田母神氏は、首都直下型地震への対策が不十分だと指摘。「30年以内に起きるかもしれない地震の対策のために、強靭な都市作りが大切です」と強調。自衛隊協力による災害対応のシステムの強化などを訴え、そのためには誰が都知事になるべきかと聴衆に投げかけると力強く、「私しかいない」と答えた。
今回の都知事選で話題となっている原発廃止の是非については、国会で考えなければいけないことで、都知事選の争点とはあまり関係ないとしつつも、「日本の景気を回復させるためには必要なもの」と語り、2020年に控える東京五輪については、「すばらしい日本を東京を中心に取り戻し、五輪を迎えたい」とした。
また、演説会場には他に、タレントのデヴィ夫人、アパホテル社長の元谷芙美子氏など駆けつけた。(斎藤雅道)