5月26日から6月14日まで開催を予定していた交流戦が、バラされてしまったことで、今シーズンの5月中の開幕は断念。23日にもコロナウイルス対策会議が開かれるが、緊急事態宣言が全都道府県に発令されていることもあり、公式戦の試合数削減などの議論はされるだろうが、開幕の日程を決めるのは、緊急事態宣言が解除されてからになると見るのが妥当なところだろう。
緊急事態宣言が発令されてからは、自主練習に切り替えていたオリックスだが、現在期限とされている5月6日までは、合同練習はせず、自主練習を継続すると発表した。引き続き、報道陣の取材は自粛を要請しており、やはり緊急事態宣言中は大きな動きはなさそうだ。
オリックスに限らず、各球団はチケットの返金作業や、新たな発売日の設定はもとより、ファンクラブ特典や年間シートの調整もしなければいけないため、政府や自治体による自粛要請が解除されても、すぐに開幕を迎えるとは考え難い。気候が暖かくなってきたことから、選手のコンディションは良さそうだが、実戦形式の紅白戦ないし練習試合が必要になってくるのは間違いない。5月6日に解除された場合、交流戦明けの6月下旬の開幕が現実的かもしれない。
(どら増田)