昨年5月の「第二陣」で中尾“KISS”芳広と対戦して以来、2度目の戦極参戦。この日は宿泊先の高級ホテルの宴会場に報道陣を集め、自慢のパンチを披露した。「藤田(和之)選手や吉田(秀彦)選手との試合を見たが、パンチのスピードは俺の方が上」と不敵に言い放った。
PRIDEで2006年の大みそかに、吉田を沈めたトンプソンを相手に怯む様子はない。トンプソンが得意とするゴング直後の猛攻についても「ゴング&ダッシュの対策は考えていない。クレバーに立ち振る舞う」とサラリと言ってのけ、「まあ俺は頭の悪い戦い方はしないからさ」と、猪突猛進なファイトスタイルが身上のトンプソンをあざ笑った。