オリックス 2-4 中日
▽11日 大阪・京セラドーム大阪 観衆0人(無観客試合)
オリックスは11日、大阪・京セラドーム大阪で、中日とオープン戦を行った。
オリックスの先発は、近畿大学からドラフト3位で入団したルーキーの村西良太。対する中日は、昨年11勝を挙げている柳裕也が先発。村西は初回、平田良介にタイムリーを打たれ先制を許すも、その裏、新外国人ロドリゲスが来日初タイムリーを放ち同点に追いつく。
中盤は村西、柳ともに立て直して行ったが、中日打線は5回に再び村西を捕らえ、スクイズと大島洋平のタイムリーで2点を勝ち越し。村西はこの回でマウンドを降りた。オリックス打線は柳を相手に6回を3安打、6三振と封じ込まれてしまう。
その後、中日は6回に渡辺勝が2番手の山田修義から、タイムリースリーベースを放ち1点を追加。オリックスは最終回、宗佑磨のタイムリーで1点返すも万事休す。結果は前日とは真逆で、中日が勝利。この2連戦を1勝1敗で終えている。
試合後、オリックスの西村徳文監督は「多くの球数を投げたから最後はバテたかな」と初先発の村西の投球を分析した上で、「これからクリアしていかないと。あとは立ち上がりですね。(今後も)先発させます!慣れさせないといけない。5回まで投げられたのは良かった。球威的にこれから上がって来る。先発陣が数的にどうかな?という部分で、チャンスですから。モノにしてもらいたい。他のピッチャーにもチャンスを与えたいですね。それが誰なのかはそのうち分かりますよ(笑)。ロドリゲスも打席は増やして行きますよ。逆方向に打ってくれたのは魅力的」と村西のピッチングと、ロドリゲスのバッティングについて振り返った。
先発ローテーションの枠が埋まらないオリックスにとって、開幕延期はプラスに考えたいところ。オープン戦は13日からの阪神3連戦を残すのみ。延期期間中の過ごし方が貴重な時間になるのは間違いない。
(どら増田)