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DeNAが遺伝子検査サービス販売開始でわかった古田次期監督

 ベイスターズの親会社、DeNAが東大医科学研究所と共同研究で“遺伝子検査サービス”を始め、中畑清監督をびっくりさせている。どうやら、次期監督の影がほの見えてきたからだ。

 8月12日からDeNAの子会社『DeNAライフサイエンス』が遺伝子検査サービス「MYCODE」(マイコード)を始めた。
 昨年、米女優アンジェリーナ・ジョリーがこの検査で乳がん発症予防のため乳房を切除して話題になった検査である。

 唾液を採取して同社に送れば、最大282項目について分析してくれ、自分がどんな病気にかかっているかがわかるという。価格は税別9800円から2万9800円。その宣伝塔に元ヤクルト監督の古田敦也氏がタレントの石田純一や鈴木奈々、元モー娘。の保田圭夫妻とともに起用されているのだ。
 「中畑監督がびっくりしているのは、そのマイコードのCMに自分ではなく、古田氏が担ぎ出されたこと。確かに今季で契約が満了する中畑監督は微妙な立場にいます。人気、話題性は合格点ですが、チーム成績は万年Bクラス。今年はまだCS進出の可能性がわずかにあり、続投に可能性を残してはいますが、このCMを見て観念したようです。親しい球界関係者に『球団としては、ま、そういうことなんでしょう』と話していましたから」(ベイスターズ担当記者)

 古田氏は自身が務めた労組・プロ野球選手の初代会長である中畑監督を気遣い、ヤクルト監督就任への橋渡しをしているという話もあり、こちらもびっくりだ。

 もっとも、DeNA本体も中畑監督同様に尻に火が付いた状況にある。マイコードサービス開始1週間前の8月6日に、2015年3月期第1四半期決算(4〜6月)の連結最終利益が前年同期比60.6%減の37.6億円に大きく落ち込んでいたことがわかり、翌日には今年1月15日に2418円だった株価が年初来安値の1170円に暴落。その後回復してはいるが、8月最終営業日現在でも1300円台を下回っていた。

 いずれにせよ、これでDeNAという会社がただの“ゲーム屋”ではなく、社会的にもプロ野球球団経営に値する立派な企業であることはわかった。となれば、やはり監督はより知的な方がベター?

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