オリックスは20日に仙台に入ると、21、22日と楽天と2連戦(楽天生命パーク宮城)、24日には大阪に戻ってソフトバンクと3連戦(京セラドーム大阪)、28、29日は西武と2連戦(ほっともっとフィールド神戸)を行う。31日、4月1日は日本ハムと2連戦(札幌ドーム)、4月3日からロッテと3連戦(京セラドーム大阪)を開催。デーゲームが中心になっており、一部の試合ではナイターも開催する予定だ。
パ・リーグのチームと開幕直前に練習試合ができるというのは、オープン戦で課題を残したオリックスに対しては好材料と言ってもいいだろう。西村徳文監督は「4.10開幕を目指す」としており、「それまでにやるべきことが多いし、見てみたい選手もいる」とコメントした。ルーキーの村西良太、育成から支配下に登録された漆原大晟の先発としての適性の見極めや、再チャンスとなる荒西祐大、ファームで好投を続けてきた鈴木優などもチェックしておきたいようだ。また新外国人選手のヒギンスが連投可能なのかも実戦で見ていく方針。野手の間でもポジション争いがまだまだ繰り広げられることだろう。
オリックスにとっては、貴重な練習試合にしなければいけない。
(どら増田)