スポーツ
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スポーツ 2009年06月29日 15時00分
最下位独走・横浜ベイ田代監督代行の転職先はラーメン店店主が有力
横浜ベイスターズ田代富雄監督代行の転職活動をめぐる噂がやかましい。目下、セ・リーグ最下位を独走中。大矢明彦前監督の電撃退任(無期限休養)を受け、指揮をとってから1カ月経った。就任当初は続投の可能性もあったが、このままでは来季はほぼラーメン店店主に転職決定という。 現役時代のあだ名に由来する“オバQ打線”が湿りっぱなしとあって、7月9日に迎える55歳の誕生日もお祝いムードは全くなし。夏場のオバケは背筋を寒くさせるが、オバQ監督代行の場合は首筋が涼しくなってきた。しかし、なぜまたラーメン店に転職するのか。 「現役時代からラーメンの食べ歩きが趣味だった田代さんは、引退後に地元の神奈川県茅ヶ崎市で『田代ラーメン』を開店したんです。新湘南バイパスの側道沿いと立地条件がよく、喜多方ラーメンに似たあっさり系しょう油スープはそれなりに評判でした。ただ、店構えがピンクと青のストライプ模様という奇っ怪さで、食べる前からマズそうな印象を与えてしまい、全く儲からなかった。数年前に横浜2軍コーチとして球界復帰が決まったため、惜しまれながら閉店しました」(球界関係者) 同関係者によると、田代監督代行は就任前から「今度野球を離れたら、建物の模様替えをしてラーメン店を再開したい」などとリベンジを口にすることがあったという。 成績不振のままシーズンを終われば、代行とはいえ指揮官としてケジメをつけなければならない。それが転職説を生んだのだろうが、なんだか悲しい味のラーメンになりそう…。
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スポーツ 2009年06月29日 15時00分
夢は月9主演!! 女子プロレスラー桜花由美インタビュー
ビューティーペア、クラッシュギャルズら人気者を輩出した女子プロレス界が、今、瀕死の状態で興行を続けている。人気レスラーが今ひとつ、世間のブームに乗れないからだ。ならば、と手を挙げたのが桜花由美(おうか・ゆみ=WAVE・30)だ。彼女の目標は、女子プロをブレークさせることは元より、月9に主演女優として出演すること。大胆発言は、果たして実現できるのか? −−今の女子プロの状況をどう思う? 「クラッシュ・ギャルズとかすごい時代からすれば、低迷していると思うけど、これが今の時代だと思います」 −−クラッシュブームの時代は知ってる? 「おそらく小学校にも入ってないんで、見てたとしても記憶にないですね。物心がついたとき、アジャ様(アジャ・コング)がバラエティーに出てたりしたのを覚えています。『THE 夜もヒッパレ』に出てましたよね」 −−どんな印象を受けました? 「見た目が怖くて、テレビのチャンネルをすぐに回しちゃいました…(笑)。女子プロレスというのは、怖いイメージがあったんですよ。殴ったり、蹴ったり、血を流したりっ…。顔にペイントをしてるのも、子供心にものすごく怖かったです」 −−プロレスに入るきっかけは、吉本興業がアクション女優を育成する企画“アストレス”でした。 「どうにかして、この子より売れなきゃいけない、コイツには負けたくないっていうのがいっぱいありましたよ。ライバルが売れてくれば、プロレスの試合は1試合目より2試合目って、ソイツより上の試合に出たかった。ホント、火花バチバチでしたね」 −−それがリングで出たら面白い。ただ、今は、なにせ観客が入らない。 「プロレス中継が男子でも削られてるのが、大きな理由ですよね。やはり、地上波は大きい。テレビを何気につけて、チャンネルを回して、女子プロレスをやっていて面白かったら見ちゃうじゃないですか。有料放送じゃそれはない。やっぱり地上波ですよ。今、2年くらい前から、ラジオをやってるんです。『プロレスリング WAVEゴールデン5 GONG』(レインボータウンFM、水曜日、21時〜22時)。生放送でやってますんで、聞いてくださいね。まずは、女子プロを盛り上げるためにコツコツとね」 −−桜花さんが有名になって、女子プロもブレーク? 「スターが出て、人気が出なきゃどれもダメなんですよ。今、就職難でとりあえずって職に就いてる子が多いじゃないですか。そういう子にぜひ、プロレスを見てもらいたい。すごく魅力のある商売なんですよ。1度きりの人生なんだから、やりたいことを見つけてほしい。とりあえず働くのってもったいないじゃないですか。そんな子が女子プロを見てファンが増えれば、女子プロ界も活性化するし、ライバルも増えるし、比例して人気も上がる。そしたら、私の夢である、月9に主演で出られるじゃないですか。相手? 松本潤さんなら最高! 女子プロの会場に若い女性の皆さん、足を運んでね」◎声なくしても華麗に舞うカナリア 桜花は、声を失くしたカナリアだ。 小さいころから、タレントにあこがれ、プロレス界に入るまでは芸能事務所に所属。そこで、ボイストレーニングや演技のけいこなどに明け暮れていた。 転機が訪れたのが、吉本興業女子プロレスJdが始めた、アクション女優を養成する部門“アストレス”だった。桜花は、募集と同時に迷わず応募し、合格した。アクションスターへの道をこじ開けようとしたのだ。だが、不運にもJdが解散。アストレスも散り散りとなってしまう。その後、桜花が選んだのは、女優の道ではなくプロレスだった。 その選択は、美しい桜花の身をも削った。桜花の夢は、女優というのもあるが、一番は声優だった。デビュー当時はカナリアのようなかわいらしい声で話していたのだが、本格的にプロレスを始めたために声優の命であるのどがつぶされてしまったのだ。 プロレスラーの大半は、声がかすれている。それは、のどにキックやチョップを何度も受けて、声帯が壊されたためだ。その上、声が出なくても出さなければ先輩に叱られる。それを繰り返すうちに声がかすれる、出なくなる。で、かすれるのが当たり前になってしまうというレスラーならではの職業病でもある。 「こんなかすれた声の声優さんもいますからね。いいんです。今しかできないプロレスをやりたい」 それでもプロレスをやりたいという気持ちは、いつか、美しい声が無くとも人の目をひきつけるカナリアとなって、大空を飛び立つはずだ。
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スポーツ 2009年06月29日 15時00分
新日本プロレス 蝶野 “夏男”から“秋男”になる
新日本プロレスの“黒いカリスマ”蝶野正洋が今夏「G1クライマックス」不出場へ。蝶野は28日に埼玉県下の戸田競艇場で開催された「SGグランドチャンピオン決定戦」にプレゼンターで登場。真夏の祭典への出場を回避する方針を明らかにした。G1最多優勝記録を保持し、「夏男」と称される黒いカリスマに、いったい何があったというのか。 「今年はG1には出ない」。新日本プロレスの夏男がG1不出場を決めた。 過去5回のG1を制しながらも、昨年はプロモーター業に専念するため、17年連続で出場していた真夏の祭典を初めて欠場した蝶野。それでも今年に入ってからは「去年出られなかったG1に出たい」と口にしてきたが、いよいよ夏を目前にしたこの日、黒いカリスマが最終決断を下した。 「オレの中で(故・橋本真也さんに優勝を誓って有限実行でV5を達成した)2005年の優勝でG1にはひと区切りついたし、自分の中では一昨年で卒業したっていうものがある。会社のG1の構想には入ってないし、夏は暑いから嫌いだし…」 あくまでG1本戦には不出場になるが、真夏の祭典期間中の試合には参戦する方針で「G1には出ないけど、期間中は自分にとって意味のある試合ができたら。夏は調整期間に当てたいっていうのがあってね」という。 黒いカリスマが自らの原点でもあるG1を回避してまで夏に調整したいのは一体なぜなのか。蝶野によれば「(自分のプロデュースで)10月に両国クラスの会場でデビュー25周年記念の大会を開く。そこがひとつのゴール目標。そのために、きっちり秋に向けてコンディション作りして、選手としてもチャンピオンシップに挑戦できたら」とのこと。1万人超の会場で自身のデビュー25周年を記念した“秋の祭典”開催に向け、どうやら夏返上で準備にかかろうというのだ。 「自分の中で三沢さんの事もあったし…、6月はモヤモヤしてた。いまは自分のできる方法で業界を活気づかせたい。(10月の記念興行は)団体の垣根を超えたものができれば。武藤さんにも出てもらって三銃士をテーマにしたものもいいね」。今年は新日プロ内にとどまらず団体間を超越した動きに徹する覚悟だ。 なお、この日は競艇を初めて観戦し、プレゼンターとして表彰式に登場。「SGグランドチャンピオン決定戦」を制した今垣光太郎と「アイム・チョーノ」ポーズで記念写真に収まり、「秋には俺もチャンピオンシップに出られるようにしたい」と、水上の格闘技に触発されていた。
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スポーツ 2009年06月29日 15時00分
ハッスル 越中がKGにケツ振り1000回指令
ハッスル軍が28日、渋谷駅のハチ公口前広場でトークイベントを開催。「ハッスル・エイド2009」(7月26日、東京・両国国技館)に向けて、KGから共闘要請を受けた“ケツおやじ”越中詩郎は、まさかの仰天ノルマを課した。 ケツおやじが高田モンスター軍との全面戦争を前に珍指令だ。 この日、雨が降りしきる中、駅前の特設ステージには多くのファンが集まった。ゲストとしてトークショーに参加した越中は「普段は時代劇か野球を見てる」とプライベートを赤裸々に告白。水戸黄門や必殺仕事人などが好きで、専門チャンネルに加入するほど。 さらに現在セ・リーグ5位に低迷している阪神タイガースについても言及。大の阪神ファンだという越中は「今の阪神は好きじゃない。(好きなのは)闘将、星野(仙一)さんや野村(克也)の時代だね。真弓(明信)や岡田(彰布)監督はダメダメ。最下位の横浜といい勝負になるぜ」と予言した。 絶妙トークでファンの心をがっちりとつかんだサムライシローだが、ハッスルのことに話が及ぶと目つきが一変する。 30歳年下のKGから「7・26『ハッスル・エイド』で(タッグを)組んでくれませんか」とラブコールを受けたが、今年デビュー30周年を迎えた越中にとってみれば、KGはデビューしたばかりのひよっ子。 「壁に1000回ケツを打ちつけて、ケツを鍛えてから」(越中)と前代未聞の“ケツ素振り”のノルマを課したのだ。 一歩間違えればセクハラともとられないこの指令だが、KGは早くもやる気満々だった。
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スポーツ 2009年06月29日 15時00分
ハッスル TAJIRIが“恋多き男”にラブコール
また、この日はハッスル軍の決起集会も開かれ、参謀TAJIRIが新日本プロレスIWGPヘビー級王者の棚橋弘至に緊急ラブコールを送った。 マグナムTOKYO、ボノくんとトークショーに参加したTAJIRI。上半期最大のイベント「ハッスル・エイド」に向け、「ハッスル軍のみんなは全力で戦います」とファンに誓った。 その後、TAJIRIは報道陣を集め、急きょ会見。「最近いろんな団体を研究するため、いろんな団体を後楽園ホールに観に行ってるんですけど、その中でものすごい選手を発見したんです。新日本プロレスの棚橋弘至選手です」と明かした。 「かっこいいビジュアル、プロレスのセンス、世界中いろんな選手を見てきたけど、あれほどの選手はいない」とベタ惚れ。「彼はハッスルの太陽になってもらいたいですね。是非とも欲しい。ラブコールです」と投げかけた。 棚橋といえば、現在IWGPのベルトと熱愛中。さらに、プロレスリング・ノアとの対抗戦にも出撃するなど“恋多き男”として多忙な毎日を送っている。果たしてTAJIRIの参戦要請に棚橋はどう反応するのか。
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スポーツ 2009年06月29日 15時00分
球界因縁のライバル(21) 長嶋VS野村
長嶋茂雄氏VS楽天・野村克也監督の家族絡みの場外バトルも面白い。グラウンドではセ、パに分かれた現役時代から、さらには巨人監督VSヤクルト監督として激しい戦いを展開。1年ごとにリーグ優勝という歴史を作っている。長嶋氏が巨人監督に復帰した1993年から始まり、野村監督がシーズン後にヤクルトを退団した98年まで、セ・リーグの人気カードとして因縁対決は人気を呼んだ。 「選手がいくらでもおる巨人を倒すのはアリが巨象に挑むようなもんや。だが、弱者には弱者の戦い方がある」と野村監督がID(データ重視)野球で打倒・巨人をアピールすれば、長嶋監督はこう反論した。「ノムさんは優勝する度に、川崎、岡林、伊藤智など主力投手を壊している。選手は球団の財産だ。一監督が優勝するために潰してはいけない。オレは絶対にそんなことはしないよ」と。 因縁対決は壮絶だった。93年はヤクルト・野村監督がリーグ連覇。94年はV9巨人以来ということで注目されたヤクルトの3連覇を阻止、最終戦で中日と勝った方が優勝というあの10・8決戦を巨人・長嶋監督が制した。95年、今度は野村監督が雪辱。96年には長嶋監督が流行語大賞にも輝いた「メークドラマ」を達成。翌97年はヤクルトが4度目のリーグ優勝。まさに1年ごとのペナント争奪だ。 「長嶋がヒマワリなら、ワシは月見草や」という名文句を吐いた野村監督と長嶋監督の死闘は球史に新たな1ページを加えた。その裏での長嶋監督の長男・一茂氏(現巨人軍代表特別補佐)を巡る場外バトルもすさまじかった。「長嶋さんが監督に復帰したのだから、一茂君を巨人に移籍させてやった方がいいだろう」という、当時のヤクルト・桑原潤オーナーの決断で、一茂氏は長嶋監督が復帰した93年、ヤクルトから巨人に移籍した。 「なんでマスコミは長嶋と王のことばかり大きく取り上げるんや。ワシが三冠王になっても小さな扱いやのに」と反発する、根っからのアンチ長嶋・野村監督の一茂氏イジメが目に余り、桑原オーナーが温情トレードを敢行したのだ。当然のごとく野村監督は「親子で同じチームというのはおかしいやろ。長嶋は何を考えているんや」と噛みついている。 しかし、その野村監督が三男・克則(現楽天コーチ)をヤクルトに入団させたのだから、言行不一致もいいところだろう。楽天監督になれば、また連れて行き、コーチに就任までさせているのだから、長嶋氏のことを言えた義理ではない。ヤクルト関係者がこう言い切る。 「本音を言えば、ノムさんは克則と同じユニホームを着ることには抵抗があるんだよ。だけど、総監督サッチー(沙知代夫人)の命令だから、逆らえない。『旦那はどうなってもいいけど、克則は目に入れても痛くない』と、克則命を公言しているサッチーだからね。ヤクルト入りも楽天入りもサッチー総監督の指令ですよ」。 実は、一茂氏の巨人入りも亜希子夫人(故人)の強力な圧力があったのは、知る人ぞ知る公然の秘密だ。「ヤクルト・桑原オーナーの厚意に感謝した長嶋さんだが、父子鷹には消極的だった。ナベツネさん(現巨人球団会長)も反対していたしね。でも、亜希子さんが『一茂を巨人に入れなければ、食事も作りません』と宣言。長嶋さんもギブアップした」。長嶋人脈の球界関係者がこう明かす。月見草もヒマワリも山の神には勝てなかったのだ。
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スポーツ 2009年06月27日 15時00分
7・5全日金沢大会で初めてタイトルに挑戦する河野真幸に迫る
全日本プロレス7・5金沢大会(石川県産業展示館3号館)で武藤敬司と組み、GURENTAIの太陽ケア&鈴木みのる組の世界タッグ王座に挑戦する河野真幸。3月に4年ぶりの“古巣”復帰を表明後、わずか4カ月で人生初となるタイトル挑戦をつかみ取った。異例のスピード出世を果たした河野だが、復帰に向けた海外修行でどんな生活を送っていたのか。全日プロの秘密兵器に迫った。 −−全日本に再入団したきっかけは。 「去年の12月(7日のパンクラス・ディファ有明大会)の試合に負けちゃって、格闘技を延長するのか、プロレスするのかで迷ってた。プロレスをやるんだったら武藤さんのところと決めていたので、(武藤さんに)『格闘技に区切りをつけようと思ってる』って話をしたら『ウチでやるか』と声をかけられたので」 −−3月から5月までカナダのTNAアカデミーで修行してきたが。 「スコット(・ダモール)さんのおばあちゃんのアパートで寝泊りしてました。午前中は昼前ぐらいから雷陣(明)さんと走って。夕方からはレスリング教室が月、水、木。土日がインディーのプロレスの試合でした」 −−食生活はどうだった。 「道場に2003年のミスターアメリカになったボディー・ビルダーがいたので、体を大きくするためにプロテインを入れて1日8食はとってましたね。単純にチキンをゆでてブロッコリーを入れてとか、最低でも6食は食べてました」 −−印象に残っている試合は。 「スポーツバーみたいなところなんですけど、すごい小さくて、更衣室も無い。座席のほとんどがグッズ売り場になっていて、Tシャツとかポートレートが並べられてたり。VIPルームみたいな机のところではサブゥーさんがサイン会をやってました。そこで『来週(WWEの)レッスルマニアだから試合しろ』って言われて。着替える場所も隅っこで入場テーマ曲もなく、通った道を戻って入場しました」 −−観客はどんな感じ。 「お客さんも酔っ払ってるから、バッチンバッチン叩かれて。1面に2列で15人くらいですかね。建物の端っこにリングがあるから2面は使えない。天井も低くてかろうじてネックブリーカーができるくらい。でも勝ちましたよ」 −−新型インフルエンザは大丈夫だったか。 「あれは衝撃ですよね。僕の住んでたところから1時間ぐらいの場所に語学留学してた子たちが日本に帰って来て、一発目の感染者となった。だけど、カナダ人はみんなマスクをしていない。(感染が)確認された次の日、その街で試合しちゃいました(苦笑)」 −−大丈夫ですか? 「オレも感染してるんじゃないかと思いましたよ。でもいたって健康です」 −−カルチャーショックはなかったのか。 「前にタイにも行ったことあるし、オーストラリア、中国にも行ったし。異国は文化が違うからこうなんだろうなって。慣れたもんですね」 −−今後対戦してみたい相手は。 「もうちょっとプロレスのレベルを上げてから、諏訪魔ともう一回やりたい。今すぐやっても(5・30愛知県体育館大会での一騎打ちと)同じか、ちょっとしか変わらないと思う」 −−総合格闘家時代には本紙で元大相撲横綱の曙選手と対戦したいと語っていたが。 「戦わなくても組んでもいいですよ。元スパーリングパートナーなんで。でも、もし横綱(曙)が組まないと言うのなら、僕は対戦したいです」 −−今後の目標は。 「ボクにとっての“武藤敬司”になる。小学校の時、初めて(武藤の悪の化身である)グレート・ムタを見て興味をもって、それからプロレスを見るようになった。人生にかなりの影響を及ぼした人。自分も(見た人がプロレスに興味を持つ)何かのとっかかりになれば」◎総合格闘技+プロレスの新必殺技開発 シリーズ最終戦となる金沢大会で、「格闘技、プロレスをやってきて初めてのタイトルマッチ」に挑む河野。5月に復帰後、2シリーズ目でのタイトル挑戦に「最初聞いたときは、『何でオレが』って戸惑ってた」という。 それでも「チャンスをもらったのはラッキー。一生懸命やってモノにしよう。やりたくても(挑戦)できない人がいるんだから」と気持ちを切り替えた。 すでにタイトル奪取への対策も万全。「向こうは(ボクを)狙ってくると思う。でも、ボコボコにやられてもやられても返していく」とゾンビのごとく立ち上がり、相手を追い詰めていくつもりだ。 さらに現在もプロレスと並行し、総合格闘技の練習も続けている。“極めの殺し屋”長谷川秀彦(SKアブソリュート)の指導を受けることによって「だれも知らないような足技をプロレスに取り入れたい」と秘策も練っているようだ。 現在、世界ジュニア以外のベルト(三冠ヘビー、世界タッグ、アジアタッグ)をGURENTAIに独占されてしまっている本隊。“秘密兵器”河野が政権奪回のキーマンとなる。
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スポーツ 2009年06月27日 15時00分
元川悦子のサッカー魔法陣
2007年の浦和レッズ、08年のガンバ大阪と日本勢が連続優勝しているアジアチャンピオンズリーグ(ACL)。今季もJリーグ勢4チームが1次リーグを突破。24日に8強入りをかけて戦ったが、アジア連覇を目指したG大阪とJ王者・鹿島アントラーズの両本命が破れる波乱があった。 G大阪はホームで川崎フロンターレと対戦。下馬評ではG大阪有利と言われたが、遠藤保仁、レアンドロら負傷上がりの選手を強行出場させたことで終盤に運動量が低下。そこを川崎に突かれた。今季のG大阪はブラジル人と韓国人の両助っ人同士の連係が噛み合わず、守備も安定しないなど、Jでも結果が出ていなかった。最もチーム状態の悪い今、この大一番を迎えたのが痛かった。 鹿島もPK戦の末にFCソウルに敗れた。Jでは11戦無敗と抜群の強さを誇る彼らに死角はないと見られたが、ACL挑戦6回で無冠と「内弁慶ぶり」は相変わらずだ。 この試合を実際にスタジアムで見たが、日本代表の興梠慎三が先制し、スタートはまずまずだった。しかし、直後から守備が乱れ始め、ミスから失点。岩政大樹も「自分たちが普段やっているボール回しのリズムではなかった。その原因はメンタル面が大きい」と言うように、どこか韓国の強豪を怖がり、自分たちの形を失っていた。 それでも後半開始早々に青木剛がヘッドを決め、2-1と再びリードする。だが、主将・小笠原満男が不用意なプレーで退場。「自分が試合を壊した」。10人になったチームが精神的に追い込まれたのは事実だ。オリヴェイラ監督は元日本代表の中田浩二を投入し、試合を落ち着けようするが、韓国代表の若きスター・寄誠庸に直接FKを決められた。その後も好機を作りながら、結局は勝ちきれなかった。 8強に残ったのは国内無冠の川崎と95年と、99年に天皇杯を2度制したことのある名古屋グランパス。どちらも好不調の波が大きく、今後のタフな戦いを確実に勝ち抜けるとは思えない。日本勢のACL3連覇の道はかなり険しくなった。
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スポーツ 2009年06月27日 15時00分
戦極 三崎が謝罪会見
公務執行妨害で有罪判決を受けていた戦極ミドル級の日本人エース三崎和雄が26日、都内で謝罪会見。ここのところ公の場に姿をみせず、にわかに失跡説も囁かれていたが、その真相は警察に御用となり“行方不明状態”になっていたことが明らかになった。 会見に同席した戦極の國保尊弘代表によると、三崎は3月19日に携帯電話を使用しながら荒川区内で自家用車を運転していたところ、警視庁尾久署員から停止命令を受けたが、これを無視してそのまま逃走。その際に同署員の左手首にサイドミラーが当たったことから、5月に出頭命令が下って逮捕起訴され、今月4日に保釈された。 25日には東京地方裁判所で初公判が開かれ、懲役1年、執行猶予3年の有罪判決。この日の会見に登場した三崎は「このたびはたくさんの方にご迷惑をかけ、お詫び申し上げたいと思います」と陳謝し「練習に早く行きたかったのと、携帯電話ぐらいという安易な考えがあった。今後失ってしまった信頼を取り戻すために、責任を果たしていきたいと思っております」と頭を下げた。 三崎といえば、8・2「戦極〜第9陣〜」(さいたまスーパーアリーナ)で中村和裕と対戦が決まっていたが、カード決定後は公の場に姿を見せず、にわかに失踪説が浮上。今月4日に新宿駅前で、8・2参戦決定済みの選手が一堂に会した会見の際にも姿はなく、対戦相手の中村から「三崎選手に会えると思ってきたんですけど、来てないんで残念」と声が上がっていた。 警察にお縄になっていたことから表舞台に出てこなかった三崎だが、これらの罪はすべて戦いを通じてザンゲするつもり。ただ、次回参戦予定の8・2大会については、来週早々にも13人からなる戦極コミッショナーが緊急会議を開き、出場するか否かを決定する見通しとなった。
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スポーツ 2009年06月27日 15時00分
男子ボクシング 内藤大助 “TKO負け”寸前
WBC世界フライ級王者・内藤大助のV6戦の交渉が佳境を迎えている。暫定王者のポンサクレック・ウォンジョンカムとの統一戦に向けて、順調に進んでいるかに見えた交渉だが、ここにきて入札によってプロモート権を決定する可能性も出てくるなど、暗礁に乗り上げてしまった。このドタバタ劇の結末は。 内藤は5月26日に熊朝忠を退け、5度目の防衛に成功。だが、WBCからの通達で90日以内に暫定王者ポンサクレックとの指名試合をこなさなければならなくなっていた。 本来であれば、V6戦は8月26日までに開催される見込み。しかし、前回の試合で両目をカットしたことにより、回復具合が懸念され予定がズレ込む可能性も出てきている。 内藤はすでに練習を再開。次期防衛戦に照準を合わせている。ところが、そんな王者にあまりうれしくない情報が舞い込んできた。 一部報道によれば、このまま交渉がまとまらなければ、7月3日にメキシコにあるWBC本部で興行権を決める入札に参加しなければいけない、という旨の文章が日本ボクシングコミッション(JBC)に届いたというもの。 通常、世界戦の交渉は一定期間を設け、両陣営で話し合うが、決裂した場合は入札になるというのが通例だ。 宮田博行会長は「もう交渉は開始しています」と語っているが、入札の期限まであと1週間あまり。本当に入札になってしまうのか。 あるボクシング関係者は次のように解説する。「入札になれば、ポンサクレック側は通常より高いファイトマネーを得ることができる。うまくやればタイに試合をもってくることも出来る。タイで試合をすることになれば気候も暑いですし、計量もアバウト。(暫定王者は)精神的優位に立って、アグレッシブに交渉が進められる」 入札に持ち込まれれば、内藤側に不利に働くことは間違いないよう。 現段階で入札は避けたい状況だ。 入札でドロ沼の“銭ゲバ”になるのか、それとも急転直下の電撃決定となるのか。いずれにせよ近日中に結論が出ることになる。
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