スポーツ
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スポーツ 2010年11月22日 16時00分
沖縄プロレス、“人気沸騰”の宮古島にも初進出! 南の果てで“観光プロレス”躍進!
日本の南の果て、沖縄に観光客をターゲットにしたプロレスがある。 今や、星の数ほどあるプロレス団体。かつて、プロレス団体は東京を拠点とすのが、常であった。だが、昨今では東北を本拠にするみちのくプロレスや、大阪を本拠にする大阪プロレス等、ローカル団体が増えてきた。そんななかで、異彩を放つのが、沖縄県那覇市を拠点とする沖縄プロレスだ。 沖縄プロは08年7月に、スペル・デルフィンが社長となって旗揚げした。 デルフィンは、99年に所属していたみちのくプロから独立し、大阪プロを旗揚げ。同プロが大阪の繁華街・道頓堀に定着するのを見届けた上で、新たな拠点として沖縄に着目。夫人でありタレントの早坂好恵さんの出身地である縁もあり、沖縄県のベンチャービジネスサポート事業に応募。これが採択され、沖縄県産業振興公社のバックアップを受け、那覇市随一の繁華街・国際通りのメーンストリートに居を構えた。 正直いって、沖縄ではプロレス文化はなじみが薄い。長年にわたって日本プロレス、全日本プロレス、プロレスリング・ノアを中継してきた日本テレビの系列局が沖縄にはない。日本プロレス時代から、アントニオ猪木中心の「ワールドプロレスリング」を今でも中継するテレビ朝日系列の琉球朝日放送は歴史が浅い。プロレス興行が行なわれるのも、年に数えるほど。本土では力道山(故人)がつくったプロレスは、テレビ中継を通じ、お茶の間の文化として存在していた。それが、ジャイアント馬場(故人)や、猪木に受け継がれても、ゴールデンタイムで高視聴率をマークするジャンルであったのだ。しかし、沖縄にはそんなバックボーンがない。それだけに、プロレス文化が根付くかどうか、不安視されていた。 だが、デルフィンは言う。「沖縄は日本でも有数の観光地。大阪で成功したモデルケースもある。観光客をうまく取り込めば、成功すると確信しています」。 コンセプトは「家族で楽しめるエンターテインメントプロレス」。デルフィンは別として、他の所属選手は、怪人ハブ男、シーサー王、ミル・マングース、めんそ〜れ親父、グルクン・ダイバー、エイサー8ら、全員が沖縄にゆかりあるキャラクターマスクマン。これが、地元客にも観光客にも、受け入れられやすい。リング上はお笑いあり、ハードなプロレスあり。ややこしいストーリー展開もなく、流血戦もないため、まさに家族で楽しめ、プロレス初観戦の客にも好評な試合だ。選手は年間300試合以上をこなしているとあって、試合のクオリティーも高いのだ。 当初は地元客が多かった同プロだが、次第に観光客の来場が増え始め、緩やかな右肩上がりで、企業として成長を遂げている。 この7月には旗揚げ2周年を迎え、9月には初の本土上陸も敢行。大阪、神戸、徳島・阿南の3都市でツアーを行なった。 通常は、国際通りのデルフィンアリーナで興行を打つが、最近では“出張プロレス”のオファーも多くなり、スーパーJUSCOでは、頻繁にイベントプロレスを開催。昨年11月には、沖縄本島から遠く離れた石垣島に進出。さる11月20日には、TBS系列で放送中の「紳助社長のプロデュース大作戦」で、人気沸騰の観光地となった宮古島に初進出したばかり。今後も、お呼ばれは増えそうで、来年には東京初上陸も検討されているもよう。 入場料金も通常のプロレス興行より格安な設定となっており、沖縄を旅行する機会があれば、一度、観戦してみて損はないだろう。(文・写真=最強プロレスサイトBATTLENET ミカエル・コバタ)<沖縄プロレス観戦情報>●所在地 沖縄県那覇市松尾1-3-1エスプリコートビル5階●交通 那覇空港からゆいれーる(モノレール)で県庁前駅下車(所要12分)。徒歩3分。●開催時間 月〜土曜=20時開始、日曜=18時開始。水曜=定休。祝日は要確認。 ※スケジュールは変更の場合があるため、要確認。●入場料金 一般=3500円、中高生=2500円、小学生=1500円。うちなんちゅ地元在住者は1000円割引(要身分証)。●問い合わせ 沖縄プロレスhttp://okinawa-prowres.jp/
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スポーツ 2010年11月22日 15時15分
岩隈のアスレチックス入り破談の真相
ポスティング・システム(入札制度)でアスレチックスに落札され、入団交渉中だった楽天・岩隈久志(29)だが、突然決裂したことが明らかになった。応札→破談は史上初のことだけに、波紋が広がっている。いったい何が起こったのか。仰天情報が流れている。 一般的な見方ではアスレチックス側と岩隈側の見解の相違といわれている。ビリー・ビーン・ゼネラルマネージャー(GM)が岩隈サイドに提示した条件は4年総額1400万ドル〜1500万ドル(11億6200万円〜12億4500万円)だが、ポスティングでの応札額は1500万ドル(約12億4500万円)だ。合計すれば、4年総額3000万ドル(約24億9000万円)になる。年平均にすると、750万ドル(約6億2250万円)が岩隈への評価額になるというのが、ビーンGMの考え方らしい。 話題になった本『マネーボール』で知られるように、お金を使わないのがアスレチックス、ビーン流だ。そんなチームが独占交渉権を獲得するために1500万ドルを投じたのだから、日米球界が仰天したのだが、その分、年俸交渉ではシビアな提示をしてきたのだ。 岩隈サイドにすれば、落札金は楽天に入るお金であり、問題は年俸だけ。年平均350万ドル〜375万ドル(約2億9050万円〜約3億1125万円)では、今季年俸3億円と変わらない。話にならないということなのだろう。当初から「金に渋いアスレチックスだけに、交渉難航で破談、岩隈の楽天残留もあり得る」とは言われていたものの、実際に起こってしまった。 が、米球界の一部では「アスレチックスはハナから岩隈を取る気がなかった」という仰天情報が流れている。「ポスティングに加わった、同地区ライバル球団のレンジャーズ、マリナーズに取られないために、1500万ドルという、とんでもない落札金を付け、独占交渉権を獲得した。それで目的を果たしたから、わざと岩隈サイドが飲めないような安い年俸提示をして破談にしたんだ。もちろん、1500万ドルは払う必要がない。タダで岩隈のレンジャーズ、マリナーズへの入団を阻止したことになる」 こういう衝撃的な内容の情報だ。もしも、怪情報でなく、信憑性のある情報ならば、ポスティング・システムを悪利用したとんでもない裏技と言える。大打撃を受けるのは、楽天球団だろう。岩隈本人は、1年間楽天に残留してその存在感を改めてアピールすれば、来年オフには海外FAで好きな球団に堂々と行ける。 だが、楽天球団は岩隈マネーの13億円を星野新政権の大補強費に当てる計算をしていただけに大誤算だ。星野監督はすでにメジャー帰りの岩村明憲を獲得。さらに松井稼頭央獲り、中日時代の秘蔵っ子、ブレーブス・川上憲伸にまで食指を動かしている。金本、伊良部、下柳ら大補強をして、監督就任2年目で球団史上18年ぶりのリーグ優勝を達成した阪神時代の再現を目論んでいる。 そんな星野監督の構想にもひび割れが生じかねない。もちろん岩隈の残留というプラス材料はあるものの、岩隈マネーで計算していた大補強が失敗すれば、収支決算はどうなるのか。楽天球団にとってダメージは避けられない。
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スポーツ 2010年11月22日 11時00分
「毎週火曜日はTruthの日」。シングル王座挑戦を前にダイスケ、「超がつくX」の前にフォール負け!
11月2日のTruth#13で行われた5WAYマッチに勝利し、12月4日ガッツワールドvol.44のメインでガッツ石島の保持するGWCシングル王座への挑戦が決定したダイスケ。だが王者石島は「棚からぼた餅」のように挑戦権を獲得したダイスケの実力をまだ評価しておらず、タイトルマッチまでにダイスケを潰すと宣言。翌週のTruth#14ではパートナーのチェ・餃子マン=gosakuと決裂してしまった事により、新たなパートナーである「超がつくX」を連れてくると告げる。ダイスケは新たにガッツワールド正規軍となったgosakuとのタッグでデビルワールドとの対戦をする事となった。 メインイベント、ダイスケ&gosaku組の入場の後デビルワールドが入場する。石島の後に入ってきたそのレスラーの正体は円華であった。「元SUPER-X」という経緯がある円華、なるほど「超がつくX=SUPER-X」とはこの事だったのかと観客も納得する。ここ最近の円華は新日本プロレス「NEVER」に出場し、内藤哲也&高橋裕次郎のNO LIMITと対戦している(11月18日にも忍とのタッグで対戦している)。ガッツワールド本戦やTruthのリングにも登場しており、9月5日に行われたTruth#5ではメインでダイスケとシングルマッチを行い敗れてはいるが、次第にその存在は大きいものへと変わっている。 デビルワールドのTシャツを纏った円華はヒールとしても開眼したのであろうか。石島に負けじ劣らずのラフ攻撃をダイスケに繰り出していく。円華の膝十字固めを皮切りにダイスケの左足を中心に攻めていく石島&円華。ダイスケのピンチを救ったのは「兄貴」と慕うgosakuであった。タッチを受けるとツープラトンの攻撃をかわして、ダウンする石島の上に円華をフェースバスターで叩き付け、二人の上からまとめて覆いかぶさりフォールを狙う。これを返されると、憎き石島に対して串刺しラリアットからブルドッキング・ヘッドロック。更に監獄固めと繋ぎ優位に試合を進めていく。ところが位置が悪い。コーナーに控えている円華がgosakuの顔面を掻き毟ってカット。ここから試合は急展開を迎える事になる。 交代したダイスケが石島にミサイルキック、串刺し式のジャンピング・エルボーパッド。ブレーンバスターの掛け合いを制したダイスケはファルコンアローで石島を叩きつけ、コーナーに登ってフロッグ・スプラッシュ。しかし石島に余裕をもってかわされてしまうと円華が入ってくる。円華はダイスケの蹴り足を掴むとドラゴンスクリューからシャイニング式の喧嘩キック。そして石島とのサンドイッチ式ジャンピング・ハイキックを叩き込む。続けて石島のフィッシャーマンズ・バスター。再びピンチに陥ったダイスケだが、変則のロープワークからジャンピング・エルボーパッドを円華に叩き込んで逆転。替わったgosakuが円華に串刺しラリアットからドクターボム。コーナーに駆け上がっていたダイスケのフロッグ・スプラッシュを呼び込む。とどめのスライディングDを放ったダイスケだが、円華はこれをかわす。キックからランヒェイを狙うがダイスケのローリング・エルボーに阻まれる。変形の顎砕き狙いで円華を持ち上げたダイスケだが、空中で体勢を変えられてダイスケの背後に回る円華。バックの取り合いから一瞬の隙を突いた円華が急所攻撃。すかさずランヒェイでダイスケを叩きつけてピンフォール勝ちを奪った。 勝利後のウィナーコールも涼しげな表情で受けていた円華。新たなる味方である円華を加えたデビルワールド、石島は試合後「大事な前哨戦に負けて、本当に挑戦できるのか? 12月4日までにギッタンギッタンに潰して新木場のリングに立てなくしてやるよ! せーの、『じゃあなっ』!」と言い放ち上機嫌。一方敗れてしまったダイスケにgosakuが声をかける。「今日負けちまったら明日勝てばいい。最後に勝った者の勝ちなんだからよ!」とダイスケを称えるが、12月4日のメインイベントで最後にベルトを腰に巻くのは現王者石島か、それともダイスケか。 苦戦が続くエースへの道100番勝負を戦い続ける吉野達彦。前回は同胞であるマスクドミステリーから勝利を奪ったが、今回は山本SANの意地の前にフォール負けを喫する結果となった。山本は「ここ一番の大技」である山本SANドライバーを繰り出しての勝利となった。この技で勝利したのはGWCシングル王座トーナメント1回戦での角刈海坊主戦以来。好敵手田村和宏との連戦をきっかけに浮上するか。敗れた吉野はこれで4勝9敗と苦しい星勘定となってしまう。 山本の好敵手であるSTYLE-E・田村和宏は梁和平とのシングルマッチ。試合に介入してくるガッツ石島と梁のコンビネーションの前に苦戦を強いられるが、逆に介入を逆手に取り最後は「タ・マヒストラル」で丸め込んで勝利。 STYLE-Eの「脅威の新人」那須晃太郎はマスクドミステリーとのシングルに挑んだが、わずか4分弱でフォール負けを喫してしまう。復帰以来負けが込んでいたミステリー、この完勝で再浮上となるのだろうか。 12月4日の本興行を前に、対デビルワールド戦において黒星が先行してしまったガッツワールド正規軍。このまま主役の座をデビルワールドに奪われたまま6周年を迎えてしまうのだろうか。最後となる11月30日のTruth#16では巻き返しを期待したい所であるが…。 開催されてから4か月、平日の毎週火曜日を走り続けているTruth。前回からイサミレッスル武闘館にTruthのロゴマークが飾られていた。「ガッツワールドの真実を見せる」が定着し始めたのか、当日の観客数は寒空の中増えていた。まだまだ満足するには足りない観客動員数ではあるものの、「継続は力なり」の言葉を胸に、ガッツワールドは走り続けている。(Office S.A.D. 征木大智(まさき・だいち))◆『Truth#15』2010年11月16日会場:埼玉・蕨『イサミレッスル武闘館』(観客61人)<メインイベント タッグマッチ 30分1本勝負>ガッツ石島&○円華(9分06秒 ランヒェイ)●ダイスケ&gosaku<セミファイナル 吉野達彦エースへの道100番勝負第13戦 20分1本勝負>○山本SAN(9分15秒 片エビ固め)●吉野達彦 ※山本SANドライバー 吉野通算4勝9敗<第2試合 シングルマッチ 20分1本勝負>○田村和宏【STYLE-E】(7分16秒 タ・マヒストラル)●梁和平<第1試合 シングルマッチ 20分1本勝負>○マスクドミステリー(3分50秒 片エビ固め)●那須晃太郎【STYLE-E】 ※チョークスラム◆『Truth#16』2010年11月30日(火)開場:19:00/開始:19:30会場:埼玉・蕨『イサミレッスル武闘館』<メインイベント 6人タッグマッチ 30分1本勝負>ダイスケ&吉野達彦&山本SAN vs. ガッツ石島&梁和平&円華<セミファイナル タッグマッチ 30分1本勝負>田村和宏&那須晃太郎【STYLE-E】 vs. 清水基嗣&小川内潤【SECRET BASE】<第1試合 シングルマッチ 20分1本勝負>gosaku vs. 山田太郎【666】【チケット料金】前売り2000円、当日2500円12月のTruth4大会を通して観戦できる月間パスポートも当日より発売。自由席パスポート6000円/指定席パスポート7000円(指定席は購入者が決める事が可能)※来週11月23日は祝日のため、Truthはお休みです。次回Truth#16は11月30日(火)開催です。次回カード詳細はガッツワールド&Truthオフィシャルサイト http://guts-world.com/前売りチケット、その他お問い合わせはガッツワールドプロレスリング事務局 info@guts-world.com まで。◇Truthを含めたガッツワールドのDVDはhttp://ring.shop-pro.jp/にて絶賛発売中!!◇
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スポーツ 2010年11月19日 18時00分
星野楽天の前巨人・李獲りまでの裏に日本ハム・斎藤佑樹人気
楽天・星野監督がお得意の派手な補強を大展開している。前アスレチックス・岩村明憲を獲得したのに続いて、オリックス・岡田彰布監督と因縁の阪神監督経験者同士による前アストロズ・松井稼頭央争奪戦。さらに、そのオリックスからFAした後藤光尊を中日・落合博満監督と獲得合戦。その上、巨人を解雇された李承●(●は火へんに華)(イ・スンヨプ)獲得の動きまで見せている。 一部スポーツ紙が「1番遊撃・松井、2番右翼・鉄平、3番三塁・岩村、4番DH山崎、5番一塁・李、6番二塁・後藤、7番捕手・嶋、8番左翼・牧田、9番中堅・聖沢、投手・田中将大」のオーダーまで作り、「実現なるか…楽天来季の夢のオーダー」のタイトルをつけ、1面で扱っている。多くのスポーツ紙が「早大・斎藤佑樹が明治神宮大会優勝、涙の有終の美」を1面でいった日に。これこそ、星野流マスコミ操縦術の一環で、星野監督はニンマリしているだろう。 日本ハム入りする斎藤佑樹の人気は、星野楽天にとって最大の脅威だ。今後も常にマスコミジャックされる恐れがついて回る。それに対抗して、楽天に目を向けさせるには、スポーツ紙が飛びつく意外性のある話題作りが欠かせない。そのネタ作りを得意中の得意とするのが星野監督だ。 巨人を首になり、日本球界残留を熱望している李を獲得して再生すれば、マスコミが大きく取り上げる。そのへんを知り尽くして、李獲りをぶち上げるのだ。狙い通りにスポーツ紙が1社だけでも食いついてくれたのは、星野監督の思惑通りだ。 「星野のやり方は、FAやトレードで大物選手を取ることや。阪神では成功したが、金に渋い楽天ではうまくいかんやろな」。野村克也前監督(現楽天名誉監督)は、楽天での星野流巨大補強のお手並み拝見を口にしていたが、星野監督は思い通りに事を運んでいる。 阪神で金本、伊良部、下柳ら大物を補強して18年ぶりの優勝をもたらしたように、楽天ファンにも夢をもたらす補強をしようとしている。 「中日で加藤オーナー、阪神でも久万オーナー、楽天では三木谷球団会長と、いきなりトップの心をわしづかみにして、思うように補強費を出させるのが星野流処世術。ゼネラルマネージャーの肩書きはなくても、実際はGM兼任監督だから、好きなように選手補強もできる。そのへんが、ヤクルトでも阪神でも楽天でも『球団がロクな選手を取ってくれん。金を出さん』と嘆くだけのノムさん(野村氏)との大きな違い」。星野人脈の球界OBがこう言い切り、さらに付け加える。 「ノムさんが星野阪神優勝の時に、『ワシが3年間苦労して(3年連続最下位)チームの土台作りをしたから優勝できたんや』と、土台作りという自らの手柄を必死になってPR。その時も、笑って『ノムさんの言う通りや。ノムさんのおかげやな』と、余裕を持って認めている。実際の野村遺産は赤星1人だけで、優勝したのは、金本、伊良部、下柳のトリオで星野監督の手腕だ。それでも、球界の大先輩に敬意を表しておけば、球団トップの星野評価上がるからね。あの毒ガス口撃のノムさんさえ手玉に取ってしまうのが星野流だ。ただ年俸1億円ともいわれる楽天名誉監督の肩書きのあるノムさんが言い過ぎると、今度は黙っていないだろう」 星野監督vs野村名誉監督の場外戦勃発となれば、マスコミは放っておかないだろう。それはそれで、野球ファンの注目も集めることになる。日本ハム・斎藤佑樹旋風と同時に、星野楽天から目を離せない。
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スポーツ 2010年11月19日 16時00分
「毎週火曜日はTruthの日」特別編 旗揚げ6周年記念大会に向かって進むガッツワールド!
今年の12月4日、ガッツワールドプロレスリングは旗揚げしてから6年を迎える。会場となるのは旗揚げ戦を行った新木場1stRING。毎月のように興行を行っていた新木場へは今年の2月以降久し振りの大会開催となる。 さすがに記念大会という事もあり、カードのラインナップもかなり考えられた物を出してきたようだ。当日のトリを飾るメインイベントはGWC認定シングル選手権試合、王者ガッツ石島に挑む挑戦者となったのは11月2日Truth#13にて過酷な5WAYマッチに勝利したダイスケに決まった。過去の試合を見てみると、石島とダイスケのシングルマッチは2005年12月3日新木場大会での対戦を最後に組まれていない。ガッツワールドにすれば「5年越しのプレミアシングルマッチ」ということになる。ここ最近はNOAHのリングに上がった経験もあるダイスケ、実力は上がってきている事は毎週開催されているTruthを見るとわかるのだが、現在の問題はネームバリューにある。メインイベントに石島とのタイトルマッチを持って来た事から、ガッツワールドはこの試合に勝負を賭けている。 鉄壁のチームワークを誇っていたデビルワールドに亀裂が生じたのは、同じく11月2日Truth#13の事であった。第1試合のタッグマッチでガッツ石島とチェ・餃子マンがSECRET BASEの清水基嗣&小川内潤と対戦したのであるが、逆片エビ固めのカットに入った石島のラリアットが逆効果を生んでしまい小川内に餃子マンがギブアップで敗れてしまう。この敗戦をきっかけに石島と餃子マンの間に亀裂が生じてしまう。 翌週Truth#14にて再度タッグを組んだ石島と餃子マンであったが、連携攻撃の最中梁和平のカンフーキックが餃子マンに炸裂し遂に三行半を突きつける結果になった。その場でマスクを脱いだチェ・餃子マンの正体は、2月にガッツワールド入りを表明したgosakuであることが判明。怪我により長期欠場していたgosakuであったが、7月25日の大会からチェ・餃子マンとしてリングに復帰。Truthのリングで毎週のように試合を続けていた事もあり試合の勘は戻ってきていると思われる。そのgosakuだが対戦相手のダイスケ&山本SANに一人で果敢に向かっていくものの、さすがに2対1では分が悪く、最後はスライディングDとランニング・ローキックの合体技であるスライディングD・SANの前にフォール負けを喫してしまう。立ち上がったgosakuはダイスケの呼びかけによりガッツワールド正規軍入りを表明、翌週Truth#15にてダイスケとの初タッグを結成する。対する石島は超大物レスラーを連れてくると宣言し、ダイスケ&gosaku組との対戦を要求。Truth#15でのメインイベントのカードが決定した流れとなった。 12月4日の新木場大会、gosakuはマスクドミステリーとタッグを組み、デビルワールドの角刈海坊主&Xと対戦。試合順が第2試合にラインナップされている点が気になる所であるが…。 デビルワールド勢からの勝利をもぎ取ったSECRET BASE勢は上り調子。12月4日新木場大会ではいよいよガッツワールドの主宝の一つであるGWC認定6人タッグ選手権に狙いを絞る。対するはデビルワールドの梁和平と構成員になりたてのCHANGOとアミーゴ鈴木。清水基嗣&小川内潤&豪のトリオがガッツワールドで実現するのはこれが初となる。現王者であるダイスケ&竹田誠志&星野勘九郎組に挑戦するのはどちらのチームになるか。いずれにしても熱戦が期待される。 もう一方の外敵であるSTYLE-E。特に新人・那須晃太郎はここ数週にわたりほぼレギュラーのように参戦している。Truth#13での挑戦者決定戦に敗れてしまい勢いが少々薄れてきてしまっている感じはするものの、まだまだ存在感は大きなものとなっている。Truth#15では田村和宏が梁和平と、那須晃太郎がマスクドミステリーとのシングルマッチがそれぞれ組まれている。何かとSTYLE-E勢にちょっかいを出してくるデビルワールド、田村と梁のシングルはいわば「頂上決戦」に近いものになってくる。最近試合数もぐっと増え、9月にデビューしたばかりとは思えない程の活躍をしている那須、パワーとテクニックを兼ね揃えたミステリーとのシングルで本領を発揮できるのか。 12月4日大会で田村と那須はコンビを組み、特別参戦の中野巽耀&「イケメン」バンジー高田とのタッグと対戦する。中野といえば元UWF、その魂を引き継いでいるSTYLE-E勢との対戦は面白いものになってくると思われる。 エースへの道100番勝負を戦い続けている吉野達彦はTruth#14にて同胞であるマスクドミステリーと対戦。レスリングで勝負してきたミステリーの前に苦戦するが、最後は必殺のアスリートジャーマンでミステリーを沈めてみせた。対戦成績こそ4勝8敗と苦しいものになっているが、着実に勝ち星を重ねている。Truth#15では山本SANとのシングルが組まれている吉野、山本の重い打撃にどう対抗していくのであろうか。 12月4日、吉野はSTYLE-E無差別級王者である竹田誠志とタッグを組み、星野勘九郎&山本SAN組と対戦する。セミファイナルという位置にあるこの試合、ガッツワールド本戦でのセミファイナルも久し振りとなる。気になる点はただ一つ、現在のガッツワールドとSTYLE-Eとの関係だけなのだが…。 まだその名が轟いていないガッツワールドではあるが、都内を中心として興行を行っている団体としては久し振りとなる週1回の興行を打ち試合数を上げていく事により注目されつつある。現にサムライTVのカメラクルーは毎週のように会場を訪れ、その模様が流されていると聞く。しかしまだTruthの観客動員数は他に比べてしまうと寂しいものがあるのも事実。11月のTruthを無事に乗り切り、12月4日の本興行に向けてダッシュをかけたいところであるが…。 だが、所属選手の試合数は確実に上がり、その分経験も備わっているのは確か。特にダイスケは肩幅もぐっと厚みを増してきており、「プロレスラー」と呼べる体型になってきている。まだまだ上を目指すガッツワールド、ゴールは果てなく遠いものであるが、一筋の光を求めて走り続けていく。Office S.A.D. 征木大智(まさき・だいち)◆『Truth#13』2010年11月2日(火) 埼玉・蕨『イサミレッスル武闘館』(観衆50名)<メインイベント GWC認定シングル王座挑戦者決定5WAYマッチ 時間無制限1本勝負>○ダイスケ(18分07秒 片エビ固め)●梁和平※スライディングD。その他の選手は田村和宏、吉野達彦、那須晃太郎。<第1試合 タッグマッチ30分1本勝負>清水基嗣&○小川内潤【SECRET BASE】(11分10秒 逆片エビ固め)ガッツ石島&●チェ・餃子マン◆『Truth#14』2010年11月9日(火) 埼玉・蕨『イサミレッスル武闘館』(観衆54名)<メインイベント タッグマッチ30分1本勝負>ダイスケ&○山本SAN(13分42秒 片エビ固め)ガッツ石島&●チェ・餃子マン ※スライディングD・SAN<セミファイナル 吉野達彦エースへの道100番勝負第12戦20分1本勝負>○吉野達彦(10分36秒 アスリートジャーマン)●マスクドミステリー<第1試合 タッグマッチ30分1本勝負>○梁和平&黒シャチ(9分49秒 ジャックナイフ式エビ固め)田村和宏&●那須晃太郎【STYLE-E】◆『Truth#15』2010年11月16日(火) 開場 19:00/開始 19:30 会場/埼玉・蕨『イサミレッスル武闘館』<メインイベント タッグマッチ30分1本勝負>ダイスケ&gosaku vs. ガッツ石島&X<セミファイナル 吉野達彦エースへの道100番勝負第13戦20分1本勝負>吉野達彦 vs. 山本SAN<第2試合 シングルマッチ20分1本勝負>梁和平 vs. 田村和宏【STYLE-E】<第1試合 シングルマッチ20分1本勝負>マスクドミステリー vs. 那須晃太郎【STYLE-E】◆『ガッツワールド vol.44』2010年12月4日(土) 開場 18:00/開始 18:30 会場/東京・新木場『新木場1stRING』<メインイベント GWC認定シングル選手権試合60分1本勝負>〔王者〕ガッツ石島【デビルワールド】 vs. 〔挑戦者〕ダイスケ【ガッツワールド正規軍】<セミファイナル タッグマッチ45分1本勝負>竹田誠志【STYLE-E】&吉野達彦【ガッツワールド正規軍】 vs. 星野勘九郎【大日本プロレス】&山本SAN【ガッツワールド正規軍】<第5試合 GWC認定6人タッグ王座挑戦者決定戦60分1本勝負>梁和平&CHANGO&アミーゴ鈴木【デビルワールド】 vs. 清水基嗣&小川内潤&豪【SECRET BASE】<第4試合 タッグマッチ30分1本勝負>中野巽耀【フリー】&バンジー高田【フリー】 vs. 田村和宏&那須晃太郎【STYLE-E】<第3試合 アイスリボン提供試合20分1本勝負>対戦カード後日発表<第2試合 タッグマッチ30分1本勝負>gosaku&マスクドミステリー【ガッツワールド正規軍】 vs. 角刈海坊主【デビルワールド】&X<第1試合 シングルマッチ20分1本勝負>松崎和彦【フリー】 vs. 山田太郎【666】<チケット情報>スーパーシート…4,000円/指定席…3,000円/北ステージ自由席…3,000円 ※全席種、当日500円UP<チケット販売所>◆チケットぴあ(Pコード 817-583) ◆プロレスショップ・チャンピオンお問い合わせ ガッツワールドプロレスリング事務局 info@guts-world.com
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スポーツ 2010年11月19日 15時00分
FA・内川と交渉!野村カープを強気にさせた『軍資金』とは…
軍資金を得た野村カープは強気の交渉で、他球団を震え上がらせている。 横浜からFA宣言した内川聖一内野手(28)との交渉が解禁となった(18日)。横浜はすでに『4年10億円』を提示し、慰留に必死だが、「野球選手としてのモチベーションを…」なる内川の発言からして、他球団へ移籍する可能性の方が高そうだ。 「シーズン中から、内川と村田(修一=30)のFA移籍は既成路線のように捉えられていましたからね。村田は踏み止まりましたが、一昨年もエースの三浦(大輔=36)が移籍を考えたように、横浜ナインは多かれ少なかれ、チームに不満や不信感を持っています。シーズン中、内川のことを調査していた球団は1つや2つではありませんでしたからね」(球界関係者) 他球団との交渉が解禁となった18日時点、内川との交渉を表明した球団は、ソフトバンクと広島。内川の出身地が大分県大分市であることから、ソフトバンク移籍が有力視され、FA権を行使したときには「できレースではないか?」と穿った見方をする者もいた。しかし、実際は違った。広島球団がイの一番で名乗りを挙げたのは既報通りだが、野村謙二郎監督(44)まで同席したことで、広島の“本気度”が内川サイドにも伝わったようである。 「交渉のアポイントがされた段階で、野村監督が同席する件も知らされていたようです。野村監督も大分県の出身だし、グラッと来たんじゃないですか(笑)」(在阪球団職員) 一般論として、監督自らがFA交渉に出馬する場合、交渉成立の可能性がかなり高いとされている。過去巨人は、野口茂樹、豊田清など有名クラスを口説く際、電話を含め、原辰徳監督(52)を登場させている。指揮官が直々に「来てほしい」と言えば、“絵作り”にもなる。言い方を換えれば、それで交渉が破談になった場合、球団としてもバツが悪い。そうなった前例も確かにあったが、球団も交渉成立の見込みのない交渉に監督を担ぎ出すことはしない。従って、今回の野村監督の出馬は「内川を獲れる可能性がかなり高い」と見るべきだろう。 「野村監督は秋季キャンプの最中だったのに、わざわざ宮崎県から横浜まで飛んできたんですからね」(前出・同) もっとも、「ソフトバンクがリードしているから、形勢逆転を狙ったのではないか」と勘繰る声もないわけではない。横浜サイドも「残留、移籍の五分五分」と主張しているだけに、広島の内川獲得に確証は持てない。 しかし、FA選手を見送るだけだった広島が、『獲得のアクション』を見せただけでも意義があったのではないだろうか。13年連続Bクラスに沈んだこの危機的状況を打破するには、内川は絶対必要だが、「ビッグネームを強奪する意気込み」は、広島ナインも鼓舞するはずである。 「今の広島には、軍資金がありますから」(前出・関係者) 軍資金とは、09年シーズンにお披露目となった新本拠地・マツダスタジアムのことだ。09年は約187万3046人、1試合平均で2万6015人。今季も160万人強を集客しており、最大収容人数3万1984人だった旧・広島市民球場時代と比べ、1試合平均で約6000人以上、観客人数を増やした計算になる(廣済堂出版刊・選手名鑑参考)。 この球場チケット収入増が、補強の軍資金となったのである。 「広島だって、経営は苦しいはずです。増収分を赤字補填だけではなく、戦力補強を優先したさせたところがすごい。ドジャース残留が決まったけど、黒田(博樹=35)の奪還だって本気でしたからね」(前出・同) ソフトバンクの出方も気になる。ソフトバンクは横浜ベイスターズとの一騎討ちとなった細川了捕手(30)との交渉を優先させるため、内川を後回しにせざるを得なかった。優先順位で後になった経緯が、内川サイドにどう影響するか…。 「内川を獲得できなかった場合、ソフトバンクからFA宣言した多村(仁志=33)に切り換えるといった情報も交錯しています。内川獲得を争うソフトバンクに対する広島の陽動作戦でしょう」(前出・在阪球団職員) マツダスタジアムが産み出す軍資金は、広島をオフの主役に引き上げるかもしれない。
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スポーツ 2010年11月19日 10時00分
斎藤佑樹がまた快挙!
何かを持っている男、斎藤佑樹がまたまた快挙だ。 18日、明治神宮大会決勝戦が神宮球場で行われ早大が福井、大石、斎藤のドラフト1位の黄金リレーで東海大を2対1で破り悲願の初優勝を飾った。 広島からドラフト1位指名を受けている早大の先発、福井は東海大を5回7三振、ショートのエラーによる失点1に押さえ、早大は6回裏、2死満塁から4番山田が初球外角高めのスライダーをライト前に放ち逆転タイムリーで2対1。 7回からは西武ドラフト1位指名の大石が登板、7回は2三振、圧巻は8回の3者連続三振の完璧な内容。大トリは日ハム1位指名の斎藤佑樹。学生生活最後のマウンドに立った斎藤は外角のスライダーで連続三振、最後の打者をサードゴロに打ち取りゲームセット、優勝の瞬間ガッツポーズを見せ、マウンドに駆け寄ってきたナインと抱き合い喜びを爆発させた。 「リーダーシップのない、どうしようもないキャプテンだったんですが、部員全員が背中を押してくれました、アマチュア野球は野球の原点だと思います。これからはエンターテイメントできるように頑張ります」何かを持っている男、斎藤佑樹のプロ野球での活躍が楽しみだ。(写真・文 アミーゴ・タケ)
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スポーツ 2010年11月18日 12時30分
寂しい地味なFA市場
8年ぶりに二ケタのFA権利行使選手。というと、にぎやかなFA市場を想像するが、残念ながら中身は地味で寂しい。この選手が加われば、来季の優勝戦線の様相が一変するという大物はいない。 前回二ケタ、10人がFAの権利行使をした02年は豪華メンバーだった。巨人・松井秀喜、桑田真澄、広島・金本知憲、阪神・桧山進次郎、横浜・斎藤隆、鈴木尚典、三浦大輔、近鉄・中村紀、ダイエー・若田部健一、日本ハム・芝草宇宙。移籍したのは、ヤンキース・松井、阪神・金本、横浜・若田部の3人だけだが、注目度、話題性は抜群だった。 日本球界のホームランキング・松井は「日本で50本打ったゴジラが、ヤンキースでどれだけホームランを打つか」と日米のファンから一挙手一投足を注視されたし、金本は阪神の18年ぶりの優勝に貢献している。このビッグ2はFA市場で輝いている。 が、今年の11人はインパクトがない。スーパーサブの阪神・関本賢太郎は早々と3年契約で阪神残留。横浜・金城龍彦も残留が基本方針。西武・土肥義彦、日本ハム・建山義紀がメジャー挑戦といっても、取ってくれるチームがあるの? と大きなお世話で心配してしまう。楽天・藤井彰人が阪神と交渉といっても半月板を手術した城島健司が戦列復帰までのカバー要員にすぎない。 レギュラーになれそうなのは、横浜・内川聖一、西武・細川亨、日本ハム・森本稀哲、オリックス・後藤光尊の4人。メジャー挑戦を口にしているロッテ・小林宏之、ソフトバンク・多村仁志の2人もメジャーでは結果が見えているだろう。国内移籍ならば、それなりの活躍はするだろうが。 いずれにしても、関本、金城の2人を除いた9人が束になってかかっても02年のヤンキース・松井、阪神・金本のインパクトにはかなわない。実は、昨年も地味で話題にならなかった。巨人・高橋尚成、ヤクルト・五十嵐亮太の2人がメッツ入り、阪神・藤本敦士がヤクルト、日本ハム・藤井秀悟は巨人、ロッテ・橋本将は横浜移籍といった、地味な面々。成功したのは期待されていなかったマイナーからの挑戦のメッツ・高橋、巨人・藤井の2人だけだった。 長嶋茂雄監督時代の巨人が中日・落合博満、ヤクルト・広沢克己、広島・川口和久、西武・清原和博、ダイエー・工藤公康、広島・江藤智と、他球団の主砲、エースを次々と獲得したFA黄金期は今や昔話だ。大リーグバブルの前に、スター選手が続々と大リーグ入りするようになったからだ。FA選手が来季の日本球界を活性化するというのは、夢のまた夢だ。 となれば、日本野球機構(NPB)がドラフト会議用に制作した「俺世代、こい。」のポスターに登場した3人衆、広島・前田健太、楽天・田中将大、巨人・坂本勇人の呼びかけに応え、誕生の日本ハム・斎藤佑樹、西武・大石達也、巨人・沢村拓一の大学ビッグ3の活躍に期待するしかない。 中でも「斎藤と田中の投げ合いは面白いだろう」と、楽天・星野仙一新監督と日本ハム・梨田昌孝監督が早くも来季のパ・リーグの新目玉としてPRしている。これに西武・大石が加われば、さらに話題の輪が広がっていく。他球団で育ったスターの横取りよりも自前のスター育成。そういう時代になったのだ。
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スポーツ 2010年11月18日 10時00分
中日・落合監督、愛息の立派な成長ぶり
番記者に対しても“貝”になることで知られている中日・落合博満監督だが、一部スポーツ紙によると、16日に秋季練習が行われていたナゴヤ球場で先月18日に一般女性の花織さんと入籍した愛息・福嗣さんの結婚秘話を表情を崩しながら語ったという。 「本来ならば系列の『中日スポーツ』の番記者に語ってもおかしくないのに、別のスポーツ紙の記者に語ったところが“オレ流”」(プロ野球担当記者)というが、「いつでも結婚していいように、だいぶ前から用意してあった」と都内の自宅から徒歩1分の一軒家を福嗣さん夫妻にプレゼントしたことを明かすなど相変わらずの親バカぶりだったが、「週刊プレイボーイ」(集英社)での福嗣さんの連載をまとめた「フクシ伝説 うちのとーちゃんは三冠王だぞ!」(同社刊)から女性関係を中心に成長ぶりを紹介してみよう。 同書の福嗣さんの年表「フクシ歴」によると、ファーストキスは5歳だった92年。お相手は同じ幼稚園に通っていた肉食系園児ので、「校舎裏で半ば強引に唇を奪われた」(福嗣さん談)という。 初恋は10歳だった97年で、お相手はクラスメートで、好きになった理由は「目がデカイから」(同) 17歳だった04年、彼女ができて童貞喪失。お相手は同じ学校の一学年上の先輩でひと目惚れして交際スタート。巨乳だった彼女を落合家では「肉マンさん」と呼んでいたというからなんともほほ笑ましい。 今年1月、「週プレ」の新年会で出会った某昭和の名レスラーの愛娘を気に入り、大物2世同士で“お忍びデート”。その時、「彼女には決まった相手がいたことを知ったから、一度っきり」(同)というが、「彼女には来てくれたお礼に新品のプレステ3をプレゼントした」(同)というから俳優の石田純一も顔負けの気配りだ。 そして今年5月の連休明け、無料インターネット電話「スカイプ」で“運命の人”となった山口県に住む花織さんと出会い、「スカイプ」のコミュニケーションなどで遠距離恋愛を実らせ、交際わずか4カ月、「フクシ伝説 うちのとーちゃんは三冠王だぞ!」の発売日に晴れて入籍した。 今週発売の「週プレ」には新婚夫婦のラブラブ2ショット写真が掲載されているが、花織さんは186センチ・120キロの福嗣さんとはなんとも対照的にショートカットで小柄のかわいらしい女性だった。 小さい頃からやんちゃの限りを尽くしてきた福嗣さんだが、家庭を持つまで立派に成長していた。
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スポーツ 2010年11月18日 06時00分
根回しは6年越し? 西岡の入札が容認された真相
千葉ロッテは西岡剛内野手(26)のポスティングによるメジャー移籍を容認することを決めた。瀬戸山隆三・球団社長も前向きな言動をみせており、順調に進めば、21日の優勝パレードが、ロッテ・西岡の「最後の雄姿」となりそうだ。球団側によれば、西岡は04年の契約更改からメジャー志望を訴えてきたという。つまり、ポスティングによるメジャー挑戦を認めさせるため、長い歳月を掛けながら周囲を味方につけてきたのである。 「西岡の代理人は、リック・サーマン氏で間違いありませんでした」(米特派員の1人) スポーツマネジメント会社『ビバリーヒルズ・スポーツ・カウンシル社』のサーマン氏の名前は早くから報じられていた。氏は井口資仁(35)のメジャー時代の代理人でもある。「井口の紹介」であることは関係者も否定していない。前出の米特派員によれば、「サーマン氏に、千葉ロッテ側が希望する入札金額がいくらなのか、探りを入れている」とのことで、移籍交渉も円滑に進められるものと思われる。 「西岡の推定年俸は1億7000万円。海外FA権取得は2013年でした。来季からFA取得まで、あと3年を要する計算になりますから、現年俸額の3倍分に相当する約5億万円の落札金があれば、ロッテ側は断らないでしょう」(前出・同) 球団はポスティング・システムで2回、拒否することができる。1回目は選手が申し出たとき、2回目はメジャー球団側の落札金額に納得いかなかった場合で、サーマン氏は独自よそうとしながらも、千葉ロッテ側が拒否しない金額をメジャー側に伝えているという。 米現地報道によれば、「1500万ドル強(約12億円)で入札する球団も」と伝えていた。楽天・岩隈以上で落札される可能性もあるわけだ。その落札金が適当かどうかはともかく、西岡に強い関心を示している球団も、サーマン氏とのネットワークを持っている。 「SFジャイアンツ、ドジャースが内野手を欲しているので、入札に参加する可能性が高いと見られています。SFジャイアンツはかなり熱心です」(前出・同) SFジャイアンツは正遊撃手のホワン・ウリベがFA移籍する可能性が高く、早い時期から西岡に関する情報を集めてきた。サーマン氏がSFジャイアンツの大黒柱で、2年連続サイ・ヤング賞のティム・リンスカム投手を抱えているのは有名だが、西岡のエージェントを引き受けた理由は別のところにあった。 「08年オフ、当時、正二塁手を探していたSFジャイアンツは井口獲得に動いたんですよ。井口の守備力の高さは米球界も認めていましたが、SFジャイアンツ側が一方的に交渉を打ち切ってしまいました。代理人として、サーマン氏はそのときの屈辱を忘れていません」(米メディア陣の1人) 日本人内野手は厳しい見方もされている。確かに松井稼頭央、井口、岩村明憲は好成績を残せなかったが、前出の米メディアの言葉を借りれば、「送球したボールにスピード感がない」「接触プレーに発展した場合、当たり負けする」と体格面でのハンディがあるとし、「とくにカズオ(松井稼)がそうだったが、天然芝に対応できないケースが見られた」ともいう。今回の西岡にしても、批判的な見方をするメジャー球団もないわけではない。それでも、「岩隈以上の落札金」が期待される理由だが、今オフの米FA市場は「大物内野手が比較的少ない年」だからなのだ。サーマン氏と西岡の接触は「昨年オフ」とも言われている。その通りだとすれば、西岡&サーマン氏は、「大物内野手がFA市場に少ない2010年オフ」こそ、米挑戦するチャンスと見越していたのではないだろうか。また、氏はリンスカムが在籍するSFジャイアンツが落札した場合、強気な交渉にも出られるだろう。井口の交渉で失敗した08年のリベンジ…。西岡の交渉に期するものもあるはずだ。 米スポーツTV局『ESPN』の解説者に転じた元上司のボビー・バレンタイン氏は、同局HP上で西岡を絶賛していたが、ヘンな補足も付けていた。 「彼は目立つことも好き。どのチームで契約するかも大事ではないか(成績はモチベーションで左右されるのではないだろうか)」(8日付/現地時間) 西岡が米球界の「日本人内野手」に関する評価を変えれば、来年オフに渡米するとされる川宗則(29=福岡ソフトバンクホークス)の契約も好転してくるだろう。 「西武球団に『入札はダメ!』と言われた中島(裕之=28)は、地団駄を踏んでいるかもしれませんね(笑)。西岡は今季のポスティングに関して、井口に相談しています。井口は瀬戸山社長のお気に入りですし、そうやってフロントを味方につけていきました。落札金がいくらなら球団が納得するのか、いろいろと調べていたようですね」(球界関係者) プレースタイルは実直だが、強かな一面も兼ね備えていたようである。西岡は日本人内野手の低評価を変えられるか…。
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