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東京都知事選で圧勝した舛添要一氏の勝因は?

 猪瀬直樹前都知事(67)が、医療法人徳洲会グループから5000万円を受け取った問題の責任を取って辞職したことに伴い、2月9日に投開票された東京都知事選は、元厚生労働相の舛添要一氏(65)が圧勝した。

 舛添氏は211万2979票を得て、2位の宇都宮健児氏(67=前日本弁護士連合会会長)の98万2594票に、ダブルスコア以上の大差をつけた。3位は元首相の細川護熙氏(76)の95万6063票で、4位は元航空幕僚長の田母神俊雄氏(65)の61万865票だった。

 投票率は46.14%で、前回(12年12月)の62.60%を大幅に下回り、過去3番目に低かった。これは、前日に大雪が降り、投票日当日は悪路となって、投票所への足が遠のいたことが主たる原因とみられる。

 「Yahoo!ニュース」では、「都知事選、舛添氏の勝因は?」との意識調査を、2月9日〜19日に実施。6万7733票(男性=79.2%、女性=20.8%)の回答があった。

 最も多くの票を集めたのは、「他の候補者に魅力がなかった」という、なんとも残念な回答で、3割にあたる2万3060票(34.0%)を得た。

 2番目は、「政党の支援」で1万3121票(19.4%)、3番目は「高い知名度」で7530票(11.1%)、4番目は「報道が有利にはたらいた」で6502票(9.6%)、5番目は「投票率が有利にはたらいた」で5387票(8.0%)、6番目は「経験や実績が評価された」で4886票(7.2)。いちばん肝心な「政策が良かった」は、7番目で1978票(2.9%)にすぎなかった。

 以下、8番目は「人柄に魅力があった」で1088票(1.6%)、9番目は「選挙戦略が巧みだった」で839票(1.2%)。「その他」には、3342票(5.0%)入った。

 「政策が良かった」と思った回答者が極めて少数派であったこと、投票率が低かった点は残念ではあるが、200万を超える票を得た舛添氏には、よりよい東京都にしてほしいものだ。
(リアルライブ編集部)

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