現役時代のあだ名に由来する“オバQ打線”が湿りっぱなしとあって、7月9日に迎える55歳の誕生日もお祝いムードは全くなし。夏場のオバケは背筋を寒くさせるが、オバQ監督代行の場合は首筋が涼しくなってきた。しかし、なぜまたラーメン店に転職するのか。
「現役時代からラーメンの食べ歩きが趣味だった田代さんは、引退後に地元の神奈川県茅ヶ崎市で『田代ラーメン』を開店したんです。新湘南バイパスの側道沿いと立地条件がよく、喜多方ラーメンに似たあっさり系しょう油スープはそれなりに評判でした。ただ、店構えがピンクと青のストライプ模様という奇っ怪さで、食べる前からマズそうな印象を与えてしまい、全く儲からなかった。数年前に横浜2軍コーチとして球界復帰が決まったため、惜しまれながら閉店しました」(球界関係者)
同関係者によると、田代監督代行は就任前から「今度野球を離れたら、建物の模様替えをしてラーメン店を再開したい」などとリベンジを口にすることがあったという。
成績不振のままシーズンを終われば、代行とはいえ指揮官としてケジメをつけなければならない。それが転職説を生んだのだろうが、なんだか悲しい味のラーメンになりそう…。