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元川悦子のサッカー魔法陣

 2007年の浦和レッズ、08年のガンバ大阪と日本勢が連続優勝しているアジアチャンピオンズリーグ(ACL)。今季もJリーグ勢4チームが1次リーグを突破。24日に8強入りをかけて戦ったが、アジア連覇を目指したG大阪とJ王者・鹿島アントラーズの両本命が破れる波乱があった。
 G大阪はホームで川崎フロンターレと対戦。下馬評ではG大阪有利と言われたが、遠藤保仁、レアンドロら負傷上がりの選手を強行出場させたことで終盤に運動量が低下。そこを川崎に突かれた。今季のG大阪はブラジル人と韓国人の両助っ人同士の連係が噛み合わず、守備も安定しないなど、Jでも結果が出ていなかった。最もチーム状態の悪い今、この大一番を迎えたのが痛かった。
 鹿島もPK戦の末にFCソウルに敗れた。Jでは11戦無敗と抜群の強さを誇る彼らに死角はないと見られたが、ACL挑戦6回で無冠と「内弁慶ぶり」は相変わらずだ。

 この試合を実際にスタジアムで見たが、日本代表の興梠慎三が先制し、スタートはまずまずだった。しかし、直後から守備が乱れ始め、ミスから失点。岩政大樹も「自分たちが普段やっているボール回しのリズムではなかった。その原因はメンタル面が大きい」と言うように、どこか韓国の強豪を怖がり、自分たちの形を失っていた。
 それでも後半開始早々に青木剛がヘッドを決め、2-1と再びリードする。だが、主将・小笠原満男が不用意なプレーで退場。「自分が試合を壊した」。10人になったチームが精神的に追い込まれたのは事実だ。オリヴェイラ監督は元日本代表の中田浩二を投入し、試合を落ち着けようするが、韓国代表の若きスター・寄誠庸に直接FKを決められた。その後も好機を作りながら、結局は勝ちきれなかった。
 8強に残ったのは国内無冠の川崎と95年と、99年に天皇杯を2度制したことのある名古屋グランパス。どちらも好不調の波が大きく、今後のタフな戦いを確実に勝ち抜けるとは思えない。日本勢のACL3連覇の道はかなり険しくなった。

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