スポーツ
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スポーツ 2009年11月20日 15時00分
角界理事選 貴乃花親方 “徳俵”で苦闘
果たして貴乃花親方(元横綱)の思いは通じるのか。大相撲九州場所はまだ中盤の入り口に差し掛かったところだが、土俵外で親方たちのもう1つの番外相撲が激しく繰り広げられている。 来年の1月末、初場所後に、次の2年間のリーダーを決める役員選挙(理事10人、副理事3人)が行われる。大相撲界の選挙と言えば、5つある一門ごとに所属する親方たちが集まって厳しい事前調整で立候補者が絞り込まれ、無投票となるのが通例。しかし、今年は4期8年ぶりに定員オーバーとなり、選挙にもつれこみそうな気配なのだ。その混戦を演出しているのが引退して6年目、“平成の大横綱”と称号を奉られている貴乃花親方(37)だ。 実父の先代二子山(元大関貴ノ花)が理事、伯父の元二子山(元横綱初代若乃花)が理事長だったこともあって、貴乃花親方の理事へのこだわりや、協会改革の思いは強い。 先代二子山が亡くなった直後の平成17年には、テレビのワイドショーなどに出演し、力士の学校設立などの大胆な協会改革案を披露。これが協会首脳の怒りを買い、「そういうことを言うような立場じゃない」と大目玉を食う騒ぎまで引き起こしている。 貴乃花親方の理事選出馬は一朝一夕の思いつきではないのだが、出る杭は打たれるのたとえ通り、この旧態依然とした世界で若くしてリーダーの仲間入りを果たすのは容易なことではない。悲願の理事当選を果たすに最低でも10票、つまり、自分以外に9人の親方たちの支持が必要。貴乃花親方は若い親方たちを糾合し、票固めをしているが、その前に思いがけない対抗馬が出現、苦戦を強いられている。 横綱の先輩で、稀勢の里や若の里らを育て、弟子の育成でも実績を残している鳴戸親方(元横綱隆の里)が理事選に名乗りをあげたのだ。 こちらのバックには、弟子の不始末で降格処分を食ったが、一門内ではいまだに隠然たる勢力を誇る間垣親方(元横綱2代目若乃花)が付いていると言われる。 4日目の打ちだし後に開かれた二所一門会では両者ともに出馬の意向を示し、このままでは選挙による決着が必至。貴乃花親方はどうやって活路を見出すのだろうか。
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スポーツ 2009年11月20日 15時00分
ノア 崖っぷち王者・潮崎にパートナーがアドバイス
プロレスリング・ノアGHCヘビー級王者の潮崎豪が大失態だ。19日の後楽園ホール大会でバイソン・スミスにまさかのフォール負け。12・6日本武道館大会で行われる2度目の防衛戦に向けて最悪のスタートを切った。1カ月で2度の敗戦と迷走する王者に、パートナーの齋藤彰俊から救いの手がさしのべられた。 “迷走”王者に「めい想」のススメだ。 13日のセム有明大会で杉浦貴組に先勝し、王者の貫禄を見せつけた潮崎。今シリーズ最終戦で年内最後の防衛戦を控えている。この日は開幕戦で齋藤と組み、杉浦&バイソン・スミスと対戦した。 ゴングが鳴らされるや、V2戦の相手でもある杉浦との真っ向から壮絶な打撃戦を展開。エルボーを打ち込んでくる杉浦を逆水平で迎撃した。 鬼気迫るファイトは勢いを増す。バイソンには齋藤との合体技、ジャーマン、豪腕ラリアートをたたき込み、試合を優勢に進めていく。 だが、ここで落とし穴が待っていた。トドメの雪崩式フランケンシュタイナーを狙ったが、最後は雪崩式バイソンテニエルで圧殺され、3カウントを献上してしまった。 7日の健介オフィス熊谷大会でのGHCタッグ王座戦に続き、まさかのフォール負け。なかなか復活の兆しがつかめない王者は、この日も無言で控え室に消えていった。 防衛戦に向けて雲行きが怪しくなってきた潮崎。このままでは王座から陥落しかねない。そんな王者を見かねた齋藤が、復活のアドバイスを送る。 「シオは6月13日を乗り越えた男なんで、精神的には問題ないと思うんです。でもやっぱりちょっと変ですね。自分の心が迷っている状態。めい想したり、ひとりで部屋にこもって精神集中することが必要だと思うんです」と“めい想のススメ”を説く。スランプにもがき苦しむ王者は、戦友のアドバイスをどう聞き受けるのか。
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スポーツ 2009年11月20日 15時00分
ノア “森・健” 小橋を挟撃
12・6武道館大会で、GHCタッグ王座の防衛戦を行う王者佐々木健介&森嶋猛は、“鉄人”小橋建太&秋山準に先勝。森嶋が鉄人に大胆不敵に宣戦布告した。 この日、宮原健斗と組み、小橋&秋山&伊藤旭彦と対戦した王者組。健介が小橋とド迫力の逆水平合戦で試合がスタート。森嶋もヒップアタック、エルボーを叩き込み、追い詰めていく。 場外戦になってもその勢いはとまらず、小橋の逆水平に負けじとエルボーを打ちこんだ。最後は、小橋と秋山を分断させることに成功するとダブルインパクトで伊藤をごう沈させた。 前哨戦で挑戦者組を圧倒した健介が「オレたちの目にはタイトルマッチしか映ってないんだよ」と吠えれば、森嶋も「オレは引かない。負けない」とズバリ。 小橋に対し「チョップを何発、何千発くらっても立ち上がってやる。武道館、勝っても負けても小橋劇場を破壊してやるよ」(森嶋)と言い放った。どうやら“森・健”タッグの挟撃にあった小橋は大ピンチに見舞われそうだ。
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スポーツ 2009年11月20日 15時00分
格闘技界斜め斬り・三者三様 全日「最強タッグ」大予想
吉川 今回は21日に開幕する全日本プロレスの「世界最強タッグ決定リーグ戦」の予想をしたいと思います。本命、対抗、穴を挙げるとすれば、どのタッグチームになりますか? 永島 武藤、船木組が絶対的な本命だろうね。武藤が船木をどうリードして導いていくか、それがポイントになるんじゃないかな。 菊池 俺も本命は武藤&船木だな。一番均整がとれたチームだよ。ただ、船木はタッグリーグ戦を経験していないからな。いわゆる得点方式のタッグリーグ戦は一つ一つの星が大事。船木がそういう試合をどうこなすのかが気になるね。 吉川 僕の本命は小島、ゾディアック組ですね。三冠王者と潜在能力の高いゾディアックを切り崩すことは、どのチームも簡単ではないでしょうね。 永島 対抗はアジアタッグ王者の曙、浜組かな。武藤組との闘いが最大のヤマ場で、そこでもし勝てば一気にいくかもしれないね。彼らは体が凶器。2人合わせて400キロの体重は脅威だよ。 菊池 プロレスはそういうのが面白いんだよ。ウエートのある2人が出てくるだけで見もの。曙組を押し倒せるチームがあるとすれば、よっぽどテクニックがあるか、こずいかのどっちかだな。まともなパワーじゃ太刀打ちできない。俺も対抗は曙組だな。 吉川 そういう意味では、どちらも兼ね備えているGURENTAIのケア、鈴木組、高山、NOSAWA組も必ず優勝戦線に絡んでくるはず。僕が対抗に挙げたいのは世界タッグ王者のケア組ですね。 永島 ただ、ケアは病み上がりだからな(左腕の負傷で5カ月欠場)。むしろ、スーパーヘビー級とジュニアヘビー級の高山組が台風の目になるんじゃないかな。何をしでかすか分からない時限爆弾みたいなタッグだよ。高山組は大穴で、そこに食われたところが落ちていくと思うよ。 吉川 いま本隊内部では世代闘争が活発化しており、諏訪魔、河野組や長州と組む征矢、西村と組む真田といった新世代からも目が離せないですね。穴は諏訪魔組ですね。 菊池 河野はプロレスに戻ってきて日が浅くて不安だけど、体があるからな。大型タッグの諏訪魔組は、経験を積めば全日本の看板タッグになれるよ。期待を込めて、俺も諏訪魔組を穴に挙げたいな。征矢と真田はパートナーのプレッシャーに負けずに思いっきりやればいいんだよ。 永島 武藤は最強タッグの成績を見て小島への挑戦者を決めると言っていたけど、リーグ戦はそれも大事なポイントになってくるんじゃないかな。武藤組が優勝すれば船木が第一挑戦者になってくるはず。武藤はそれを狙わせたいわけだからね。俺も小島と船木の三冠戦は見てみたいよ。
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スポーツ 2009年11月20日 15時00分
新日本 永田 “蹴殺”予告
新日本プロレスIWGPヘビー級王座奪還に燃える永田裕志が19日、都内の同道場で公開練習を行ない、必殺のヒザ蹴りを披露。王者・中邑真輔の必殺技ボマイェを凌駕する危険技「ボンバイエ」での“蹴殺KO”を予告した。 次期シリーズ最終戦の12・5愛知大会でのIWGP挑戦、さらには中邑率いるCHAOSとの4番勝負(23日、東京・後楽園ホール)を控え、この日は青義軍でみっちり特訓。スーパー・ストロング・マシンとともに、平澤光秀と井上亘にけいこをつけ「全勝するぞ」と士気を強めた。 青義軍の長としてCHAOSとの抗争もさることながら、IWGP戦はなおさら負けられない。「俺が中邑に勝つことはチームとしても必要なこと。お前らに見せてやるよ、俺の歩んできた道を。俺もお前らと一緒に走ると言った以上は、中邑から必ずベルトを取る」。 後輩レスラーの前で単にイキがっているわけではない。「昔、藤田(和之)と試合したとき、コーナーにへたり込んだところにヒザを何発もぶち込んだら、逆にコーナーに押し付けられて藤田から強烈なヒザを何発も食らって記憶が飛んだ。あのときみたいにやるかやられるかの試合がしたい。それこそあのヒザをたたき込んでやろうかな」 目には目を、歯に歯をとばかりに、中邑の一撃必殺ボマイェに真っ向勝負する構えの永田。「中邑が使ってるボマイェっていうのは『やっちまえ』って意味らしいけど、まあ俺ならボマイェってまどろっこしい名前つけないで、ボンバイエって名前をつけてやりますよ」。王者をコーナーでのヒザ蹴り「ボンバイエ」で葬る気でいる。
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スポーツ 2009年11月20日 15時00分
ZERO1 天下一Jr始まる
19日の新木場大会で天下一ジュニアトーナメントが開幕し、一回戦2試合が行われた。菅原拓也はDRAGON GATEの戸澤陽と初対決。成長著しいかつての後輩を十三不塔で撃破した。フジタJrハヤトは澤宗紀と壮絶な打撃戦を展開。右ハイキックからのヘルムで優勝候補の一角を打ち砕いた。 11・29後楽園大会では2回戦から決勝まで行われるが、一回戦を突破した2人は「優勝して菅原王国を作る」(菅原)「ZERO1ジュニアのトップ日高選手に勝ってみちのくに帰りたい。もちろん狙うは優勝です」(ハヤト)とトーナメント制覇を誓った。
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スポーツ 2009年11月19日 15時00分
“腰の左右スライド”撃退 「スエー」編
ゴルフを始めて少し慣れてくると「意外に簡単じゃないか」と甘くみてしまう人が多い。基本になる動きを確実に自分のモノにしていないと、進歩もしないし途中で嫌になってしまうケースもある。それだけ日々の練習が大切。さて今週は「スエー編」といこう。 「スエー」とは腰が左右にスライドしてしまう動きのことです。これが起きるとショットの際にミスが出やすくなってしまいます。 アマチュアの方も「スエー」のことを知っている人は多いですが、これを矯正する方法を理解している人は少ないように思います。ではどのように矯正すればいいのか、ですね。 「スエー」とは腰が流れる動きで頭が左右に動くこととは違います。それにもかかわらず、“頭を動かさなければスエーしない”と思い込んでいる人が大半ですね。それは逆で、頭を動かさないと、バックスイングで、かえってスエーしてしまいます。思い切って頭を横に動かす意識で練習しましょう。◎ポイント バックスイングの時に頭が右に動くことを意識して、少し動かしすぎかな、と思うぐらい動かしても、本当はさほど動いていないので、思い切り動かしてみましょう。(=写真(2))◎悪い例 頭を動かさない様にするあまり右腰がノビ上がり、体重が左に残ってしまいます。(=写真(3))◎良い例 まずバックスイングで写真のように右の股(こ)関節に、しっかりと体重をのせられるようにしましょう。(=写真(4))◎悪い例 下半身リードで打とうとする人に多くみられます。腰を切ろうとして逆にスライドしてしまっています。(=写真(5))◎質問大募集 ゴルフに関する質問・疑問を大募集します。採用されたものは紙面で小倉プロが直接答えます。どんなささいなことから、聞きたくても直接プロに聞けなかったことまで何でもOK。 はがきに住所、氏名を明記し、〒135-0063 東京都江東区有明1-1-7 リアルスポーツ「小倉プロに聞け」係まで。または、リアルスポーツホームページの「お問い合わせ」欄からの応募も可。<プロフィール> おぐら・だいご 1974年7月14日生まれ、東京都出身、血液型A型、ゴルフ歴12年。2007年日本プロゴルフ協会入会、アメリカのジム・マクリーンゴルフアカデミーに2年半留学、現在は都内を中心に活動中。生徒の中にはWBCで活躍した青木選手を含む有名人も多数。リアスポ読者のみ都内出張レッスン承ります! ご応募はEメールで。up-golf@ezweb.ne.jp
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スポーツ 2009年11月19日 15時00分
内藤陣営が興毅に“謎”のプレゼント
WBC世界フライ級タイトルマッチ(29日、さいたまスーパーアリーナ)で2階級制覇を狙う同級3位の亀田興毅が18日、都内のジムで練習を公開。視察に訪れた王者内藤大助陣営から誕生日ケーキの差し入れをプレゼントされるサプライズを受けた。27年前の“アノ”事件をほうふつとさせるパフォーマンスに戦々恐々としている。 王者内藤と初の日本人対決に臨む興毅。この日は、ボディーブローやワンツーといったコンビーネーションを交えながらミット打ちを披露。 タイトルマッチを11日後に控え、調整は順調のそのもの。内藤対策についても「だいたいイメージが固まってるから。早く試合がしたい」と自信満々。下馬評では内藤有利がささやかれる中「そういう予想の方が多いやろ。でも、勝ったら(評価を)一気に全部ひっくり返せるし、オレにとっては一石二鳥。いい試合して2階級制覇したいな」と気にも止めていなかった。 余裕タップリの興毅は、宮田博行会長ら内藤陣営が視察に訪れていても「別に関係ないよ。隠すところはチ○ポくらいかな」と下ネタトークで一笑に付した。 だが、そんな自然体の挑戦者にもひとつだけ気にかかることがあった。17日が興毅23歳の誕生日ということもあり、内藤陣営から誕生日ケーキが贈られたのだ。 本紙の取材では、このケーキは不二家数寄屋橋店限定で1日平均2つほどしか作られない「ル・ギンザ」(3400円)であることが判明。「敵に塩」ならぬ「敵にケーキ」をプレゼントされた興毅は「むっちゃうまそうやん。でも何も入ってないやろうな」といぶかしんだ。 無理もない。過去には対戦相手に毒入りオレンジジュースが出された事件が起こったこともある。それだけに興毅は警戒心を強めたのだ。 「この2、3日で何の不安もなくなった。調子が上がってきた」とは興毅。両陣営が接触したことで心理戦が熱を帯びてきた。◎宮田会長、興毅を大絶賛 視察を終えた宮田会長は得意のホメ殺しで興毅を大絶賛した。公開練習後、ファンとの記念撮影に応じる興毅に「カッコイイよね。アレを内藤にもやってほしいよ。本物だね」とベタ褒め。 「興毅クンは亀田興毅というボクサーとしてもタレントとしても完成してますよね。自分が一番ファンになっちゃうんじゃないかと思っちゃいましたよ。プロモーションの社長として勉強させてもらいました」と語ると自転車をこいでジムに戻っていった。
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スポーツ 2009年11月19日 15時00分
虎が吠える 佐山サトル見参!!(12) 武道とはもうひとりの自分を生かすこと
勇気、正義、戦闘、真武道の真実を見よ! 今週から角度を変えて真武道の秘密について私の持論を語ってみよう。 修斗以来、ここ15年の私の主生活は精神武道の創生であった。 来る日も来る日も思考と研究…。ルールを作りリングを作り、防具を作って選手を育てるものとは一転変わり、闘いにまつわる精神の解明と育成開発、学びの生活は、大変充実していた。 私は心の構造や大脳生理学や宗教や歴史、催眠までも研究してきた。闘いと人の環境を科学し、真の武道をつくる生活。史上最強の精神武道がもうすぐベールを脱ぐ。 武道とは自分の中に存在する、もうひとりの自分を生かすことである。闘いの心と普段の動的感情は同じシステムで成り立っている。 人は、環境、雰囲気、感情、情動という五感の受信量と、作用、送信を持つ。例えば、あなたの会社が、この先どうなるか分からないなどの、不安を背負ったとする。 それは闘いの前の選手の状況と同じシステムが作用し、もう一人の“自分の気分”をつくりだす。 人間は、記憶が優れ、未来が見える動物だから、心理と大脳の生理が不安をつくるのだ。酒など飲んで開き直るのは簡単だが、短時間の繰り返しに過ぎない。武道的にはもう一人の自分を内観し、心理と生理を生かすのだ。 例えば自分の会社が新聞社だとする。何があろうと文字は消えない。悪い状況下でも生かした仕事はさすがといわれ、部下や周りにも一体感を与える。敗残兵が見事復活するのは、その環境に生還への強い意思を持つからだ。優位への意思を愛し弱化への艶美(えんび)を憎む強い生き方をプリンシプルすれば、自己の変化もあり得る。 もう一つは、もうひとりの自分を生理的に変えてしまうことだ。どうしようもない気分が、突然もう一人の自分が充実した気分となったら? 催眠で犬や猫になってもしょうがない。どんな闘いにも不動となる心が重要。 それこそが自立への扉である。
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スポーツ 2009年11月19日 15時00分
「時代」を彩った男と女・あの人は今 元サッカー選手・奥寺康彦さん
実業団中心だったサッカー日本リーグがJリーグに代わってプロリーグになると同時にプロ選手が生まれた。だが、そのプロ第1号選手は「日本人初のプロサッカー選手」と紹介される奥寺康彦である。 奥寺は、日本リーグの古河電工(現・ジェフユナイテッド市原)に所属していた1970年代に世界最高峰のサッカーリーグ、ドイツ・ブンデスリーグで活躍した。77年から80年がFCケルン、80年から81年がベルタ・ベルリン、81年から86年がヴェルダー・ブレーメンの3チームで合計9年間に及んだ。 とくに奥寺の正確無比で安定したプレースタイルはドイツのファンから「東洋のコンピューター」と呼ばれた。そして、ヨーロッパサッカー連盟主催の国際大会にはアジア人としては最高の6回出場。78年〜79年シーズンのチャンピオンリーグではアジア人としてリーグ史上初のゴールを記録した。 奥寺は父親の転勤のため小学4年の時、横浜市に転住。中学からサッカーを始め、相模工大付高(現・湘南工科付高)から70年に古河に所属。転機となったのは76年、古河がブラジルに工場を持ったことだった。奥寺はクラブ「ブラジル・パルメイラス」に2カ月間留学して急成長を遂げ、ユース代表を経て日本代表に選出された。76年に開催された国際大会(ムルデカ大会)に出場、得点王となった。また古河は日本リーグと天皇杯に優勝して2冠に輝いた。翌77年10月、奥寺はドイツへ渡り、FCケルンと契約した。 86年に帰国、古巣の古河に復帰。88年のソウル五輪の代表を目指したが、87年と88年のシーズンを最後に引退した。 引退後は、96年にジェフ市原の前身「東日本JR古河クラブ」の監督に就任したが、成績不振のため1年で退任。その後、99年から横浜FCのゼネラルマネージャーを経て、2000年より代表者を務めている。
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