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オリックスも自主練習に変更!各球団、見えぬ開幕に苦渋の決断

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京セラドーム大阪

 オリックスは新型コロナウイルス感染拡大防止のため、1日から大阪・京セラドーム大阪で開催していた1軍の合同練習を取りやめ、1軍、2軍ともに大阪・舞洲にある球団施設での自主練習に切り替えると発表した。

 パ・リーグでは西武とともに、選手の管理や取材規制をしながら、合同練習を行っていたオリックスだが、24日の開幕も微妙になってきたこのタイミングで、自主練習に切り替えた。期間は5日までの予定だが、6日以降の予定は「決まり次第ご連絡します」としており、流動的だ。パ・リーグでは楽天が期限を決めず活動休止中。ソフトバンクは最短で3日まで、ロッテは5日まで活動休止を発表しており、日本ハムは取材を自粛要請した上で、自主練習に切り替えている。

 セ・リーグでは、広島と中日が3月31日から練習を再開させたが、藤浪晋太郎投手らの感染が判明した阪神は依然活動休止中で、ヤクルトは3日まで自主練習、巨人は4日まで個人調整、DeNAは取材を自粛要請した上で6日まで自主練習としている。オリックスも舞洲の球団施設及び、京セラドーム大阪への取材自粛をマスコミに要請しており、現時点で24日を目標にしているシーズン開幕が厳しい状況にある中、各球団ともに苦渋の決断をしていることが窺える。開幕の期日が明確に見えないと、練習試合もミニキャンプもどこにピークを持っていけばいいのか選手も首脳陣も悩ましいところだろう。

 3日に行われる12球団代表者会議で、開幕日の指針が示される模様だが、その結果によってスケジュールの組み直しがあるのは必至。政府や自治体による大型イベントの自粛要請の期間も見据えながら、今後はさらに各球団苦渋の決断が迫られることになる。
(どら増田)

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