スポーツ
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スポーツ 2010年11月17日 11時30分
城島『長期離脱』で阪神の投手補強は棚上げ?
城島の代役を探せ−−。去る11月15日、西宮市内の阪神球団事務所に南信男社長などフロント要人が集まり、“緊急会合”を開いた。その話し合いの結果、他球団との交渉が解禁となる同18日を待って、FA宣言した楽天・藤井彰人捕手(34)を獲得することを決めた(16日時点)。 「15日は、阪神にとって大忙しだったんじゃないですか」 大阪圏のメディア陣は苦笑いしていた。 同日、3度目のFA権を獲得した金本知憲外野手(42)との残留交渉が行われ、3億5000万円プラス出来高で合意に達した(FA権は行使せず)。また今季、FA権を獲得した関本賢太郎内野手(32)の代理人とも残留交渉も行い、そのうえで“補強会議”を開いたのである。長い1日になったことは想像に難くない。 正捕手・城島健司(34)の左ヒザ半月板損傷が発覚し、「来季開幕戦絶望」が伝えられたのは12日。この時点で、オフの「補強リストの順位」は完全に壊れたという。阪神は投手を中心とした補強を進める予定だったが、「ポスト城島」が優先させなければならなくなった。藤井捕手には申し訳ないが、今までの阪神だったら、今オフのFA市場の目玉・細川亨捕手(30=埼玉西武)を“強奪”するくらいの意気込みを見せたはずである。「チーム総年俸額を徐々に減らしていく」方向性は確かにあったが、阪神はオフの補強で強くなってきたチームでもある。 「城島が戦線に復帰しても、試合途中で『第2捕手』と交代する2人体制で、シーズンを臨むことになるでしょう。もし、星野SDがいたら、ビッグネームを獲りに行ったはずです。阪神は育成路線に方向転換する方向性だとは聞いていましたが」(球界関係者の1人) 中・長期ビジョンとして、生え抜き選手を重視する『育成路線』に反対するファンはいないだろう。しかし、今回の楽天・藤井を交渉の一番手に挙げたのには、他球団も驚いている。 「09年に115試合スタメンマスクをかぶった狩野(恵輔=27)も椎間板ヘルニアの手術を受け、『来季は外野一本で行く』と本人に伝えてあります。小宮山(慎二=24)に期待する声もありますが、経験が浅すぎる…。城島も復帰してからも、しばらくはフル出場できないでしょう」(ライバル球団職員) 城島の復帰は5月中旬以降とされている。開幕戦からしばらくは藤井で凌ぎ、小宮山にも経験を積ませていく。リスクは大きいが、それでも、育成による新しいチーム像を築き上げようとしているのだろう。 「野村(克也)時代にまで逆上りますが、フロントは補強に関して、現場の声を聞きすぎたと反省しています。外部補強に頼りすぎないチーム作りをしていくので、真弓(明信=57)監督も多くは望めなかったんでしょう」(選出・同) 肝心の『投手補強』だが、現時点では前横浜・加藤康介(32)に入団テストを受けさせた以外、目立った動きは見せていない。 15日時点、阪神の支配下登録選手数は、「66」。入団テストの加藤を合格させ、楽天・藤井の獲得に成功すれば、70人までのマックスまで、「あと2人分」しか残らない。緊急補強用に3人分ぐらいは空けておきたいとの声も、数日前まで聞かれたのだが…。「城島の代役を獲るから投手は補強できなくなった」では、ファンは納得しないだろう。10勝クラスの投手をトレード獲得するとすれば、それなりの出血も覚悟しなければならない。今年の阪神のオフは厳しいものになりそうである。
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スポーツ 2010年11月16日 17時30分
阪神・金本残留の損得勘定
FA権を持っていた阪神・金本知憲(42)が、1年契約、年俸5000万円ダウンの4億円(推定)で残留することになったが、本人、球団、現場にとっての損得勘定はどうなのか? ズバリ収支を計算してみると、泣き笑いが…。 金本が03年に広島から阪神へFA移籍、大成功できた恩人である星野仙一監督が、阪神シニアディレクターを退任して楽天監督に就任したことから、金本の楽天移籍情報が根強く流れ、注目を集めていた。「星野さんが阪神を辞めるのは、本当に寂しい」と金本本人が漏らしたのも、楽天移籍説に拍車をかけた。パ・リーグの楽天ならば、守らなくて良いDHのポジションもある。さらに、東北福祉大出身という地の利もある。 が、金本が下した決断は阪神残留だった。「失うものはないし、守るものもない。一から違う自分をつくっていくのも楽しみ」というのが、金本本人の弁だが、阪神で現役引退するメリットを考えているのだろう。『アニキ』の愛称が浸透、虎党から絶大な支持を得ており、元広島の主砲だったことさえ忘れ去られている。 「ケガしても痛いと言わず、黙々とプレーする鉄人・金本が入ったから阪神は変わった。弱小球団から常に優勝争いできるチームに代わった」。こう星野監督が断言するように、鉄人・金本はダメ虎を猛虎に変貌させた貢献度は計り知れない。阪神の永遠のスターとして現役引退すれば、評論家をしても食うには困らないし、近い将来の阪神監督の目も見えてくる。 来季から新たに2年契約した真弓明信監督だが、今季優勝目前で投手継投策の失敗で大事な試合を落とすなどサイ配面の不安がついて回る。監督としての能力に疑問符が付けられており、長期政権は難しいのが現実だ。しかも、ポスト真弓の最有力候補だった星野シニアディレクターが楽天監督に就任、もう1人の有力候補だった岡田彰布氏は今季からオリックスで指揮を執っている。真弓監督の後任は白紙状態に近い。 現役引退後の金本が、ポスト真弓最有力候補に躍り出る可能性は大だ。そのためには、阪神で現役を辞める必要がある。そうすれば、黙っていても阪神ファンから熱烈な金本新監督ラブコールが起こる。いくら恩師の星野監督とはいえ、楽天へ行けば、阪神監督のチャンスは消えてしまう。 ポスト真弓の後任難に頭を悩ます球団トップとしても、金本の流出は何がなんでも避けたい事態だろう。阪神・坂井信也オーナーが、金本残留決定にこうエールを送ったのも当然か。 「信じてましたけどね。存在感も違いますし、優勝するために是非とも必要なんですから。阪神の顔だけじゃなく、野球界を代表する選手。今シーズンは不本意だったと思いますし、取り返して欲しい」 さすがに真弓監督の手前、将来の監督候補とまで口にしなかったが、「阪神の顔だけじゃなく、野球界を代表する選手」という表現に、坂井オーナーの真情が込められている。金本本人、坂井オーナーともにメリットがある阪神残留だが、真弓監督の方はたまらないだろう。巨人とのクライマックスシリーズ・ファーストステージ最終戦は、金本を使わなかったように、すでに戦力としては見切っており、期待していない。 それどころか、残留されてしまったので、また起用法に頭を痛めることになる。右肩が奇跡的に完治して、守りもできればいい。が、42歳という年齢的な衰えも考えれば、いくら鉄人でも完全復活はあり得ないだろう。今季、2割4分1厘、16本塁打、45打点と、阪神移籍後ワーストの成績に終わったのは、右肩痛だけが原因ではないだけに、来季も大きな期待はできない。 しかし、坂井オーナーの言うように阪神の顔、日本球界を代表する選手だけに、起用法には神経を使う。今年4月にフルイニング出場が1492試合でストップしたものの、連続試合は衣笠祥雄(広島)に次ぐ史上2位の1763試合で継続しているからだ。今季も「5年ぶりのリーグ優勝への最大の障害は、故障でも使わないといけない金本」と言われ、実際にその通りになっている。決断力に欠ける、全方位外交の真弓監督は、金本残留に頭を抱えているだろう。その結果、自らの政権が短期に終わり、その後釜に金本新監督という図式が現実になったら、泣くに泣けない。
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スポーツ 2010年11月16日 12時30分
4度目の復帰を果たした大仁田厚の気になる事情
一体、何度、引退と復帰を繰り返してきたか分からないほどのプロレスラー・大仁田厚。 その大仁田が実に4度目の現役復帰を果たした。 大仁田といえば、2月の長崎県知事選に出馬。それに当たって、昨年末に引退を表明。落選後の新FMW5・5東京・新木場1st RING大会で、引退試合を行なっていた。 それ以前はというと、全日本プロレス時代、FMW時代、参議院議員当選後に“引退”しており、5月の引退は4度目。 復帰の舞台となったのは、闘聾門JAPAN11・13東京・江戸川区小松川さくらホール大会。闘聾門とは聞き慣れないプロレス団体だが、聴覚障害者が主宰する4年の活動実績をもつ組織。これまでも、デスマッチでおなじみの“ミスター・デンジャー”こと、ステーキ屋のオヤジである松永光弘が、頻繁に参戦し、マニア間では名の知れた団体なのだ。 実は大仁田は、これ以前にも長野の弱小インディー団体や、福岡でのシークレットプロレスイベント等でも、秘かに試合をこなしており、正確にはすでに復帰済。この試合が引退試合後に、初めて公となった復帰戦であったのだ。 11・13江戸川大会で、大仁田は側近の戸井克成、聴覚障害者のマグナムTAKASAGOとタッグを組み、矢口壹琅&ファントム船越&JOM太郎と対戦。規制の厳しい区の施設であるのにもかかわらず、大仁田は矢口とふだん通りの乱撃戦を展開。最後こそ、“主役”のTAKASAGOに譲ったものの、相変わらずの存在感を発揮し、満員の観衆を熱狂させた。 プロレス業界内では、引退試合から、わずか半年ほどでの復帰に、「またか…」と冷ややかな向きも多いが、今回の引退→復帰には、それなりにやむにやまれぬ事情も見え隠れする。 「大仁田さんは長崎県知事になっても、プロレスは続けるつもりでいました。しかし、周囲から『中途半端なことはしないでほしい』との強い要望があり、しぶしぶ、『当選したら引退』を口にしたのです」(大仁田に近い筋のA氏) そうであるならば、落選したのであれば、引退を撤回すればよかったのではないかという向きもあるだろう。しかし、5・5新木場大会は大仁田の興行ではなく、かつての番頭格のターザン後藤の主催興行。すでに、「大仁田厚引退試合」とうたわれており、撤回できなかったという。 「『引退試合』をうたえば、チケットが売れます。撤回すれば、チケットが売れなくなるどころか、払い戻しを希望する客も出てきかねません。それだけ、『引退試合』はビジネスになるのです。一度、『引退試合』と発表したものを取り下げることはできないのです」(某興行関係者) その5・5新木場大会では、大仁田自ら「戻ってきたときは、よろしく」とコメントしていたので、今回の復帰はファンの反応も上々で、批判も少ないようだ。 これだけ、プロレスに固執する大仁田。復帰には金銭的な事情もあるのかと思いきや、前出のA氏は「大仁田さんは不動産も所有してますし、食うには困りません。今はプロレスをやるにも、破格のギャラで出ています。インディーの選手とプロレスをするのが好きなんです」 どうやら、今の大仁田にとって、プロレスは信念の領域。もはや、誰も文句はつけられそうにない。
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スポーツ 2010年11月16日 11時00分
田中正直のウェブランニングクリニック 「第61回 レースの持ち物」
今回は、レース出場のための持ち物です。 大会は、午前が多いので事前に準備して忘れ物のないようにしましょう! 自分だけのチェック表を作るなどして、万全の準備で大会会場に行きましょう。また、大会会場が近場ばかりではなく、遠方の方もいらっしゃると思います。一番気をつけることは、天候の違いです。 同じ関東でも大きく違いますし、同じ県でも全く違うことがありますので、事前に情報を得て行くのはもちろんですが、あらゆる状況に対応できるようにしておくと安心です。これからのシーズンは、雨が降るとかなり気温も下がりますので十分注意が必要です。 カイロやホットクリームなども用意してあると安心です。移動中の寒さも考えた服装や着替えなど工夫すればするほど快適なレースになるはずです。 さて、持ち物ですが、絶対必要な物とあれば安心という物があります。<まずは、絶対必要な物です>(1)レース用シューズ(2)レース用シャツ(ランシャツやTシャツ)(3)レース用短パン(タイツ)(4)ソックス(5)通知ハガキ、大会要項(事前配布の場合はゼッケンなど)(6)健康保険証(7)お金(小銭)(8)タオル、着替え一式(9)ランニングウォッチ<あれば安心な物>(1)手袋(2)長袖Tシャツ(3)キャップ(4)ゴミ袋(5)ティッシュ(6)ワセリン(7)バンドエイド(8)補食(9)傘(10)サングラス 他にも、日焼け止めなどもありますが上記の物があればある程度大丈夫でしょう。常にトレーニングでレースを意識し走ることでレース当日に何が必要か見えてきますので、これを参考に自分なりの用意をして下さい。 写真は、かなり寒い日を想定し、ネックウォーマーやアームウォーマーも装着しています。足は走りやすいように、膝下までのタイツです。【Air Run TOKYO】ランニングクラブの練習会を体験してみたい方は、リアルライブ見たで無料体験できます。参加希望の方は、(airrun@pss1.jp)にメール下さい。 詳細は、【Air Run TOKYO】公式サイト(http://airruntokyo.syncl.jp/)をご覧下さい。
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スポーツ 2010年11月15日 18時15分
止めたのは稀勢の里 記録更新はならず…白鵬が負ける
福岡国際センターで行われた大相撲九州場所2日目、横綱白鵬(25)=宮城野部屋=は稀勢の里と対戦し、一月場所13日目の魁皇戦以来の敗北、連勝記録は63で止まった。 横綱白鵬が元横綱双葉山(元時津風親方)の69連勝を抜くことができるかに注目が集まった今場所だったが、連勝記録は63でストップ。 倒した稀勢の里は茨城県牛久市出身、鳴戸部屋所で東前頭筆頭。
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スポーツ 2010年11月15日 10時30分
お祭りの中に仰天のサプライズ! 11月1日「ヤングリボンわっしょい!」で真琴が宮本裕向から勝利!!
11月1日から6日にかけて、新木場1stRINGで様々な団体が興行を行った「新木場プロレスパーク」。初日には『暗黒プロレス組織』666とアイスリボンが合同で興行を行った「ヤングリボンわっしょい!」が開催され、148名の観衆を集めた。 両団体がチケットの売り上げ枚数を競い合い、勝利した団体が後日発売されるDVDの表カバーとなるという企画や、プロレスの試合に加えて「秋の大運動会」を会場内で開催する等、面白い企画が盛り込まれていた。それだけに両団体ともに必死にチケットを販売し、大会を盛り上げようとする心意気が伝わってくるような感じがした。 実況はFREEDOMSのGENTARO、解説はフリーライターの須山浩継が担当。両者共にそれぞれアイスリボン(19時女子プロレス)、666で生実況を担当している事もあり、軽快なトーク+絶妙な突っ込みで会場の空気を大いに盛り上げていた。 プロレスの試合での事実上メインイベントとなったタッグによる3WAYマッチでは、ダイナスティ&真琴組・忍&星ハム子組・宮本裕向&都宮ちぃ組が激突。666、アイスリボン勢共に序盤は「3WAYマッチでのお約束」を披露する。何故か他の2チームから目の敵にされていたのが忍&ハム子組。ハム子は真琴とちぃの攻撃に対し、投げキッスで反撃する。 得意満面にセクシーポーズでリング内を闊歩するハム子、あえなく真琴とちぃに捕まってしまう。ロープに振られてダブルの攻撃をしようとするが、逆に二人にラリアットをぶち込んだハム子。パワーならば一枚上手なのだ。 そんなハム子だったが、こと男性に対しては分が悪い。宮本に捕まると背中にパンチを振り下ろされる。ダイナスティが他のメンバーを誘って全員でハム子に攻撃を仕掛けようとするが、ここで割って入った忍が「待った!」一瞬躊躇した他の四人であるが、次の瞬間忍は袋叩きに逢っていた…。 その後、場外でダイナスティ&真琴を一人で捕まえていたハム子だったが、リング内では宮本とちぃによるダブルのアキレス腱固めを食らっている忍の姿が。ロープに逃れられると宮本がちぃをブレーンバスターの体勢で持ち上げる。そのままちぃを叩きつけようとしたのだろうが、逆にちぃが宮本をブレーンバスターで投げ忍に叩き付ける。 場外とリング内が逆転し、今度はダイナスティ&真琴がハム子を捕まえる。最もベビーフェース的な存在であるこのタッグは想像以上に連携攻撃も見せる。真琴の水面蹴りにあわせてダイナスティがハム子を河津落としで叩き付ける。真琴の側転からのダブルニードロップにはダイナスティがバック宙で動きを合わせる。視覚的にも息の合ったところを見せる両者。ハム子も電車道突っ張りやブルドッキング・ヘッドロック+ジャンピング・ネックブリーカーでダイナスティ&真琴に反撃するが、真琴の串刺しDDTを食らって再び捕まってしまう。 ハム子がスタンディング式のフェースロックに捕えられている横では、忍が宮本の逆エビ+ちぃのキャメルクラッチをかけられている。相変わらず他の2チームから集中攻撃を食らわされる忍&ハム子だったが、忍がダイナスティへのSEXボンバー、ハム子が宮本へのセクシャルボンバー等で反撃する。 気がつくとリング上は真琴とちぃの攻防になった終盤戦。真琴のボディースラムを旋回式DDTで切り返し、ロープに走って華麗なウラカン・ラナを決めたちぃ。もう一発を狙うが今度は真琴のネックハンギング・ボム。カウント2で跳ね返された真琴がちぃのバックを取るが、今度はちぃのジャングルクラッチ! ギリギリでカットに入るダイナスティ。 場外から宮本が戻ってくると、真琴をボディースラムで叩きつけてちぃとのファンタスティック・フリップ! 二人がかりで押さえ込むが真琴はカウント2で肩を上げる。それならばと宮本はコーナーに真琴を追い込んでパンチを叩き込みシュミット式バックブリーカーからムーンサルト・プレスを狙う。真琴がかわしたため両足で着地した宮本、バックの取り合いから真琴が急所蹴りを見舞うもかわす宮本。しかし真琴はあきらめずに正面から急所蹴り! 突っ込んできたちぃを宮本にぶつけると、忍のスピンキック→ダイナスティのトラースキック→ハム子のセクシャルボンバーを立て続けに食らってしまう。セクシャルボンバーは意地で耐えてみせた宮本、真琴にラリアットを見舞おうと突撃するが、すかさず三田さん固めで丸め込んだ真琴が殊勲の3カウントをゲット!! 「えっ、本当に?」と最初は信じられないような表情の真琴だったが、改めて勝利を確信すると拳を高々と突き上げて喜びを爆発させた。元・デスマッチヘビー級王者からの勝利を奪った真琴、今後の更なる飛躍を予感させる試合となった。 ちなみに敗れた宮本は真琴を応援していた観客席になだれ込んで憂さ晴らしをしていた。 メイン終了後は秋の大運動会。メンバーが一人足りない666側には新木場1stRINGの斉藤さんが助っ人に入る。障害物競走、顔面パンスト綱引き(!)、会場内と一体となった玉入れの三本勝負の結果は666側の勝利!(敗れたアイスリボンサイドには後日罰ゲームが執行され、その様子もDVDに収録されると知ったエース松本都と志田光は売店ブースで苦笑い。)最後はTHE101の歌で締めようとするが、やはり全員で阻止される。それでは私がとマイクを握ったさくらえみだったが、またもや全員に阻止される。せっかくこれだけのメンバーが揃ったのだからと、最後は666とアイスリボン全員による「世界に一つだけの花」の合唱で大会は締められた。全員が手を取って両腕を突き上げるシーンからこの大会の成功が見えた。 ハチャメチャなイメージに見えてしまいがちな当日の大会であったが、お祭り・運動会という秋の名物を盛り込んだコンセプトがしっかりと形になっていた。新木場プロレスパークの開催中、違う団体によるコラボレーション企画の大会を行ったのはこの日だけであった。コラボレーション大会の利点は「面白かったから今度はこっちの団体の興行を見に行ってみようかな?」というファンが生まれる可能性がある事。勿論団体としては個々で観客を増やしていきたいのが理想であろうが、たまにはこうして一緒になってみるのも一興ではないだろうか。 11月とは思えない程穏やかな気候だったこの日、名残を惜しんでいるのかいつまでもファンが会場外に設置された特設売店の周りを囲んで談笑していた。こんな光景を見られるのであれば、いつかまたこの大会を見てみたいと感じさせたものである。Office S.A.D. 征木大智(まさき・だいち)◆666・ヤングプロレスわっしょい!&アイスリボン合同興行『ヤングリボンわっしょい!』2010年11月1日(月) 東京・新木場『新木場1stRING』(観衆148名)<第1わっしょい! これがヤングプロレスわっしょいだ! タッグマッチ20分1本勝負>○小仲=ペールワン&K666(11分52秒 座禅トーン)●THE101&乞食<第2わっしょい! これがアイスリボンでございます! タッグマッチ20分1本勝負>藤本つかさ&○志田光(12分15秒 片エビ固め)松本都&●帯広さやか ※滞空時間の長いブレーンバスター<第3わっしょい! ADULTりぼん〜FMW同窓会!? あの頃僕等は若かった〜ミックスドタッグマッチ30分1本勝負>怨霊&○GOEMON(14分45秒 片エビ固め)さくらえみ&謎のオカマレスラーX ※スワントーンボム<第4わっしょい! おいでよヤングりぼんの森へ〜ミックスド3WAYタッグマッチ30分1本勝負>ダイナスティ&○真琴(17分44秒 三田さん固め)●宮本裕向&都宮ちぃ ※もう1チームは忍&星ハム子※チケット売り上げ対決はアイスリボン→76枚対666→72枚でアイスリボンの勝利。後日発売されるDVDの表パッケージはアイスリボンとなる。<ボーナスわっしょい! 666vs.アイスリボン前面対抗秋の大運動会>選手宣誓:小仲=ペールワン&都宮ちぃ第1競技:障害物競走(網潜り→飴探し→セカンドロープ渡り→ピンポン玉運びのリレー)○(666)K666&小仲=ペールワン&新木場1stRINGの斉藤さん&宮本裕向&ダイナスティ●(アイスリボン)都宮ちぃ&真琴&さくらえみ&みなみ飛香&藤本つかさ第2競技:顔面パンスト綱引き1本目 ○帯広さやか−●THE1012本目 ○星ハム子−●忍3本目 ○松本都−●乞食4本目 ○宮本裕向−●志田光第3競技:玉入れ(籠持ち アイスリボン→星ハム子、666→THE101)○666 66個−●アイスリボン 65個※勝利する毎にポイントが加算される。第3競技の勝者チームには666点が加算。結果は668対3で666の勝利、敗れたアイスリボン側には後日罰ゲームが施行され、DVDにその模様が収録される。
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スポーツ 2010年11月15日 08時00分
荒川雄太の西武オファーを見抜いたトライアウト受験投手たち
もし、入団交渉のオファーがなかったら、どうするのか−−。11月10日に行われた『12球団合同トライアウト』で、そんな心苦しい質問もしなければならなかった。 同日、当番球団だった埼玉西武ライオンズが配布した資料には、こう記してあった。・カウントはすべて1&1から行う事・すべて1OUTで行う事・捕手は盗塁時セカンドスローを行う カウント『1ストライク1ボール』から、実戦形式のシート打撃が行われるルールは、改めて説明するまでもないだろう。限られたチャンスのなかで、自分をアピールするのは難しい。だが同日、野球センスの高さを見せつけた急造バッテリーもいた。多田野数人投手(30=北海度日本ハムファイターズ)と、荒川雄太捕手(22=福岡ソフトバンクホークス)だ。 トライアウト後の囲み会見で、多田野はこう答えている。 −−今日1日を振り返って? 「自分に力がないとは思っていません。まだ通用すると思って(トライアウトを)受けました。そのアピールも出来たと思う」 −−自信はあるか? 「今日もスピードはさほど出ていなかったが、タイミングをずらしたりして、打ち損じを誘いました。まだ出来る。シーズン中にやっていれば、こんなことにならなかったんですがね…」 多田野は打者4人と対戦し、三振1つを含む無安打。吉川元浩外野手(31)から奪った三振はストレートだったが、バックスクリーンに表示された数値は135キロ。変化球を2つ続けてからのストレート勝負であり、ウイニングショット前に放った『縦の緩い変化球』がいかに効果的であったかを印象づけた。 一般論として、多田野のような技巧派投手をリードするのは難しい。まして、この多田野のボールを受けた荒川は「年下」である。 「荒川には感謝しています。荒川に全てを任せて、こちらが(サインに)首を振ったら、すぐに球種を切り換えてくれました」 多田野は荒川をそう評していた。 一方の荒川は顔見知りのホークス番と長く喋り込み、囲み会見には応じていない。しかし、本柳も小林も規定人数の対戦を終えてマウンドを降りる際、荒川に「アリガトウ!」のシグナルを送っていた。 12日のスポーツメディアによれば、FAで正捕手・細川亨(30)を見送った埼玉西武が、その荒川に「正式にオファーを出す」と伝えていた。荒川は本柳和也(34=オリックス)、小林雅英(36=巨人)ともバッテリーを組んだが、本柳には内角中心の配球、小林に対しては力勝負の投球をさせていた。配球の巧さが球団編成員の目に留まったのだろう。しかし、それを見抜いた多田野も並の投手ではない。多田野は「もし、オファーがなかったら?」の各メディアの質問に、 「これから考えていきます。今のところは(予定が)ないです…」 と返し、唇を噛んだ。 過去のトライアウト受験者によれば、「会場には2通りの選手がいる」という。現役続行にこだわり、必死になる者と「自分自身に諦めを付けさせるため」に受験する者…。今回の受験者は前者のタイプが多かった。トライアウトを視察した球団職員が言う。 「まだ出来ると思う選手は何人かいました。ただ、上とも話し合わなければいけないので、それ以上は…。各球団に編成担当の職員がいて、解雇直後にオファーがなかったということは、今日の受験選手はみんな非常に厳しい立場にあったわけです。ドラフトも終わったばかりだからね…。でも、こちらがシーズン中に評価していた以上に動ける選手もいましたので、後は球団と相談してから」 独立リーグの関係者も視察に訪れており、彼らはプロ野球各チームのオファーが終わるころを見計らってから、選手に連絡を入れたいとしていた。独立リーグ、海外3A以下のチームを経て再受験する選手も珍しくなくなった。NPBが会員に発行している小冊子によれば、現役プロ野球選手の7割以上が「将来が不安だ」と答えていた。トライアウトで高評価を受けても、チームの編成上の理由で獲得が見送られる選手もいるという。“解雇通告を免れた”現役選手たちが「トライアウトを直視できない」とこぼす心境も分からなくはない。(スポーツライター・美山和也)
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スポーツ 2010年11月13日 11時00分
トライアウト情報 松坂健太が繰り返した「野球は楽しい」の真意
2003年のトライアウトを受験し、福岡ダイエーホークス(当時)に拾われた宮地克彦氏(39=コーチ補佐・野手担当)は、翌04年、規定打席には到達しなかったが、打率3割1分の好成績を残し、古巣・西武とのプレーオフでもスタメン出場を果たした。05年にはオールスター選手初出場、規定打席にも到達した。プロ16年目での目標達成だった。『戦力外通告』の地獄から這い上がった努力は不況・リストラに苦しむサラリーマンたちも勇気づけた。宮地氏以外にもトライアウトで再契約を勝ち取った選手はいるが、古巣時代よりも高い成績を残した選手は少ない。だが、今年のトライアウトで「ひょっとしたら…」と思わせる選手もいた。松坂健太外野手(25)である。 松坂は西武ドームで特大の本塁打も放ち、身体能力の高さもアピールしていた。松坂もトライアウト後、報道陣に囲まれた。 −−トライアウトを終えた今の心境は? 「できれば、西武でずっとやりたかったんですけど…、今は『よし、見取れよ』って。もちろん、感謝もしていますし、次に(次の球団に)行って、見返してやりたいと思います。西武のおかげでここまで出来た土台があると思っていますし、今度は『(次の球団で)ここまで出来ました』という報告がしたい。それは、物凄くたいへんなことだって分かっていますが…」 −−今日は自分をアピールできたか? 「もう、怖いものナシっていうか、落ちるところまで落ちたんで…」 −−戦力外通告を受けたときの心境を改めて教えてほしい…。 「1週間は気持ちの整理ができなくて…。トライアウトも『もういいや』って思ったときもありました、正直…。でも今日、トライアウトを受けてみて、やっぱり、野球は楽しい。野球は楽しいって分かったのがいちばんなんじゃないですか」 −−今日まで、練習はどこで? 実家に返っていたのか? 「いや、こっちにいましたよ。練習は午後5時以降…。みんな(古巣の同僚)の前でやるのが恥ずかしかったし、気を遣わせるのも嫌だったんで、1人で。1人でマシンやネットを使って」 「実家に返っていたのか?」と質問したのは、一部で「練習していない。行方が分からない」といった報道が流れたからである。それを確認するための質問だったわけだが、1人で練習していたなるコメントに、彼は立ち直ったと確認した者も多かった。 松坂は走攻守3拍子揃った逸材で、かつては「渡辺(久信=45)監督のお気に入り」とも称されていた。そんな松坂が戦力外となった理由は、「送球難によるイップス」だという。また、大久保博元・前コーチとの衝突も指摘する声も聞かれた。トライアウト当日、遠投を要する守備機会はなかったが、内野手に返球する様子を見る限りでは“解消”されたのではないだろうか。松坂が囲み取材で繰り返し語っていた言葉は「野球はやっぱり、楽しい」というもの。前コーチとのトラブルがどういったものであったのか、それは当事者しか分からない。しかし、松坂ほどの高い素質を持った選手を、道に迷わせてしまったのも事実である。 スタンドには元西武外野手の柴田博之氏の姿も見られた。氏もトライアウトの受験経験者である。その当時を拙著にまとめた関係で挨拶をさせてもらったが、当時、氏は古巣・西武のことをこう語ってくれた。 「たとえライバルであっても、アドバイスを送り、『結果で勝負しよう!』と言い合えるチームなんです」 松坂が西武在籍中の思い出を語るには、まだ早すぎる。彼にもいい働き場所を見つけてほしいと願わずにはいられない。(スポーツライター・美山和也)
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スポーツ 2010年11月13日 10時30分
大一番、JCBホールまであとわずか! 主役の座に立つのはTAJIRIか、それとも…
11月22日(月)に開催されるSMASH.10に向けての最終興行となった10月30日のSMASH.9。 JCBホールでのメインイベントを務めるTAJIRIはこの日、「スター・バックの天敵」という触れ込みで自ら売り込みをかけてきたディミトリー&オーメンと対戦。TAJIRIのパートナーはSMASH.8でスター・バックの保持するFCFチャンピオンシップに挑戦したAKIRA。深い絆を持つ両雄がリングに並ぶ。 意外と言っては失礼だが、先発したディミトリーはその風貌からは予想できないグラウンドや飛び技を器用にこなす選手。初来日ということで気合も入っていたのだろう、AKIRA相手にフライング・ヘッドシザースやドロップキックを放つ。 両陣営が交代し、リング上はTAJIRIとオーメン。オーメンを挑発するかの如く、TAJIRIは天井に向かってグリーンミストを吹き上げる。パワーを誇示するオーメンに対し、TAJIRIはキックで応戦する。だがオーメンは再びパワーでTAJIRIを振り切るとディミトリーにタッチ。今度は自分の体重を生かして攻撃するディミトリー。再びオーメンが登場すると、TAJIRIをエクスプロイダーの要領でぶん投げ、AKIRAをリフトアップ・スラムで叩き付ける。場外に落ちた二人に対してオーメンは驚愕のトペ! 試合後はオーメンを評価していたTAJIRI、本格的に暴れだしたら脅威となるだろう。 しかしTAJIRIは両者をスター・バックの天敵ではないと判断。チャンピオンシップを前に拍子抜けしてしまった感があるTAJIRIと思いきや、直後にFCFから届いたスター・バックからのメッセージが流された途端再び「打倒スター・バック」に燃える。AKIRA、そして観客のエールに送られてTAJIRIは最大の敵スター・バックと三度目の決着戦に挑む。 「JCBホールで戦いたい相手がいる」と言うMentalloは最後の刺客であるエル・サムライとの一騎打ち。元・新日本プロレスジュニアヘビー級戦線を戦い抜いたサムライは並大抵の相手ではない。執拗なグラウンドからMentalloがペースを掴もうとすると放たれる串刺しDDT。Mentalloもプランチャや場外に寝かせたサムライへのムーンサルト・プレス、エプロンからスワンダイブ式で飛び込むトペ・アトミコで応戦するが、その後のサムライが凄かった。Mentalloの体が垂直になってしまう程の串刺しDDTからダイビング・ヘッドバット、腕ひしぎ逆十字を逃れたMentalloの左腕目掛けてトップロープからのニードロップ、抱え上げられた体勢を切り返してリバースDDTからチキンウイング・アームロック。サムライの波状攻撃の前に Mentalloは防戦一方となる。 それでも勝負を諦めなかったMentalloはムーンサルト・プレスで難敵・サムライから堂々のフォール勝ち。そしてJCBホールでの対戦相手である獣神サンダーライガーからのメッセージが流れると館内からは大きな歓声が上がる。リング上のMentalloは感激しきりであったが、ライガーを倒さなければここまで続いてきた激闘の意味がない。大一番の会場で「ジュニアの象徴」と言えるであろうライガーとの一騎打ちは感動を呼ぶことが出来るのだろうか。 小路晃にとって今の「目の上のたんこぶ」は大原はじめと矢郷良明であろうか。「矢郷良明杯」と銘打たれて行われた小路と大原の一戦は、矢郷に振り回されっぱなしの小路をあざ笑うかのように大原が丸め込んで勝利。わずか2分足らずで敗れてしまった小路の下にまたやっかいな相手が現れる。矢郷良明と大家健がリング上に現れ、小路をののしる。更に小路の気持ちを逆なでするかのように矢郷がJCBホールのイメージソングを披露しようとするが、小路が大家を張り飛ばして阻止。そこまではよかったが、矢郷は小路のラリアットを掻い潜るとロックボトム一閃。そして殺人コブラツイストに小路を捕え、グラウンド・コブラの体勢に。大家がカウント3を数えると意気消沈してしまったのか、あっさりとリングから転げ出されてしまう小路。 この一連の騒動から、小路は矢郷との一騎打ちを直訴する。JCBホールでは両者によるシングルマッチが実現する運びとなった。今までの屈辱を小路が晴らすのか、それとも矢郷がJCBホールを飲み込んでしまうのか。 朱里にとっては大きなターニングポイントとなるJCBホール大会。華名と組むのか、それとも一騎打ちか。野崎渚との「アイドルタッグ」で植松寿絵&中川ともかと対戦、植松のインサイドワークと中川の突進力に苦戦するが、野崎とのコンビネーションから飛び膝蹴りを植松に決めた朱里がフォール勝ちを収めた! 勝っておかなければならない試合での勝利に、野崎と抱き合って喜ぶ朱里。そこに渦中の華名が登場しSMASH側からの返答をリング上から見つめる。映像にはアイスリボンのさくらえみが映り、華名の要望する高橋奈苗のJCBホール出場についての見解を述べる。期待された発言だが、さくらからの返答はNG。「SMASHに出場したい」と熱望するさくらの言葉に対して、朱里は「華名と戦うより、さくらえみと対戦したい」と告げた朱里。かくしてJCBホールでは朱里と華名が組み、さくらえみとさくらが連れてくる誰かとのタッグ対戦が濃厚になった。 後日、華名の挑発を受けながら正視の構えを見せていたJWP女子プロレスが動いた。華名に対し「板橋大会の会場に来い」と逆に挑発をかける。11月5日JWP板橋大会に華名が登場、リングに上がったコマンド・ボリショイと米山香織が応戦する。JCBホールでのさくらのパートナーに米山が立候補し、正式に両チームによるタッグ戦が発表された。果たして最後にリング上に立っているのはこの四人のうち誰なのか。 韓国で男色ディーノからDDT認定エクストリーム級王座を奪取したキム・ナンプン。この日は「ロッキー・マウンテン」+イケメンのダニー・ドゥガンをパートナーにしてリン・バイロン&児玉ユースケ組と対戦。再三にわたるキムの挑発に怒り心頭だったリンだったが、ドゥガンのロッキーマウンテンを目の当たりにするとどうも躊躇してしまう。若い児玉もキムの巨体・ドゥガンの立体殺法に苦戦を強いられ、最後はキムがリンを強引に押さえ込んでフォール勝ち。 リンはベストパートナーとも言えるゴーレム・ナイトと組んでキムへの反撃を口にした。対するキムは以前小路晃を血の海に叩き込んだレザーフェイスを連れてくると豪語する。嵐の予感がするこのタッグ戦の結末や如何に。 尚、ワールド・レジェンド・リバイバルで来日するルーク・ウイリアムスの対戦相手となった児玉。レジェンドを相手にして今の勢いを更に加速させるのか、ベテランのインサイドワークをルークが久々に披露するのか。 この日全ての試合がJCBホールに向けてのプロローグとなった。あとは大一番の日を待つばかり。ファンにとっても見逃す事の出来ないSMASH.10は11月22日、東京・水道橋にあるJCBホールで開催される。当日会場に集まった全員が感動を共有する巨大な空間で、何が待っているのだろうか。Office S.A.D. 征木大智(まさき・だいち)◆『SMASH.9』2010年10月30日(土)東京・新宿FACE (観衆590名=超満員)<メインイベント OVWチャンピオンシップ60分1本勝負>○〔王者〕マイク・モンド(21分02秒 テキサス・クローバー・ホールド)●〔挑戦者〕KUSHIDA ※第79代王者が防衛に成功<セミファイナル タッグマッチ時間無制限1本勝負>○TAJIRI&AKIRA(11分15秒 片エビ固め)●ディミストリー&オーメン ※バズソーキック<第4試合 シングルマッチ時間無制限1本勝負>○Mentallo(9分41秒 片エビ固め)●エル・サムライ ※ムーンサルト・プレス<第3試合 矢郷良明杯争奪マッチ時間無制限1本勝負>○大原はじめ(1分21秒 エビ固め)●小路晃 ※黒部の太陽を切り返して丸め込む<第2試合 タッグマッチ時間無制限1本勝負>○朱里&野崎渚【NEO】(7分21秒 体固め)●植松寿絵&中川ともか ※飛び膝蹴り<第1試合 タッグマッチ時間無制限1本勝負>○キム・ナンプン&ダニー・ドゥガン(8分27秒 体固め)●リン・バイロン&児玉ユースケ ※体を浴びせて押さえ込む◆『SMASH.10』2010年11月22日(月) 開場予定:17:30/開始:19:00会場 東京・水道橋『JCBホール』<メインイベント FCFチャンピオンシップ60分1本勝負>〔王者〕スター・バック vs. 〔挑戦者〕TAJIRI※以下の試合順は後日発表<8人タッグマッチ時間無制限1本勝負>スカリーIIホッティー&AKIRA&KAORU&野崎渚【NEO】 vs. ユージン&TAKAみちのく【KAIENTAI-DOJO】&植松寿絵&中川ともか<ハードコア6人タッグマッチ時間無制限1本勝負>KUSHIDA&木高イサミ【ユニオン】&スペル・クレイジー vs. 大原はじめ&ヘイモ・ユーコンセルカ&ジェシカ・ラブ<ワールド・レジェンド・リバイバル>ルーク・ウイリアムス vs. 児玉ユースケ<シングルマッチ時間無制限1本勝負>Mentallo vs. 獣神サンダーライガー【新日本プロレス】<シングルマッチ時間無制限1本勝負>小路晃 vs. 矢郷良明<タッグマッチ時間無制限1本勝負>朱里&華名 vs. さくらえみ【アイスリボン】&米山香織【JWP女子プロレス】<タッグマッチ時間無制限1本勝負>リン・バイロン&ゴーレム・ナイト vs. キム・ナンプン&レザーフェイスチケット情報、その他詳細はSMASHオフィシャルサイト http://www.smashxsmash.jp/ まで。
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スポーツ 2010年11月12日 17時00分
日本一から一転ストーブ渦中のロッテの寒過ぎる台所事情
リーグ3位から5年ぶりの奇跡の日本一を達成したというのに、ストーブリーグの渦中に立たされているロッテ。抑えに転向して29セーブを記録した小林宏之がFAでのメジャー移籍を宣言すれば、首位打者を獲得した、チームリーダーの西岡剛はポスティングでメジャー入りを希望。チームは空中分解の危機だが、球団フロント首脳が平然としているのはなぜか。 「ひどいもんですよ。小林宏はチームの功労者なのに、引き留めるための条件提示すらしていないんですからね。あれでは可哀想だ」。球団内外の関係者から怒りの声があがっている。 海外FAの権利を持っている小林宏は、「夢を叶えたい。できれば、海外でのプレーを希望していますが、ゼロではない」と、最悪のケースは、日本残留も視野に入れている。ところが、「FA宣言したら、残留は認めない」とロッテ球団首脳は明言して、慰留のポーズすら見せない。 幸いなことに、阪神、ソフトバンクなどが「メジャー球団との交渉がうまくいかず、日本へ残る気があるのならば、欲しい」とラブコールを送っているので、路頭に迷うことはないだろう。しかし、FAの小林宏だけでなく、チームリーダー・西岡のポスティングまで認めようとしているロッテ球団首脳は、何を考えているのか。今年日本一になったので、来季は勝たなくていい。早々と来季の優勝を断念したようなものだろう。事情通の球界OBがこう一刀両断する。 「ロッテ首脳の頭にあるのは、赤字額の圧縮しかない。バレンタイン監督を切って、西村監督にしたのも、経費削減が最大の目的だったからね。コーチなども含め、バレンタイン・ファミリーに総額10億円近く吸い取られていたのをカットするためだった。年間30億円以上の赤字を10億円圧縮するというのが、ロッテ本社から突きつけられたノルマだったからね。それがたまたま今年は大成功した。史上初のリーグ3位からの日本一だからね。でも、その割にロッテは儲かっていない。3位だから主催権はなく、クライマックスシリーズ・ファーストステージは2位の西武、ファイナルステージも1位のソフトバンクを儲けさせただけ。日本シリーズの分配金は入ってくるが、クライマックスシリーズはただ働きみたいなもの。球団とすれば、日本一の御利益はたかが知れている」 となれば、巨額なバレンタイン・マネー削減ができない今年の場合は、選手の人件費をカットするしかないのが現実だ。投手陣で一番年俸の高い、1億7000万円の小林宏。野手では井口の1億8000万円に次ぐ1億7000万円の西岡がいなくなれば、3億4000万円が浮く。さらに、西岡はポスティングだから、5億円前後の落札金も計算できる。トータルして、8億4000万円になる。日本シリーズの分配金も2億円以上は期待できる。 年間10億円の赤字圧縮をノルマとされている球団首脳とすれば、バレンタイン・ファミリーを一掃した昨年同様に今季も目標は達成されることになる。ファン不在のロッテフロント首脳の球団経営。来季は早くもBクラス決定と言ってもオーバーではないだろう。
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