スポーツ
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スポーツ 2010年09月24日 17時30分
混戦の代償?セ上位3チーム「Vイベント」ナシ…
これも、2・5ゲーム差以内に3チームが食い込む『混セ』の影響だろう。23日、落合中日が真弓阪神に敗れ、マジックナンバーの点灯に失敗した。この時点で、中日の残り試合数は「3」。計算上だと、中日はこの1敗で『自力優勝』の可能性が消滅してしまった(23日時点)。首位チームに自力優勝の可能性がなくなるなんて、これこそ数字のマジックだが、そんな混戦の優勝争いが各チームの営業面にも“影響”を与えていた。 「マスコミへの対応は予定しておりますので、詳しいことはまた後日…」 中日職員はマスコミ各社にそう返答している。何の返答かと言うと、「残り3試合」を全勝し、その間の2位・阪神と3位・巨人の勝敗次第では、再び中日にマジックが点灯する。中日がマジック点灯に成功した場合、最短優勝日は、28日。阪神と巨人が直接対決の行方次第で優勝が決まるというわけだ。 中日は試合のない28日に優勝が決まった場合、どうするのか? 各メディアにそのことを問われていた。フロントの発表によれば、監督以下選手はナゴヤドームに待機させるが、「営業(イベント)は一切行わない」と言う。つまり、中日は無人の球場で形式だけの胴上げをすることになる。クライマックスシリーズが導入された以上、ペナントレースの優勝チームが確実に日本シリーズへ進出できる保証はない。球団は28日に優勝が決まった場合、「マスコミ対応はする」としているが、06年以来のペナント制覇が“無人球場”とは、あまりにも寂しすぎる。 「中日球団の発表では、優勝を左右する阪神対巨人戦をナゴヤドームで放送するイベントも検討されたようですが、放映権の問題もあって見送ることになりました」(メディア陣の1人) また、阪神は9月30日までの4試合を甲子園で行うが、10月1日以降の6試合はビジターゲームとなる。残り試合数がもっとも多い阪神が「やや有利」だが、首位・中日の勝率を見る限り、9月に優勝を決めることはできないだろう。従って、10月に阪神戦を行うマツダスタジアム(広島)、神宮(ヤクルト)、横浜の3球団が潤う図式になってしまった。 「横浜は『3年連続最下位』が決まるのは時間の問題。そうなると、横浜は来季に向け、若手投手をテストしてきます。阪神、巨人はともに横浜戦を3試合ずつ残しているので、中日は面白くないでしょうね」(プロ野球解説者の1人) かつては巨人も、優勝決定の瞬間を“身内の日本テレビ”が放送を見送る異例の事態にあった。 「昨季の今頃は優勝チームが決まっていました。可能性のあるチームも祝勝イベントはやりたいはず。でも、準備ができないんです。準備をして優勝を逃したら、その赤字を被ることになります」(関係者) 130試合強を消化して優勝チームが決まらない混戦ぶりは、球場観客数を増やすかもしれない。プロ野球放送の人気低迷を嘆くのは簡単だが、ペナントレースの優勝を軽視する傾向に歯止めを掛けなければ、経営難は打開できないだろう。
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スポーツ 2010年09月24日 10時30分
ハッスルMAN'Sワールド旗揚げ、坂田亘曰く「死なねぇよ、絶対死なねぇ」
瀕死だったハッスルが再び息を吹き返した−−。 新たなるハッスルとも言うべき、ハッスルMAN'Sワールドが9月10日、新宿FACEにて旗揚げ戦を行った。 「かつての栄光は微塵もない」「最も小さなプロレス団体」として一からのスタートを行う。 旗揚げ戦のメインを飾ったのは、坂田“ハッスル”亘と「地獄を見た男」若鷹“ジェット”信介の一騎打ち。ジェットは「顔じゃないってわかってる、でも俺の挑戦を受けろ!」と志願しこの対戦に臨んだ。 「俺が対戦相手になった事で坂田にしてみたらやる気がなくなったんじゃないか? 自分の立ち上げた団体が思ったより扱いが低い、注目度が小さい、そんな事で気が抜けてるんだったら冗談じゃねぇ! 殺されてでも勝つ!」。入場時から気合を全開にして坂田の登場を待つ。 開始のゴングを待ちきれなかった。投げ込まれた紙テープがリング上に残る中、いきなりの奇襲ドロップキックで先制攻撃に成功するジェット。コーナーに追い込んでの膝蹴り、逆水平チョップ、再度のドロップキックで坂田は場外に。それでもジェットの攻撃は止まらない。エプロンを走りこんでドロップキックを放ち、鉄柱に坂田の額を叩き付ける。リングに戻る坂田の額からはおびただしい量の鮮血がしたたり落ちている。 傷口に攻撃を加えていくジェット。掻きむしり、蹴り上げ、拳を突きつける。その度に鬼のような表情で立ち上がっていく坂田。 坂田の反撃は思い切り振りかぶる張り手から。ローキックで倒しておいて、息の根を止めんとするスリーパーホールド。ジェットは額を蹴り上げて脱出し、エプロンにエスケープした坂田に攻撃しようとするが、逆に読まれて更にスリーパーで絞められてしまう。坂田はミドルキックからジェットをロープに振ってスロイダー。コーナーにうずくまるジェットを蹴り上げ、もう一度スリーパーへ。そして急角度のバックドロップを三連発。フォールの体勢に入るがカウント2でキックアウトするジェット。その後もミドルキック、逆水平チョップでジェットの上半身をぐらつかせる坂田、館内からはジェットコールの合唱。 一発のミドルキックをキャッチしたジェットはスクールボーイで丸め込む。カウント2で返されるとコーナーに登って坂田にダイビング・ボディーアタック。ふらふらと立ち上がる坂田に追い討ちの延髄斬りから垂直落下式ブレーンバスター。それだけの攻撃を一気に食らっても坂田はカウント3を許さない。 走りこんでエルボーを放つジェットだが、坂田は逆水平で反撃し、「殺すんじゃなかったのか!!」と叫ぶ。ジェットも顔面への張り手を返すが、坂田はソバットから遂にスーパーキックを叩き込む! 大の字に倒れるジェット、余裕でフォールに入った坂田だがカウント2。再度見栄を切ってスーパーキックを放とうとする坂田だがジェットは寸前でかわしてジャーマン・スープレックス。もはや本能で放ったとしか言えないようなジャーマンがジェットの最後の攻撃となった。 もう一度スリーパーで締め上げて、ジェットを介錯するようにドラゴン・スープレックスで叩き付けた坂田。カウント3が入り、勝ち名乗りを受ける坂田。うずくまったまま動けないジェット。試合後の両者は正反対であった。マイクを握った坂田、「俺はこんなもんじゃ死なんぞ! 誰が気ぃ抜けてるって? この野郎! 俺はなぁ、いつ何時、何処ででもハッスルしてるんだ!! そんな事もわからねぇのか!!」と叫ぶ。「みんなお前の事応援してるんだよ、ジェット立て!」。坂田の呼びかけに立ち上がるジェット、「本気で坂田に勝つつもりでした。でも、今日は力が及びませんでした。次こそは俺がハッスルで締めてみせます!」と観客に応えた。 最後はやはりこれが出ないと終わらない。坂田の音頭による「3、2、1、ハッスル! ハッスル!」で大会は締められた。試合後坂田は目をギラつかせなかがら「今後? ハッスルするよ、その一言。死なねぇ、絶対死なねぇ」。死の淵から蘇った男の生きざま、それが当日のメインのテーマなのかも知れない。 ハッスルMAN'Sワールドもう一人の男、@UEXILE(ウエザイル)がデビューして2戦目を行った。入場の際「うまい棒」をマイク代わりに歌いながら花道を歩んでくる@UEXILE。リングに立ち、コールを受けた際には場内から大量のうまい棒が投げ込まれる。世界の強豪シリーズと銘打たれたこの試合、対戦相手は巨漢のジョー・メガロドン。レフェリーには「ガマ大王」が就くが、マスクを取ったその人は中村カントク。 メガロドンの攻撃に歯を食いしばって耐えた@UEXILEだったが、カウンターのラリアットから逆エビ固めで絞り上げられるとギブアップ。試合後は中村カントクに屈辱の表情をデジカメで撮影されてしまう羽目に。 「ハッスルあちち」こと大谷晋二郎、「ケツ親父」こと越中詩郎、モンスターJやニセHG等、ハッスルを物語るキャラクターも登場し、集まった450名の観客は心ゆくまでハッスルの世界を堪能した。 「ハッスル」とは張り切る事、気力・闘志をみなぎらせる事。その言葉の通り、当日のリングには「ハッスル」が詰まっていた。「絶対死なねぇ」と語った坂田亘の逆襲が、これから始まる。 (Office S.A.D. 征木大智)◆『ハッスルMAN'Sワールド旗揚げ戦』2010年9月10日(金)会場:東京・新宿FACE(観客450人=超満員)<メインハッスル 本能寺のHEN!「殺されても、勝つ!」シングルマッチ 時間無制限1本勝負>○坂田“ハッスル”亘(19分03秒 ドラゴン・スープレックス・ホールド)●若鷹ジェット信介<セミハッスル ワールドハッスルバウト タッグマッチ 時間無制限1本勝負>○大谷晋二郎&越中詩郎(17分36秒 エビ固め)●バンビキラー&タイソン・デュクス※投げっ放しジャーマン・スープレックス<第3ハッスル @UEXILE世界の強豪シリーズ2 シングルマッチ 時間無制限1本勝負>○ジョー・メガロドン(5分37秒 逆エビ固め)●@UEXILE<第2ハッスル スペシャルかけ声マッチ〜モンスターズ・クロニクル〜タッグマッチ 時間無制限1本勝負>○モンスターJ&人狼(8分28秒 体固め)●モンスター℃&ニセHG ※ムーンサルト・プレス<第1ハッスル フレッシュMAN'Sワールド タッグマッチ 時間無制限1本勝負>斉藤譲&○佐藤悠己(10分24秒 体固め)阿蘇山&●白波侑助 ※押さえ込む◆『ハッスルMAN'Sワールド第2戦』2010年10月27日(水)会場:東京・後楽園ホール詳しくはハッスルオフィシャルウェブサイト http://hustlehustle.com/ まで。
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スポーツ 2010年09月23日 18時30分
ムエタイ対カポエイラ、裁くレフェリーは空手家…それが地下プロレス世界戦! 9・19地下プロレス『EXIT-49 CORE:P』
去る12日に『URAWA PINOCCHIO』にて埼玉初上陸を果たした地下プロレス。 そのわずか1週間後、地下戦士たちがふたたび聖地・新宿に還ってきて熱戦を繰り広げた。 メインは地下世界王者・紅闘志也(くれない・としや)とペドロ高石とのタイトルマッチ。ペドロも8・29“霊峰富士山頂プロレス”を三州ツバ吉とともに完遂した一人。先週の埼玉決戦では三州とタイトル戦を行った紅は、奇しくも2週続けて“富士山頂プロレス”を闘った旬な男たちを迎え撃つこととなる。 カポエイラをベースとするペドロは、開始早々から“カポエイラ・マスター”の名の通りに、目にも止まらぬ予測不可能な鮮やかな足技を連発し、紅を大いに驚かせる。グラウンドでもブラジリアン柔術をベースとした動きを見せ、“カポエイラ&柔術”のブラジリアン波状攻撃で紅を追い込む。 カポエイラがベースのペドロを迎え撃つ紅は、ムエタイがベース。このムエタイ対カポエイラの“異種格闘義戦”は、予想だにしないスイングを見せ、息詰まる名勝負となった。“何でも有り”といえば総合格闘技の定番キャッチフレーズであるが、今やMMA(Mixed Martial Arts)という名の“競技”に収斂された感のある総合の試合ではもう見られなくなった、何が飛び出すかわからない“びっくり箱感”が、この試合には溢れていたのだ。 そしてこのムエタイ対カポエイラの異次元対決を裁いたのが、空手の猛者・“先生”こと小笠原和彦。試合前の国歌斉唱が“予測不可能ラッパー”のPRIMAL。ムエタイ、カポエイラ、カラテ、そしてラップ…、リングの上は異種の才能のごった煮状態となっているが、様々なルーツを背負う者が一堂に会するのが地下のリングなので、これでまったく問題ないのである。 そしてこの異次元対決の結末が、さらにファンタジックなイリュージョンとなったのだ。8・22『ARAISE』でのナイトキング・ジュリー戦で、「試合中突如閃いて」コブラツイストを繰り出した紅。以降「確実にギブアップを取れるように研究してたんだよ!」と本人が豪語する、改良された“紅コブラ”で、なんとペドロからタップを奪ったのだ! これはいったい、何ということだろう。梶原一騎の劇画『紅の挑戦者』の主人公の名を背負うムエタイ戦士は、地下プロレスのリングを経ることによって、もはやジャンル分け不可能な存在、つまり“職業・紅闘志也”としか言いようのない唯一無二の格闘戦士と化しているのだ…! Ishtaria(イシュタリア)・non嬢のソロダンス、春兜京(はると・きょう)の緊縛ショーが闘いにインパクトを与えた9月のCORE STADIUM決戦だが、メイン以外のトピックでは、“路地裏職人”磯英弥が久々の地下登場。富豪2夢路(ふごふご・ゆめじ)相手に得意のグラウンド、そして低空バックドロップを見せて健闘した(試合は、首をネジ切るようなグラウンドのヘッドロックで夢路勝利)。 そして第2、3試合で連戦した入道と竹嶋健史の、地下で夢を見る者同士(言うなれば「Underground Dreamers」か?)の熾烈な争いも、今後大いに注目である(第2試合勝者・入道は、嬉しい地下シングル戦初勝利!)。全試合結果は以下の通り。◆地下プロレス『EXIT-49 CORE:P』2010年9月19日(日)開始:18:00会場:東京・新宿歌舞伎町二丁目『CORE STADIUM』<第1試合>○“頭突き世界一”富豪2夢路(6分38秒 ヘッドロック)●“路地裏職人”磯英弥<第2試合>○“求道妖怪”入道(4分05秒 スリーパーホールド)●“タックル将校”竹嶋健史<第3試合>○“兇悪獣”ナイトキング・ジュリー、“人生レッドカード”JOM、竹嶋健史(13分42秒 片羽絞め)“格闘僧侶”日龍、“革命王子”矢野啓太、●入道<第4試合 WUW(World Underground Wrestling)世界選手権>○[王者]“人間狂気”紅闘志也(9分49秒 コブラツイスト)●[挑戦者]“カポエイラ・マスター”ペドロ高石※第26代王者・紅が王座防衛に成功。※試合はすべて時間無制限一本勝負。KO、ギブアップのみで決着。地下プロレス『EXIT』公式サイトhttp://www7.plala.or.jp/EXIT/梶原劇画で伝承された「地下プロレス」が、この日本に存在した! 闇の闘いを伝える『EXIT』とは何か!?http://npn.co.jp/article/detail/97320773/魔都・東京の地下ネットワークが、高田馬場に拡散! 8・22地下プロレス『EXIT-45 MOONLIGHT』(1)http://npn.co.jp/article/detail/22766825/(山口敏太郎事務所)参照 山口敏太郎公式ブログ「妖怪王」http://blog.goo.ne.jp/youkaiou
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スポーツ 2010年09月23日 16時00分
来季西武・東尾監督復帰情報の裏側
来季西武の監督として、東尾修氏(60)の復帰情報が球界の水面下で駆けめぐっている。2位ソフトバンクに3連敗して残り4試合でマジック4という窮地に陥った西武だが、なぜ監督交代劇の情報が流れるのか。 「ナベQ(渡辺監督の愛称)は勝っても負けても結局は辞めるんじゃないか」。西武OBの間では、こうウワサされている。就任1年目の一昨年、いきなり日本一になり、「選手のミスを責めない」という、新世代の管理職としてビジネス界からも注目された渡辺久信監督(45)。昨年は4位に終わったが、おかわり君こと中村をはじめ主力にケガ人が続出したにもかかわらず、今季は最後まで優勝争いをしている。去就問題が出るような状況にはない。 が、腹心の大久保博元氏(前西武二軍打撃コーチ)が雄星に暴力をふるうなど「行き過ぎた指導をした」という理由で解雇された事件が尾を引いているのだ。「かばいきれなかったのが残念だ」と、渡辺監督は腹心の解雇に無念の胸中を明かしている。大久保氏は「不当解雇だ」と怒り、球団を訴え、法廷闘争中だ。 「ナベQは、雄星可愛やの球団のデーブ(大久保氏の愛称)解雇処分に今でも根強い不信感を持っている。親分肌な性格だけに、球団に三行半を突きつけるのではないか」。西武OBの1人はこう言い切る。大久保氏を巡る球団vs渡辺監督の綱引きは、雄星事件が最初ではない。根が深い。日本一になった一昨年も、大久保氏が知人の女性に暴力事件を起こしたと報道され、大騒動。結局、大久保氏が球団フロントに転出することで一件落着したが、昨年4位になったことで、渡辺監督が腹心の現場復帰を強く要望。球団側が二軍ならと妥協して認めた経緯もある。 それだけに、優勝してもV逸しても渡辺監督がユニホームを脱ぐ可能性は否定できない危険な状況があるのだ。そういう下地の上に「来季東尾監督復帰」情報がある。昨年のシーズン途中には「楽天の来季監督」が取りざたされた東尾氏だが、エースとして常勝西武を支え、監督としても2度リーグ優勝に導いた実績があり、渡辺監督も一目置く、西武大物OBの1人だ。これまでも何度か西武監督復帰説が出ている。今回、渡辺監督がユニホームを脱いだ場合の後任として名前がささやかれているのは、雄星絡みだという。前出の西武OBがこう語る。 「西武・後藤オーナーは雄星を『1年目から活躍しなくてもいい。将来の西武のエース候補だ。目先にとらわれず、10年以上、西武のエースとして活躍できるように大きく育てて欲しい』という希望を持っている。その雄星に手を出したから、デーブは解雇されている。それを不満にナベQがユニホームを脱げば、東尾監督しかないだろう。なにしろ平成の怪物と言われた松坂を期待通りに西武のエースに育てただけでなく、総額100億円のメジャーリーガーにまで仕立てたのだからね。雄星を松坂のように育て上げるには、実績のある東尾監督しかないだろう」。 松坂エース教育大成功の実績を、雄星にも施してもらおうとするのではないか…というワケだ。確かに説得力のある西武・東尾監督復帰の理由と言える。予断を許さない渡辺監督の去就問題。それとリンクする東尾氏の復帰情報。さて、どういう結末を迎えるのか。
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スポーツ 2010年09月23日 13時30分
「松坂を放出しろ」日本人選手がトレード市場を賑わす?
日本人メジャーリーガー同士の交換トレードも成立するかもしれない。 9月20日(現地時間)、レッドソックス・松坂大輔投手(30)がオリオールズ打線に掴まり、今季6敗目を喫した。6回3分の1を投げ、失点4。試合後、松坂自身も言っていたが、回を追うごとに調子を取り戻しつつあった。しかし、地元ボストンのファンはそうは見ていない。 「確かに、松坂本来のピッチングではありませんでした。味方野手のミスで失点した場面もあり、調子が悪いなりによくまとめたとは思いますが…」(現地特派員の1人) 一部報道によれば、同日の球速は90マイル(約145キロ)。球宴前後にも「投球フォームを見直すべき」とも指摘されており、この1、2年は精彩を欠いたピッチングが続いている。そんな松坂に地元ファンはブーイングを浴びせているのである。 「トレード放出してしまえという記事も、地元新聞にありましたよ」(前出・同) 松坂が制裁で放出される…。 大都市を本拠地とするチームは、こうした地元ファンの声を看過できないケースも多い。 もちろん、レッドソックスは松坂の復活をまだ信じているが、他球団は「松坂がトレード市場に出る可能性は高い」と判断しているようだ。こんな情報も交錯している。 話は、米球宴前後に逆上る。カブスはレッドソックスに交換トレードを打診した。カブス側が提示した『交換要員』とは、ズバリ、福留孝介(33)だった。若手野手の成長でベンチスタートとなる試合も多く、カブスは1300万ドル(約11億7000万円)の福留の年俸を指し、「その半分をウチが払ってもいい」とまで言ったそうだ。しかし、レッドソックス側の回答は「ノー」。見くびられた福留も悔しかっただろうが、カブスが求めた交換要員とは、一体誰だったのか…。 「今オフは日本人メジャーリーガーの帰還がいくつかある」とし、その動向を追っている日本の某球団関係者はこう推理していた。 「岡島(秀樹)が欲しかったのでは…。カブスはクローザーのマーモンが安定していません。セットアッパーとして安定した成績を残している岡島を獲るとなれば、それ相応の交換要員を出さなければならないだろうし、かといって、先発投手を出すわけにはいきません。福留を出そうとしたのは間違いありません。岡島を獲ろうとしたのではないか?」 日本人メジャーリーガー同士の交換トレードが成立する可能性もあったわけだ。 日本人メジャーリーガーはトレード拒否権を契約書に書き込ませることも多いが、その大半は「当人の了承を得て」、「地方球団には放出しない」といった“条件付き”のもので、トレードを完全に拒否するという内容ではない。 「エンゼルスが優勝圏内から脱落したころ、松井を放出し、若手を使うべきと地元メディアが報じていました。松井は9月になって調子を取り戻しつつあるが、地元ファンは『帳尻合わせ』としか見ていません。1年契約の松井がエンゼルスに残留できる可能性は極めて低い」(前出・日本球界関係者) だが、左の指名打者を欲するア・リーグ球団は少なくない。松井稼頭央、岩村明憲もシーズン途中での移籍を余儀なくされた。松坂も本来の調子を取り戻せなければ、放出の憂き目に遭うのは必至。ゴジラ松井もエンゼルス地区4連覇を逃した『戦犯』のように扱われている。今オフ、日本人メジャーリーガーがトレード、FA市場を賑わせそうである。
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スポーツ 2010年09月23日 10時00分
夢(ユメ)と現(ウツツ)が交錯する“夢現大記念日” 9・12地下プロレス『EXIT-46 ANNIVERSAIRE』(2)
【第4試合 WUW(World Underground Wrestling)世界選手権 時間無制限一本勝負】[王者]“人間狂気”紅闘志也 vs[挑戦者]“銀座の鉄人”三州ツバ吉 去る8月29日、“霊峰富士山頂プロレス”を完遂し、一躍時の人となった三州ツバ吉。その勢いに乗って、いよいよ地下世界王者・紅闘志也への挑戦権をも勝ち取ってみせた。 例によって『オペラ座の怪人』チックなマスクを被って入場の三州。着ているTシャツは、ファンからの熱い寄せ書きで埋め尽くされている。地下の“愛され王”が、栄冠を掴むことはできるか? しかし相手は新・絶対王者の紅闘志也。そうは問屋が卸さない。打撃勝負では不利と、テイクダウンからの寝技勝負に活路を見いださんとする三州だが、ガードポジションから紅の狂気じみたヒジとヒザの迎撃が飛んでくる。 だが三州にも、現役阿吽王者としての誇りと意地がある。倒れても倒れても雄叫びをあげながら紅に立ち向かい、客席は俄然ヒートアップする。 が、幾度目かの三州のタックルをキャッチした紅は、渾身のフロントチョークで絞めあげると、三州はたまらずタップアウト。紅が珍しく、グラウンドで試合を決着させた。前戦8・22『ARAISE』決戦ではコブラツイスト(!)まで繰り出した紅、王者としてまずます進化を遂げている。 地下王者の高みは、霊峰富士のそれを上回る、ということか…!?○紅(10分30秒 フロントスリーパー)●三州 ※王者・紅が防衛に成功。【第6試合 時間無制限一本勝負】“暗黒サラブレッド”ジャガー・ロゴフスキー&“頭突き世界一”富豪2夢路vs“霊界の貴公子”怨霊&“スモー・キク”梅沢菊次郎 09・1・4『EXIT-6』以来の地下マット登場となる怨霊。この“霊界の貴公子”と前・地下世界王者ジャガー・ロゴフスキーとの対決もこの上なく刺激的だが、ネパールで“カンパイ・ボーイズ”を結成した兄弟分、富豪2夢路(ふごふご・ゆめじ)と梅沢菊次郎が、この日は敵同士として対決するのも忘れてはならない。ネパール帽にネパール国旗を携えて入場の梅沢は、リングインした途端、自らの額を拳でゴツゴツと叩き、「今日は夢路と頭突きで勝負するぞ」と予告。タダでは終わらなさそうな予感がビンビンと漂ってくる! ジャガーと怨霊の絡みは、まさにイリュージョンそのものであった。両者のファーストコンタクトは、長いこと視殺戦を繰り広げる中、唐突に怨霊が“猫だまし”をカマしてジャガーを急襲! 怨霊の試合でおなじみの“エクトプラズム”も、暗黒サラブレッドにはまったくの初体験。地下の無冠の帝王が慌てふためくサマを目撃できるのは、もしかしてこの日が最初で最後だったのかも…? 無論、やられっぱなしで終わるジャガーではなく、この日も数々のファンタジックな打撃技を繰り出し、絶好調ぶりは健在。ジャガーの地下世界ベルト再挑戦は、はたしていつの日か? ジャガーと怨霊のファンタジー対決が夢(ユメ)ならば、夢路と梅沢のヘビー級の肉弾戦はまさに現(ウツツ)。重厚なグラウンドレスリング、会場全体に響き渡る怒号と張り手とチョップの応酬が続く。この小細工のなさ、まさに地下プロレスの…否、“プロレスのベーシック”を見る思いである。 そして予告通り、梅沢が夢路に無謀にも頭突き勝負を仕掛ける! 幾度も天井にこだまする、頭蓋骨と頭蓋骨の衝撃音。奇しくもネパールで結成された“カンパイ・ボーイズ”の語源は、頭突きをぶつけ合う衝撃音を、グラスの「乾杯」に見立てたのがルーツだったのである。しかしこのカンパイ対決は、どちらかのグラスが叩き壊されるまで続くようである…! フィニッシュは壮絶だった。猛牛同士の喧嘩のように、夢路の頭突きを何発も喰らい続けた梅沢は、ついに大流血。その後夢路のジャーマンスープレックスで叩きつけられ、トドメはジャガーのチョークスリーパーで決着。試合後白目を剥いて伸びてしまった梅沢の姿に、地下プロレス初見の観客は、一様に背筋を凍らせたのであった…。○ジャガー(10分22秒 スリーパーホールド)●梅沢地下プロレス『EXIT』公式サイトhttp://www7.plala.or.jp/EXIT/梶原劇画で伝承された「地下プロレス」が、この日本に存在した! 闇の闘いを伝える『EXIT』とは何か!?http://npn.co.jp/article/detail/97320773/世界に拡散する地下プロレス…ネパール、香港で繰り広げられた“世界地下行脚”を追う!(1)http://npn.co.jp/article/detail/54205265/世界に拡散する地下プロレス…ネパール、香港で繰り広げられた“世界地下行脚”を追う!(2)http://npn.co.jp/article/detail/71648266/世界に拡散する地下プロレス…ネパール、香港で繰り広げられた“世界地下行脚”を追う!(3)http://npn.co.jp/article/detail/84212018/世界に拡散する地下プロレス…ネパール、香港で繰り広げられた“世界地下行脚”を追う!(4)http://npn.co.jp/article/detail/58713392/世界に拡散する地下プロレス…ネパール、香港で繰り広げられた“世界地下行脚”を追う!(5)http://npn.co.jp/article/detail/14756242/灼熱の日比谷公園に突如出現した“ネパール地下プロレス”!! …誰か教えてくれよ!http://npn.co.jp/article/detail/34428935/(山口敏太郎事務所)参照 山口敏太郎公式ブログ「妖怪王」http://blog.goo.ne.jp/youkaiou
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スポーツ 2010年09月23日 06時00分
追い風ソフトバンクの逆転Vにのしかかる、ある“障壁”
風雲急を告げるパ・リーグのペナント争い。 2位ソフトバンクに3.5G差を付けてのM4と、優勝をほぼ手中に収めたと思われた西武が、18〜20日の敵地・福岡での対ソフトバンク3連戦で何と逆3タテを喰らい0.5差、優勝の行方がまったくわからなくなってしまったのだ。 特に、対ソフトバンク3連戦での西武の負け方がいただけなかった。中島、フェルナンデスら破壊力抜群の上位打線がタカ先発陣を打ち崩しておきながら、涌井、帆足らエース級の先発陣が踏ん張れずKO、そしてこのチーム最大の弱点である層の薄い中継ぎ陣が火に油を注ぎ、3戦すべて逆転負けという結末。さらに20日の3戦目では、3年連続盗塁王の攻守の要・片岡が試合中に右脚を負傷し、そのまま車イスで病院直行。公式戦残り4試合の出場は難しく、登録抹消という最悪の事態となった。 土壇場で弱り目に祟り目状態となった西武とは対照的に、3連勝のソフトバンクは、西武との天王山で松中、小久保、多村ら主砲のバットが完全に息を吹き返し、ベンチのムードも最高潮。自慢のリリーフ陣も、連投続きの勤続疲労と闘いながらも、連日気迫のピッチングを見せている。特に天王山3戦目、1点差で9回表2死1、3塁の大ピンチで、12球粘られながら中島を三振に斬って勝負を決めたタカの守護神・馬原のピッチングは、もしソフトバンクが逆転優勝したならば「優勝に繋がるキーポイント」として、後生まで語り継がれることであろう。 久々に訪れたリーグ優勝のチャンスに、福岡のホークスファンのボルテージも「こら優勝ばい!」と、最高に盛り上がっている。ソフトバンクはこのまま、奇跡の逆転優勝を決められるのだろうか。しかしどうも、そうは問屋が卸さなさそうなのだ。 「依然西武が有利であることには変わりありません。西武の残り試合は4試合ですが、そのうちの3試合が楽天戦なんですよね。ここが重要なポイントなんです。 楽天はソフトバンクに対して、同じIT企業として、異様なまでのライバル心を持っています。『とにかくソフトバンクには勝て』というのが、三木谷オーナーを筆頭とする楽天首脳陣の至上命令なんです。極端な話、『他チームには全部負けてもソフトバンクには全部勝て』ぐらい思ってますから、彼らは(笑)。 その楽天が、ソフトバンクに追い詰められた西武相手にどう戦うか…。もうおわかりですよね? 彼らは間違いなく『自チームのプライド』よりも『ソフトバンクにイイ思いをさせない』ことを優先してくるでしょう。 まあ見ててください、楽天は西武にやすやすと白星を3つ、気前よくプレゼントするはずですよ…」(元スポーツ紙記者) ソフトバンク逆転Vの最大の障壁は、日程のアヤということか。 いずれにしてもホークスが奇跡を起こすには、残り試合3つを全勝し、天命を待つしかないようである。
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スポーツ 2010年09月22日 15時30分
中日日本一経済効果215億円も球界はゼロ?
共同総合研究所(岐阜県大垣市)が試算発表した中日の日本一経済効果は、中部5県(富山、石川、岐阜、愛知、三重)で総額215億1000万円になるという。 百貨店やスーパーが実施するセールの売り上げの他、クライマックスシリーズ(CS)、日本シリーズの入場料や関連グッズの売り上げ増も含め、消費の増加額を計129億1000万円。これに加え、関連産業の生産や従業員の所得が伸びる効果を見込んでいる。 「中日の日本一は先行き不透明な中部経済に明るい話題で消費マインドに火を付けるだろう」と共同総合研究所は締めくくっている。が、この中日の3年ぶりの日本一経済効果215億円1000万円の試算は、4年ぶりのリーグ優勝、CSファイナルステージで阪神を3勝2敗で撃破、日本シリーズでは西武に4勝3敗で勝利が前提だ。いわば、最大限のケースの経済効果を考えてのものだが、中部経済界にとっては、明るい話題であることは間違いない。 ところが、プロ野球界にとっては、中日の優勝、日本一は最悪の事態になる。「全国区人気の巨人か阪神が日本シリーズに出てくれれば、何の問題もないが、名古屋ローカルの中日となると、頭が痛い」と、頭を抱える球界関係者が大半だ。 最大の頭痛の種は、テレビ局の日本シリーズ全国中継の消滅危機だ。「日本シリーズのカード次第では、史上初めてテレビの地上波全国中継がなくなってしまうのでは…」と、主催の社団法人・日本野球機構(NPB)関係者は戦々恐々としている。それも無理はない。 今やプロ野球は地上波のテレビ局から見放され、CS放送やBS放送で見る物というのが、世の中の常識になってしまっている。NPBにとって日本シリーズと並ぶ、二大財源になっていたオールスターは、一足先に中継消滅の危機に直面して放映権が大暴落している。過去には1試合1億円以上だったのに、昨年は8000万円、今年についにその半値の4000万円にまで下落しているのだ。その理由もお寒い限りだ。「オールスターのテレビ中継なしという、史上初の最悪のケースだけはなんとしても回避したい」というNPB側が、2試合セットで約8000万円というパック料金でテレビ朝日系列に売っている。 最短でも4試合、最長ならば7試合は開催される日本シリーズの財源的な重要性は、オールスターの比ではない。巨人が日本ハムを4勝2敗で破り、7年ぶりに日本一になった昨年の日本シリーズの放送収入の合計は、6億1504万650円。内訳はテレビが5億6700万円で、ラジオは4804万650円だった。 最悪4試合でも合計4億円になる莫大な放映権料が完全に消えてしまったら、財政難のNPBは真っ青だ。戦々恐々とするのは当然だろう。中部経済界が中日の日本一経済効果215億円1000万円の試算に胸をふくらませているのと対照的に、球界関係者は「頑張れ阪神」「頑張れ巨人」と必死のエールを送っているのだ。
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スポーツ 2010年09月22日 10時00分
華名、日本地下マットに女子初見参! そして…!? 9・12地下プロレス『EXIT-46 ANNIVERSAIRE』(1)
12日、埼玉「URAWA PINOCCHIO」にて、地下プロレス『EXIT-46 ANNIVERSAIRE』が挙行された。 東京を中心に闘いの輪を広げてきた地下プロレスが、埼玉で試合を行うのは今回が初。その影響もあり、地下世界を初体験する観客も数多かったが、鎖に囲まれた漆黒のリングで繰り広げられる、血しぶきが飛び散る闘いに、皆が魅了を通り越して戦慄を覚えていた。 地下を初体験といえば、“格闘浪漫乙女”華名とて同じ。 「本当に華名が、地下で試合をするのだろうか?」 「相手は男? もう一人女子の参戦があるのでは?」 「試合じゃなくて、Ishtaria(イシュタリア)と一緒にダンスを踊るのでは?」 …などなどと、彼女の9・12地下参戦がアナウンスされた当初から、ファン、そして選手たちの間でも“地下世界”は華名の話題で持ちきりとなった。特に現役地下世界王者・紅闘志也(くれない・としや)に至っては、 「女が上がれるほど地下のリングは甘くねえよ。逆さ吊りにしてやる!」 と、“ダーク梶原一騎ワールド”のキーワードを織り交ぜて憤怒。とにもかくにも、華名が日本地下プロレス初の女子選手として登場するインパクトは、かくも絶大だったのだ。【第5試合 時間無制限一本勝負】“超竜”高岩竜一 vs“格闘浪漫乙女”華名 注目の華名の試合は、この日のセミファイナル。先に入場した華名。リングで待ち受けるその視線の先には…超竜・高岩竜一! 他に入場してくる選手は誰もいない。華名が本当に、地下のリングで試合を行う。しかもそれが、高岩竜一とのシングルマッチなのだから! 主催するフランス地下組織・WUW(World Underground Wrestling)は、彼女にとんでもない試練を与えたものである。 試合は開始から、予想に反しオーソドックスなレスリングをじっくり魅せられる展開。体力差・体格差・性別差…、高岩は全局面で華名との圧倒的な“差”をこれでもかと見せつけつつ、じっくりと華名を拷問のようにいたぶる。嗚呼、華名はこのまま“ダーク梶原ワールド”の女たちのごとく、徹底的に痛めつけられ“陵辱”されてしまうのか…? しかし華名にも、女子プロレスの革命児としての矜持がある。高岩のグラウンドに必死に対峙し、途中キレのよいキック、ヒザ十字、腕十字で高岩をロープブレイクに追い込む。気づけば、予想に反して(?)、試合は重厚なレスリングの応酬。好勝負となっている。 しかし試合はやはり、超竜の横綱相撲だった。チョップにストンピング、ラリアットと、打撃技を解禁した高岩は、華名をついに抱え上げ、デスバレーボム一閃! 動けない華名。レフェリーストップが告げられ、高岩が華名に地下のキツい洗礼を浴びせる形となった。 しかし「女子を超えた闘い、性別を超えた闘いをしたい」という華名の思いが観客に伝わったか、試合後、退場時の華名にこの日一番の拍手と歓声が送られる。“地下の住人”たちが華名を認めた瞬間だった。○高岩(9分28秒 TKO)●華名 ※デスバレーボム そして試合後、さらなるサプライズが起こった。 突如、試合後のバックステージに虎の仮面の男が現れ、華名に何やら書類を手渡したのだ。 この虎の仮面、今までCORE STADIUMに現れた“カナダのタイガーマスク”とも別人のようだ。 そしてなんと、この書類の正体は、「『地下日本女子王座決定戦』への出場権を認める」という“認定書”だったらしい…! 地下日本女子王座…我々はまたしても、聞き慣れない“地下を紐解くキーワード”に出くわしたようである。はたして、その“地下日本女子王座決定戦”とは、いつ実現するのか? そしてこの“黒の虎仮面”(ブラックタイガー)とはいったい…。“梶原ロマン”がそのまま現出する地下世界において、やはりタイガーマスクは絶対に不可欠なキーパーソンなのだろうか。そして、カナダのタイガーにしろ、ブラックタイガーにしろ、なぜ地下の虎たちはフランス地下組織(WUW)のメッセンジャーとして常に現れるのか。 汲めども汲めども尽きぬ地下世界の謎。誰か教えてくれよ!地下プロレス『EXIT』公式サイトhttp://www7.plala.or.jp/EXIT/梶原劇画で伝承された「地下プロレス」が、この日本に存在した! 闇の闘いを伝える『EXIT』とは何か!?http://npn.co.jp/article/detail/97320773/地下プロレスに現れたタイガーマスクの正体を…誰か教えてくれよ!http://npn.co.jp/article/detail/90191041/(山口敏太郎事務所)参照 山口敏太郎公式ブログ「妖怪王」http://blog.goo.ne.jp/youkaiou
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スポーツ 2010年09月21日 15時30分
来季ヤクルト・荒木大輔二軍監督の正しさ
ヤクルトの来季監督が小川淳司監督代行(53)に決定。本命視されていた荒木大輔投手コーチ(46)は、「次の監督」(鈴木正球団社長)ということで、二軍監督を要請されることになった。大正解だろう。 来季荒木新監督が既定路線になっていたのは、今秋のドラフトで1位指名する早実の後輩、早大・斎藤佑樹とのフレッシュコンビで、観客動員を伸ばしたいという人気面を最重要視していたからだ。が、斎藤にはロッテも1位指名を明言するなど、競合するのは避けられず、獲得できるかどうか、保証の限りではない。 しかも、成績不振の責任を取り、辞任した高田繁前監督の後を受けた小川監督代行が素晴らしい成績をあげ、ファンの支持を得ているのだから、荒木新監督にこだわる必要は全くない。小川監督から荒木監督という政権交代は、チーム内外から支援されるだろう。 ポスト小川として、来季荒木二軍監督を誕生させるのは、王道であり正解だ。小川監督が大成功をおさめたのも、二軍監督を経験しているからだ。畠山、飯原をクリーンアップに抜てきできたのも、二軍監督時代から彼らを熟知している強みがあるからだ。 最後の最後まで優勝の行方がわからなくなったパ・リーグの2強、西武・渡辺久信監督、ソフトバンク・秋山幸二監督ともに二軍監督経験者なのは偶然ではない。若手選手の考え方や実力を把握しているから、チームを再生できる。とくに、秋山監督は、王球団会長が監督時代に後継者として直々に指名、二軍監督として帝王学をマスターさせている。 というのも、巨人監督時代に王球団会長は、二軍監督の重要性を嫌と言うほど痛感させられたからだ。「藤田監督、牧野ヘッドコーチとのトロイカ内閣で、3年間、助監督として勉強しただろうと言われるが冗談ではない。助監督など何のプラスにもならなかった。自分で決断してサインを出さなければ、全く意味がない。二軍監督をやり、失敗を重ねながらも勉強していく。それが一番だ。帝王学というならば、二軍監督しかない」。王球団会長は自らの生々しい体験から、秋山監督を二軍監督からスタートさせているのだ。 電撃解任され、第一次政権が6年で終わった巨人・長嶋茂雄終身名誉監督もしみじみとこう述懐している。「監督として成功するには、二軍監督を経験することが一番の近道だ。未熟な若手選手と泥まみれになりながら、自らも勉強をしていく。オレも二軍監督をやりたかったが、あのときは許される状況ではなかったからね。川上さんのあとはオレと決まっていて、ファンからも待望されていたからね」と。 第二次政権が9年続き、第一次政権では1度も手に出来なかった日本一の座にも2度つき勇退、終身名誉監督になれたのも、一度目の苦い体験があるからだ。二軍監督を経験していれば、第一次政権で成功していたという強い思いがある。 ONともに二軍監督というポストの重要性を肌で感じた体験として強調するのだ。ヤクルトが荒木投手コーチをポスト小川として来季二軍監督に就任させたことを、誰よりも大歓迎しているだろう。
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