スポーツ
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スポーツ 2009年06月08日 15時00分
ロッテ里崎が“空振り三振”したチアリーダーとの夜
高額年俸のプロ野球選手は女遊びが派手。タレントやモデル、所属チームのチアリーダーにまで手を出し、週刊誌などで「夜のバットが火を噴いた!」と書き立てられている。その実情はトホホなケースも少なくない中、“珍プレー”の噂をキャッチした。 千葉ロッテマリーンズのイケメン選手と、チアリーダーらのとある合コンは、男女3対3の“お持ち帰り”必至のパターン。なぜか東京・立川で開かれたその宴には、イケメンの小林宏之投手と女房役の里崎智也捕手が先発予定だった。小林投手が遅れて到着するのを待っている間、惨劇は起こったという。 「里崎さんは時間ぴったりに来てくれ、女の子も最初からガンガン飲みまくっていたんですよ。ところが、もうすぐ小林宏さんが来るとの連絡が入った途端、ひとりの女の子が緊張してその場でゲロを吐いちゃったんですよ。もう完全に場がシラけちゃって、合コンどころじゃなくなっちゃって…。でも里崎さんは懸命にゲロの後片づけをしてくれました。だからいまも大好きです」(元チアリーダー) 結局、小林宏は救援に現れず、里崎のバットは虚しく空を切ったとか。
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スポーツ 2009年06月08日 15時00分
策に溺れ、どツボにはまった野村監督
ダメな時は何をやってもうまくいかない!? 7日の巨人戦(東京ドーム)に臨んだ楽天だったが、2-3で敗戦。今季初の4連敗で、ついに借金生活に突入してしまった。野村克也監督は、自軍のあまりのふがいなさに逆ギレ。また来季に向けて、試合前に行った“就職活動”も不発に終わってしまった。 現在、4勝10敗で交流戦最下位に沈む楽天。この日負ければ、最大8あった貯金を使い果たし、借金生活に突入してしまう。 追い込まれた状況で巨人戦に臨み、中継ぎ左腕の有銘兼久を2年ぶりに先発させるという“奇襲”に出た。だが「向こうも読んどるやん。奇襲ではなく読まれてる」(野村監督)と語るように寺内崇幸、谷佳知、大道典嘉と右打者を並べられ、不発に終わった。 ならばと打線の奮起に期待したが、6月に入り平均得点は1.83と低迷中。不振の中村紀洋は連日のベンチスタート、4番に首位打者の草野大輔を起用するテコ入れを行ったものの2得点止まり。一時は2対2の同点に追いつくも、8回にラミレスに2塁打、亀井に犠飛を許し、勝ち越された。これが決勝点となり2-3で敗戦した。 試合後、野村監督は「下位打線のところばっかりチャンスがくる。どうやったらタイムリーが出るのか分からないんだよ」とため息交じりに語った。 次第にボヤキは怒りへと変化。「(捕手の)嶋はもうちょっと勉強してくれないと。3年もやらせているけど、うならせるような配球が出てこない。キャッチャーが育たないと、チームは強くなっていかない」と正捕手の嶋を糾弾した。 さらに借金生活に入ったことを報道陣から問われ「知ってますけど。何か」と勝てないチームに苛立ちを隠せなかった。 無理もない。継投策、満塁の場面でヒット1本が出ないなど、全てが裏目に出た。 それは何も試合に限った事ではない。それは試合前に楽天ベンチを野球評論家でタレントの坂東英二氏が訪れた時のこと。 楽天と来季の契約が白紙となっている野村監督は、ジョークのつもりで坂東氏にタレント転向をオファー。ところが、坂東氏から「来なくていいから。もうポジションが決まっているから」とあっさりと振られてしまった。 悪循環にさいなまれる老将は「どツボにはまったな」と力なくつぶやき球場を後にした。トンネルの出口はまだ先のようだ。
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スポーツ 2009年06月08日 15時00分
球界因縁のライバル(12)「巨人・イチロー監督VS阪神・松井監督のドリーム対決」
一部でWBC欠場の祟りとも言われた06年の不成績の後、ヤンキース・松井は07年には2割8分5厘、25本塁打、103打点と盛り返した。が、昨年は再びケガとの闘いになり、93試合の出場に止まり打率2割9分4厘、9本塁打、45打点という寂しい成績だった。そこに再び因縁のWBCがやってきた。 「今度は出たい。長嶋さん、王さんに言われたら、ぜひ出たい」。松井はWBC出場に意欲を燃やしていた。34歳の松井にとって、日の丸を背負ってプレーするのは、今回が最後のチャンスになるかもしれないという思いもあったようだ。しかし、今度は「長期間故障者リスト(DL)入りした選手は球団側の了承がなければ、出場できない」というWBCの規定の壁に泣かされた。 「ヒザのリハビリが最優先だから、WBC出場は許可できない」とヤンキースがドクターストップをかけたために、松井は身動きできなくなってしまったのだ。「ケガだから、松井は無理だよ。仕方ないよね」。コミッショナー特別顧問、日本代表監督相談役のソフトバンク・王球団会長は、同情したが、松井とWBCはどこまでも相性が悪かった。イチローがWBC長者なら、松井はWBC疫病神に取り憑かれたようなものだろう。 「このままでは松井は契約切れでヤンキースからトレードに出されてしまうのではないか」という観測が日米球界で強まっている。が、絶体絶命の危機に追い込まれている松井に対する熱烈声援も高まっている。「松井は本当にいいヤツだから、もう一度花を咲かせてほしい」という、球界OB、関係者の心からのエールだ。 「みなさんは松井君のファミリー、応援団ですからねえ。仲が良くていいですね」。まだ松井が独身時代に、メジャーリーグ担当の日本人記者にこう皮肉タップリの言葉を投げ付けたのは、イチローだった。日本人女子大生との不倫報道をされたことのあるイチローが、ガールフレンドと会食している松井を見ても書かずに温かく見守っている松井番記者たちに対して当てこすった強烈な皮肉だった。が、それは日ごろの行いの違いで、同じ目線でファン、マスコミを大事にする松井と、特定の親しい記者としか話をせずに、ファンに対しても見下ろし目線で接するイチロー。その差だろう。松井の逆襲を期待する球界OB、関係者が多いのもその人柄、人間性を知っているからだ。 「イチローはヒットでいいが、松井はそうはいかない。どうしてもホームランを期待されるから、難しい。日本人がメジャーリーグで40本打つのは無理だと思うよ」。こう断言していたのは、世界の王だ。それでもあえてメジャー挑戦して、名門ヤンキースの4番を打つ松井だから、奇跡的な巻き返しを期待したくなる。 イチローvs松井の最終決着を日本球界で求める声もある。「巨人・イチロー監督vs阪神・松井監督という、日本人メジャーリーガー同士の監督対決を見てみたい」というラブコールだ。愛着のある背番号55をあっさりルーキーの太田泰示(東海大相模)に与えるような巨人には戻らず、松井には高校時代からファンだった阪神の監督として日本球界に戻ってもらう。WBC日本ラウンド主催の縁で読売との急接近がウワサされるイチローは巨人監督で。実現すれば、まさに日本球界再生の究極のドリーム対決になる。
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スポーツ 2009年06月08日 15時00分
田代まさしが強制収監! 地獄の虎の穴
今月1日、本紙イベント「内外タイムス新聞葬」でアントニオ猪木の“闘魂注入”を受け、再起へのチャレンジ精神を取り戻したタレント・田代まさし(52)。しかし、田代が背負う“業”はあまりに深かった。あれから1週間、再びローテンションに戻ってしまった田代に、今度は格闘技界を代表する人格者、初代タイガーマスクの佐山サトルが喝を入れた! 田代まさし(以下、田) この前、内外のイベントで猪木さんにビンタしていただいて、そのときは「これでやり直せるな」って思ったんですよ。でも、ネットの掲示板を見てると、『猪木はなんであんなやつに闘魂入れるんだ』とか『甘やかすから付け上がるんだ』とか書いてあるわけです。それでまた落ち込んじゃって…。 佐山サトル(以下、佐) 田代さんは開きなおらなきゃダメですよ。反省してる態度だけはしっかりしておいて、心の中では開き直らないと、人間やってられませんから。 田 そうですかねえ…。 佐 あなたが起こした事件があなたをそんな状態にしたんじゃない。事件の後に叩かれて叩かれてそんなになってしまった。そろそろ開き直るときです。 田 いや、オレの場合、思い切って開き直って行動したら、捕まっちゃったんですけど…。 佐 …う〜ん、じゃあこんな話しましょうか。例えばね、ハワイで毒抜きしてきてストレスがまったくない人がいたとします。一方でノイローゼの人がいる。ストレスフリーの方の人にある物質を注射すると、たちまちノイローゼになるんです。人間の体なんてそんなもの。その物質の分泌を司っているのが自律神経です。内外のイベントで弔辞を読んだとき、田代さん、手が震えてたでしょう。恐らく自立神経失調症です。催眠療法で直してあげますよ。 田 ありがとうございます。でも、せっかくいい話なのに申し訳ないんですけど、オレに「注射」の話はしないでもらえますか。嫌なこと思い出しちゃうんで…。 佐 ははは、そうか。じゃあ飲み薬でもいいよ。 田 いっいや、「クスリ」も勘弁してください〜(苦笑)。 (いつまで経ってもテンションの上がらない田代のため佐山は本当に治療を始めた。そして約10分後、催眠療法は最終段階を迎える) 佐 あなたの前にエレベーターがあります。あなたはエレベーターに乗りたくなる。箱はゆっくりと上昇していきます。降りると5年後です。あなたは再び芸能人として受け入れらています。開き直った芸風が受けたのです。何も問題のない世界、ストレスのない世界です。あなたはとても気分がいい…。 (現実世界に戻ってくる田代。その目は真っ赤に充血していた) 田 ふ〜。 −−未来に行きました? 田 行った行った。狭いエレベーターだった。確かに気分が楽になったよ。佐山さん、オレも含めてなんですけど、引きこもりだったりニートだったり、気力のないやつはまず何から始めればいいんですか? 佐 正座から始める! 正座をして心を平穏に。不安心をリセットすればなんでもできるよ。 田 いやあ、事件起こす前に佐山さんと会って、話を聞きたかったです。でも、もう遅いですよね。 佐 遅くなんかないよ。とりあえず3日間、うちのジム(興義館)に通ってみて。精神修練するから。決定ね。 田 え〜〜!! 「禁固3日」じゃないですか。…分かりました! 田 子供のころからプロレスが大好きで、でも、音楽に集中した時代は、しばらくプロレスから離れていたんです。でも、再びプロレス好きに戻してくれたのが初代タイガーマスクでした。スター性があるのはもちろん、どうやって見せたら観客が喜ぶかをタイガーは知ってましたよね。だから、ああ、僕のやってる音楽とも共通項があるんだなあと思ったものです。 佐 ありがとうございます。まあ、あのころは時代も良かったから。 田 ダイナマイト・キッドや小林邦昭さんとか好敵手にもいいレスラーが揃っていた。でも、どうしてこんなにプロレス人気は落ちてしまったんでしょう? 佐 いや、いまのレスラーはかわいそうですよ。ガチはできないし、規則にがんじがらめ。学芸会みたいじゃないですか。プロレスを猪木さんの元に帰して、ストロングスタイルを復興することが人気復活につながるはずです。 田 オレなんかは、佐山VS猪木とかあったら、死んでも見に行きますけどねえ。あとガチ系なら佐山VSシウバ、いやヒョードルでもいいかな。 佐 猪木さんはないにしてもほかは…。 田 ありえるんですか? 見てーッ!! 佐 期待…しないでください!
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スポーツ 2009年06月08日 15時00分
ザ・グレート・サスケが本紙へ緊急提言!
元岩手県議会議員でマット界イチの奇人レスラー、みちのくプロレスのザ・グレート・サスケが6月1日の新聞葬→アントニオ猪木による電撃復活を報じる内外に一定の評価を下しながらも、「もっと過激にいかないとダメ」と、さらなる毒の注入を要求。永島勝司編集プロデューサーに対しては粉骨砕身し、新たな内外タイムスを創造させることを厳命した。次々と飛び出すサスケ節はとどまるところを知らず「ドドーン」ときた。 内外には毒が足りない。 マット界の事情通を自称し、情報収集のために夕刊紙を愛読するサスケ。本紙も愛読していたが、かねてから物足りなさを感じていた。その大きな要因は“毒っ気”だとサスケは分析する。 「内外さんを拝見してて思うのは、案外普通だなと。もっと過激でいいんじゃないかなと思いますよ。プロレスなんかでも普通に報じるだけじゃなく、バッサリ切り捨てる、裏ネタを載っけるなどね。夕刊って仕事を終えたサラリーマンとかが買うわけじゃないですか。疲れが吹っ飛ぶような、面白いネタが必要だと。それは毒であり、ある種の鋭さですよね。批判精神を持って報じていただきたいと」 サスケの提言は、ある意味では夕刊紙の正しい姿勢なのかもしれない。特に本紙は、猪木に“死”を迫られるほど落ちるところまで落ちた新聞。もはやなりふり構っていられる状態ではない。後を顧みない姿勢で積極的に取材し、同時にそれを過激に報じる必要がある。サスケはそこをズバリと指摘したわけだ。 「ただ、5月下旬ぐらいかな。猪木さんの謎かけのような見出しをつけたじゃないですか。あれは一体なんだ? と目を引きました。いま思えば内外さんの変わろうとする姿勢だったんでしょうけど、単純に興味をひきました。ああいうゲリラ的な手法はおおいにアリ。そして、聞いたら永島さんが編集プロデューサーに就任したというじゃない。あぁなるほどなと」。 一連の「猪木の買収→新聞葬→電撃復活」の流れからは毒が感じられたというサスケだが、完全復活にはまだまだ足りないとキッパリ。そして、その毒を注入できる人物こそ本紙・永島Pだというのだ。 サスケと永島Pには浅からぬ因縁がある。1990年代、平成の仕掛け人として新日本を舞台に大きなイベントを手がけてきた永島P。サスケにとって、大きな思い出となっているのは96年8月5日、両国国技館におけるジュニア八冠戦。スーパーJカップなどにおける活躍により全国区となりつつあったサスケにウルティモ・ドラゴンとの八冠戦に勝利し、名実ともに日本ジュニアの頂点に立った。 「永島さんっていうと北朝鮮とかUインターとの対抗戦とかがイメージとしてありますけど、ジュニアにもかなり力を入れてやってくれて。この頃、ジュニアが大きく話題になったのも、永島さんの切り口がいままでと違ったというのがあったと思うんですよ。ジュニアというジャンルを大胆に料理したというか。 その大胆さっていうのは新聞でも活用できると思うんですよ。永島さんが手がけるなら再生できると思うし、再生するためにも思い切って毒の部分を全面に押し出してほしいですね」 新日本黄金期を築き上げた手腕をフル活用して、内外再生を実現させてほしいと願うサスケ。新聞というジャンルでのノウハウに関しては当然、永島Pに敵うはずもない。それでも、恩人のひとりでもある永島Pへの餞として、独自の内外再生案を披露した。 「女性向けのエロを取り入れると。これまでの購買層を見ていたら、パイの拡大は見込めない。家庭の財布の紐を握っている女性の興味をひくネタを載せる。エロだけじゃなくて、イケメンアイドルを載せたり。体裁なんか気にせずに新しいことを取り入れていくことが必要ですよね」 大胆きわまりない意見だが、これもサスケが本紙再生を願うからこその毒のあるアドバイス。この毒を飲み込む勇気があるか、否か。本紙復活ロードはまだまだ始まったばかりなのだ。 再生の象徴としてスタートした新たな新聞名公募企画にサスケがさっそく応募した。 みちのくプロレスに代表されるように「ネーミングはわかりやすく、シンプルに」がモットーのサスケは「国内タイムス。もしくは首都圏夕刊」と提案。新聞に毒を、というエールを送ったにも関わらず、本当にシンプルな名前となったが、「まずはわかりやすい名前で、これまでの内外さんを知らない読者の方でも手にとってしまうようにする。それで中身を読んだら、ものすごい毒が溢れていると。ギャップですよね」と命名の理由を説明。果たして、サスケ提案の新聞名は採用されるのか。
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スポーツ 2009年06月08日 15時00分
パンクラス 荒鷲2世が大恥の86秒葬
パンクラスのライト級2位“荒鷲2世”坂口征夫が7日、東京・ディファ有明で戦極王者とワンマッチに臨んだが何もできず、わずか86秒で葬られてしまい、失意の完封負け。「ランカーから外してくれ。いちからやり直す」と出直しを誓った。戦極王者にひねり潰され、挫折を味わった荒鷲2世。そんな坂口は「オヤジにはムカついている」と複雑な思いを抱えていた。 格の違いを思い知らされた。戦極ライト級王者の北岡悟とのワンマッチ。戦前に「倒すための武器を用意している」と予告していたように、得意の打撃で一矢報いるハズだった。グラウンドを避けてスタンドの攻防に持ち込みたかったが、ゴング直後にテークダウンを許し、攻撃を封じられた。 もはや相手の土俵では何も成す術がなかった。フロントチョークで捕獲されてピンチ到来。態勢を入れ替えてなんとかこの窮地をしのぐも、立ち上がろうとした際に今度は足首をガッチリ固められてしまい、万事休す。1分26秒、アキレス腱固めにタップした。 一矢報いることなく完封負け。「2枚も3枚も上の次元の人だった」と格の違いを実感させられた。大みそか「Dynamite!!」でアンディ・オロゴンにKO負けを喫し、これで2連敗。試合後はパンクラス側に「大みそかに大失態して、ここで負けてランカーというのはない。ランカーから外して下さい」と悲壮ば要請した。 自らそう申し出るのも無理はない。北岡戦前から逆境に立たたされていた。大会直前に坂口道場の東京・狛江道場が今月30日で閉館することが決定。「前後1週間はショックだった。試合に集中したいんですが、柔道教室の子どもたちへの対応などもあって…」と、事務作業に追われて疲労困ぱいだった。 そんな状況から、閉鎖する狛江道場を主宰していた実父の“荒鷲”坂口征二に対し「発表を1カ月ずらしてほしかった」と不満もあった。それどころか「オヤジにはムカついている」と、怒りすら覚えていたという。 今後は自らが切り盛りする横浜の坂口道場で再起を目指す。「横浜の道場でいちから出直します」と宣言した。
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スポーツ 2009年06月06日 15時00分
野球 野村衝撃告白
来季の去就が注目されている楽天・野村克也監督が、衝撃的な事実を明かしていることがわかった。大矢明彦前監督が休養して、田代富雄二軍監督が監督代行になっても浮上しない横浜の主力選手から、来季監督のラブコールを送られたことを告白しているのだ。狙いはズバリ楽天球団首脳への揺さぶりだろう。今季限りで野村監督勇退路線を敷いている楽天に対し、現実味を帯びている横浜監督就任という選択肢を見せつけ、続投要請をさせようとする遠謀深慮が見え隠れ。野村監督VSフロント首脳の綱引きはこれからクライマックス。 横浜の監督交代劇があった直後に始まった交流戦2カード目の5月24、25日に横浜球場で注目の対戦をした際に「弱いチームの監督は大変だぞ」と横浜・田代監督代行に声を掛けた野村監督。今度は6月13日から仙台で横浜との2連戦が行われる。また何かと話題を呼びそうだが、実は水面下で衝撃的な事件が起こっていた。横浜の監督交代劇の直後だった。 「驚いたぞ。横浜の選手が早速電話をしてきおった」。野村監督は番記者たちにこう漏らしたという。大矢監督の電撃的な休養、田代二軍監督の監督代行就任という横浜の監督人事発表と同時に、スポーツ紙に来季の横浜監督の有力候補として名前が挙がり、注目されている野村監督。そこへ横浜の主力選手から電話があったというのだから、野村監督本人が驚いたのも当然だろう。 「誰だかわかるか」と番記者に問いかけ、正解を即答されて「なんでわかったんや」と再び仰天したというオチまで付いている。横浜OBの1人がこう苦笑する。 「それはわかるだろう。そんなことをする主力選手は一人しかいない。鈴木、石井(現広島)らがクビを切られる球団の若返り方針の中で、アイツだけはフロント首脳、監督にゴマをすってここまで生き延びてきたんだからね。ノムさんはそんなことも知らないのか」と。 が、野村監督は古狸だ。あえてこの隠密裏のラブコールを明かしたのは、楽天フロント首脳への強烈なけん制球だ。横浜の来季監督就任情報は単なるウワサではなく、横浜の主力選手が密かにラブコールを送ってくるほど信憑性があるのだと、アピールしたいのだ。だからこそ、番記者に打ち明け話をして楽天フロント首脳の耳に入るようにし向けたのだ。 「優勝して球団を困らせてやる」と公言している野村監督だが、実際にはそこまでの自信はないだろう。なんとか3位までに入り、クライマックスシリーズの出場権を獲得、来季続投したいのが本音だ。そのためには、来季横浜監督就任情報を切り札にして楽天ファンからの続投待望論を高めたいところだろう。「横浜へ行って一からやり直す苦労をするよりも岩隈、田中という12球団一の二本柱がいる楽天で続投した方がメリットははるかに大きいからね」と球界OBが指摘する通りだ。 ユニホームを着ながら次から次へと本を出しまくって、ベストセラー作家並みの野村監督の最新作は、「進化する名将、野村哲学の集大成!」というサブタイトルのついた『勝利への執着力 野村主義』。この宣伝文句の中に「ユニフォームを着ていなければ、伝えられないことがある」という興味津々の言葉がある。来季もユニホームを脱ぐ気がないことを改めてアピールする本音が込められているのだ。『勝利への執着力』ではなく、お金になる『ユニホームへの執着力』だろう。 「マネージャーはサッチーや」という商売人の野村夫妻にすれば、楽天監督続投がベストで、横浜監督は次善の策だろう。さて、楽天球団が野村監督のリーク作戦にどう反応するか、今後の綱引きが一段と面白くなってきた。
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スポーツ 2009年06月06日 15時00分
野球 中田崖っぷち
もう打つ手なし!? 2週間で二軍落ちの危機に瀕している日本ハムの“怪物”中田翔。セ・パ両リーグの首位攻防戦となった5日の巨人戦(東京ドーム)では、坂本勇人と中田の『背番号6対決』に注目が集まったが、結果を残すことは出来なかった。崖っぷちの状況に追い込まれたばかりか、ついに日ハムファンからも見放されてしまった。 中田は昨年、高校通算本塁打記録を引っ下げ、2007年のドラフト1位で入団。“ミスター・ファイターズ”田中幸雄から背番号6を継承するなど期待されたが、二軍暮らしが続いた。そして5月20日に待望のプロ初の一軍昇格。これまで6試合に出場し、9打数3安打と結果を残しているものの、三振4と選球眼がイマイチで当落線上にいる。 さらにその情況に追い討ちをかけるように左太もも肉離れで戦線離脱していた大砲スレッジがこの日から二軍でフリー打撃を開始、一軍復帰間近かとなり肩身はどんどん狭くなっている。 一方、坂本といえば、中田より1年先に入団。2年目の昨季は全試合にスタメン出場を果たした。今季から背番号を6に変更し、目下セ・リーグの首位打者。首位を独走する巨人の核弾頭として大きな原動力となっている。 巨人・坂本VS日ハム・中田、未来のプロ野球を担う同世代の“背番号6対決”が実現するかと思われたが、中田はあいにくのベンチスタート。7回に代打で登場したものの、ゴンザレスのボール球となる変化球に手を出し、あえなく空振り三振。チームも2-5で敗れてしまった。 「(ボール球を)見極めないと」と首脳陣から苦言を呈され、評価はダウン。そればかりか、ファンの間でも株は下落していた。 「二軍戦でもう少し結果を残してからでもよかったんじゃないですかね。3年目、4年目になって活躍してくれれば。(背番号6は)重かったですね。正直、永久欠番になって欲しかった。坂本選手と比べると大きく水を開けられてますよ。最後には巻き返して欲しいですけど」(20代の日ハムファン/男性) 代打生活でなかなか結果が出ず「(二軍に)落ちてもまた一からやったらええわけやし」と前を向いた中田。この屈辱をバネに是非とも巻き返して欲しいものだ。
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スポーツ 2009年06月06日 15時00分
DEEP 宮田本腰入れた
シドニー五輪レスリング日本代表の宮田和幸が、最軽量級戦線に本腰だ。6・30「DEEP42」(東京・後楽園ホール)でフェザー級ワンマッチに臨むことが決定し、DREAMフェザー級戦線への殴り込みを見据え、HERO'S時代の70キロ以下級からひとつ階級を下げ、再起を図る。 圧巻のチョーク葬で勝利した4月のDEEPから体重を落とし、最軽量級のフェザー級で闘うための準備をしていた宮田。5日にはいよいよフェザー級のワンマッチでGRABAKA最軽量級のエース山崎剛と対戦することが決まり「僕としてはこの階級に自信を持っています。」と意気込んだ。 これまでの70キロ以下から階級を下げてフェザー級に本腰を入れるのは、再びメジャーリングに戻るための選択。「DREAMに出たい。(地上波でやってるDREAMなら)自分のジムで教えている子どもたちもテレビで見られるし」。逆襲のヘラクレスは山崎撃破を手土産にDREAMフェザー級に殴り込みをかける。
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スポーツ 2009年06月06日 15時00分
ユニオンプロレス ライガー参戦
あのリビング・レジェンドがユニオンに登場だ。 ユニオンプロレスリングは5日、8・30東京・後楽園ホール大会の対戦カードを発表。新日本プロレスの獣神サンダー・ライガーVS大家健の対戦が決まった。 昨年5月にDDT初参戦を果たしたライガーだが、今年はユニオン参戦が決定。この日は、新日ジュニアの象徴との対戦が決まった大家から「自分は今までのプロレス人生の中で日の目を浴びたことは一度もなかったどころか、失踪・引退を繰り返すような最下層のプロレスラーです。そんな自分とのシングルマッチを受けてくださったライガー選手の男気に応えたい」と決意を新たにしていた。
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