ケツおやじが高田モンスター軍との全面戦争を前に珍指令だ。
この日、雨が降りしきる中、駅前の特設ステージには多くのファンが集まった。ゲストとしてトークショーに参加した越中は「普段は時代劇か野球を見てる」とプライベートを赤裸々に告白。水戸黄門や必殺仕事人などが好きで、専門チャンネルに加入するほど。
さらに現在セ・リーグ5位に低迷している阪神タイガースについても言及。大の阪神ファンだという越中は「今の阪神は好きじゃない。(好きなのは)闘将、星野(仙一)さんや野村(克也)の時代だね。真弓(明信)や岡田(彰布)監督はダメダメ。最下位の横浜といい勝負になるぜ」と予言した。
絶妙トークでファンの心をがっちりとつかんだサムライシローだが、ハッスルのことに話が及ぶと目つきが一変する。
30歳年下のKGから「7・26『ハッスル・エイド』で(タッグを)組んでくれませんか」とラブコールを受けたが、今年デビュー30周年を迎えた越中にとってみれば、KGはデビューしたばかりのひよっ子。
「壁に1000回ケツを打ちつけて、ケツを鍛えてから」(越中)と前代未聞の“ケツ素振り”のノルマを課したのだ。
一歩間違えればセクハラともとられないこの指令だが、KGは早くもやる気満々だった。