社会
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社会 2019年12月23日 06時30分
ネット上で金銭トラブルを告発? 元農水相銃撃事件容疑者の犯行動機
去る12月10日の昼過ぎ、岩手県盛岡市の閑静な住宅街で、元自民党衆院議員で防衛庁長官や農林水産大臣を歴任した玉澤徳一郎氏(82)が銃撃される事件が起きた。計3発打たれた銃弾のうち1発が足に命中し、全治2週間のケガを負った。「事件発生から2時間後、高齢の男が盛岡東署に自首してきました。男は『元農水相の玉澤徳一郎の自宅で本人を撃ってきた』と供述し、小口径の回転式拳銃1丁と実弾1発を持っていたため、銃刀法違反(加重所持)容疑で現行犯逮捕したのです」(捜査関係者) 逮捕されたのは同県奥州市で農業を営む、高橋脩容疑者(82)だ。「『貸した1000万円の返済を求めに行った』、『脅すつもりで足元に3発撃った。殺すつもりはなかった』と供述しています。金銭トラブルがあったことは間違いなさそうです」(同・関係者) 詳しいトラブルの経緯はまだ捜査中のようだが、高橋容疑者と思われる人物がネット上に投稿した“告発文”には、玉澤氏との関係性や金銭トラブルが詳細に記されていた。『「玉澤 徳一郎」に告ぐ』というタイトルの告発文は、《高校時代「死ぬも生きるのも一緒」と誓い合い、ドラム缶のイカダで、北上川の急流を盛岡から石巻まで6日間命懸けで下った仲だった》と、玉澤氏との学生時代の思い出話から始まり、玉澤氏が大学院に進んだ際には、《親も出さなかった学費を、(自分が)手を泥にして野菜を作り、稼いだ金を願われるまま、せっせと送っていた》と明かしている。 さらに玉澤氏が落選した1972年の衆議院議員選挙では、《選挙資金として1000万円を借用書なし、あるとき払いの催促ありとの約束で貸付した》と、政治資金を援助したことが記載されている。 当時の1000万円は、現在の貨幣価値からすれば1億円ほどの大金だが、2001年に内容証明にて督促するも、玉澤氏からは話し合いをしたいという手紙をもらうだけで一向に返済されることはなかったという。 高橋容疑者は14年に「貸金返還訴訟」を盛岡地裁に起こすが、「すでに時効が成立している」として、請求は棄却される。法的に返済の義務はなくなったが、《君が同義を忘れた愚か者であることに変わりはない》と、15年に告発文の公開に至る。 告発文の真偽は定かではないとはいえ、実際に玉澤氏への銃撃を強行した高橋容疑者。恨みは深そうだ。
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社会 2019年12月23日 06時00分
70歳男、キャットフードを万引きし店員に噛みつく 「まるで猫」と呆れ声【キレる高齢者事件簿】
猫は老若男女に愛される存在。特に子育てを終えた高齢者が、子供に代わる家族として飼うケースは多いと聞く。愛くるしい顔や甘えた声は、人間に癒やしを与えるのだ。 そんな猫への愛が歪み、犯罪者となってしまったのが、神戸市長田区に住む2016年当時70歳の男性だ。70歳の男は2016年2月27日、神戸市中央区のホームセンターを訪れると、キャットフード9缶を万引き。動機は不明だが、おそらく、愛猫に与えるためだと思われる。 何食わぬ顔で店外に出たところで、犯行に気づいた店長らが呼び止めると、男は急変。店長にキャットフードの缶を投げつけると、別の店員にはまるで猫のように手に噛み付く大立ち回り。もちろん、事後強盗罪の現行犯で逮捕された。 この犯罪にネットの声は厳しく、「まるで野良猫のようなじいさん」「いくら猫がかわいいと言っても盗みはだめでしょ」「猫もそんなことは望んでない」「いい年をして何をしているのか」と、容疑者を糾弾する声が並ぶ。 一方で、「キャットフードを食べようとしていたのかも…」「猫になりきちゃったのかな…」「前世は猫だったのかも」「元横綱の輪島さんはキャットフードを食べていた。この男も好物だったのかもしれない」といった、ネタ的な見方をするネットユーザーもいた。 猫に良いキャットフードを食べさせたかったのか、それとも単純に自分が食料としてほしかったのか。2019年現在も詳細はわかっていない。 高齢者の万引きは昨今多く発生しており、社会問題化している。その原因は孤独化や、収入の減少による貧困化と言われる。 消費増税は「社会福祉」目的だったはずだが、現在ウヤムヤとなっており、今後も生活に困窮する高齢者が増え、犯罪も増加する可能性が高い。何らかの対策が必要だ。文・櫻井哲夫
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社会 2019年12月23日 06時00分
田中角栄「怒涛の戦後史」(15)元首相・中曽根康弘(上)
「“中曽根政治”はどうか。これは、非常に明快である。日本の政治家というのは、知ることをことごとくしゃべるなかれという東洋思想を持っておるから、利口な人ほどしゃべらない。しゃべるのは、バカだとは言わんけど。 そういう中にあって、中曽根君はビシッと一言、言う。だから、外国からも評価されている。そりゃね、内政でも外交でもいろいろ批判されたりしていることはある。しかし、民主政治というのは批判を受けないようではダメだ。批判のない民主政治なんて、そんなものはどこにもない。 まあ、ともかく、僕は中曽根君の欠点も美点もよく知っているということです。欠点は、実際にモノを作ったり、売ったりしたことがないことだ。しかし、欠点よりも美点のほうが多い。僕は、美点よりも欠点が多い。比較すれば、中曽根君のほうがいいだろうと言っているわけだ」 昭和59(1984)年10月、中曽根康弘が自民党総裁「再選」となって間もなく、田中角栄が語った“中曽根首相評”である。 時に、田中は金脈・女性問題で首相退陣、その後、追い討ちをかけられるようにロッキード事件に関与したということで逮捕され、裁判で疑いを晴らすべく悪戦苦闘の日々であった。 自らの退陣後、政権は自分の思惑を離れた三木武夫、福田赳夫と続いた。しかし、このままでは最大派閥である田中派の領袖といえども、影響力の衰退が必至である。そういった危機感の中、福田の次には「盟友」の大平正芳を、その大平が急死したあとは鈴木善幸を率先して担ぐことで、田中は影響力の温存に成功してきた。ただし、鈴木は政権としていかにも頼りなく、そのあとに担いだのが中曽根ということであった。 そのときの昭和57年11月の自民党総裁選は、あえて世論の批判をかわすように、最大派閥ながら田中派からは候補を出さず、田中は派閥として中曽根を推すことにした。他の候補は、河本敏夫、現首相の安倍晋三の父・安倍晋太郎、中川一郎であった。結果は、田中がバックについた中曽根の圧勝であった。 だが、田中は第1次中曽根内閣に、政権の“お目付け役”として腹心の後藤田正晴官房長官をはじめ、田中派からなんと6人もの入閣をゴリ押ししたため、中曽根内閣は、田中の影響をもろに受けた内閣として、「直角」「田中角影政権」、あるいは「田中曽根内閣」などとも揶揄されていた。 ところが、中曽根内閣のもとでの影響力温存という田中の思惑は、2年後の中曽根「再選」が近づく頃には“亀裂”が生じつつあった。世論、自民党内から、なお「闇将軍」として影響力を発揮する田中に対して、さすがに批判が高まる一方、田中派内でも自らの派閥から総裁候補を出せぬ不満が高まりつつあったのだ。また、中曽根に対しても、必ずしも田中派の意向通りには動いてくれないではないか、との不満もあった。 中曽根「再選」の時が近づくと、ついにと言うべきか、長く一枚岩を誇ってきた田中派に異変が起きた。田中とは側近として「合わせ鏡」とまで言われた副総裁の二階堂進が、田中派内の小沢一郎(現・国民民主党)ら中堅議員、あるいは他の自民党勢力のほか、公明、民社両党をも巻き込んだ形で、「再選」を目指す中曽根への対抗馬として名乗りを上げたのだ。田中派内に起こった初めての“反乱劇”であった。★「中曽根政権はボロみこし」 結果、最終的に田中派の総会で、反乱劇は田中の次のような一言で落着した。「諸君! この国の政治は、われわれが本流だ。カゴに乗る人の一方で、そのカゴを担ぐ人、そのまたワラジを作る人がいる。諸君たちだ。私は敬意を表する」 まさに、田中の“鶴の一声”によって、田中派は中曽根の「再選」支持を決めたのだった。時に、田中派幹部だった金丸信(のちに副総理)も、こう挨拶したものだった。「(中曽根政権は)ボロみこしだが、親分が右と言えば右だ。担ぐしかない」 冒頭の田中による“中曽根首相評”は、こうした経緯の中での発言ということである。それからわずか3カ月ほどの昭和60年2月27日、田中は政界復帰が絶望視される脳梗塞に倒れたのだった。 その後の中曽根政権は、田中という“重し”が外れたことで、第1次内閣時に掲げた内政、外交の「戦後政治の総決算」へ邁進することになる。 田中角栄と中曽根康弘は、共に昭和22年4月、戦後2回目の総選挙で当選した。いわば同期生である。 しかし、叩き上げ人生から政界入りを果たし、「保守本流」として戦後復興へ向けて、道路、住宅など議員立法の成立に全力を挙げる田中と、海軍のエリート官僚から政界入りした後は、弱小派閥の領袖として天下取りに「政界遊よく史」を刻んできた中曽根は、どこか相入れぬ部分があったようだ。 もとより、田中の中曽根に対する厳しい目があったということで、例えば、田中は首相として絶頂期を迎えた頃、中曽根をこうも評したものである。「中曽根は良質の株だ。ただし、上場株にあらず」「中曽根というのは、遠目の富士山だ。近づけば瓦礫の山」 田中は、中曽根のパフォーマンス多き「体質」には、かなり批判的であった。(本文中敬称略/この項つづく)***********************************************【著者】=早大卒。永田町取材49年のベテラン政治評論家。抜群の政局・選挙分析で定評がある。著書に『愛蔵版 角栄一代』(セブン&アイ出版)、『高度経済成長に挑んだ男たち』(ビジネス社)、『21世紀リーダー候補の真贋』(読売新聞社)など多数。
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社会 2019年12月22日 22時30分
マンションから赤ん坊を投げ捨てた少女、被害者との関係に唖然 我に返って泣き叫ぶ【背筋も凍る!女の事件簿】
これは1990年代に大阪府某所で発生した、未成年者によるなんとも悲しい犯罪録である。 某月某日、大阪府のとあるマンションから1歳9カ月になる赤ん坊と大量の家具が落ちてきた。赤ん坊は頭を強く打って即死。警察がマンションの12階へ向かうと、そこには家具などが散乱したリビングに少女がひとり茫然と立っていたという。いったいこのマンションの一室で何が起こったのだろうか。 赤ん坊を投げたのは確かにこの少女だった。しかし、この少女はこの家の親族ではなく他人であった。 赤ちゃんが投げ落とされた数分前に話を戻そう。この日、主婦のAさん(37歳)は赤ん坊の世話をするため自宅にいた。すると猛烈な勢いでチャイムが何度も鳴り、驚いたAさんがドアを開けると高校生くらいの少女がリビングへと駆け込んできた。 「ちょっと!あなた誰ですか!?」「Bちゃんはどこだ!Bちゃんを出せ!」 少女のいうBちゃんとはこの家の長女である。 「Bは今、学校へ行っている」とAさんが話すと少女は荒れ狂い、家具を投げ付けるなど大暴れし始めたという。「赤ん坊がいるのでやめて」とAさんは止めたが、少女の暴走は止まらず、ベランダから洗濯物やおもちゃを次々に投げ捨てた。そして、ついに少女は赤ん坊までも外に投げ捨ててしまったのだ。 驚いたAさんはすぐにマンションの12階から駆け下りたが、既に赤ん坊は死んでいた。 そして、しばらくして警察が到着。少女は確保された。取り調べの結果、この少女は近所に住む無職で、Aさんの長女Bさんと一緒の中学校に通っていたかつての友人だと分かった。 中学3年の頃、少女とBはささいなことから喧嘩をし絶交。以来、少女は精神的に弱ってしまい高校には通えていなかったという。 喧嘩から2年後、突然Bに会いたくなった少女は家を急襲。不在だったことに腹を立て、家具や赤ん坊を放り投げるという凶行に出てしまったのだという。 その後、落ち着きを取り戻した少女は、罪のないBの妹を殺してしまった事実を知り、泣き叫んでいたという。文:穂積昭雪(山口敏太郎事務所)
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社会 2019年12月22日 14時00分
歩行者が待つことがない? なぜドイツでは信号機のない横断歩道でも9割の車が止まるのか
信号機のない横断歩道で車が止まってくれず、なかなか渡ることができなかったという経験を持つ人は多いだろう。しかし、歩行者が横断歩道の前に立った瞬間、信号機がなくても車が止まってくれる国があるようだ。 ヨーロッパの中では周りの目を気にする気質のドイツ人は、よく日本人と似ていると言われる。しかし、ドイツでは日本とは違い、信号機のない横断歩道で待つことがないという。 ドイツの信号機のない横断歩道で歩行者が待つことがないのは、ドイツには“法律が全て”という文化がある点が一つの理由だろう。ドイツでは何か困ったことやトラブルがあると、まず法律を調べ、法律にしたがって対処する。日本と同様、ドイツにも信号機のない横断歩道で待っている歩行者を見たら停止しなければならない交通ルールがあり、ドイツの場合、違反すると、状況により80〜120ユーロ(約9770〜1万4600円)の罰金に加え、違反点数1点が科せられるのだ。 ちなみにドイツも、日本と同じく違反点数制度を取り入れている。ドイツの場合、4〜7点を科されると点数に応じた交通セミナーに出席する義務があり、8点以上になると免許取り消し処分となる。しかしドイツ人の場合、罰金を払うのが嫌というより、法律を破ることに嫌悪感を示す人が多いようだ。 「止まらなかった車を見たら、ナンバーを覚えて警察に通報する人も珍しくはないんです。それほどまでに法律やルールへの意識は高いですね」(ドイツ在住日本人) また、ドイツでは時間に追われる人が少ないということも車が止まってくれる理由の一つだろう。意外にもドイツ人は時間にルーズだ。電車やバスが遅延することは日常茶飯事で、待ち合わせに10分以上遅刻することもほとんど。時間と心に余裕があるようで、運転中に起こる、少しの渋滞や遅れで焦る人は少ない。 「仕事の始業時間は守りますが、それ以外はルーズ。少しのことではせかせかしないので、車を運転している時、信号機のない横断歩道で歩行者を見たら、止まる余裕があるのだと思います」(前出・同) さらに、ドイツでは車が止まることが“当たり前の親切”だと思っている人がほとんどだという点も大きいだろう。ドイツでは横断歩道の前で車が止まらない方が珍しく、運転手は歩行者のために車を止める。歩行者も車が止まってくれることに慣れているため、申し訳なさそうに横断歩道を渡ることはないし、運転手がゆっくりと渡る歩行者にイライラすることもほぼない。 「ドイツでは9割以上の車が信号機のない横断歩道で止まってくれる印象です。ちなみに、横断歩道がない場所でも、渡ろうとしている歩行者を見れば、大通りでない限りだいたいの車が止まってくれます」(前出・同) ドイツの横断歩道は歩行者にとって快適なようだ。
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社会 2019年12月22日 06時00分
「ブサイク」「臭い」71歳男が電話会社に2万4000回迷惑電話、理由の幼さに呆れ声 【キレる高齢者事件簿】
ラジオの生放送では、メールや電話、そしてFAXやハガキなどでリスナーからの声を拾い、番組が進められていく。 ネットのない時代には、番組にハガキを投稿し読まれることに喜びを感じる「ハガキ職人」なる人物が存在した。また、電話によるプレゼント受付などもあり、「電話が繋がらない!」と怒るリスナーも。 そんなラジオ番組の電話回線が繋がらないことにイラ立ち、電話会社にクレームを入れ続けた男が2019年11月に偽計業務妨害の疑いで逮捕された。 逮捕されたのは、埼玉県春日部市に住む71歳の男。2017年から2019年11月までの間、KDDIが開設したフリーダイヤルに「お前ブサイク」「臭い」などと、意味不明な内容のクレーム電話を2万4000回かけ続けていたのだ。 なぜ、このような行動に出たのか。男はNHKラジオで募集されていた時事川柳に応募しようと電話をかけたものの、繋がらなかったことに腹を立て、NHKラジオではなく、KDDIに怒りをぶつけていたものと見られている。 警察の取り調べに対しては、KDDIのフリーダイヤルに2万4000回電話したことは認めているものの、「俺が被害者だ」などと、開き直った発言をしていると報じられた。 異常な犯行と驚愕の動機に「あんな老人にはなりたくない」「どうしてあんな人間になってしまったのか」とネットから怒りの声が。また、「寂しくて電話していたのかもしれないが、全く迷惑な話」「フリーダイヤルの応対者がかわいそう」「なぜ、KDDIは2年も放置していたのか」などの声も出た。 いずれにしても、KDDIのフリーダイヤル担当者にとっては迷惑な話。逮捕は致し方ない。文 櫻井哲夫
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社会 2019年12月22日 06時00分
総攻撃! 野党、大手マスコミが成敗する「悪代菅」(2)
まだある菅氏「2つの爆弾」 同政治部記者の明かす時限爆弾の一つは、10月に辞任した2閣僚疑惑だ。 9月発足の改造内閣で就任したばかりの菅原一秀経産相と河井克行法相が相次いで不祥事辞任。いまだ本会議などを欠席し、雲隠れを続けている。「臨時国会では桜を見る会一色で2閣僚疑惑は手つかず状態だが、年明けの国会で本格的に追及する。2人が雲隠れしているのは表に出て説明ができないからだろう。公職選挙法違反の疑いがあるだけに、捜査当局も看過できない。2人とも菅官房長官が閣僚に押し込んだ“菅派”の大幹部です。再び菅官房長官は大ピンチに陥る」(野党議員) もう一つの爆弾は、東京地検特捜部が太陽光など再生可能エネルギー事業で急成長したJCサービス(大阪市)の内偵捜査を始めている点だ。「’17年の総選挙の際、細野豪志代議士に5000万円を提供したとされるJC証券。その親会社がJCサービスです。傘下企業が太陽光発電絡みで200億円を集め、使途と行方に疑惑の目が向けられている。全容解明に特捜部が動き出している。この企業と細野氏をつないだのが、T総研のY代表。菅官房長官はY代表の結婚披露宴に主賓として出席しているほど。特捜部が事件化したら、菅官房長官は疑惑騒動に巻き込まれる」(司法記者) お主も悪よのう…まるで時代劇の悪代官ぶりを絵に描いたような菅官房長官。「安倍首相周辺では『ここは菅氏に泥をかぶってもらう』の声が強くなっている。菅官房長官が長期間権力の中枢にいられるのは、安倍首相のお陰。恩を返すべきという見方が支配的です」(自民党関係者)「令和元号発表前後から安倍首相と菅官房長官の間に隙間風が吹き始めた。一連の疑惑の発端は官房長官としての不手際が原因と捉え、責任論が出ている。12月5日、菅官房長官と対立する麻生財務相率いる麻生派の重鎮、鈴木俊一総務会長が『辞任した2閣僚は早く説明責任を果たすべき』と言い出したことでも明白です」(政界関係者) 時代劇で悪代官は必ず成敗される。
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社会 2019年12月21日 22時30分
現金には手を付けず占い師を惨殺した犯人、近所で1年前に起きた未解決事件との関連とは【未解決事件ファイル】
1998年3月5日、東京都豊島区にあるアパートの一室で、当時68歳の男性Aさんが何者かに殺害される事件が発生した。現場には大量の血痕が残されており、遺体は凄惨な状態だったという。近隣住民の間では、占い師をしていたAさんが客とトラブルを起こしてしまったのではないかという噂が流れた。一体、何が起きたのか。 事件現場となったアパートの一室は、占い師をしていたAさんが仕事場として3年前から利用していたという。事件当日も午前9時頃から現場で仕事をしており、午後3時頃には、女性客がAさんの仕事場に占いを依頼する電話を掛けたことが警察の調べで確認されている。 しかし、午後5時45分過ぎにAさんの長女が仕事場を訪ねたところ、玄関には大量の血痕が残されていたという。血の跡を長女が辿ると、首を切られ大量の血を流しているAさんを風呂場で発見。すぐに長女は警察に通報したが、警察官が駆け付けた時には既にAさんは死亡していた。 誰がAさんを襲ったのだろうか。警察の現場検証の結果、Aさんの仕事場からは現金などが奪われた形跡が見られなかったという。この事から警察は物取りによる犯行ではなく、怨恨による犯行と推定し、Aさんの人間関係の洗い出しが行われた。しかし、目ぼしい証拠は見つからず、容疑者像も浮かばないまま時間だけが過ぎていった。結局、2019年12月現在も犯人を捕まえることは出来ていない。 怨恨による犯行が疑われたこの事件。Aさんの職業柄、客とのトラブルを疑う声も上がったが、実はAさんが殺害される約1年前にも同じ商店街で殺人事件が発生していた。一部の地元住民の中には関連性を疑う声もあったという。 1997年6月21日、東京都豊島区で飲食店を営む当時70歳の女性Bさんが何者かに殺害される事件が発生した。現場には売上金、預金通帳が残されていたままの状態だったことから、警察は怨恨による犯行を疑ったそうだ。 しかし、Bさんの知人、客からも有力な手掛かりは掴めず、2019年12月現在も犯人は捕まっていない。 AさんとBさんの事件に関連性があるとすれば、犯人は単なる怨恨ではない可能性も考えられる。豊島区で客商売を営む二人を狙った殺人犯は、一体何が目的だったのだろうか。
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社会 2019年12月21日 19時00分
騒音にキレて木刀と包丁でチャンバラ 行動に「怖すぎ」の声 【ご近所トラブル事件簿】
近隣トラブルの原因となりやすい騒音。被害を受けるほうが怒りを募らせるのはもちろんだが、中には自覚がなく、注意されたことに腹を立て、お互いが怒りをぶつけ合う事態に発展することもある。そんな騒音のトラブルが思わぬ乱闘になったのが、2015年千葉県で発生した事件だ。 3年ほど前から、同じマンションの隣人として住み、騒音問題で対立していた51歳の男性と、45歳の男。10月21日、騒音に腹を立てた51歳の男性が木刀のようなものを持って45歳の男宅に乱入。すると45歳男は包丁を持ち出し、応戦した。 命をかけた「チャンバラ」となった2人。包丁を持ち出した45歳の男が、木刀で殴り込んだ51歳男の首を数回刺し、殺人未遂の現行犯で逮捕される。 逮捕された男は「木の杖で数回叩かれたため、包丁を振り回した。殺す気はなかった」などと供述している。なお、刺された男性に怪我はなかった。 この事件が報じられると、「千葉怖すぎ…」「包丁と木刀でやり合うなんて…」などと、恐怖の声が上がる。また、「やりすぎだけど騒音に悩んでいたらこれくらいのことはしたいと思うかも」「51歳の男が何回も注意しても、45歳男が聞かなかったのではないか」「木の杖で叩かれたのが本当なら、包丁で応戦するのも仕方ないのでは」という声もあった。 正当防衛にもなりそうな事案だが、その後どうなったのかについては取材したが、掴むことができなかった。 賃貸物件、一軒家、分譲マンションなど、日々暮らすことになる住宅で、第三者によって騒音や迷惑行為を受け続ければ、正確な精神状態でいられず、犯罪行為に走ってしまうこともありうる。しかし、そのような行為に出れば、犯罪者となり、人生に汚点がついてしまうことになる。 近隣トラブルが発生した際に、「どうするか」を考えておく必要がある。文・櫻井哲夫
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社会 2019年12月21日 09時00分
「怒りをコントロールできず失敗した有名人」に学ぶ、怒りっぽい人の特徴は 思い当たる場合はアンガーマネジメントを身に付けて
12月11日、「日本アンガーマネジメント大賞2019」(日本アンガーマネジメント協会主催)で、「怒りの感情をコントロールできずに失敗したと思う有名人ランキング1位」に選出された木下優樹菜。受賞理由には、“タピオカ恫喝DM騒動”が挙げられていた。 この不名誉な賞について、一部メディアではニュースとして配信したものの、すぐさま記事を削除したり、記事の掲載を自粛した媒体があったという。これについては「木下サイドから『取り上げないでほしい』という要請があった」と証言している芸能関係者がいて、ネットでは「また事務所総出か」とやゆする声も見られる。 怒りは誰もが持ち得る感情だが、中にはひときわ“怒りっぽい”と認識される人がいる。怒りっぽい人の心理的特徴はさまざまだ。 例えば、人に対して「依存心や依頼心が強い」、または「支配的である」場合、あるいは「完璧主義」などの特徴がある場合は、自分の抱く欲求の量に比例して“思い通りにいかない”と感じることが多く、不満やストレスをためやすい傾向がある。 また、「理論的に考えることが苦手」な場合、客観的な理論よりも主観的な感情を優先する傾向があり、相手と意見が食い違うトラブルなどに対して理論的に分析しないため、冷静な判断を下すことはおろか、根本的な解決策を考えることもできない。それゆえに、過去のトラブルから学ぶことなく、同じ怒りのパターンを永続的に繰り返してしまう。 あるいは、「過度に厳しく育てられた(虐待を含む)」ことが、怒りっぽさに強い影響を与えていることもある。親から浴びた怒りの感情のシャワーが慢性的なトラウマティック・ストレス(トラウマとなるような精神的衝撃を引き起こす出来事)となり、大人になってから親から受け継いだものと同様の怒りを抱くようになるケースもある。また、傷つけられることに対して敏感になり、ささいなことでも傷つけられたと認識しやすかったり、身を守ろうとする反応が怒りとして表出しやすい傾向もある。 その他、「キレる」ことをステータスやスキルだと捉えている若者や反社会的人物の存在も無視できない。また、経済的な困窮によるストレスや、スケジュールに余裕がないといった環境要因によって、怒りっぽい状態が慢性化することもある。 心理的なものだけではなく、身体的・精神的な不調から怒りに至ることもよくある。 例えば、女性の月経異常やPMS、更年期といったホルモンバランスの乱れが原因である場合もある。肩こり・腰痛・偏頭痛といった慢性的な不調、あるいは前頭葉の機能の低下など脳の部分的な機能に問題がある場合、または薬物中毒やアルコール中毒、精神障害やPTSDを患っている場合も、感情のコントロールが難しく、怒りっぽくなりやすいといわれている。 いずれにしても、“怒りっぽい人”は、あらゆる特徴において高ストレス状態であるケースがほとんどであることが分かる。 日常的な怒りを抑える方法としては、“普段から怒りを感じやすい場面での自分の考え方や捉え方の問題点を自覚・理解し、改善策を立てる”といった認知的な対策と、“6秒待ってから話す”、あるいは“怒りを感じたらいったんその場から離れる”などの対処行動を習慣づけるべきだ。認知行動療法をもとに、即時的な対策を並行させるのがおすすめである。 ストレスフルな日常とは、一刻も早く決別したいものだ。文:心理カウンセラー 吉田明日香
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世の中おかしな事だらけ 三橋貴明の『マスコミに騙されるな!』 第65回 人手不足の解消方法(前編)
2014年02月24日 15時00分
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やるかやられるか 橋下がぶち込む常勝関西・公明党への3つの銃弾(2)
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カラテカ入江慎也、闇営業で得た教訓は「人と人をつなぐ怖さ」 反社の見極め方は「金の使い方」
芸能ネタ
2025年06月01日 12時00分