、川松は「戦いですから勝つためにやりますし、強くなりたいです。ですが、それ以上に前回の反省点があります。いろいろご指導いただいてるんで、一つでも課題をクリアできるよう、全力で臨みます。結果が良ければいいと思いますが、一生懸命やりたい。小手先で勝つとかじゃなく、西村さんにご指導いただいてゴッチさんのイズムを持って、勝ち負けより大事なことを学びたい」とゴッチイズムを胸に初勝利をめざす。 西村は「大田区と違って、後楽園は客層の違いもあるでしょう。前回は3対3でしたが、今回は2対2で、前回の20倍くらい、しんどい思いをしなきゃいけない。2人しかいませんから。場数を踏むしかない。リング上でその場その場でのアドバイスになっちゃう。私がリング上で指導します。全部が全部ハッピーな戦いじゃないですから。悪い思いもいい思いもいろいろ経験しないと。相当な覚悟を持ってもらわないと。大変なことになる」と川松に忠告。あくまでも試合を通して育てていく意向だ。 もちろん、公務を優先しながらのプロレスラー活動となるが、こうしてゴッチイズムを広めるのも西村の役割なだけに、期待したい。(どら増田)
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スポーツ 2022年09月15日 18時30分
横綱・照ノ富士、取組後の不穏なシーンに心配相次ぐ「動きがおかしい」 1敗守るも古傷が限界寸前か
14日に行われた大相撲9月場所4日目。今場所3勝目を挙げた横綱・照ノ富士の取組後の姿がネット上で物議を醸している。 前日まで「2勝1敗」の照ノ富士はこの日、同じく「2勝1敗」の平幕・明生と対戦。立ち合い明生に反時計回りに動かれた照ノ富士は、体勢を揺さぶられた隙を突かれもろ差しを許す。ただ、同時に両腕を抱え込み明生の動きを封じると、最後は豪快に地面へ極め倒し勝利した。 多少苦戦したものの金星を許さなかった照ノ富士だったが、取組後の一礼を終え勝ち名乗りに移る際、3秒ほどかけてゆっくり腰を下ろすなど両膝をかばうようなそぶりを見せる。また、土俵を降りる際も膝をほとんど曲げず突っ張った状態で足を動かしていた。 >>大関・貴景勝戦、敗れた力士が土俵下で逆ギレ? 花道取材も拒否の真相は 取組直後の表情が物議<< この照ノ富士の姿を見て、ネット上のファンからは「照ノ富士一応勝ったけど明らかに動きがおかしいな」、「取組中も踏ん張りきいてないように見えたし相当ひざの状態悪そう」、「昨日もひざかばってたしかなり重症っぽくない?」、「まだ残り11日もあるのに…もしかして最後まで耐えられないんじゃないか」といった心配の声が相次いだ。 「膝の動かし方が不穏だと心配されている照ノ富士ですが、押し出しで勝利した前日の平幕・琴ノ若戦後も、右膝を一度振ってからゆっくり腰を下ろすなど、古傷を抱える両膝を気にしたようなそぶりを見せています。また、膝の影響もあるのか今場所は初日から相手にうまく圧力をかけられずに苦戦する相撲が目立っており、2日目の平幕・翔猿戦では懐に入られると成すすべなく寄り切られ金星を許しました。照ノ富士の両膝不安は今に始まったことではないとはいえ、まだ全日程の3分の1も消化してない序盤の段階で、膝を曲げるのにもひと苦労というような姿を見せたことはあまりありません。直近の場所と比較しても両膝の状態が芳しくないことは明白で、この調子だと残り11日間も苦戦が続く可能性はもちろん、場合によっては途中休場に追い込まれる可能性もゼロではないのでは」(相撲ライター) 15日の5日目は、立ち合いからの鋭い出足を武器に初日から4連勝中の平幕・玉鷲に圧倒され敗れた照ノ富士。早くも優勝が厳しくなってきている状況だが、ここから踏ん張り復調を果たすことはできるのだろうか。文 / 柴田雅人
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オリックス山本由伸の完封劇で公式戦終了!最短27日にV、隠れマジック1でロッテの結果を待つ
2021年10月26日 18時45分
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ソフトB、ベテラン捕手の戦力外に「悪手としか思えない」の声 2年連続Bクラスもあり得る? 外部補強の可能性指摘も
2021年10月26日 17時00分
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大仁田厚、途中停電のハプニングに「次は地雷の火薬3倍で大日本と全面戦争だ」
2021年10月26日 11時30分
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パ・リーグ、決着間近のV争いに異変? 栗山監督が最後に起用決断、ロッテに立ちはだかる菅野も認めた難敵とは
2021年10月26日 11時25分
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新日本・棚橋弘至がKENTAからUSベルトを取り戻す!「ちょっくら盛り上げていきますよ」
2021年10月26日 10時55分
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大仁田厚の電流爆破マッチ出場オファーに佐藤光留「11月21日、空けておきます」
2021年10月25日 22時30分
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阪神との最終戦、中日には「やる気を感じない」? 高木氏が試合結果を大胆予想、直近オーダーに抱いた疑問とは
2021年10月25日 21時30分
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巨人・原監督の「生きた練習を」発言にファン怒り 自らの責任を棚上げ? 戸郷には根本的問題アリと同調の声も
2021年10月25日 19時55分
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DeNA・益子、初モノづくしのデビューで一軍捕手戦線に名乗り! 三浦監督も急成長に驚き「ちょっとどころではない」
2021年10月25日 17時30分
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スポーツ
中日・ビシエド、20億円の大型オファーもある?「浮いた金を注ぎ込まれたらまずい」ソフトBの獲得調査報道に心配の声
2021年10月25日 16時30分
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小橋建太氏がDDT『D王』実行委員長に就任「全力で闘うことが大事」
2021年10月25日 11時30分
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新庄剛志氏、次期監督就任を日本ハム上層部が熱望? 本命・稲葉氏から突然路線変更した思惑とは
2021年10月25日 11時00分
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東京女子プロレスタッグ王者マジラビに「121000000」が挑戦へ!
2021年10月25日 10時50分
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巨人・長嶋監督に練習中の選手がブチ切れ「一緒に走ってみろ!」 篠塚氏が若手時代の造反劇を明かす、中畑氏の思惑通りの展開に?
2021年10月24日 11時00分
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巨人・原監督が激怒「俺をおちょくってんのか!」 巨人入りの話を蹴って騒動に? 川上氏が古巣復帰前の裏話を明かす
2021年10月23日 11時00分
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元ヤクルト・古田氏が「野村監督に反抗したのお前ぐらい」と絶句? その後のキャリアにも影響か、笘篠氏が現役時代の造反劇を明かす
2021年10月22日 20時30分
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広島・鈴木のポスティング報道に「気が変わったのか」驚きの声 『ジャンク』での過去発言が話題に、ファンは巨人入りを覚悟していた?
2021年10月22日 19時30分
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ソフトB・長谷川の荒ぶる姿に驚きの声「半端なく怒ってる」 引退試合での異例行動が物議、イライラの原因は凡退以外にも?
2021年10月22日 15時30分
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阪神・高橋の負傷降板は矢野監督のせい? 本人は軽傷強調も、在阪メディアが指摘した問題点とは
2021年10月22日 11時00分