スポーツ
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スポーツ 2009年06月05日 15時00分
戦極 吉田が石井に宣戦布告
戦極でプロデビューする北京五輪柔道男子100キロ超級金メダリスト石井慧が4日、東京・新宿ステーションスクエアでファン公開のもと契約調印式を行った。同じ柔道金メダリストの先輩ファイター吉田秀彦から宣戦布告され、“新旧柔道王対決”に武者震い。早くも日本人金メダリスト対決が現実味を帯びてきた。 米UFCでのデビュー計画から一転、日本のメジャーMMA団体「戦極」でプロ転向することになった石井。この日は公開契約イベントでファン3000人を前に契約書にサインし、正式に戦極ファイターとなり「面白い試合をして世界チャンピオンになりたい。応援よろしくお願いします」と、待望の総合格闘家デビューに向けて抱負を語った。 現時点でデビュー戦については未定。それでも石井は「試合はいつでも大丈夫です。8月2日の大会(さいたまスーパーアリーナ)に出ろと言われたら出ます」とし、戦極を主催するワールドビクトリーロードの國保尊弘代表も「(8月に)参戦するなら会場を1万5000人から4万5000人の仕様に変えることも考えないといけない」と、8・2デビューに前向きだ。 参戦する階級についても「ヘビー級で戦っていきたい」とヘビー級戦線で闘う方針。戦極のヘビー級といえば、ジョシュ・バーネットや藤田和之ら強豪がひしめくが、一番の大物といえば同じ柔道金メダリストの吉田だ。8月大会には米マットでエメリヤーエンコ・ヒョードルと試合を控えるバーネットを除き、藤田と吉田が参戦濃厚となっている。 その吉田はこの日イベントに出席し、年始の1・4「戦極の乱」で敗れて以降試合から遠ざかっている自身の次戦について「できれば8月にやりたい」と表明。これまで次戦はヘビー級からライトヘビー級に階級を下げることを示唆していたが、この日はヘビー級の石井を意識してか「階級については相手によって(ヘビー級でも93キロ級以下のライトヘビー級でも)どちらでもいい」と語った。 吉田から「石井との対戦は僕が決めることじゃないが、やるときが来れば、先輩も後輩もない」と宣戦布告され、「尊敬する先輩と試合ができるだけでも幸せ。試合をすることになったら、一生懸命頑張ります」と呼応した石井。MMA戦士として対峙した“新旧柔道王”の動向から目が離せない。
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スポーツ 2009年06月05日 15時00分
ノア 秋山 レフェリー快諾しベルト統一戦要求
プロレスリング・ノアのGHCヘビー級王者の秋山準が4日“鉄人”小橋建太の要請を快諾した。グローバル・ハードコア・クラウン無差別級王座(白GHC)のタイトル管理委員長を務める秋山は、8日の八王子大会で行われる同タイトルマッチのレフェリーを務めることを決意。そればかりか、自身の保持する黒ベルトとの統一戦まで提案した。 8日の八王子・京王プラザホテル大会で行われる白GHC戦に向け、王者と挑戦者それぞれが希望する条件を提示していた。 王者の橋誠からは「10分間はチョップ禁止、15分引き分けで王座防衛」という自分に有利なルール一方、腎臓がんから復帰後初のタイトル挑戦となる小橋からは「準(秋山)がレフェリーをやるべき」と管理委員長の出頭を命じていた。 秋山は2人の要求に対し「それはお受けしますということで、チャンピオンの橋にも小橋さんにも話しました」と特別レフェリーを務めることを明言した。 もちろんやるからには徹底的にやるのが秋山の信念。「小橋さんはチョップ、袈裟斬り、ローリング…ありとあらゆるチョップを禁止。当たらなくても振り抜いた時点でダメ。サッカーみたいに、イエローカードやレッドカードも用意しないと」とノリノリ。 さらに小橋から「ちゃんとレフェリングしろよ」と、クギをさされても「レフェリーは絶対。耳でもしっかり聞いて、当日あんな口をきいたら…」と初挑戦の小橋に、どこまでも厳しくあたるつもりでいる。 それだけではない。「白(ベルト)を作った元々の理由が(黒ベルトとの)統一だからね。一番の目標っていうか、小橋さんが獲ったらどこでもいつでもタイトルマッチが出来る。一番お客さんに近い(白)ベルトと崇高なる(黒)ベルト。統一されたら(白ベルトは)消滅するかもしれないし」。小橋との統一戦まで画策しているという。 この日は、小橋&谷口周平と組み、Dis Obey軍の力皇猛&モハメド・ヨネ&鈴木鼓太郎と対戦。DO軍の奇襲攻撃やイス攻撃などに苦しめられながらも最後は、エクスプロイダーで鼓太郎を葬り去った。 統一戦を行うためには、小橋がベルトを巻き、秋山が14日の博多大会で防衛するのが絶対条件。来たるべき日に向けて秋山は突っ走る。
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スポーツ 2009年06月05日 15時00分
ノア KENTA V2直後に大難題
GHCジュニアヘビー級選手権は王者KENTAがリッキー・マルビンを退けV2に成功。黒覆面の悪夢を振り払った王者だったが、新たな悩みを抱えてしまった。 これまで黒覆面に扮したマルビンに散々襲撃されてきたKENTA。そのため「夜も眠れませんでした」と不眠症に陥ってしまったという。 鉄柵越えトペ、南側観客席の階段の上からのダイビングボディープレスなど空中殺法に苦戦。それでも得意の蹴りで流れを引き寄せると、最後は強引に担ぎあげるとgo2sleepをブチ込み、トドメをさした。 黒覆面騒動に終止符を打ち2度目の防衛に成功したKENTAだが、その直後ある問題が浮上。これまでタッグパートナーを務めていた石森太二が金丸義信との共闘を表明したのだ。 次期シリーズ(7月12日、東京・後楽園ホール大会で開幕)ではジュニアヘビー級のタッグリーグ戦が組まれており、パートナー不在ではエントリー出来ない。「タッグに関してはもう一回太二とやっていきたい」とポツリ。ジュニア王者は無事出場できるのか。
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スポーツ 2009年06月05日 15時00分
元川悦子のサッカー魔法陣(23)
2010年南アW杯出場のかかる6日のウズベキスタン戦を控え、敵地・タシケントで最終調整中の日本代表。先週のキリン杯で2連勝し、右足首ネンザで戦列を離れていた玉田圭司(名古屋)、フランスから直接現地入りした松井大輔(サンテティエンヌ)らも合流したことで、岡田武史監督の表情は明るい。「もう本番の先発は固まっている」と勝利への自信ものぞかせた。 おそらく今回も、キリン杯2試合でテストした中村憲剛(川崎)をトップ下に置く4-2-1-3の布陣で行くだろう。FW陣は右から中村俊輔(セルティック)、玉田、岡崎慎司(清水)が有力視される。攻守のつなぎ役であり、得点も狙いに行く中村憲の役割が大一番のポイントになりそうだ。最近7試合6得点の岡崎の決定力にも大いに期待がかかる。ここでスッキリと決めて、日本の実力を示したい。 決戦の地・タシケントは、1997年10月、まだ41歳だった岡田監督が日本代表指揮官として初采配を振るった因縁の場所。中田英寿を外して背水の陣で挑んだ一戦は1-1の引き分けに終わり、崖っぷちに追い込まれた。この苦い過去について監督本人は「過ぎた試合のことはよく覚えていない」と一蹴したが、日本を追い詰めた12年前の記憶がウズベキスタンのサッカーファンには色濃く残っているのだろう。現地での岡田監督の知名度は意外と高いのだ。 われわれ日本人が道を歩いていると「タケシ・オカダを知っているか?」と何人かのファンが聞いてきた。海外で「ナカ〜タ」「ナカムラ」と言われることは日常茶飯事だが、監督の名前が出てくることは滅多にない。それだけ今回は指揮官が注目を浴びているのだ。この12年間、数々の修羅場をくぐり、南ア行きに王手をかけているせいか、今の岡田監督は精神的ゆとりを感じさせる。3日の練習後も大木武コーチらとボール回しに興じるなど、タシケント再訪を楽しんでいる様子だ。その余裕が本当に結果となって表れるのか。彼の「監督力」が問われる一戦だけに興味深い。
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スポーツ 2009年06月05日 15時00分
球界因縁のライバル(11) イチローVS松井(中)
日本代表のオフィシャル・スポンサーの1つはアサヒビールだが、イチローだけはキリンビールの一番搾りにCM出演している。 「いくらイチローでも、いいのか。最大のライバル企業へのCM出演は許されるのか。日本代表に何億も出してくれているアサヒビールに対し、道義的に失礼ではないか」という声が、日本代表関係者から出たのは当然だろう。 しかし、勝てば官軍だ。CMデータバンクの調査によると、「2月後期のCM好感度ランキングで、一番搾りはアルコール部門の1位を獲得。全体でも9位にランクイン」という結果が出た。今年1〜3月期のビール系飲料出荷量で、キリンビールはアサヒビールを抜いたというのだから、イチロー様々になる。他にもイチローをCM起用しているNTT西日本、日産自動車も万々歳だろう。 世界の王を胴上げして、日の丸に熱い思いのあるニュー・イチロー像を作り上げたのに続いて、今度は胃潰瘍になるほど悩みに悩んだ末にまたまた新しい顔をアピールした。単なる天才とはひと味違う、苦悩する人間味あふれる、スーパー・ヒーローだ。 WBCをジャンプ台とするイチローと正反対に、疫病神にでも取り憑かれているようなのが、ヤンキース・松井だ。2度のWBC、日本人メジャーリーガーとしてイチローとの格差は途方もなく広がってしまった。 王監督が夢見ていた「1番・イチロー、4番・松井」という史上最強のドリームジャパンは、松井にとって最悪の時期だった。入団時の3年契約、総額2100万ドル(当時約25億200万円)から、新たに4年総額5200万ドル(約62億4000万円)という大型契約をヤンキースと結んだばかりだったからだ。 「大型契約をしたからには、それに見合った成績を残さないといけない。3月は開幕前の大事な調整時期。WBCに出て、チームを離れるのは不安だ」という松井個人のためらいと、ヤンキースがWBCに選手を派遣するのに消極的だったというチーム事情もあった。さらには、欠場をほのめかすイチローの「WBCに関しては一緒に決めよう。3月にやるのでは、オープン戦のようなものだから」という悪魔のささやきもあった。 もう1つ、日本と米国の温度差があった。第2回大会の今回でも米国のファンはイチローが言うように、WBCをオープン戦並みに扱い関心は全く低い。「日本に帰ってきて、松井がWBCに出ないと大騒ぎになっているのを知って驚いた」と松井サイドは仰天した事実がある。どういう経緯があるにせよ、WBC日本代表を辞退した松井には、故障禍が次々と襲いかかってきた。 1年目の2003年は2割8分7厘、16本塁打、106打点とまずは順調なスタート。04年は2割9分8厘と3割にあと一歩も、期待された本塁打は31本と30本台を超え、2年連続100打点超えの108打点。05年も3割5厘、本塁打は23本と減ったが、打点は自己最高の116。メジャーリーグでは打点が一番評価されることを考えれば、順風満帆と言えただろう。しかし、開幕前にWBCが行われた06年はケガのためにわずか51試合しか出場できなかった。打率3割2厘といっても52安打、本塁打8本、打点29と散々な成績に終わっている。王監督に文書で謝罪、WBC出場辞退という苦渋の決断を書きつづった松井だが、ここから野球人生は狂い出すことになる。
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スポーツ 2009年06月04日 15時00分
新日本プロレス 中西が絞殺デモ
新日本プロレスのIWGPヘビー級王者“野人”中西学が実力行使に出た。6・20棚橋弘至との初防衛を控え、3日の埼玉・所沢大会の前哨戦では、非情攻撃を繰り出しての絞殺デモ。来るべき大一番に向けて野人がイケメンエース破壊に動き出した。 5・6後楽園ホール大会で棚橋を破って新王者になったものの、周囲からは「5・3福岡大会から中2日でタイトル戦をやった棚橋選手はチャンピオンとして凄い」(菅林直樹社長)と敗れたエース棚橋への称賛の声。ならばその評価を覆すまで。中西はチャンピオンとして「全力で防衛したる。世代闘争の大きな壁になったる」と腹を決めた。 V1達成と世代交代を阻止するべく、イケメンエース撃破の序章が始まった。この日はタッグで前哨戦に臨み、棚橋の痛めているアバラを執ように攻撃。監獄固めで捕獲しつつアバラを絞めあげ、さらには伝家の宝刀アルゼンチンバックッブリーカーで絞殺デモンストレーション。カットが入って直接勝利とはならなかったが、最後は棚橋の目の前でヤングライオンの有望株の岡田かずちかを中西ジャーマンで葬って圧勝した。 野人の勢いはタイトルを戴冠したときのままだ。初めてIWGPのベルトを巻いたことで眠っていた潜在能力も開花したようで、棚橋も「あのベルトを持って別人に変わったみてえだ。中西学、超強ぇーな」と警戒心を強めている。 「ストップ・ザ・世代交代」を打ち出した野人。同じ第3世代の盟友・永田裕志からも「オレも世代闘争の壁になるとか言ってきたけど、オレひとりじゃなかなか難しかった。ただ中西学がチャンピオンになったことでものすごい壁ができた。オレひとりでは下の世代全員を相手にするというわけにはいかなかったけど、2人が立ち上がれば、そんなものは軽く押し返せる。チャンピオンシップ、絶対に防衛しろ」とバックアップ態勢を得た。 レスラー生活17年でようやくセルリアンブルーのマットの主役に躍り出た遅咲きのIWGP王者は、初防衛に向けてフルスロットルでひた走る。
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スポーツ 2009年06月04日 15時00分
新日本プロレス デヴィット3度目の正直
今年で20回目を迎えるジュニアの祭典「ベスト・オブ・ザ・スーパー・ジュニア2009」は、この日の所沢大会で予選リーグ大会4日目。プロレスリング・ノアやドラゴンゲート、DDTの他団体戦士が参戦する中、新日勢が意地を見せている。 AブロックではIWGPジュニアヘビー級王者タイガーマスクが、Bブロックでも田口隆祐がそれぞれ開幕2連勝。無傷の勝ち点4で首位に立っているが、そんな中、台風の目となっているのがダークホースのプリンス・デヴィットだ。 初出場の2007年は大会途中にヒザの蜂窩織炎(ほうかしきえん)を発症して欠場。昨年は優勝候補に挙げられながらも、試合中に左足を骨折して無念のレフェリーストップ。過去2年連続で大会途中での負傷欠場を余儀なくされ、スーパージュニアには縁がないが、今年は違う。 現在Aブロックでタイガーマスクと勝ち点4で首位タイ。この日もノアのホープ青木篤史を必殺プリンスズ・スロウンで破り「これでようやく去年までの屈辱を晴らすことができた。あとは優勝まで勝ち進むだけ」と、確かな手ごたえをつかんでいる。 今年はジュニア王者のタイガーにノアの青木やDDTの飯伏幸太が注目されているが、2年連続リタイアの悪夢を払拭したデヴィットは、不気味な存在となりそうだ。
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スポーツ 2009年06月04日 15時00分
ボクシング 亀田和毅 年内ベルト奪取を宣言
ボクシング亀田3兄弟の“最終兵器”和毅が3日、年内のタイトル奪取を宣言。ベルト戴冠までの青写真を掲げた。5月30日に初の日本人対決で雲林龍広を4回TKOで下し、7連勝を飾った和毅。デビュー以来、連勝街道を突き進んでいる。 この日は、現地時間26日にメキシコシティーで行われる8戦目に向けて出国した。今回の遠征は3カ月間で月1試合のペースをこなす予定でいる。 すべては目標であるタイトル挑戦のため。「もっとキャリアつけなアカン。経験やな」と課題を口にする和毅にはタイトルマッチに向けてビジョンを持っている。 「バンタム級6回戦をあと1、2試合して8回戦やな。今年の終わりにはチャンスがあれば日本か東洋(太平洋)挑戦したい」。 そのためには、ランキング入りが最低条件。10月にはいずれかのランカーと対戦を計画しており、現段階ではスーパーフライかバンタム級を狙っている。亀田ジムの五十嵐紀行会長も「メキシコでキャリアを積んで、何かのタイトルを獲れれば」と期待を込めた。 「(30日の試合を)ビデオを見て、悪いところがいっぱいあった。左のジャブをずっと出せるようにならなアカン」と修正点を口にした和毅。 悲願のタイトル挑戦に向けて突っ走る腹づもりだ。
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スポーツ 2009年06月03日 15時00分
野球 巨人 問題山積
セ・リーグ首位をひた走る巨人が2日、ロッテ戦(千葉マリン)に臨み、総力戦の末引き分けに終わった。ここまでの交流戦は黒星が先行する苦しい展開。さらにスタメン二塁手は日替わり、一塁手の李承●(●は火へんに華)(イ・スンヨプ)は大スランプに陥るなど、問題は山積み。依然として浮上するきっかけをつかめない巨人には、2006年の亡霊の影がチラついている。 3日現在、2位ヤクルトに3.5ゲーム差をつけ首位を快走する巨人。ところが、交流戦に入ってからというもの勝ち星が思うように伸びず、もがいている。 2日のロッテ戦では、投手陣が踏ん張ったものの、打線が4安打と抑え込まれ得点を奪うことが出来ず延長12回0-0引き分けに終わった。 これで3試合の延長戦となり、選手の疲労度もピーク。原辰徳監督は「ピッチャー陣がよく頑張ってくれた。0点じゃ勝てませんね。(あと)1本が出なかったということ。このところ勝負どころに課題を残していますね」と選手に奮起を促した。 ここまで11試合を消化し、交流戦4勝5敗2分といまいち波に乗れていない巨人だが、いくつか原因が考えられる。 まずは今季巨人の唯一のウィークポイントともいえる二塁手の不在だ。メジャーで1500安打を放った実績を持つアルフォンゾがテスト入団したものの、不振で2軍落ち。その後は木村拓也、脇谷亮太、古城茂幸など日替わりでスタメンを決めている。だが、脇谷がボーンヘッドや勝負どころでのエラーを誘発させるなど、不安を抱えている。 火種はもちろんそれだけではない。交流戦に突入してから李が再びスランプに見舞われているのだ。44打数8安打、この1週間では24打数無安打。最後にヒットを放ったのは、5月24日にオリックス戦(東京D)までさかのぼらねばならない。 今季は5番でスタートしたものの、あまりの打撃不振で6番に降格。復調の兆しを見せていたが、ここにきて大ブレーキ。本人も「(ヒットが出ず)苦しいです。早く1本が欲しい」と嘆いていた。 巨人といえば、思い出されるのが2006年。それまで首位だったが、交流戦で一気に失速し、13勝23敗と借金を10も作ってしまった。それがシーズンにも影響し、結局4位に沈んだのだ。 「(打線が)下降気味というより、ちょっとピッチャーに負担をかけている。タイムリー欠乏症だね」とは伊原春樹ヘッドコーチ。まだ交流戦は五合目まできたところだが、このままタイムリー欠乏症が続けば、2006年の二の舞は避けられない。果たして巨人は鬼門を無難に乗り切ることができるか。
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スポーツ 2009年06月03日 15時00分
パンクラス 北岡悟が石井慧を邪魔者扱い
戦極マットをけん引してきた日本人王者が、新参者と2世格闘家を一刀両断だ。戦極唯一の日本人王者・北岡悟が2日、同マットで格闘家デビューすることになった柔道五輪金メダリスト石井慧を邪魔者扱い。さらには、7日のパンクラスで対戦する荒鷲2世にも非情通告を放った。 格闘技界の救世主をバッサリ切り捨てた。「正直、彼がオレと同じようなパフォーマンスを見せられるとは思えない。石井選手もやればわかるんじゃないですか?」。石井のプロデビュー決定で話題持ちきりの戦極だが、ライト級王者としてこの1年同リングを引っ張ってきた北岡は、決して歓迎ムードではなかった。 煙たがるのも無理ない。石井のプロデビューに伴い、4日には新宿駅前広場でイベントが開かれるが、そこに出席するハメになった。パンクラスの試合の3日前だというのに、わざわざ石井のデビューを祝い“呼び出し”されることに「4日も行かなきゃいけないし、面倒臭い。話題になってありがたいやら、面倒くさいやら」と不快感。新参者の話題作りに振り回されることに有難迷惑といわんばかりなのだ。 世間では格闘技界の救世主とされている石井だが、北岡にとってはただの格下戦士でしかない。 それはホームリングのパンクラス(東京・ディファ有明)で7日に対戦する“荒鷲2世”坂口征夫についても同じ。この日は荒鷲2世から「倒すための武器を用意している」と不敵予告され、北岡は「倒す? オレは40戦もやって1回しかKOされたことない。倒されないよ」と断。格の違いを強調した。 さらには、かねてからパンクラスのリングで一番強い人と闘って引退したいとしている荒鷲2世に、勝って引導を渡す腹づもり。 「まあ向こうは6月に東京のジム(坂口道場)が閉まることもあって、この試合にはいろいろ期するものもあるのかもしれない。まあそういう思いとかをすべてヒネリ潰します」と不敵に言ってのけた。
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