スポーツ
-
スポーツ 2009年05月28日 15時00分
DREAM 魔裟斗VS川尻、来週早々にも正式発表へ
DREAMライト級の“クラッシャー”川尻達也がMAX不動のカリスマ魔裟斗に対戦要求したことを受け、K-1谷川貞治イベントプロデューサーは27日、7・13日本武道館大会で正式にオファーすることを明言。早ければ来週早々にも正式発表される見通しとなった。 26日の「DREAM.9」でHERO'S王者のJ・Z・カルバンを破り、7・13日本武道館と大みそかの残り2戦で引退する魔裟斗との対戦へ、川尻は大きく前進した。一夜明けたこの日も「向こうがナメてるとか言ってるようですが、こっちはそんなつもりはない。逆に敬意を表しているくらいなのに、ナメてるとか言われて面白くない。そうやって口で言うなら闘った方がいい」と改めて対戦に意欲をみせた。 川尻の魔裟斗戦への思いはハンパじゃない。すでに「思いっきり殴り合ってケンカする。足を止めてノーガードで打ちあってね。ケンカってそういうことだと思うんで」と臨戦態勢。「自分のパンチが思い切り当たれば誰でも倒す自信はありますよ」とイケメンを破壊する腹積もりでいる。 川尻の対戦要求にK-1谷川EPも即座にGOサイン。26日のカルバン戦について「100点満点。もしKOとか一本で負けてたらこの話はなかった」とした上で「魔裟斗選手の対戦候補として申し分ない。今日にも両方にオファーして来週早々にも会見できれば」と来週にも正式決定することを示唆した。 また、魔裟斗の7月の対戦相手をめぐっては五味隆典なども浮上していたが、谷川EPは「もちろん資格はありますが、K-1やDREAMの貢献度を考えたら川尻選手が第一候補」と断言。その一方でフェザー級GPで敗れたことで7月のMAX出場が可能になった山本“KID”徳郁についても「一応、KID君にも聞いてみますが、彼はDREAMで挽回したい気持ちが強いと思う」と語っていた。◎「KID様さま」視聴率は快勝 「DREAM.9」の一夜明け会見が27日、都内のホテルで行われた。近年視聴率が低迷している中、大会前には目標平均視聴率15%を掲げていたが、終わってみれば16.2%をマーク。笹原圭一プロデューサーは「大みそかの特別な大会を除いた通常の興行でこれだけ平均視聴率が出せたのはPRIDE、HERO'Sを通じても総合格闘技ではベスト3に入るのでは。視聴率については勝利宣言ですね」とニンマリ。最高瞬間視聴率ではフェザー級GPの所英男の試合と山本“KID”徳郁の試合では2回、19.1%をたたき出した。高視聴率の原動力となったKIDについて、笹原Pは「今年残りの4大会全部に出場するくらいの気持ちで出てもらいたい」とKIDにフル参戦を熱望していた。
-
スポーツ 2009年05月27日 15時00分
球界因縁のライバル(7) 桑田VS清原(下)
桑田氏の「心の野球」と清原氏の「番長野球」といえば、天と地ほどの差があるように思えるが、2人には意外に共通した資質がある。処世術のうまさだ。お互いにメリットがある時には最大限に利用し合って存在価値を強烈にアピールする。 PL学園からプロ入りする際に、仲違いまでするほどの大事件があったのに、清原氏が巨人にFA移籍すれば、「KKコンビ復活」というファン、マスコミの熱狂に応え、なんのわだかまりもないように熱いエールを送り合う。「キヨとまた同じユニホームを着て野球をやれてうれしい」と桑田氏が言えば、清原氏も笑顔で応じる。「桑田君に巨人のことをいろいろ教えてもらいたい。一緒にまた野球が出来てうれしい」と。 最後は共に巨人を追われて、メジャーでユニホームを脱いだ桑田氏とオリックスで現役引退した清原氏は、ここでもエールの交換をしている。「メジャーに挑戦する桑田君の姿を見て勇気をもらった。もう一度再起に挑みたい」。清原氏がこう語れば、桑田氏は「キヨというライバルがいたから、ここまで野球人生を送ってこられた」と同じ浪花節調で番長、男・清原を礼賛する。 「PL学園時代からろくに口も聞かない、あれだけ仲の悪かった2人なのに、たいしたものだよ。大人の対応というか、互いに立てるべき時は立てる。プロだね。KKコンビは不滅だよ」。PL時代からKKコンビを知るアマ球界関係者がこうしみじみと述懐する。頭脳派が売りの桑田氏はともかく、番長イコール単純な男気のイメージが強い清原氏だが、KY(空気を読めない)どころか、ここ一番の読みは鋭い。巨人が裏切ってドラフト1位指名せずに、よりによって桑田を電撃1位に指名したのは、当時の王貞治監督(現ソフトバンク球団会長)のせいだと、逆恨みしてきた。 西武時代の恩師・根本陸夫氏(故人)がダイエーのフロント首脳としてヘッドハンティングされ、王ホークスを支えたが、親しい球界関係者にこうぼやいたという。「いくらワシでもキヨだけには『ウチに来い』と声を掛けられないわなあ。ワンちゃんのことを今でも恨んどるからな」と。 ところが、名球会入りすると、手のひらを返している。「ワシが長い間、勝手に誤解しとった。王さんの責任ではなかったんや」と一方的に和解宣言。世界の王に急接近していったのだから、王氏は仰天しただろうし、悪い気はしなかっただろう。 「清原の人気はすごい」と惚れ込んでいるオリックス・宮内義彦オーナーは、将来の監督候補として清原氏にお墨付きを与えている。だからこそスポーツ紙の専属契約発表の紙面で堂々と監督としての現場復帰を表明できたのだ。西武の超ワンマン経営者だった堤義明前オーナーも、清原を秘蔵っ子として寵愛した。トップの心をくすぐる術を知っている。 「オレだって時には二枚舌くらいは使うよ。監督には必要なものだからな」とは、巨人・長嶋終身名誉監督の弁だが、清原氏には十分に監督の資質があるだろう。桑田氏と対照的にオーソドックスにネット裏の野球評論家生活をスタートさせているのも、監督として現場復帰する気持ちが本気なのを感じさせる。 桑田氏の「心の野球」が、巨人・原監督のジャイアンツ愛とどう違った野球になるのかと同時に、清原氏の「番長野球」の正体にも興味が尽きない。KKコンビ監督対決を待ち望むファンは多いだろう。
-
スポーツ 2009年05月27日 15時00分
DREAM カンセコ日本で球界復帰!?
「DREAM.9」のスーパーハルクトーナメントが26日、神奈川・横浜アリーナで開幕。注目の格闘技デビュー戦となった元大リーグのスター、ホセ・カンセコは77秒でマットに沈み、あっさりKO負けを喫した。今後について格闘家として継続参戦するか否かは検討予定という。だが、リングサイドからは、にわかに日本プロ球界復帰プランが急浮上してきた。 元大リーグのスーパースターを待ち受けていたのはホロ苦い結末だった。 “韓流大巨人”チェ・ホンマンとの総合マット初戦。戦前は「満塁ホームランを打ってやるぜ!」と威勢の良い発言も飛び出していたものの、フタを開けてみれば、“空振り三振”のお寒い幕切れだった。 黒のロングタイツでバットを肩に抱えてド派手に入場するも、明らかにその表情は硬い。試合でも威勢がよかったのは、ゴングからものの30秒までだった。 軽快なステップを踏み、離れた距離から得意と豪語していたサイドキック。さらには飛び込んでのストレートパンチやボディーブローも繰り出し、ヒットアンドアウエー作戦に出たが、218センチの巨体はなかなか崩せない。45秒過ぎには「左のジャブでKOされそうになった」というホンマンの軽いジャブを顔面に食らってよろめいた。 さらに悪夢が続く。サイドキックを放った際にヒザを痛めて自爆。もはや万事休すだった。ここぞとばかりに突進してきたホンマンにあっさり押し倒され、馬乗り状態でマウントパンチを浴びてレフェリーストップ。「これから数週間トラウマで眠れない」というほどの敗戦ショックを受けた。 格闘家としてホロ苦いプロデビュー戦となったが、この先、DREAMに継続参戦するのか。カンセコによれば「試合はやってよかったと思っています。ただ今のところは、今後について何のプランも持っていません。ヒザを治してMMAを続けるのかどうか、DREAMから何かオファーが来たら受けるのかどうか、何も決まっていません」という。 今後については未定としたが、その舞台裏でささやかれているのが日本プロ野球界への復帰話だ。 カンセコ自身も日本でのプレーについて「自分はまだ野球の試合はできると思っています。ですが、そのためにはトレーニングの必要があると思います」と前向きで「ホンマン選手を相手に試合するよりは、野球をするほうがマシなのではないかと思っています」とまんざらでもないのだ。 「先日の大魔神との始球式でバッターボックスに立ったのも何かの伏線なのかも。そうすると球団は横浜じゃないですか」とは某テレビ関係者。日本でのMMAデビューは“空振り三振”に終わったカンセコだが、次に来日する際にはプロ野球選手としてやってくることになるのだろうか。
-
-
スポーツ 2009年05月27日 15時00分
DREAM ミノワマンがプロレス技でサップ撃破
チェ・ホンマンがカンセコを77秒殺した「スーパーハルクトーナメント〜世界超人選手権〜」では、ミノワマンがボブ・サップに逆エビ固めを仕掛けてプロレス技で白星を挙げた。 また、DREAMミドル級王座を返上して同トーナメントに臨んだゲガール・ムサシは、マーク・ハントからアームバーでタップを奪取してベスト4進出を決めた。 PRIDEで人気を博したソクジュもヤン“ザ・ジャイアント”ノルキヤを豪快なKOで下し、4強入りを果たした。
-
スポーツ 2009年05月27日 15時00分
DREAM KIDに5月病疑惑
“神の子”に、5月の呪い。フェザー級GP2回戦で2007年大みそか以来の復帰戦に臨んだ山本“KID”徳郁が、プロ2戦目の全米レスリング世界王者ジョー・ウォーレンに判定負け。総合格闘技戦では7年ぶり黒星を献上し、プロ2敗目を喫した。 あのKIDが完全に封じられた。右ヒザの前十字じん帯断裂負傷明けで1年5カ月ぶりのリングは、首相撲で競り負け、レスリングでも圧倒された。「組みが予想以上に強くて腕がパンパンになっちゃって、パンチが出なかった。相手の土俵に付き合っちゃった。それが敗因」。淡々と試合を振り返った。 スタンドでは幾度となく左ミドルを放ったが、打たれ強いウォーレンをKOすることはできなかった。逆にグレコローマン世界王者の組み手にほんろうされ、珍しくテークダウンされて下になる場面ばかりだった。 防戦一方の末に判定決着で1-2。「負けは負け。下になったら駄目」と反省の弁を口にしたが、決して悔やんではいない。KIDは「勉強になった。やっぱ練習しなきゃね。もう一回レスリングを気合入れてやります。次は違う」と気持ちを切り替えた。 初代フェザー級GP王者の道が途絶え、総合では02年5月に修斗でステファン・パーリングに負傷で敗れて以来2度目の黒星。K-1ルール戦を入れても05年5月にマイク・ザンビディスにKOされて以来。ある格闘技関係者は「KIDにとって5月は相性が良くないから試合をしない方がいい」と指摘していた。
-
-
スポーツ 2009年05月27日 15時00分
DREAM 所が一躍、優勝候補に
闘うフリーターが完全復活を遂げる絞殺劇で、フェザー級GP大本命に躍り出た。 開幕戦でDJ.taikiに敗れながらも、相手の負傷欠場によりキングオブケージのエイブル・カラムとのGP2回戦に臨んだ“闘うフリーター”所英男。1Rから積極的にグラウンドで仕掛け、2分過ぎには三角絞めでタップ寸前まで追い込だ。一時はアンクルホールドで追い詰められたが、顔面蹴りでピンチを回避すると、最後は2R1分38秒にフロントチョークでタップを奪取。 現在3連敗中とあって戦前には「負ければ後がない」と不退転の決意を表明。丸刈りで臨んだだけに、勝利後は「久しぶりに興奮してよくわかんないッス」と喜びを爆発させた。 そのほかフェザー級GP2回戦は、高谷裕之が前田吉朗との日本人対決に勝利。ビビアーノ・フェルナンデスと対戦した今成正和は、足関節技を警戒されて判定負け。 KID、今成といった日本人の強豪が2回戦で姿を消したことを受け、笹原圭一プロデューサーは、9月に関東地区で開催される決勝大会について「所選手が本命に出てきた」と展望を語った。
-
スポーツ 2009年05月27日 15時00分
DREAM 川尻が魔裟斗に挑戦状
川尻達也が年内いっぱいで引退する魔裟斗に対決を要求した。 ライト級王座ヨアキム・ハンセンへの挑戦権獲得のためにも、負けられないJ・Z・カルバン戦。序盤にフロントチョークを狙われ大ピンチに陥ったが、その後はテークダウンとパウンドで優位に展開。判定3-0で勝利した。 試合後にはマイクを握って大みそか「Dynamite!!」でのライト級王座挑戦と、MAX不動のカリスマを挑発。川尻は「こういう時代だからこそ魔裟斗選手、闘いませんか」と7・13K-1MAX日本武道館大会での魔裟斗戦をブチ上げた。
-
スポーツ 2009年05月27日 15時00分
ボクシング 内藤ウハウハ!?ひとり勝ち
WBCフライ級タイトルマッチが26日、東京・ディファ有明で行われ、王者・内藤大助が同級10位の熊朝忠(ユウ・チョウチュウ)を3-0で下し判定勝ち。見事国民の期待に応え、5度目の防衛を達成した。試合直前になって中国から日本に会場が変更になるなど、ドタバタ劇に見舞われた末のV5だったが、被害を最小限に食い止めることに成功。そればかりかフタを開けてみれば内藤のひとり勝ち状態だった。 この日、内藤は挑戦者・熊に苦戦を強いられながらも判定勝ち。連続KO記録こそ2でストップしたものの、連続防衛記録を5に伸ばした。 ますます株を上げた内藤。試合後は「1試合のために大金をはたいて来てくれたお客さんに申し訳ない」と謝罪したが、内心ではウハウハだったに違いない。 今回のタイトルマッチは、プロモーターを務める内藤陣営の事務処理の不手際で、開催地が急きょ中国・上海から東京に変更になった。異例の代替開催で当日券のみの販売だったにもかかわらず、会場は9割ほどが埋まり、A席(5000円)は完売してしまうほどの盛況ぶりだった。 当初はWBC側と内藤陣営の「ボクシングの中国市場開拓」という思惑が一致。本来なら指名試合が義務付けられているにもかかわらず、特例で中国での興行が認められた。 だが、4月から4月下旬、5月と徐々に予定がずれ込んだ。背景には不況の影響でスポンサーが集まらなかったという事情がある。 中国のボクシング事情に詳しい関係者は、今回のタイトルマッチの“フトコロ事情”について「日本に会場が変更になって、中国側が当初予定していたスポンサーは降りてしまった。その収入が減った分、劉剛会長はお金を出さないといけなくなってしまったようです。医療チームや場所代などのキャンセル料も負担していたようですから」と明かす。 では中継を担当したTBSはどうなのか。 「前乗り組は何人かいましたけど、本隊は出発する直前で(出費を)最小限に食い止めることができました。(航空機の)チケット代や宿泊代などの最低限のキャンセル料は発生しましたけどね」(TBS関係者) どちらも多少なりとも今回の代替開催の影響は受けている。そんな中、無傷でいるのが内藤だ。 今回のファイトマネーについて「全く影響はないと思いますよ。次回もウチが放映権を取れれば、その時の相談になると思いますけど、今回と変わらないんじゃないですかね。何より数字(視聴率)を持っている選手ですから」(前出関係者) 移動の負担が減り、ファイトマネーも減額なしと、“ひとり勝ち”の状態だった。「せっかくこれだけ大勢の人に集まっていただいたのに、ショッパイ試合をしてすみませんでした」と語った内藤。仕事をキッチリこなして会場を後にした。◎内藤 薄氷のV5 内藤が薄氷のV5を達成。自身の持つ最年長防衛記録を更新するとともに年内の防衛プランが決定した。 身長、リーチ差で上回る内藤は、左フック、右ストレート、3Rにはゴングと勘違いした挑戦者がコーナーにきびすを返したところに背後から右フックを放つなど、主導権を握った。 だが、中盤に入るとバッティングを食らい4Rには左目、5Rには右目の上をカット。6Rには一瞬のスキをつかれ右フックを被弾しダウン。 まさかの苦戦を強いられた王者は足を使って距離をとりながら、右のフック、ボディーの連打でコンスタントにポイントを奪った。12Rを戦い抜き、判定で勝利を収めた。 故・大場政夫氏が持つ日本人の世界フライ級防衛記録に並んだ内藤だが、試練が待ち受けている。この日の朝、JBC・安河内剛事務局長の元にWBCから指名試合の正式な文書が届いた。 安河内事務局長は「今日の試合の勝者は、90日以内に暫定王者(ポンサクレック・ウォンジョンカム)と統一戦を行うようにと書いてありました。さらにその勝者は90日以内にランキング最上位者と戦うようにと記されていた」と明かした。 6カ月で2試合をこなさなければならない。次戦は1勝2敗1分と負け越しているポンサク戦だけに真価が問われる
-
スポーツ 2009年05月27日 15時00分
ボクシング 横綱白鵬が内藤の勝利に歓喜
この日は、横綱白鵬も来場。盟友の防衛達成を喜んだ。 白鵬といえば、宮田ジムでボクシングの指導を受けたり、番組で競演するなどかねてより親交は深い。2008年12月23日の山口真吾戦以来、2度目の来場となる横綱は試合後、盟友と握手を交わし「スミマセン」と言われたという。 「いつも通り自分のペースだったんじゃないの。日本で急きょやることになったのに、彼は(防衛して)すごい。(内藤は)手に汗がベットリだった」と賞賛していた。
-
-
スポーツ 2009年05月26日 15時00分
ボクシング 内藤大助完敗! 挑戦者の熊にタジタジ
WBC世界フライ級王者の内藤大助が25日、東京・後楽園ホール展示場で前日計量を行い、リミット一杯でパス。ところが、開催地が東京になったことで、知人からチケットをせがまれ、世界王者がブローカーの役割を担うハメに陥っているという。そればかりか身長、リーチで劣る挑戦者・熊朝忠にアピール合戦でヒケを取るなど、“前哨戦”で完敗した。 同級10位の熊と5度目の防衛戦に臨む内藤。直前で中国・上海での興行が中止になり、開催地が東京に変更、異例のワンマッチ興行になるなどゴタゴタに巻き込まれた。 トラブル発生にコンディションが懸念されるが、「もう(気持ちを)切り替えるようにしました。いろいろバタバタがあったけど、試合では全力を出し合っていい試合がしたい」とキッパリ。必勝を誓った。 計量もリミット一杯の50.8キロでパス。最年長防衛記録更新に向けて万全の態勢を整えた。直前に会場が変更になり、移動の負担がなくなったこと含めると王者が圧倒的優位に思えるが、そうでもない。 「僕に関しては問題ないですけど、昨日とか『チケットを取って』って直接、僕自身のところにすごい量のメールが来ちゃってさ」と代替開催の影響が及んでいることを明かした。 事務所を紹介し、その場はなんとか切り抜けたが「最初は勘弁してくれよ、と思っていた」と本音をポツリ。試合2日前になって内藤自身が“上海ショック”の余波を受けているのだ。 さらに内藤は身長で12.5センチ、リーチで14.5センチと大きく上回っているが「あのぐらい身長だと逆に低すぎてびっくり。(パンチが)当たんないかもしれない」と警戒心を強めた。 内藤はマッチョポーズで筋肉を誇示してみせたが、逆に挑戦者から片手腕立てを見せつけられた。そのパワーを目の当たりにし「もういいよ」と白旗を上げた。 上海ショックに加え、肉体美対決でも不覚を取り、精神的に追い詰められている内藤。本来は1階級下の相手に、試合では王者の意地を見せつけることができるか。◎熊ベルト奪取宣言 挑戦者の熊朝忠もリミット一杯でパス。王者としての凱旋を誓った。 24日に急きょ来日した熊は「(アウェーは)いい経験になる。世界タイトルに挑戦できるだけで、言葉にならないくらいうれしい。世界チャンピオンになるのは子供の頃からの夢だった」と目を輝かせた。 実家が農家でバナナ採りや炭鉱労働などで力をつけたという挑戦者は「僕はパンチをよけるのがうまい。(内藤のパンチを)よけて(自分が)パンチを出していきたい。(母国に)いいニュースを持って帰りたい」と世界一の土産を持って帰ることを約束。「単純に僕の方が若い」と挑発していた。 なお、この日は北京五輪バンタム級金メダリストのバダルウーガン・エンクバット(モンゴル)がJBCを表敬訪問した。 「日本では白鵬、朝青龍が相撲で活躍している。私も高い目標をもってやれば必ず(世界王者になるという目標を)達成できる」と見据えていた。
-
スポーツ
ハッスル消滅!? 小川H軍休止宣言
2006年12月27日 15時00分
-
スポーツ
大みそかボビー弟と対戦 金子賢 前田道場入り
2006年12月14日 15時00分
-
スポーツ
珍指令 KID 秒殺禁止
2006年12月12日 15時00分
-
スポーツ
生還小橋に捧ぐ 三沢 GHC奪還
2006年12月11日 15時00分
-
スポーツ
猪木 緊急提言 想定外プロレスをやれ!
2006年12月05日 15時00分
-
スポーツ
1・4東京D「レッスルキングダム」 新日本 全日本“乗っ取り”へ秘策 長州3冠戦出撃
2006年11月16日 15時00分
-
スポーツ
復活1・4東京D大会へ秘策 新日本最終兵器サイモン猪木 IWGP挑戦!?
2006年11月07日 15時00分
-
スポーツ
来春ビッグマッチ パンクラス芸能人最強決定戦 坂口憲二 今田耕司 押尾学
2006年10月31日 15時00分
-
スポーツ
大みそか参戦ほぼ決定 芸能人対決 金子賢vs押尾学
2006年10月10日 15時00分
特集
-
岡平健治「19」解散は「お金の問題じゃない」 岩瀬敬吾、地元に戻るのを「止められてよかった」 今後はバラエティーで「ポンコツっぷりを見て笑ってほしい」
芸能
2025年08月05日 23時00分
-
野球人生“燃え尽きた”元プロ野球選手・宮國椋丞氏 今後は「周りの人に頼られたり、笑顔にしたい」
スポーツ
2025年07月25日 23時30分
-
-
豊ノ島、YouTubeチャンネルで若乃花とコラボ熱望 タレントとして相撲番組で「冠番組」持ちたい
芸能
2025年07月21日 12時00分
-
宮迫博之「雨上がり決死隊」再結成は「蛍原さん次第」 ドジャース始球式の裏話も明かす
芸能
2025年07月14日 17時00分
-
元ザブングル松尾陽介、沖縄で芸人のセカンドキャリアサポート 芸人引退に「心境の変化」
芸能
2025年04月28日 19時03分