スポーツ
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スポーツ 2014年09月01日 16時04分
ダルビッシュがサボタージュで今季終了? “恋女房”の放出も要因か…
8月13日(日本時間14日)に15日間の故障者リスト(DL)入りしていたダルビッシュ有投手(レンジャーズ=28)が、このまま復帰せずに、今季終了する可能性が出てきた。 右ヒジに違和感を訴えていたダルビッシュは、同14日(同15日)にMRI検査を受けた結果、右ヒジの軽度の炎症と診断された。ダルビッシュ自身は、検査後、「投げようと思えば、今日も投げられたと思いますし、無理はしないということです。投げたいという気持ちは強いですけど、やっぱり大きなケガにつながってしまうと、来年とかにも響いてくる」とコメント。 ロン・ワシントン監督は、「軽度の炎症という報告を受けている。15日のDL期間終了と同時に戦列復帰すると期待している」と話していた。 ところが、ここに来て、状況は一変。残り少なくなった今季は、無理はさせない方針に変わった。ダニエルズGMは「マウンドに戻る姿を見たいが、危険を冒すつもりはない。これは球団の判断」と語っている。 レンジャーズは同31日(同9月1日)現在、53勝83敗の借金30で、ア・リーグ西地区の最下位(5位)を独走中。首位を走るエンゼルスまでは、29.5ゲームもの差がついており、“眼下の敵”である4位のアストロズまでも5ゲーム差ある。 チームとしては絶望的な状況だが、現場としては少しでも順位を上げたいところで、そのためには監督が「ダルビッシュの力が必要」と考えるのがホンネだろう。 しかし、ダルビッシュが「無理をして投げたくない」と考えているなら、現場も強制することはできない。投げようと思えば投げられる状態なのに、投げないとなると、サボタージュとも取られかねず、チーム内で浮いてしまう可能性もある。 何がダルビッシュの心をそうしてしまったのか? チームが“恋女房”であったジオバニー・ソト捕手(31)を、8月24日(同25日)に、同地区のライバルであるアスレチックスに金銭トレードで放出してしまったことも、少なからず影響しているようだ。 ソトは12年7月、トレードでカブスから移籍すると、ダルビッシュとは抜群の相性の良さを発揮し、専属捕手となった。今季は故障続きで、わずか10試合の出場にとどまっていた。 今季、ソトに次いで、ダルビッシュとコンビを多く組んでいたクリス・ジメネス捕手(31)は、すでに戦力外となっている。ダルビッシュが今季中に復帰した場合は、経験の浅いロビンソン・チリノス捕手(30)か、ソト放出によりメジャー昇格した若手のトマス・テリス捕手(23)とバッテリーを組むことになる。 日本ハム時代から、捕手によって投球が左右されるタイプのダルビッシュは、この状況に不安を感じてしまったのか? 3年来の“恋女房”放出に、ますまずヤル気をなくしたと見られても仕方あるまい。(落合一郎)
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スポーツ 2014年09月01日 15時00分
中島、和田、藤川が日本球界復帰予定 乱獲を狙う巨人と阪神
阪神タイガースが中島裕之(32=アスレチックス2A)の獲得を目指していることが報じられた。中島は西武時代、通算打率3割2厘、738打点を挙げた好打者。2013年の米球界挑戦以降、マイナーで悶々とした日々を送っており、NPBの複数球団がその行方を見守っていたが、阪神渉外の動きは早かった。調査段階ではなく、すでに接触にも成功したという。他球団も巻き返しをはかるが、“トラの誠意”は中島に伝わっているのは間違いない。 「中島以外にも日本帰還の可能性が高い選手がいます。渡辺俊介、和田毅、藤川球児らがそうです。阪神はシーズン途中に、やはり前ヤンキースの建山義紀を獲得しましたが、本命は渡辺でした」(プロ野球解説者) 同じく、13年に渡米した藤川だが、今季終了と同時にカブスとの2年契約が切れる。残留できないとなれば米球界で新天地を求めるだろうが、米球界での評価はあまり高くない。日本球界に帰還せざるを得ない状況に追い込まれるかもしれないという。 「巨人の出方が気になります。和田毅も今季で2年契約が切れます。復活しつつありますが、来季34歳となる年齢面を考えると、オリオールズ残留の可能性は低く、他球団も興味を示さないでしょう」(現地特派員) 巨人は内海、杉内の両左腕が年齢的衰えを隠せず、左投手の補強は急務となった。和田が日本帰還を選択するのなら、過去の実績に相応しいステージを確約してくれるのは巨人である。しかし、左の先発投手を欲しているのは巨人だけではなく、和田が日本帰還を選択肢に入れたとなれば、全球団が動くのは必至だ。 「今季はクローザーの西村が不振で、リリーフ投手の補強も検討しなければなりません。阪神を揺さぶる意味も兼ね、藤川に接触する可能性もゼロではない」(前出プロ野球解説者) 日本人メジャーリーガーの帰還に備える場合、年俸面だけではなく、住環境などの付帯条件も大きなカギとなる。 「阪神以外で中島に興味を示しているのは、楽天、DeNA、巨人、ヤクルトなど。マネー合戦になる可能性の高いのでヤクルトと古巣の西武は積極的には動かないでしょう」(球界関係者) 阪神は西岡、福留との交渉にも成功しており、万全を期して臨むだろうが、中島と同じ遊撃のポジションには鳥谷敬がおり、二塁にも西岡、上本が控えている。三塁にも今成、新井貴がいるため、戦力がダブつく感は否めない。中島獲得には反対意見も出そうだが、契約切れを迎える日本人メジャーリーガーとの交渉では、阪神が他球団を大きく引き離しているようだ。
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スポーツ 2014年09月01日 12時11分
ペナントレース佳境 今オフは球界の大移動になる!?(DeNA)
DeNAベイスターズが「今季の主催試合の観客動員が100万人を超えた」と発表したのは、8月15日だった。主催ゲーム48試合目での到達は昨季の52試合目を上まわり、実数発表となった2005年以降では「最速」となる。 「球団が営業努力しているのも事実だが、中畑監督の存在が大きいですよ」 DeNA以外の大多数の球団は、前年比で“微増減”といったところ。時折、「はしゃぎすぎでは?」と思う場面もあるが、中畑清監督(60)がスポークスマンを兼ね、テレビ、新聞、ラジオ等で必至にチームをアピールしている。クライマックスシリーズ進出の可能性もまだ残っており、DeNAの経営陣は「中畑サマサマ」といった心境だろう。 「昨季までは攻守ともに選手交代がワンテンポ遅かった。正確な言い方をすれば、中畑監督が我慢し、中堅、若手に経験を積ませたわけです。今季の中畑采配は仕掛けるのが早く、それが功を奏しています」(プロ野球解説者) 投手の配置換えも早かった。山口俊(27)にクローザー失格の通告をしたが、その後、先発投手としてやり直す機会を与え、今ではローテーションの主軸まで務めている。新クローザーとなった新人・三上朋也(25)に対しても、そうだった。“お疲れモード”に突入すると、5年目の国吉佑樹(22)を抜擢。シーズン中に守護神を代えるのは“邪道”かもしれないが、「総力戦」の緊張感もあり、むしろチームの士気は高まっている。 就任3年目にして、中畑監督はDeNAを「戦う集団」に引き上げたのである。 だが、その中畑監督の任期は今季までの1年。最下位脱出には成功したものの、2年間の成績を恥じ、「ケジメを付けたい」と申し出たという。昨年オフ、フロントが引き止め、今日に至っているが、DeNA首脳陣は『次のステージ』にそなえて準備を進めているような感もしないではない。 話は4月29日に逆上る。同日の試合前(中日戦/横浜スタジアム)、OB・佐々木主浩氏の殿堂入りを祝うセレモニーが行われた。現役時代の映像がセンターバックスクリーンに映し出され、最優秀バッテリー賞を獲得したときのパートナー・谷繁元信兼任監督が花を添える…。ここまでなら普通だが、佐々木氏が球場に到着したとき、池田純・球団社長が出迎え、なかに案内していた。 「DeNAは旧ベイスターズへと回帰しつつある」(在阪球団職員) そんな印象を持つ関係者は少ない。 まず、山下大輔氏が副GMとなり、進藤達哉氏が作戦兼打撃コーチとして入閣。上昇気運を掴むきっかけともなった好調な投手陣を仕切っているのも、やはりOBの川村丈夫コーチである。 「中畑監督が契約を延長しないとなれば、高田繁GM、吉田孝司編成・スカウト部長も一緒に退団という流れになると思われます。中畑政権3年目の今年、コーチスタッフが若返りました。現役時代、ほとんど接点のなかったベイスターズOBたちに対し、中畑監督が気を遣う場面も見られました」(球界関係者) 佐々木氏へのバトンタッチが規制路線だとしても、中畑監督を手放すことはできないのではないだろうか。 「解説者などプロ野球OBとしての活動を認め、同時にアドバイザー的な肩書を与え、関係を継続させるのでは」(前出・同) もちろん、任期延長の可能性もゼロになっていない。中畑監督の古巣・巨人は原政権が長く、コーチ入閣のお声が掛かるのを待っているフリーのOBも少なくない。兄貴分だった中畑監督も古巣の後輩たちのことは気に掛けている。“ベイスターズ帰り”が加速する今のDeNAで彼らをコーチ推薦するのは難しいが、古巣の元同僚たちに関する“何かしらの相談”をするだろう。
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スポーツ 2014年08月31日 15時00分
EカップからFカップへ巨乳化する浅田舞
「演技では妹に遠く及びませんでしたが、美貌とエッチなボディーは圧勝といっていいでしょうね」 スポーツ紙記者も絶賛するのは、女子フィギュアスケート元世界女王・浅田真央の姉・舞(26)のこと。 「7月に長野市で行われたアイスショー『ザ・アイス2014』では、大ヒット映画『アナと雪の女王』のペアプログラムを姉妹で演じましたが、際立っていたのは豊かな胸元が大胆な水色のドレスを、妖艶に着こなしたエルサ役の舞のセクシーさでした」(同) 舞は、'10年に仕事でスキューバダイビングを体験して以来、これを趣味としてきたが、最近では専門誌の表紙も務めている。 「ダイビング関連のサイトの多くに、彼女の巨乳ぶりが丸わかりのラッシュガードやウエットスーツ姿の写真が掲載されている。上半身だけウエットスーツを脱ぎ、黒いビキニで自慢のバストを見せつけるような大胆ショットまであるんです」(芸能記者) また、数年前には谷間を強調するようなキャバ嬢風衣装とメークでピースサインをする《舞のおっぱいEカップ》と書かれたプリクラが流出したこともあり「今やFカップはありそう」(同)といわれるほど。 本人もそんなバストが自慢なのだろう。ツイッターを覗いてみても、胸元を大胆に突きだしたプライベートショットが並んでいるのだ。 「本人はグラビアにも前向きですが、残念ながら大学関係者、アイスショー幹部が認めないそうですね」(スケート関係者) 音楽ユニット『シクラメン』のDEppaという彼氏の存在が明らかになるなど男性関係も華やか。彼に揉まれて、さらにバストが大きくなれば、オヤジ支持率で真央を大きくリードしそうだ。
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スポーツ 2014年08月31日 13時35分
小塚桃子の「100を切るカンタン・ゴルフクリニック」 9月から毎週日曜日掲載
危険物取扱者資格、昆虫検定3級、社会常識検定2級から野菜ソムリエまで、実に9つの資格を取得しているタレントをご存じだろうか。 2014年グラビアシーンで注目度が高く、雑誌を中心に活躍しており、7月1日から月刊デジタルファクトリーにて配信が開始された写真集連載「小塚桃子デジタルフォトプロジェクト」を始め、今後はグラビアを軸に、バラエティなどでも活躍が期待され、最近、露出が顕著になってきた小塚桃子がその人物だ。 中学時代から検定試験や資格試験にハマり「ジャンルを問わず」資格試験、検定試験に受験→合格。タレントになってからは野菜ソムリエの能力試験を受験し、500満点中480点以上を獲得した逸材なのだ。 「興味を持ったら受験します。受験するからには落ちたくない。又、何もしないで負けるのは絶対、イヤなので勉強はします」 こう語る小塚には何と、もう一つの「武器」がある。19歳の時、単身で豪州・セブ島にゴルフ留学。約1年半、プロ養成スクールで腕を磨いていたのだ。 実はこの留学も小塚らしいエピソードがあるのだ。 「両親とゴルフに行ったら楽しかったのです。上手になりたいと本気で思い、ゴルフの練習をしようと思いましたが、練習している姿を誰にも見せたくなかった。“それなら留学しかない”と思い、すぐに豪州の養成スクールに入学手続きを取りました。考えている暇もなく機上の人になりましたよ」 レッスン開始後、わずか1か月半で平均スコアは90台に。ベストは87という「プロ予備軍」まで腕を上げた。 一時はプロゴルファーになる事も選択肢に入っていたという。 だが、釈由美子に憧れていただけに芸能界の道も捨てられず、釈の所属事務所に履歴書を送付し、自ら売り込み無事に合格。とはいえ、ゴルフの練習は今も余念がなく、相変わらず90台でコースを回っている。 その小塚がゴルフ初級・中級者に向けて「100を切る方法」のWEBレッスンをスタート。本場、養成スクール仕込みで自身の経験にも基づいた内容を意識する。 「分かりやすく説明・解説していくので、これを読んで早速、週末のラウンドや練習に反映して頂きたいと思います」 小塚桃子の「100を切るカンタン・ゴルフクリニック」。次回から実践講義に入ります。皆様、乞うご期待を。
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スポーツ 2014年08月30日 15時00分
俺達のプロレスTHEレジェンド 第35R 格闘芸術を極めた不世出の天才〈初代タイガーマスク〉
初代タイガーマスクこと佐山聡が今なおプロレスのリングに上がっていることを、意外に思うファンもきっといるだろう。タイガー時代を「生き恥」とまで言い、1994年、新日福岡ドーム大会でライガーとエキシビションマッチを行った後の修斗の会場では「新日本のリングで芝居、おっと違った。試合をしてきました」と、プロレスへの侮辱的発言もあった。 そんな佐山が、2005年に自らの団体リアルジャパンプロレスを立ち上げて、この春には貴闘力のプロレスデビュー戦までそのリングで行っている。 「佐山としては“これ以上プロレスが侮辱されるのはたまらない”というんですね。“だから本物のプロレスを見せるしかない”との考えから旗揚げしたのだと聞いています。その当時は新日がゲーム会社ユークスの子会社になるなど、プロレス人気がどん底にまで落ち込んでいましたしね」(プロレス記者) 過去の「芝居」発言などとは矛盾するようだが、それらはあくまでも“プロレス界へのいさめの言葉”だったということか。 初代タイガーマスクはとにかく、全てにおいて革命的であった。 テレビ中継の視聴率は毎回20%超え。会場もタイガー目当てのファンが押し掛けて連日超満員という、そんな現象面もさることながら、それ以上に試合ぶりが画期的であり、あらためて当時の試合映像を見たときには、きっと新たな驚きを覚えるに違いない。 サブミッションやキックボクシング式の蹴りなど実戦的な技をプロレス流の“魅せる動き”と見事にミックスさせていて、そこに不自然さは一切感じられない。アントニオ猪木はかつてプロレスを「格闘芸術(ファイティングアーツ)」と評したが、その完成形と言えそうなのがタイガーであった。 後に佐山は著書『ケーフェイ』の中で「プロレス技の多くは相手の協力なしに成立しない」との旨の記述をしているが、かくいう佐山自身は、そんな“相手の協力”を感じさせないよう最大限の努力を払っていた。例えば極め技の一つ、ラウンディング・ボディープレスがそうだ。 これを武藤敬司や小橋建太のムーンサルトプレスと比べたとき、ラウンディングの方はコーナーに駆け上がった勢いのまま身体を斜め回転させ、飛び上がって一気にリングに倒れている相手を目掛けてボディープレスをかますことになる。 コーナー上で一呼吸を置いて間をあけることはなく、またこのときムーンサルトのように完全に相手に背を向けることがないから、マットに横たわる相手の位置を目視で確認して回転の軌道を微修正したりもする。 これをして「実戦的」というにはやや無理があるかもしれないが、少なくともムーンサルトのように、リングに倒れた方の選手が技を仕掛ける選手に合わせて、その落ちてくる位置に身体をずらすような不自然な動きは必要としない。 「今のジュニアの選手の方が初代タイガーよりも高度な技を使う、なんてことを言うファンもいるが、それは曲芸的な意味で難度が高いというだけのこと。単なるタイガーの亜流にすぎず、決してそれを進化させたものとは言えないでしょう」(前出の記者) タイガーのころは、まだヘビーとジュニアが明確に区分けされていたために、「猪木たちとは別物」と見る向きも多かったが、あらためて見直すと、実力面でも決してヘビー勢に見劣りするものではなかった。 第一次UWFでの前田日明との試合などでは、確かに体格の差で押される場面も見られたが、それを補うテクニックとスピードをきっちりと兼ね備えていた。 「プロレス界に“ナチュラルな試合”という言葉があります。これは、あらかじめ筋書きを決めずに闘う者同士が純粋な強さを競う試合のことで、佐山がタイガー時代に理想としたのもこれ。平成になってからは最初から最後まできっちり筋書きを決めて試合に臨む選手も多いようですが、佐山からすると、とても信じられない。だからリアルジャパンでは、もう一度ナチュラルな試合を復権させようということなんでしょう」(元新日関係者) 真剣勝負とプロレスは、決して相反するものではないのである。〈初代タイガーマスク(佐山聡)〉 1957年、山口県出身。高校を中退し'75年、新日本プロレス入門。'81年、タイガーマスクとなって爆発的人気者になるも'83年、猪木の事業失敗などを理由に退団。第一次UWF参戦、修斗設立など日本格闘界の礎となる。
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スポーツ 2014年08月29日 15時00分
F1を凌ぐ9月開幕フォーミュラEの全容
トヨタのハイブリッド自動車が全世界で売れまくる中、モータースポーツ界も時代に即した形に姿を変えようとしている。9月に開幕する『フォーミュラE』世界選手権だ。早くもF1を凌ぐと話題になっているその全容をお伝えしよう。 EV(電気自動車)エンジンを使ったフォーミュラカーによる“未来型F1”が今年から始まり、来月、開幕戦北京GP(9月13日決勝)が開催される。今シーズンはこの北京を皮切りにブエノスアイレス(アルゼンチン)、マイアミ(米国)、モンテカルロ(モナコ)、ベルリン(ドイツ)、ロンドン(英国)など世界の10都市の“公道”で開催し、日本ではテレビ朝日が全戦を生中継する。 参戦するチームには超ビッグネームが連なる。F1とインディカーの元世界チャンピオン、マリオ・アンドレッティが創設した『アンドレッティ・オートスポーツ』、アイルトン・セナとともにF1黄金期を築いた元F1チャンピオンのアラン・プロスト率いる『e.ダムスルノー』、独アウディが総力をつぎ込む『アウディ・スポーツABT』、俳優レオナルド・ディカプリオとフランス老舗自動車メーカーがタッグを組む『ヴェンチュリー』、そして元F1パイロット鈴木亜久里率いる『アムリン・アグリ』も、イギリス人女性ドライバーのキャサリン・レッグを起用して参戦。多士済々の全10チーム20台が初代世界王者を競う。 「F1と同じ国際自動車連盟(FIA)が管轄するフォーミュラカーレースです。F1と違うのは、電気自動車を使うことで排気ガスが一切出ない。F1は恐竜がうなり声を上げるようなエンジン音が売り物。そのため市街地でのレースができなかったが、騒音問題がクリアになったことで都心部での公道レースが実現する。がぜん注目度が高まっています。交通アクセス、宿泊施設も至便になるので成功は約束されたようなもの。モータースポーツに新時代到来といえますね」(自動車誌デスク) 使用されるマシンは1年目はワンメーク車。マクラーレン、ウィリアムズ、ルノーなどの名門コンストラクターが協力し、合同で作り上げた。車重は740キロとF1よりやや重いが空力性能は高く、0→100メートルの加速はわずか3秒。エンジン音も従来のエキゾーストノートとは違い、ジェット機の発進音のような甲高く澄んだサウンドに仕上がっている。 「本来なら敵対視して当然のF1側が全面協力をしているように、ガソリン垂れ流しの現在のF1に未来はないと先読みしているのでしょう。年々、環境と健康、自然エネルギー問題は厳しさを増し、モータースポーツは目の敵にされている。CO2を排出しないハイブリッドやEV、FCV(燃料電池車)に移行するのは自然の流れなのです」(国内自動車レースのコンストラクター) F1のファンはクルマ好きの飛ばし屋。アウトドア派に人気が高かったが、フォーミュラEはいわゆるオタク系にも注目されている。ゲームメーカーが参画し、実際のレースと連動し、そのレースにリアルタイムで加われるというバーチャルゲームを提供するからだ。レースを戦うチーム側もゲームメーカーやソーシャルネットワークと連動した加速システムを開発するなど、相乗効果を呼んでいる。 「テレビを見ればレース展開ばかりでなく、データ連動ボタンを押せばマシンの状態がリアルタイムでわかる。それも全てのクルマでです。チーム監督になった気分でレースを分析できるわけで、オタク族が食いつかないはずがない。TBSやフジテレビが見放したF1を、あえてテレビ朝日が全戦中継するのは、勝算があればこそ。いま最も勢いがあるゲームメーカーや情報通信会社がスポンサーになっており、順番待ちしている業者も“ごまん”といます」(大手広告代理店) 日本の自動車メーカーも当然注目している。トヨタはすでに耐久自動車レースの最高峰ル・マン24時間レースにハイブリッド車を投入、ドライバーには日本人初のF1フルタイム参戦ドライバー中嶋悟の息子である一貴を起用。今年もアウディに5連覇を許したものの、参加した1台が3位に入り、ハイブリッド車の能力の高さを示した。 来季からF1に復帰するホンダも2012年からスーパーGTシリーズに『チーム無限』を通じてハイブリッド車を投入。インディカーに参戦中の元F1ドライバー佐藤琢磨がフォーミュラEの開発に携わるなど、参戦準備を進めている。 「今年、フォーミュラEが日本で開催されないのは、公道でのレース開催の認可が下りないからです。そこでトヨタとホンダが注目しているのが、2020年東京オリンピックのメーン舞台となる臨海部のお台場です。日本第1号のカジノ開始に合わせてフォーミュラEを開催すれば、桁違いの宣伝効果となり、東京オリンピックとの相乗効果も生まれる。世界中が注目するフォーミュラEですし、何よりこの両社には自動車レースに対する情熱のDNAがある。オリンピックを開催する東京都が保証すれば、お台場GPは必ず実現できるでしょう。そうなれば、野球やサッカーを上回るスポーツになるはずです」(東京都幹部職員) 伝説の漫画『サーキットの狼』では非合法イベントとして描かれた“公道グランプリ”。現実に目の前で行われる日はすぐそこだ。
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スポーツ 2014年08月29日 11時45分
ペナントレース佳境 今オフは球界の大移動になる!?(オリックス対巨人)
12球団のナンバー1投手と言っても過言ではないだろう。オリックスバファローズの金子千尋(30)が国内FA権を獲得した(8月24日)。瀬戸山隆三・球団本部長は「最大限の評価をするので」と語っており、金子慰留はオリックスの今オフの最優先事項となるようだ。同日、金子は球団を介し、こうコメントしていた。 「今はシーズン中なので(去就は)全く考えていません」 オリックスのオフは慌ただしいものとなりそうである。エースの慰留はもちろんだが、クローザーの平野佳寿(30)、馬原孝浩(32)、主将・坂口智隆(30)もFA権を獲得する。平野、馬原は速球を武器にできる“希少な日本人リリーバー”であり、外国人投手に救援部門の中核を任せるチームも多い。一部関係者からは「金子と同等か、それ以上の評価をする球団もある」の声も聞かれ、オリックスは金子の慰留だけに専念できない状況だ。 「イチローのことも気掛かりなはず…」(球界関係者) ニューヨークヤンキースのイチロー(40)がウエバー公示された。ウエバー公示とは、「この選手をトレードに出します」と、他・米29球団に宣言したようなもの。メジャーリーグにおいて、移籍後のワールドシリーズ出場など制限を受けないトレード期限は7月末までだが、それ以降も移籍はできる。トレードの申し出がなかった場合、イチローはヤンキースでプレーを続けられるが、地元・ニューヨークポスト紙は、契約が今季終了と同時に切れることと、650万ドル(約6億5000万円)という高額年俸を指し、<オフの契約更新で彼がチームに残留する可能性が低い>とも伝えていた(8月8日付け/現地時間)。 「イチローとオリックスは今も良好な関係にあります」(前出・同) 米国人ライターがこう続ける。 「当然、イチローはヤンキースと再契約できなければ新天地を探し、交渉を持ち掛けてくる米球団も少なくないはずです。でも一般論として、40歳を過ぎた外野手に対する評価は厳しい。レギュラーを補償しない獲得交渉ばかりで、大幅な減俸となるでしょう」(米国人ライター) 米球団との交渉が難航した場合、古巣・オリックスは“イチローのプライド”にも配慮するだろう。また、仮説の上に立った情報だが、イチローの日本帰還にもっとも強い関心を示してきたのは、巨人だと伝えられてきた。 巨人は内海、杉内が年齢的衰えと戦っており、先発スタッフの人材不足に陥っている。救援陣にしても、山口、マシソン、久保など人材は豊富だが、今季は西村が不振で苦しい継投が続いている。2ケタ勝利を確実に計算できる先発投手・金子、速球派クローザー・平野、馬原。平成のスタープレーヤー・イチロー。巨人が欲する戦力は、オリックスにある。オリックスバファローズは巨人とのマネー戦争を避けられそうにない。※オリックス・瀬戸山本部長、金子投手のコメントは共同通信社配信の記事、他規制報道を参考にいたしました。
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スポーツ 2014年08月29日 10時16分
甲子園で東海大四高の西嶋投手が投げた超スローボールで論争 どう思う?
今夏の「第96回全国高校野球選手権大会」において、南北海道代表で出場した東海大四の西嶋亮太投手(3年)が超スローボールを投げたことで、外野では大論争が巻き起こった。 東海大四は8月14日の1回戦で、九州の強豪校・九州国際大付属(福岡)と対戦。西嶋投手は推定50キロ台といわれる超スローボールを織り交ぜ、強打の同校から12三振を奪い、5安打1失点に封じて完投勝ち(6-1)。 この投球を見た元フジテレビ、WOWOWのスポーツ実況アナウンサーの岩佐徹氏が同日、自身のツイッターで、「東海大四のピッチャーのスローカーブ…。ダメとは言わないが、少なくとも、投球術とは呼びたくない。意地でも。こういうことやってると、世の中をなめた少年になって行きそうな気がするが。ハハハ」とつぶやいた。 これを受けて、岩佐氏のツイッターは大炎上。翌15日、岩佐氏はたまらず、「言葉が足りない部分と、逆に余計な部分がありました。西嶋投手とその関係者の目には触れていないと思いますが、不快な思いをさせたことお詫びします。ごめんなさい」として、当該ツイートを削除するに至った。 球界でも、「スローボール論争」が起こることとなり、メジャーリーガーのダルビッシュ有投手(レンジャーズ)は「スローボールかスローカーブかが、投球術ではないという話があると聞きました。自分としては一番難しい球だと思ってます。言ってる人はピッチャーやったことないんだろうなと思います」「大体賛否あることがおかしい。ボールを切って投げてるわけじゃあるまいし。どんなボールを投げたっていいでしょう」などと持論を展開。 スローボールの使い手である“ハマの番長”三浦大輔投手(横浜DeNA)は、「西嶋君のボールは何もルール違反しているボールじゃない。(スローボールは)技術のいるボールなんです。ストライクじゃなければ打者が見逃せばいい話で、そこはバッターの自由なのでね。ああいうボールも、ひとつの野球の魅力、高校野球の魅力じゃないですか」とコメントしている。 当事者の西嶋投手は「自分の投球スタイルで、勝つためにやっている。(論争は)気にしていない」と話した。 西嶋投手は身長168センチ、体重59キロと、投手としては小柄で、直球の最速は140キロにも届かない。それを補うために編み出したのが、超スローボールだ。 残念ながら、東海大四は19日の2回戦で、山形中央(山形)に延長10回、0-2で敗れた。しかし、西嶋投手はスローボールを駆使し、10回を完投して、8三振を奪い、6安打2失点に抑える好投を見せた。 そこで、「Yahoo!ニュース」では、「甲子園で投じられた超スローボール、どう思う?」との意識調査を、8月16日〜26日に実施。実に25万7836票(男性=82.1%、女性=17.9%)に及ぶ回答があった。 その結果は、「肯定派」が21万4929票(83.4%)と圧倒的で、「否定派」は2万8080票(10.9%)にすぎず、「分からない/どちらでもない」は1万4827票(5.7%)だった。 寄せられた意見の多くは、「ルールに抵触しているわけではなく、何の問題があるのか分からない」といった趣旨のもの。野球経験者からは「スローボールを投げるのは、野球を本格的にやったことのある人なら、とても難しいことが分かります」との意見もあった。 高校野球のみならず、プロ野球でも、すべての投手が150キロ前後の直球を投げられるわけではない。球が遅い投手は変化球を習得したり、コントロールを磨いたり、緩急をつけたりしてカバーしている。超スローカーブも、多くの人が“投球術”と理解しており、この論争は岩佐氏に分が悪いようだ。 当の西嶋投手は卒業後、社会人野球入りを希望し、プロも目指していくという。超スローカーブが話題になったが、鋭いスライダー、コントロールの良さも大きな魅力。次の舞台でも、大いに飛躍してほしいものだ。(リアルライブ編集部)
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スポーツ 2014年08月28日 15時00分
プロ野球 動き出した監督人事 水面下の攻防(2)
ライバルの阪神も同様のようだ。GM付育成&打撃コーディネーターの掛布雅之氏の周辺が騒がしくなっていたが、満場一致とはいかないという。 「親会社の阪急阪神ホールディングスの中で、掛布氏の名前を出すのは阪急出身者で、阪神出身者はどちらかといえば、その意見に批判的です」(在阪記者) 順当に考えれば、平田勝男二軍監督の昇格だろう。侍ジャパンU21の初代監督を兼任することがすでに決まっており“箔付け”もされた。1985年の優勝、初の日本一を経験したV戦士でもあり、金銭トラブルのあった掛布氏よりもイメージは良いはずだ。 「人事のキーマンは中村勝広GM。掛布氏のチーム帰還の仕掛け人であり、編成権も握っていますからね」(同・記者) その中村GMだが、和田監督と意見が食い違う点が一つだけある。ベテラン福留孝介の処遇だ。 2012年オフ、中村GMは福留の獲得には消極的だった。それを「どうしても!」と言って覆したのは和田監督である。今季も不振だが、「後半戦の成績次第では解雇もあり得る」(同)と、選手構成の考え方の違いがV逸のときに大きく影響すると懸念されている。 こうして見ると、原、和田両監督は“優勝”しか延命の方法はなさそうだ。 「渡辺会長はポスト原のことで王貞治ソフトバンク会長に相談する可能性もあります。そのホークスもこの戦力でV逸となれば、秋山監督の責任問題が問われることになるでしょう」(スポーツ紙記者) 有力OBの1人に、小久保裕紀日本代表監督がいる。秋山幸二監督の弟分であり、有事の際は円満に引き継がれるはずだが、さすがに侍ジャパンの采配途中で帰還することは考えにくい。 「広島の野村謙二郎監督が今季で退団するのなら、日本野球機構内での評判がいいので、代表監督の後任として名前が出てくるはず。しかし、秋山監督が小久保監督に入れ代わることはないでしょう」(球界関係者) 小久保氏を代表監督に推したのは王貞治会長だという。将来に備えての勉強が目的であり、代表チームを指揮しながらその存在感を増していくだろう。 一方、成績に関係なく退くと目されているのが、横浜DeNAの中畑清監督だ。5月、DeNAは殿堂入りした佐々木主浩氏を横浜スタジアムに招き、そのセレモニーを華々しく行った。山下大輔氏が副GM、打撃兼作戦担当としてベンチを仕切っているのも進藤達哉コーチであり、DeNAは旧ベイスターズ陣への回帰を始めている。 「最下位を争っているヤクルトはOBを呼び戻せない状況に陥っています。宮本慎也氏は『3年は勉強したい』と語っているが、それまで小川淳司監督では持ちこたえられない。高津臣吾コーチもいるが、ケンカ別れした古田敦也氏の影がチラついています。小川監督は若手を育てていますが、『仏の小川サン』だからチームに緊張感がない…。内部昇格なら、真中満打撃コーチ。野村克則二軍バッテリーコーチも“アリ”です」(同・関係者) どうやら、古田氏が今オフのキーパーソンになりそうだ。知性派の古田氏はIT企業からの人気も高く、「ソフトバンクの孫さんが“ポスト秋山”として狙っている」との噂も漏れ伝わっている。 「楽天の星野仙一監督は信頼する佐藤義則コーチが監督代行から下ろされた一件に不満を抱いています。事後報告だったことが許せなかったようで、また、このまま最下位で終わるようなら、三木谷浩史オーナーも“決断”するでしょう」(前出・ベテラン記者) 大久保博元二軍監督が候補のようだが、楽天のフロントは外部招聘をいとわないので、こちらも古田氏が候補に加わってくる。 「成績好調のオリックス森脇浩司監督も安泰とはいえません。優勝争いに常に加わるチームへの変貌として、田口壮氏らOBを招聘する可能性もあります。もちろん、その中には野茂英雄氏の名前もありますよ」(同) 今オフは、監督人事がペナント以上に盛り上がりそうだ。
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