スポーツ
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スポーツ 2014年09月17日 15時00分
小倉・桑田・谷沢トロイカ体制は76連敗・東大野球部を救えるか
東京・明治神宮外苑に注目が集まっている。デング熱の蚊の話題ではない。76連敗中の東大野球部が、東京6大学秋季リーグの開幕カード対慶大戦(9月13日)に登場するからだ。 ワースト記録更新中の東大野球部は、なりふり構わず、補強を敢行している。しかし、プロ野球とは違い、トレードや外国人選手の獲得はままならず、コーチ陣のテコ入れに活路を見出そうと躍起になっているのだ。 「横浜高校野球部コーチの小倉清一郎氏(70)をスカウトしたのには驚いた。あの松坂大輔を筆頭にロッテの成瀬善久、涌井秀章、DeNAの筒香嘉智を育て上げた名伯楽です。今年8月31日に退任するのを待って即、獲得した。何が何でも秋季リーグに間に合わせたかったのでしょう」(全国紙の運動部記者) これで投手部門の桑田真澄コーチ(元巨人)、打撃部門の谷沢健一コーチ(元中日)に作戦部門の小倉氏が加わり、赤門トロイカ体制が完成。“慶応、かかってこい”というわけだ。 東大野球部は春季リーグ5月25日の法大戦で76連敗目を喫し、自らが持つ連敗記録を更新。最後に勝ったのは2010年秋季リーグの早大戦。相手投手はあのハンカチ王子、日本ハムの斎藤佑樹だというから面白い。それ以来、入り込んだトンネルから抜け出せないでもがいている。 「船頭多くして船山に登る。桑田が加わったことで、選手たちは混乱しているのです。東大にはスポーツ推薦枠や系列高校がなく、他大学とは体力や経験が違う。そこでひたすら練習し、専門書やビデオで学習して補ってきた。ところが桑田は、やれ練習時間を減らせ、やれ専門書にとらわれるな、と持論を押し付ける。それも毎日指導に足を運んでアドバイスを送るならいいが、月に数回顔を出して、自分はこうだった、こうした、と話して帰るだけ。PL学園の天才投手が成功したからといって、それが東大野球に通用するはずがない。見かねたOBたちが高校野球に目を付け、桑田を抑えるべく小倉コーチを担ぎ出したのです」(東大野球部関係者) 小倉氏は横浜高、東京農業大、社会人野球に進み、東海大第一高校と横浜商業高校でコーチを務めた。横浜高では、同級生の渡辺元智監督とコンビを組んでからは部長に転身。 「横浜高は渡辺監督が精神面や規律の指導を行い、野球技術は小倉氏が教えていた。東大野球部の体力や技術レベルはほぼ高校生。その目線で鍛え直そうとしているのです」(前出・記者) 西の横綱だったPL野球から東の横綱の横浜高校に宗旨替えした東大。果たして、長いトンネルから抜け出すことができるか。けだし見ものである。
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スポーツ 2014年09月16日 15時00分
俺達のプロレスTHEレジェンド 第37R 『気合だ〜!』は人生をかけた魂の叫び〈アニマル浜口〉
「気合だ〜!」の雄叫びとともにアニマル浜口がテレビへ登場し始めた当初、これに面食らったのは一般の人々よりもむしろプロレスファンではなかったか。人情深く義理堅い日本マット界きっての常識人であったはずの浜口が、いくら娘の応援のためとはいえ、なぜそれほどに道化を演じるのか、と。 もともと熱いキャラクターではあったが、このフレーズにはなじみがないという昭和プロレスファンもきっと多いだろう。 これは平成に入った1990年ごろ、当時、精彩を欠くファイトを続けていた長州の姿を見た浜口が、「かつての姿を取り戻させるため」と限定的に現役復帰し、ビッグバン・ベイダーなどとのタッグで長州と直接対戦した際に「燃えろ〜!」「気合だ〜!」と喝を入れたことに由来するものである。 浜口と長州の関係は“はぐれ国際軍”と猪木との抗争が3対1ハンディキャップマッチでひと段落ついた直後の'83年、浜口が親分・ラッシャー木村の下を離れ、それまでの敵だった維新軍へ移籍する形で始まった。 「国際軍として新日参戦する以前、プロレス夢のオールスター戦で浜口と長州がタッグを組んだ際に意気投合したことが維新軍加入の契機とされています。加えて新日側の意向として“切り込み隊長”浜口のはつらつとしたファイトスタイルが、長州のハイスパートレスリングに合うという読みもあったようです」(プロレス記者) この見立てはズバリ的中。以後、維新軍からジャパンプロレスにかけて、浜口は長州の相棒として大いに活躍することになった。 新日参戦時にはそれまでの国際でのパートナーだったマイティ井上と袂を分かち、そして国際軍も離脱。一見、情が薄いようにも映るが、これは主催者に望まれる場所で全力を尽くすという浜口の職人気質の表れだ。 '87年、長州が新日復帰を決めたとき、まだ40歳になったばかりの浜口が引退の道を選んだのも“情”の問題ではなく、新日からジャパンに移籍する際の“トラブルを起こした場合は引退”という誓約を守ったものであった。 「“プロの脇役”というのが浜口の評価としてはピッタリでしょう。どんどん前に出て見栄えのするファイトを繰り広げながらも、決して主役を食うようなことはない。記憶に残るその姿も、コーナー下で長州が相手を抱え上げるところへ放つネックブリーカーやハイジャック・パイルドライバーのような連携技が多いのでは」(同・記者) 国際時代から常にタッグパートナー(浜口が主体ではない)の役割を担ってきただけに、そのベストバウトを選ぶのは難しいが、一つ挙げるならば全日vsジャパン6対6対抗戦におけるジャンボ鶴田戦('86年、日本武道館)がこれに該当するだろうか。 ○サムソン冬木×栗栖正伸、△石川敬士△小林邦昭、×マイティ井上○キラー・カーンの1勝1敗1分で迎えた4戦目。ここで浜口が負けて、次のタイガーマスク(三沢光晴)vs長州で長州が勝ち、2勝2敗1分で天龍源一郎vs谷津嘉章というのが大方の読み筋。 実際もその通りに進んだのだから、いわば浜口の“順当負け”ではあったが、それでもその奮闘ぶりには、試合後に解説の馬場も高評価を与えたものだった。 体格でふた回りは違うであろう鶴田に対し、浜口は全身を使ってぶつかり続け、鶴田がバックドロップを放った後のフォールの体勢を途中で解くなど余裕を見せればすかさず反撃。「あわや」と思わせるまでには至らなかったものの、それでも鶴田の必殺技をすべて出させるなど大いに試合を盛り上げた。 試合後、天井を仰ぎ「負けた〜!」と一声叫んだ浜口。格闘技歴もない、体格にも恵まれない、ボディービルが趣味の工員にすぎなかった浜口がプロレス界で頭角を現すことができたのは、一にも二にも本人の努力があってのこと。 ファンもそれを肌で感じていたからこそ、単なる負け役のジョバーと見下すようなことはなく、そのファイトに惜しみない拍手を送った。 「気合だ〜!」の叫びは決して戯言などではない。気合一つでプロレス界の荒波を乗り越えてきた、まさに浜口の人生を象徴する言葉なのである。〈アニマル浜口〉 1947年、島根県出身。本名は濱口平吾。国際プロのスカウトを受け入団、'69年デビュー。国際崩壊後は新日プロに参戦。国際軍、維新軍で参謀役となる。'87年に引退後は後進を育成。五輪銅メダルの浜口京子のコーチ役も務める。
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スポーツ 2014年09月15日 15時00分
スポーツ選手CM数でもトップ先輩・松岡修造を抜きそうな錦織圭
テニスの全米オープンで日本人初の準優勝に輝いた錦織圭(24)。ベスト4進出決定あたりからその経済効果が話題になった。 国内の独占放映権を持つWOWOWには新規加入申し込みが殺到。スポンサー企業では、ユニクロが発売している「錦織モデル」のポロシャツは完売。ウィルソンの錦織使用ラケットも購入困難となり、9月末の入荷待ち。タグ・ホイヤーの腕時計にも問い合わせが急増した。 「決勝進出が決まった翌日には東京株式市場で関連銘柄の株価が上昇。錦織とは契約していないが、テニス人気が高まるとの予想からヨネックスがストップ高で取引終了。WOWOWは取引時間中に一時、今年の最高値をつけた。錦織がCMに出ているジャックスの株価も一時、今年最高値を更新した」(スポーツ紙記者) 優勝こそかなわなかったものの、錦織本人への“経済効果”もすごい。 「ユニクロが1億円の臨時ボーナス贈呈を決定。日清食品も臨時ボーナスを出す意向。契約企業は8社あるが、ほかにも出すところはあるはず。加えて準優勝賞金は145万ドル(約1億5000万円)。今回の準優勝だけでも数億円の稼ぎになりそう」(同) しかも今後、錦織のCM価値の急騰は確実だ。錦織が現在、CMに出ているのはユニクロ、森永製菓、ジャックスの3社だが、さらに増えるのは間違いない。 「現在、スポーツ選手のCM出演ランキングは石川遼が7社で4位。本田圭佑と香川真司が8社で2位。1位は10社の松岡修造。今回の活躍で錦織が先輩の松岡を抜いて1位になってもおかしくない。ギャラもピーク時の石川と同じ1本1億円になると言われる」(同) 今でも錦織の年収は1100万ドル(約11億5500万円)というが、近い将来、年収20億円超えもありそうだ。
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スポーツ 2014年09月15日 15時00分
DeNAが遺伝子検査サービス販売開始でわかった古田次期監督
ベイスターズの親会社、DeNAが東大医科学研究所と共同研究で“遺伝子検査サービス”を始め、中畑清監督をびっくりさせている。どうやら、次期監督の影がほの見えてきたからだ。 8月12日からDeNAの子会社『DeNAライフサイエンス』が遺伝子検査サービス「MYCODE」(マイコード)を始めた。 昨年、米女優アンジェリーナ・ジョリーがこの検査で乳がん発症予防のため乳房を切除して話題になった検査である。 唾液を採取して同社に送れば、最大282項目について分析してくれ、自分がどんな病気にかかっているかがわかるという。価格は税別9800円から2万9800円。その宣伝塔に元ヤクルト監督の古田敦也氏がタレントの石田純一や鈴木奈々、元モー娘。の保田圭夫妻とともに起用されているのだ。 「中畑監督がびっくりしているのは、そのマイコードのCMに自分ではなく、古田氏が担ぎ出されたこと。確かに今季で契約が満了する中畑監督は微妙な立場にいます。人気、話題性は合格点ですが、チーム成績は万年Bクラス。今年はまだCS進出の可能性がわずかにあり、続投に可能性を残してはいますが、このCMを見て観念したようです。親しい球界関係者に『球団としては、ま、そういうことなんでしょう』と話していましたから」(ベイスターズ担当記者) 古田氏は自身が務めた労組・プロ野球選手の初代会長である中畑監督を気遣い、ヤクルト監督就任への橋渡しをしているという話もあり、こちらもびっくりだ。 もっとも、DeNA本体も中畑監督同様に尻に火が付いた状況にある。マイコードサービス開始1週間前の8月6日に、2015年3月期第1四半期決算(4〜6月)の連結最終利益が前年同期比60.6%減の37.6億円に大きく落ち込んでいたことがわかり、翌日には今年1月15日に2418円だった株価が年初来安値の1170円に暴落。その後回復してはいるが、8月最終営業日現在でも1300円台を下回っていた。 いずれにせよ、これでDeNAという会社がただの“ゲーム屋”ではなく、社会的にもプロ野球球団経営に値する立派な企業であることはわかった。となれば、やはり監督はより知的な方がベター?
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スポーツ 2014年09月14日 15時00分
北島康介「すごい」連呼 パンパシ水泳金メダル渡部香生子の実力
競泳界にニューヒロインが誕生した。パンパシフィック選手権(豪州)の4日目(8月28日)、17歳の渡部香生子が『女子200m平泳ぎ』で優勝。主要国際大会での金メダルは自身初、現地入りした平泳ぎの雄・北島康介も「すごい!」を連呼していた。 絶賛の理由は、世代交代だけではない。 「渡部はこれまでいなかったタイプだからです。今大会は平泳ぎで優勝しましたが、彼女は個人メドレーでも次回の2016年リオデジャネイロ五輪でメダルを狙えますから」(スポーツライター・飯山満氏) 近年、日本の競泳陣は男女を問わず、世界のトップを争ってきた。しかし、渡部は新たな可能性も秘めている。“専門家”ではないからだ。 「もともとは個人メドレーの選手でした。個人メドレーはバタフライ、背泳ぎ、平泳ぎ、自由形(クロール)。簡単に言うと、平泳ぎだけは手足を横に動かすので、他の種目と兼ねることは難しい。近年の日本の競泳陣は一つの種目を極め、好成績を収めてきました。今回のパンパシでは萩野公介が『200m個人メドレー』で金メダルを獲得しましたが、種目別の平泳ぎには出場していません」(飯山氏) 渡部は『200m個人メドレー』と『100m平泳ぎ』の日本記録保持者でもある。今までいなかった、個人メドレーと平泳ぎを兼任できる“ニュータイプ”と言っていい。 「14歳で挑戦したロンドン五輪は振るいませんでした。14歳というだけで『岩崎恭子2世』とTVメディアが安易な呼び方をしていました」(現地入りした報道関係者) 関係者によれば、中学生だった当時は“対世界”の緊張感にも呑み込まれ、大人である他の日本競泳陣にも気を使っていたという。今回のメダル獲得で周囲への気遣いもなくなるだろう。 「好きな歌手はレディー・ガガ。プール外ではイヤホンで好きな音楽を聴いている、おとなしい子ですよ」(前出・関係者) 手足を左右に開く平泳ぎと、縦に動かすバラフライなどでは、当然、筋肉の付き方が違う。ロンドン五輪敗退後はメンタル面に重点を置いてきたが、今後は平泳ぎと他3泳法に適した筋力トレーニングもやっていく予定。まだ“世間ズレ”していないところで好感を呼んだが、次回はレディー・ガガ同様、露出度でも勝負してもらいたいものだ。
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スポーツ 2014年09月14日 10時00分
小塚桃子ゴルフ連載第一部・心のマネジメント(2) 自分は自分。相手は見ない
こんにちは。前回は「心から始まり心で終わる」と題し、平常心の大切さを私なりに綴ってみました。 今回も同テーマですが、私の失敗談をメインに持っていきつつ、平常心の大切さを表現していきたいと思います。特に今回はホールアウト直前…後半にしでかした失敗談。「ここでやっちゃったら、もう終わり!」という“禁じ手”を披露しますね。 前回も綴りましたが、打つ時は平常心。心の中で「1、2、さ〜ん」という掛け声をかけてショットする習慣を身につけましょう。これはパターも同じです。グリーン上はどうしてもアドレナリンが出てしまいがち。気分に任せて「カツーン」と打つとボールがグリーンから飛び出し、そのままバンカーへ直行…などというケースもあります。ワンパットで沈めたい気持ちは良く分かります。だからこそ、ここでも「1、2、さ〜ん」を実践し、心に余裕を持たせて下さい。 ここからは私の失敗談。私は平均90台、調子のいい時は80台で回ります。調子がいい時は一緒に回るパーティが70台以下の時が多いですね。90台と70台ではゴルフの質が全然違う。その為、「自分は自分。相手は相手」と周囲に気を取られる事が無くゴルフに集中出来るのです。こうなるとスコアは俄然上がりますね。 逆に厄介なのは力が拮抗している同士のパーティ。接戦になると誰しも「負けず嫌いの虫」が心の中で蠢き始めます。そういう時には「自分は自分。相手は見ない」と、いくら心に念じても無理。相手の一挙手一投足が気になって仕様が無いですよね。自分を抑える力がゴルフには不可欠。スコアアップや技術向上を目指すのであれば、自分より力が「圧倒的に」違う人とプレーする事をオススメします。 いよいよ、今日のテーマである「事実談」。私と実力差がほぼ同じ先輩とのラウンドの出来事を綴りますね。この日は接戦…ここまでイーブン。事件は16番ホーです。 パー4の16番ホール、まずはドライバー。二人共、ほぼ同じところに落ちました。続くセカンド。こちらも両者とも殆ど変わらぬ位置に着けました。そして第3打…ここは二人して力み、バンカー右に入れてしまったのです。先輩の方がピンより奥だったので先輩から第4打。ピンそば2メートルのナイスショットです。もしかしたら、そのままカップインとも思える展開に私は心臓バクバク…2メートル離れてくれてホッとしました。 「私は絶対、先輩よりもピンそばにボールを落としてみせる」 この力みが命取りでした。案の定、超力んだ私はボールをバンカーから出せず失敗。「えっ〜」と唸りましたが、先輩はパットが苦手。2メートルの距離でも2パットは当たり前です。「これでグリーンそばに着ければ、このホールは勝てる」と気分を変え再チャレンジ。ところが…ここでも力んで又、失敗。ボールがバンカーから出てくれません。 いくらパットが上手くないとはいえ、2メートルの距離を3パットする事などありません。私は絶望的な気分となり3度目のチャレンジ…ここでもダフって失敗。結局、バンカーを抜け出すのに4打もかかってしまい、悔しくて、悔しくて号泣です。16番ホールまで接戦でしたが、このホールで致命的な4打差。残り2ホールで挽回出来る打数ではありません。 パー3の17番ホール、私はドヨーンとした最低の気分でスタート。本来、私はパー3が得意中の得意なコースなのです。ワンオンは当たり前でワンパットもお手の物。結構、バーディーを取っているのです。ところがこの日は、メンタル部分で滅入ってしまい、ズタズタ。得意なハズの17番ホールも乱れに乱れ、ホールアウトした時には先輩との差は実に9。9打差で負けました。 メンタル…心が全てを支配する−−という事を実感させられた試合でした。 「自分は自分。相手は見ない」 後日、私は70台で回るパーティとラウンドしたのです。この時は私と実力が拮抗している人はいません。1ホール目。私はグリーン周りのバンカーに捕まってしました。ピンまでは60ヤード。1ホール目は本日のゴルフを占う為にも重要です。ボギーで上がるか、パーで上がるか、はたまたダボ(ダブルボギー)で上がるか…。結果如何では本日のテンションを左右しかねません。しかもグリーン周りといえば、先日の先輩とのラウンドがまだ記憶に残っています。「悪いイメージ」で些か萎縮しましたが、「今日はレッスン。失敗しても大丈夫」と軽い気持ちで臨んだら、1打でクリア。そればかりか60ヤードをチップイン。自画自賛のチップイン・バーディーを取りました。 ファーストラウンドから、いい格好を作れた為、超ハイテンション。「今日のアタシ、イケてる」みたいなノリで、この日は全て絶好調でした。この様にゴルフは「心のマネジメント」が技術よりも勝るのです。ご存じの方も多いと思いますが、これをお読み頂いて、気持ちを分かち合えたら嬉しいです。 今回はここまで。では来週、お会いしましょう!
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スポーツ 2014年09月13日 17時59分
ヤンキース ニューヒーロー誕生でイチロー“戦力外”に拍車?
ヤンキースにニューヒーローが誕生した。それは、メッツを自由契約となり、8月27日(日本時間28日)にマイナー契約を結んだばかりのクリス・ヤング外野手(31)だ。 9月11日(同12日)のレイズ戦、ヤンキースは2-4と敗色濃厚で最終回を迎えたが、9回裏一死二、三塁の場面で、この日、左翼でスタメン出場のヤングが3ラン本塁打を左翼席に叩き込んで、5-4と逆転サヨナラ勝ち。プレーオフのワイルドカード争いで劣勢のヤンキースにとっては、貴重な白星となった。 移籍早々、一躍ヒーローとなったヤングは、ダイヤモンドバックス時代の07年に32本塁打をマーク。その後も、08、10、11年に20本塁打以上放っており、昨季まで通算144本の長打力を秘めた選手。通算打率は.235(昨季まで)と低いが、走力と守備にも定評があり、10年にはオールスター戦にも出場している。 しかし、12年から成績が下降線をたどり、メッツに移った今季は88試合出場、打率.205、8本塁打、28打点と不振で、シーズン終了を待たずに戦力外となっていた。 9月9日(同10日)から、ブレット・ガードナー外野手(31)に代わって、3戦連続で左翼のスタメンに入ったヤングは、3試合で11打数6安打2本塁打7打点、打率.545と大爆発し、定位置獲りを猛アピールした。 年齢はまだ31歳で、過去に実績がある選手だけに、ヤングに使えるメドが立ったとなると、ヤンキースとしては来季も残したいところ。ヤングが来季残留するとなると、左翼ガードナー、中堅ジャコビー・エルズベリー(31)、右翼ヤングの布陣が敷け、カルロス・ベルトラン外野手(37)を指名打者で起用できる。そうなると、微妙な立場に追いやられるのがイチロー外野手(40)だ。 今季、ヤンキースのFA補強で、“5番手外野手”に成り下がってしまったイチロー。レギュラー外野手の故障や、アルフォンソ・ソリアーノ外野手(38)が戦力外になったこともあり、それなりの出場機会を得たが、MLBに来て初めて規定打席に到達せず、不本意なシーズンだったのは間違いない。 開幕前からトレード要員とされたが、高年齢と高年俸(650万ドル=約6億9700万円)がネックとなり、引き受け先は見つからずじまい。契約は今季で切れるため、来季残留するかどうかは微妙だが、ヤングの活躍で、ヤンキースがイチローに見切りをつける可能性もありそうだ。(落合一郎)【訂正】ヤング選手の成績が、3試合で11打数6安打1本塁打7打点とありましたが、3試合で11打数6安打2本塁打7打点の間違えです、訂正してお詫びします。
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スポーツ 2014年09月13日 15時00分
潜在能力は遠藤以上 秋場所注目ザンバラ力士・逸ノ城の魅力
末は横綱間違いなし!? 9月14日から両国国技館で秋場所が始まる。日本人としては3年ぶりとなる新大関・豪栄道が気になるところだが、それ以上に関係者の注目を集めているのが、初土俵からたった4場所という史上2位タイのスピードで幕内に駆け上がってきた逸ノ城(21)だ。 モンゴル出身と聞いて、「なんだ、またか」と思うファンも多いだろうが、同じモンゴル出身でも白鵬や日馬富士、鶴竜らと違うのは、彼らが首都ウランバートル出身の都会っ子なのに対して、この逸ノ城はアルハンガイ県というローカルのゲルと呼ばれるテントで生まれ、馬を友だちに育った遊牧民出身という点。 身長は192センチと白鵬と同じで、体重は幕内で2番目の199センチという見るからにバランスのとれた巨体もさることながら、その全身に漂わす土くさい雰囲気が無限の可能性を感じさせるのだ。 「元大関の琴光喜や、照ノ富士、貴ノ岩らと同じ鳥取城北高に相撲留学。在学中、五つもタイトルを取りながら卒業後は入門先が見つからず、母校でコーチをしながらジッと入門のチャンスを待っていた苦労人です。それだけに目を見張るようなスピード出世にもかかわらず、浮ついたところがない。稽古態度も真面目そのもので、関係者の間では、次の横綱候補の一番手に推す声も高い」(担当記者) 期待の日本人力士、遠藤にとっては、またしても強力なライバル出現。白鵬がかわいがっているのも、逸ノ城にとっては心強い。5日に行われた横審の稽古総見でも、初参加で緊張する逸ノ城にもっとリラックスするようにアドバイスしたり、最後のぶつかり稽古で胸を出したりしていた。もしかすると、自分の後継者はコイツだ、と密かに目しているのかもしれない。 こんな逸ノ城の唯一の悩みが着実に増え続ける体重。本人は「ダイエットしてもなかなか減らない」と頭を抱えているそうだ。 師匠の湊親方(元幕内湊富士)は、「ケガさえなければ2ケタは勝てる」と期待するが、果たして−−。 規格外のニューフェースが間もなくベールを脱ぐ。
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スポーツ 2014年09月13日 15時00分
首位攻防戦より面白い! 阪神・和田監督vs中村GMの主導権争い
もどかしい戦いを続けている阪神が今オフの補強に向け、すでに動き始めていた。米アスレチックス傘下でくすぶっている中島裕之内野手(32=元西武)の獲得を目指し、関係者との接触も終えているという。 中島は2013年の渡米以降、悶々とした日々を送っている。だが、西武在籍11年間の通算打率は3割強。阪神は、これまで中島にラブコールを送ってきたとされる楽天、DeNAを大きく突き放した格好だが、この迅速な補強準備には“覇権争い”の様相も隠されていた。 「中島獲得の仕掛け人は中村勝広GMと見て、まず間違いないでしょう。関係者とも接触しているとのことなので、楽天、DeNAは諦め、中島争奪戦から撤退する可能性も出てきました。中島がこのまま阪神入りする可能性がかなり高いと思います」(球界関係者) しかし、中島のポジションは遊撃。阪神の正遊撃手は主将・鳥谷敬がいる。二塁には西岡剛、今季ブレイクした上本博紀もおり、一塁と三塁にはゴメス、今成亮太、新井兄弟。二軍にも将来性豊かな北條史也が控えている。戦力がダブついても中島を獲るということは、現場指揮に不安を感じているからだろう。 「和田豊監督は続投の方向ですが、中村GMと必ずしも意見が一致していません。例えば福留孝介は中村構想には入っていませんでしたが、和田監督のたってのお願いで獲得したんです。その福留を使い続けるのならまだしも、和田監督はスタメンから外したりもする。福留自身が不振に陥っているせいもあるが、フロントから見れば、起用法に一貫性がないと映るわけです」(前出・関係者) 福留は'13年から3年契約を交わしているが、途中解雇の可能性も伝えられている。和田監督は福留の復活を信じているだけに、福留の処遇を巡って“中村構想”にかみついて来るかもしれない。 「現場が欲している戦力は中継ぎ投手。クローザーの呉昇桓につなぐセットアッパーが足らず、ベテランの福原、安藤が連投しています」(在阪記者) 7月末のトレード期日直前、中村GMは前ヤンキース傘下3Aのセットアッパー・建山義紀を獲得したが、調整不足でいまだ一軍に上がってこられない。福原、安藤を連投させる和田采配は“中村構想”への当てつけともいわれている。 内紛は阪神のお家芸。
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スポーツ 2014年09月12日 15時00分
中京対崇徳 全国高校軟式野球延長50回連投両エースの今後
日本の野球史上最長伝説が誕生した。高校野球の軟式全国大会準決勝で、中京(岐阜)と崇徳(広島)が4日間、延長50回の死闘を繰り広げた(準決勝/8月31日に決着)。両校の投手が1人で投げきったのも驚きだが、3-0で勝利した中京はその直後に決勝戦にも臨み優勝を果たしている。 「こんな殺人的な強行試合になったのは、主催側にも責任があるのでは!?」 と疑問の声も上がった。 「軟球の加盟校はあまり多くありません。大会の日程を夏休み中に消化させるため、1試合の延長は15回までと決めており、結果的に4日間連続、計10時間を超す壮絶な試合となってしまいました」(取材記者) 延長50回はレアケース。始業式にずれ込むという事態を想定していなかったため、中京は準決勝と決勝をダブルヘッダーで戦わなければならなかった。 「軟球の高校、社会人野球を経験したOBによると、投手は、硬球よりも『横の変化球』の精度が高いそうです。硬球ほどスピードは出ませんが、キレのあるボールを投げられるとフライアウトが量産され、投手戦になりやすい傾向がある。軟球は国際大会の存亡が危ぶまれており、これを契機に野球ファンの関心が高まればいいのですが」(スポーツライター・美山和也氏) 2日目の試合を終えたころから中京、崇徳両校ベンチでは「連投させていいのか」の声も出ていた。勝利した中京の平中亮太監督は「記録を作りたくて作ったわけではないが」と前置きしてから、優勝の喜びを伝えていた。 「4日間は試合の緊張感で本人らも気づかないが、中京・松井大河(709球)と崇徳・石岡樹輝弥(689球)の両投手の今後が心配です。崇徳側は石岡の右肩の腫れ、痛みをにおわせていた」(前出・取材記者) 硬球の甲子園大会では'06年の斎藤佑樹(早実)が1大会通じて948球を投げたのが最高で、'97年・平安の川口知哉820球、'13年春の安楽智大(済美)の772球などが思い出される。 「安楽も連投の代償に苦しんだ。斎藤がいまだ開花できないのもそうだとしたら、高野連は硬球・軟球ともに抜本的改革をするべき」(スポーツ紙デスク)
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