社会
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社会 2020年01月01日 23時00分
喜納被告が別の女性変死事件にも関与か!?〜2013年「新潟・新発田連続女性変死事件」
新潟県新発田市で2013年、女性4人をわいせつ目的で襲い、1人を死なせたとして強姦致死罪などに問われ、一審、二審で無期懲役判決を受けていた喜納尚吾被告(35)に対し、最高裁第2小法廷は18年3月8日、被告の上告を棄却する決定を出した。 これで被告の無期懲役が確定し、「めでたし、めでたし」と言いたいところだが、そうはいかないのが喜納の事件である。この男にはまだ犯行が疑われる2件の女性変死事件があるのだ。 これは、いずれも新発田市内の20代の女性が変死していた事件で、13年9月の深夜に車が燃える火事があり、その中から当時24歳の女性の遺体が発見された。その事件の微物採取で、喜納と一致するDNA型が検出されているのだ。 また、その翌年4月には、白骨化した当時20歳の女性の遺体を市内の川で発見。近くにあったこの女性の軽自動車内を調べたところ、ここでも喜納と一致するDNA型が見つかったのだ。 しかし、喜納はいずれの事件についても「身に覚えがない」と関与を否定している。喜納を有罪にできるだけの証拠がなければ、一事不再理という法の規定があるし、「無罪」になってしまう公算もある。それだけに慎重を期さなければならないのだが、もしこれらの事件も喜納が関与していたとすれば、死刑になっていた可能性も高い。 ちなみに、喜納が死亡させたと認められた1人の被害者が見つかった現場は、この2つの未解決事件現場と、目と鼻の先だった。
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社会 2020年01月01日 22時30分
本当にあった恐怖の神隠し事件 1979〜1996年北関東連続幼女失踪事件
日本では数多の未解決事件が発生しているが、子どもを持つ人たちにとって、これほど関心を持たれる事件も少ないのではなかろうか。北関東で連続して起きている「連続幼女失踪事件」である。 狙われるのは皆、幼女ばかり。失踪、または殺害という悲惨な結末を迎える事件が、1979年から96年までの18年間で、栃木県と群馬県を中心に5件も続けて発生しているのだ。 最初の失踪事件が起きたのは79年8月。当時5歳の福島万弥ちゃんが栃木県足利市の神社で遊んでいるうちに行方不明となり、6日後になって渡良瀬川の河原で、リュックサックに詰められた遺体となって発見されたのである。 84年11月には栃木県足利市で、両親とパチンコ店に来ていた5歳の長谷部有美ちゃんが一人で遊んでいるうちに連れ去られ、その2年後、自宅近くの畑から白骨となって発見。さらにその3年後の87年9月、群馬県太田市に暮らしていた8歳の大沢朋子ちゃんが自宅近くの公園で目撃されたのを最後に行方不明となり、その翌年、利根川の河川敷で白骨死体の一部が発見されている。 悲劇はこれだけにとどまらない。90年5月には4件目にあたる事件が起こる。やはりパチンコ店から足利市に住む4歳の松田真実ちゃんが連れ去られ、渡良瀬川の河原で遺体が発見されたのだ。この「足利事件」ではそれから1年半後、当時、幼稚園のバス運転手をしていた菅家利和さんが逮捕されたが、のちにDNA鑑定によって無罪が証明され、2011年に釈放。警察の杜撰な捜査に批判が集まったのは記憶に新しい。★“作業服の男”は同一人物か? 松田真実ちゃんを殺害した真犯人は、今も社会のどこかに息を潜めているわけだが、実は事件発生前から真実ちゃんが連れ去られたパチンコ店の周囲で不審な男の姿が目撃されていた。事件発生の前日にも、パチンコ店に隣接する幼稚園の周りを身長165センチほど、丸顔、無精ひげを生やして作業ズボンをはいた男がうろついているのが目撃されている。この男は1年ほど前にも幼稚園を訪れて、園内を覗きこんでいたという。 真実ちゃんは殺害当日の午後6時半頃にパチンコ店を訪れ、父親がパチンコに興じているところを何者かによって連れ去られた。パチンコ店からほど近い渡良瀬川の河川敷で、40代の中年の男と幼女が歩いている姿を、ゴルフをしていた男性が目撃している。おそらく、この人物こそが真実ちゃんと犯人の男なのだろう。この男は、パチンコ店に現れた男と同一人物なのか。 足利事件から6年後の96年7月には、群馬県太田市内のパチンコ店から、横山ゆかりちゃん(当時4歳)が連れ去られた。ゆかりちゃんは現在も行方不明である。この事件でもパチンコ店の防犯カメラに、身長158センチ前後で、ニッカポッカをはいて、パチンコをするでもなく何かを物色するように歩く男の姿が防犯カメラに映っていた。他の角度から映された映像には、ゆかりちゃんと長椅子で話し込む姿が映っている。足利事件と横山ゆかりちゃん事件では、作業服姿の男が両事件の重要参考人である。 私は5件の事件が発生した現場のうち、4件の死体遺棄現場を歩いてみた。特に福島万弥ちゃん事件、長谷部有美ちゃん事件、松田真実ちゃん事件は、車で20分もあれば全て回れてしまうほど狭い範囲の中で発生している。しかも、そのうち福島万弥ちゃん、松田真実ちゃん事件は、渡良瀬川の川岸に死体が遺棄され、長谷部有美ちゃんの事件は、地元の人間でないと分からない畑に死体が埋められていた。 この3件は、同一犯による可能性が高いのではないか。★事件発生から40年__懸命の捜索は現在も続けられているが… 最初に起きた福島万弥ちゃん事件から40年の年月が経ち、最後にあたる横山ゆかりちゃん事件からも20年以上の年月が過ぎた。少女たちが連れ去られた公園や神社は今も変わらずその場所にあったものの、松田真実ちゃんが連れ去られたパチンコ店は潰れ、長谷部有美ちゃんが消えたパチンコ店は食堂になっていた。 松田真美ちゃんが連れ去られた現場には、犯人と思しき男が中を覗いていたという幼稚園は今も変わらずその場所にあって、子どもたちの笑い声が響いてきた。事件発生から30年近い年月が経とうとしている。真実ちゃんが生きていれば、彼女も幼稚園に通う年頃の子どもを育てていても何ら不思議ではない。そう思うと何ともいたたまれない気持ちになってくる。 真実ちゃんの遺体が発見された渡良瀬川の河川敷へと向かった。川の流れは当時と変わらず、広々とした河川敷には、夕暮れ時ということもあり人の姿はなかった。 遺体発見現場は、葦などの雑草が生えているだけの茂みである。彼女は河原の茂みに頭を突っ込むように投げ捨てられていた。さらに彼女の赤いスカートやTシャツ、サンダルなどが遺体発見現場からほど近い場所で見つかっている。衣服には犯人のものと思われる精液が付着し、遺体の首には絞められた跡があった。 この現場を訪れる人は、ほとんどいないのだろう。当時と変わらず雑草が生えるがままとなっているが、一箇所だけ名知らずの派手な黄色い花が咲いていた。水面を渡った風に吹き付けられた花が、真実ちゃんの墓標となっていた。
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社会 2020年01月01日 22時00分
婚約破談の先に待ち受ける小室親子の捨て身の逆襲説
秋篠宮家の長女・眞子さま(28)と小室圭さん(28)の結婚問題は最悪の結末を迎えるかもしれない。「11月30日、54歳の誕生日会見で、秋篠宮さまは眞子さまのご結婚の見通しについて、質問に答えられた。’20年2月で2年間が経過することを踏まえ『昨年(’18年)の2月に今の気持ちというのを発表しているわけですので、何らかのことは発表する必要があると私は思っております』と発言されたんです。これは2月になったら、何らかの意思表示をしますよ、という意味です」(関係者) すでに皇室や政府関係者にとって婚約破棄という選択は避けられないという意見が大勢を占めている。理由はいまだに解決されない、小室さんの母親の金銭トラブルだ。「400万円の借金を解決できないことに国民が納得していない。仮に2人が結婚すれば、税金から1億5000万円の支度金が支払われるんです。なんの努力も誠意も見せない親子に日本国民が同意できるわけがありません」(全国紙記者) そんな中、囁かれているのが小室親子の捨て身の攻撃だという。「小室親子は秋篠宮家に対し、婚約を破棄されたことで負った精神的かつ経済的な損失を求め、損害賠償請求を起こしかねないというんです。事実だとすれば、前代未聞のこと。そんな最悪な事態にならないことを祈るしかありません」(同) また、数々の報道を展開してきたテレビや週刊誌、さらに心ない誹謗中傷を繰り返したSNSを対象に、裁判を起こす可能性もある。「一連の報道で、小室親子のプライベートは白日のもとに晒されたといっても過言ではない。婚約が正式に破棄された場合、それこそ1社300〜1000万円単位で裁判を起こすと想定されています。あくまでも仮の話だが、小室さんが一方的に婚約を破棄されたと認められる場合、国から約3000万円超えの慰労金が支払われると言われている」(皇室ジャーナリスト) 眞子さまと小室さんの恋の行方は…。
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社会 2020年01月01日 21時00分
ホームレスへの行き過ぎたいたずらや危険運転も 2019年に罪に問われたユーチューバーたち
2019年もユーチューバーの行き過ぎた行動が国内外で問題になった。海外には行き過ぎた行動によって逮捕されたユーチューバーが何人もいるようだ。 アメリカ・ユタ州で、危険運転をしている様子を動画に撮ってたびたび自身のYouTubeチャンネルにアップしていた当時27歳の男が逮捕されたと海外ニュースサイト『KUTV』が6月8日に報じた。報道によると、男は制限速度を大幅に超える速さで車を運転している様子や、縁石に乗り上げながら運転している様子、前方の車を煽る様子の動画を撮影し、自身のYouTubeチャンネルに投稿していたという。 危険な運転をする男の動画は話題になり、その動画を見た警察が捜査を開始した。男は無謀な運転で周りを危険に晒したとして、自宅で逮捕された。男は警察の調べに対し、「色々な運転ができることを自慢したかった」と話しているという。なお、現在、動画は削除されている。 実際に、人に危害を加えたユーチューバーもいる。 スペイン・バルセロナでは、当時19歳の男が、50代前半のホームレスの男性に歯磨き粉を挟んだクッキーを渡す動画を撮影し、有罪判決が下されたと海外ニュースサイト『TODAYonline』が6月14日に報じた。同記事によると、男はオレオクッキーのクリーム部分を歯磨き粉に換え、歯磨き粉が挟まったオレオクッキーをホームレスの男性に渡したそうだ。男はホームレスの男性のリアクションを動画で撮影し、YouTubeにアップした。ホームレスの男性はオレオクッキーを食べた後、嘔吐した。 動画は1日でYouTubeから削除されたが、1日で1万回以上再生され、削除された後も多くの苦情と共に拡散された。動画が拡散されたことで警察が捜査に乗り出し、男は逮捕された。男は、非道徳的な行動をしたとして、15か月の刑務所行きと、被害者に2万ユーロ(約240万円)の賠償金を支払うこと、今後5年間、YouTubeを含めたソーシャルメディアを使用しないことを命じられた。 行き過ぎたいたずらをしたユーチューバーは他にもいる。 アメリカ・フロリダ州で、当時19歳の男が、血に見立てたペイントをしてショッピングモールに現れ、他人を危険に晒したとして逮捕されたと海外ニュースサイト『Distractify』が11月6日に報じた。 同記事によると、男は血塗れに見える状態でショッピングモールに現れたという。赤いインクを頭や腕に塗り、着ていた白いシャツにも赤いインクを垂らして、全身から血が流れているように見せたそうだ。ショッピングモールにいた人たちは男を見て驚いたり逃げ出したりした。ショッピングモールにいた人が警察に通報し、警察が駆けつけた。男は公共の場で他人に迷惑をかけた行為をしたとして、逮捕された。なお、男は血塗れで人を驚かす様子の動画を撮影したが、逮捕はアップする前だったため、動画は投稿されていない。 YouTube側も、重大な被害を招く恐れのあるコンテンツに規制をかけるなどの対策を取っている。しかし、非常識な行動をし、それをアップするユーチューバーは後を絶たない。記事内の引用についてTroopers use man's own YouTube videos as evidence to arrest him for reckless driving(KUTV)よりhttps://kutv.com/news/local/uhp-uses-suspects-own-youtube-videos-as-evidence-to-arrest-himFilling Oreo with toothpaste earns YouTube prankster a jail sentence(TODAYonline)よりhttps://www.todayonline.com/world/filling-oreo-toothpaste-earns-youtube-prankster-jail-sentenceTeen YouTuber King Cid Reportedly Arrested Over Bloody Prank Gone Wrong(Distractify)よりhttps://www.distractify.com/p/king-cid-arrested
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社会 2020年01月01日 12時00分
岸田政調会長と石破元幹事長「暗躍」、野党政界再編シナリオ(2)
岸田支援の「細田&麻生」派 さらに、経済分野でも安倍首相に追い風が吹く。政府内に’20年は東証平均株価がバブル崩壊後の最高値2万4270円を大きく超え「3万円に近づく」との見方が浮上しているのだ。 米中貿易摩擦は中国による譲歩で世界経済の悪化懸念が後退。11月の米大統領選に向け、トランプ政権が政策総動員で株高を演出するのは間違いない。 安倍政権は消費税を10%に引き上げたが、大型経済対策とポイント還元策で消費の冷え込みを回避。東京五輪の経済波及効果も大きく「秋には3万円に乗せる」と睨んでいる。 改憲で対立軸をつくり、北朝鮮情勢と株価上昇、五輪成功の3点セットで内閣支持率を60%台に乗せ、衆院解散に踏み切れば、安倍首相が7度、国政選挙に勝利する道が開ける。4選の流れも確実になり、’24年9月までの任期と改憲が現実のものとなる。 もちろん、この政権運営が裏目に出る可能性も十分ある。政界は両刃の剣だ。 米中両国は関税を巡る「第1段階の合意」に至ったものの、あくまでも限定的な合意にすぎず、先送りされた問題を巡り、両国間の対立は深刻化。日本経済は、消費税増税の影響が想定より深刻となり、マイナス成長に逆戻りし、アベノミクスは完全に行き詰まる――。こんな展開もないわけではない。 野党による『桜を見る会』問題の追及と世論の批判の高まりにより、政権運営が行き詰まり、首相の求心力低下が顕著になれば、自民党内で「五輪花道論」が強まるのは必至だ。 そこまで急速に政権維持が困難になる流れは考えにくいとしても、首相の脳裏には4選に加えて、自力での改憲はもはや困難だと判断した時の禅譲も選択肢にある。その場合の後継者が自民党の岸田文雄政調会長であるのは間違いない。 首相は先の臨時国会真っ最中の11月、急きょ行った官邸記者クラブの各社キャップとの懇親会で「岸田さんには本当に頑張って欲しいと思っているんだよね」と心情を吐露した。 首相と岸田氏は当選同期で、選挙区が隣県ということもあり、初当選の頃からウマが合った。それだけで首相は岸田氏をポスト安倍の1番手と見定めて、外相、政調会長と、常に陽の当たるポストをあてがってきた。 しかし、「次の首相候補」の調査で岸田氏の数字は1〜5%程度と低迷。選挙の顔としての知名度や人気も上がらないことが難点だった。自民党関係者によると、首相は’19年の通常国会閉幕後、岸田氏と会食し「後継1番手」に考えていることを伝えた。その際、首相が岸田氏を後押しする条件として、改憲への全面協力と、岸田派内で力を握る古賀誠元幹事長との関係を見直すことを条件に挙げた。 岸田氏は古賀氏との関係見直しには即答しなかったが、憲法改正への協力は約束したという。首相は退陣する場合、細田派と麻生派、岸田派の3派で岸田氏を支援し、他のポスト安倍候補を圧倒する戦略を描いているとされる。(明日に続く)
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社会 2020年01月01日 10時00分
91歳のタクシー運転手も 2019年多発した高齢者の交通事故3選
2019年は高齢者による重大交通事故が社会問題化。免許の剥奪や、高齢者専用の免許制度の創設などが議論された。 今回はそんな2019年の重大交通事故について振り返ってみたい。・池袋自動車暴走事故 2019年4月、東京・池袋の路上で車が暴走。青信号で横断歩道を渡っていた親子2人が跳ねられ死亡し、9人が負傷した。 この車を運転していたのは、飯塚幸三旧通産省工業技術院元院長(88)。重大事故を起こしたにもかかわらず逮捕を免れたうえ、事故後の取り調べで「ブレーキが戻らなかった」と、自動車の性能が劣っていたという「責任逃れ」と取れる供述をする。 結局、ブレーキに異常はなく、飯塚元院長の過失運転であることが確定。事故の怪我から入院し、退院したが飯塚元院長は逮捕されず、「上級国民は逮捕されないのか」と国民の怒りが爆発した。 その後、飯塚元院長は11月に書類送検されたが、TBSの取材に対し、「安全な車を開発するようにメーカーの方に心がけていただき、高齢者が安心して運転できるような、外出できるような世の中になってほしいと思っております」と話し、全く反省している様子を見せなかった。・神戸バス死傷事故 池袋事件からわずか数日後、神戸市営バスの運転手(65)が、JR三ノ宮駅の停留所からバスを発車させた際、アクセルとブレーキを踏み間違え、パニックに陥り車を暴走させ、青信号の横断歩道に突っ込み、6人を死傷させた。 この事故は池袋と異なり、容疑者の運転手は直ちに自動車運転処罰法違反(過失致死傷)の罪で逮捕され、扱いの違いも議論を呼ぶ。 運転手は今年10月、禁錮3年6か月の実刑判決を受け、神戸市営バスを解雇されている。一方、飯塚幸三氏は未だに収監すらされていない。・91歳タクシー運転手が事故 2019年7月、川崎市の路上で、91歳が運転するタクシーが、呼び止めようと中央分離帯を出て車道に出た男性を跳ね、死亡させた。91歳の運転手はまもなく自動車運転処罰法違反(過失傷害)の疑いで現行犯逮捕されたが、約7時間後に釈放された。 この事故では、91歳の男がタクシー運転手として勤務していたことに驚きが広がる。91歳は行き過ぎしても、高齢なドライバーが多いことに、不安を覚えるネットユーザーが続出した。 未来ある人々が、高齢者の「ミス」によって犠牲になる。そんな事故をこれ以上起こしてはならない。早急な対策が求められる。そして、事故を起こした人間については、「公平に」裁かれなければならないはずだ。文 櫻井哲夫
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社会 2019年12月31日 22時00分
安倍首相“体調悪化”説が再び…第1次内閣悪夢の退陣がよみがえる!?
「あの日の安倍首相は、髪はパサパサでバラケ、目の下にはうっすら隈も。マジマジと顔を見つめてしまったほどです」 こう漏らすのは、去る12月19日に開かれた「全世代型社会保障会議」に出席した会議関係者だ。同会議での安倍首相の風貌変化に「体調が悪化したのでは」と指摘する。「確かに最近の総理は疲れている様子。ウワサのフィットネスクラブ通いも、最近は半月に一度とスパンが短くなっています」(全国紙政治部記者)“ウワサのフィットネスクラブ”とは、東京・六本木のホテル「グランドハイアット東京」併設の「NAGOMIスパアンドフィットネス」のこと。潰瘍性大腸炎という難病を抱える安倍首相は、以前から体調が悪化すると同フィットネスクラブに医師を呼び、密かに治療を受けていると囁かれてきた。「総理は12月15日からインドを訪問してモディ首相と会談予定でしたが、治安悪化を理由に突然中止。これは国際常識ではあり得ないため、総理の体調が相当悪くて中止になった、というウワサが一気に広まりました」(霞が関官僚) 安倍首相の体調悪化説。前出の政治部記者によると「“2大ストレス”に相当参っている」と指摘する。 2大ストレスの1つが、臨時国会で徹底追及された「桜を見る会」問題だという。安倍首相は「やましいことはない」と強弁だが、有権者は納得していない。実際、直近の世論調査で軒並み政権支持率が低下している。 もう1つのストレスが、天敵の石破茂元幹事長だ。自民党幹部が解説する。「安倍首相が“死んでも総理にしたくない”のが石破。実際、9月の内閣改造では石破派を完全に締め出し、兵糧攻めでつぶす意志がモロ見えでした。ところが、その石破が次期首相候補として、進次郎や安倍首相本人を抜きトップ。党内や野党には石破に擦り寄る勢力も出始めています」 2007年、第1次安倍内閣は首相の潰瘍性大腸炎が主因で、突然退陣。安倍首相の体調不良が囁かれる中、水面下では悪夢の再来も…。そんな声がにわかに大きくなってきた。
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社会 2019年12月31日 12時00分
岸田政調会長と石破元幹事長「暗躍」、野党政界再編シナリオ(1)
「必ずや私の手で憲法改正を成し遂げていきたい」 臨時国会最終日の12月9日、官邸での記者会見で安倍首相は改めて改憲実現に語気を強めた。 自民党総裁任期が残り2年を切った安倍首相が、何としても実現させたいと思っているのは改憲実現であるのは間違いない。 しかし、総裁任期は2021年9月まで。これまで通りなら国会はあと3回しかない。「憲法改正には最低でも2国会はかけるべきだ」(山口那津男・公明党代表)とすれば、先の臨時国会で改憲論議促進の前提としていた改正国民投票法を通せなかったのは致命的汚点だった。「もう首相自身も残り任期中に改憲ができるとは本気で思っていない」 首相出身派閥である自民党細田派幹部はこう話す。では、首相はどうするのか。「もう1度衆院解散し、総裁連続4選に道筋を付け、自らの手で改憲を実現させるか、任期途中で退陣し、信頼できるポスト安倍に改憲を託すかのどちらかだ」 先の幹部はそう読む。だとすれば、その決断をどの時期に行うのかが最大の焦点となる。「即位に関わる儀式をつつがなく行う大きな責任を負っている」 首相は先の記者会見でこう述べた。秋篠宮さまの『立皇嗣の礼』が4月に行われる。発言は、それまでは解散するつもりはないと受け止められた。 もちろん、立皇嗣の礼が終わったタイミングで抜き打ち解散に打って出る可能性は否定できないが、東京五輪を前にしての解散は考えにくい。「勝負所を五輪後の秋に定めた」。永田町では与野党を問わず、この日程が一番高くなったとみている。 勝負の秋をにらみ、安倍首相はどう出るのか。やはり4選を選択肢として残しているのは間違いなさそうだ。首相は「考えていない」と否定しながら、菅義偉官房長官には「解散するなら4選だよね」と話すなど意欲を隠さないという。 臨時国会で立憲民主党など野党から『桜を見る会』問題で徹底追及を受けると、50%を超えていたマスコミ各社の内閣支持率が軒並み40%台に急落、一部は不支持率が逆転した。それでも4選を見据える気持ちに変化はないという。 全国紙政治部デスクの話。「在任日数が憲政史上最長となり、政治家としての集大成に入った安倍首相は、改憲の必要性を徹底的に訴え、野党が強く反発するように仕向けていくでしょう。五輪後には争点が鮮明になるよう仕掛けるはずです」 首相は改憲解散を視野に、年明けから布石を打ってくるというのだ。 年頭の記者会見や通常国会の施政方針演説、さらには3月の自民党大会で安倍首相は改憲を強く打ち出し、これまで以上に踏み込もうとするのではないかという。「野党が強く反発すれば、首相は『しめた』と思うのではないでしょうか」(同)と予測する。 憲法9条改正を掲げる首相にとって追い風もある。日米関係筋によると、米国と北朝鮮による非核化交渉の決裂で、1月以降、米朝間の緊張が激化。北朝鮮が核実験と長距離ミサイル発射実験を再開する可能性が高いとして、日米防衛当局は警戒態勢を強めているのだ。「金正恩朝鮮労働党委員長は、1月中にも長距離ミサイルを発射する可能性があるが、トランプ米大統領は絶対に許さない。発射すれば、米軍による限定的な武力行使もあり得る」 防衛分野に詳しい日本政府関係者は警戒する。 もちろん、金委員長も米国との戦争は望んでいない。先の関係者は「日米で連携して事態の収拾を図るのではないか」と読む。その時期は「6月」と見る。北朝鮮が東京五輪参加を大義名分に融和姿勢に転換。米朝に続き、日朝首脳会談もありうるという。(明日に続く)
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社会 2019年12月31日 12時00分
2019年大炎上の「あいちトリエンナーレ」 メディアとジャーナリストの姿勢に違和感を覚える人も
今年最も日本国民を怒らせ、異様な展示物とメディアの不自然な擁護でネットを炎上させたイベントは、「あいちトリエンナーレ2019」だろう。この件に憤る人は、未だに多い。 「あいちトリエンナーレ2019」は2019年8月から10月まで、愛知県で開催されたイベントで、津田大介氏が芸術監督を務め、大村秀章愛知県知事が実行委員長、河村たかし名古屋市長が実行委員長代理を務めていた。 炎上のきっかけとなったのは、企画展「表現の不自由展」に訪れた複数のTwitterユーザーが、「昭和天皇の写真に火が放たれ、それを灰で踏みつける」動画に憤りの声を挙げたこと。これをきっかけに、日本が撤去を求めている韓国の従軍慰安婦像の設置や、戦時中の日本軍を貶めるような展示物があることが発覚し、炎上状態となった。 これを受けた河村市長が抗議。さらに、一般人からも批判が相次ぎ、日に日に批判が高まると、大村知事は「脅迫があり安全を確保することが出来ない」として、展示を一時中止した。 昭和天皇の写真を燃やすという不適切な動画について、メディアと大村知事は一切言及せず、「表現の自由は何をやってもいいわけではない」と話す河村市長や憤慨し抗議した人々について、「検閲だ」「表現の自由は認められるべきだ」などと声高に主張。「公権力が展示物に文句を言うな」と強硬に批判し、普段安倍政権を批判する勢力が熱烈に支持した。 結局、「表現の不自由展」は抽選による定員制ながら10月に再開される。大村知事は批判的な声に一切耳を傾けず、再開を決めたのだ。河村市長は猛反対したが、大村知事は黙殺。盟友と言われた2人の関係は崩壊することになった。 大村知事は正当性を主張したが、文化庁は展示を問題視。「補助金申請者である愛知県は,展覧会の開催に当たり、来場者を含め展示会場の安全や事業の円滑な運営を脅かすような重大な事実を認識していたにもかかわらず、それらの事実を申告することなく採択の決定通知を受領した上、補助金交付申請書を提出し、その後の審査段階においても、文化庁から問合せを受けるまでそれらの事実を申告しませんでした」と展示を「不適切」と判断。 そして、「かかる行為は、補助事業の申請手続において、不適当な行為であったと評価しました」とし、「当該事業については,申請金額も同事業全体として不可分一体な申請がなされています。これらを総合的に判断し、補助金適正化法第6条等により補助金は全額不交付とします」と補助金不交付を通知した。 すると、大村知事はこれに猛反発。国を訴える姿勢を見せ、現在準備に入っているものと見られている。「公権力が表現の自由を侵すな」と話す大村知事だが、10月に愛知県内で行われた「在日特権を許さない市民の会(在特会)」の元会長が開いたイベントの展示物については、なぜか「明確なヘイトに当たる。中止するべきだ」と検閲とも取れる発言。さらに法的措置まで匂わせた。この行動が「ダブルスタンダード」と批判が殺到している。 一方で、大村知事を支持し安倍政権を批判する層や一部ジャーナリストは「表現の自由はどんな場合でも侵害されてはならない」「公権力が批判するべきではない」「国は黙って補助金を出すべきだ」と擁護した。 少なくとも一部の日本人が不快感を示し、昭和天皇の写真を燃やすという個人の尊厳を踏みにじるような展示物に対し、「表現の自由」を主張した大村知事とメディア、そして安倍政権に批判的な人々。彼らの言う「表現の自由」に違和感を覚える人は多かった。記事の引用について文化庁ウェブサイト http://www.bunka.go.jp/koho_hodo_oshirase/hodohappyo/1421672.html
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社会 2019年12月31日 06時00分
15歳少年、友人の17歳少年を誤って射殺し自らも自殺 原因はSNS動画撮影【大みそかの悲惨な事件】
大みそかは、各地でカウントダウンイベントが行われるなど、老若男女がお祝いモードだろう。しかし、海外には、大みそかに悲惨な事件を起こした10代の少年少女たちがいる。 アメリカ・ジョージア州で当時15歳の少年が当時17歳の少年を誤って銃で撃ち、15歳の少年が自殺したと海外ニュースサイト『The Epoch Times』と『The Independent』が2019年1月3日に報じた。報道によると、2018年12月31日の午後3時15分頃、15〜18歳までの4人の少年が、人がいない小屋に集まったそうだ。4人は写真共有アプリ「Snapchat(スナップチャット)」で銃を撃つ仕草の動画を撮影していたという。少年らがどのようにして銃を手に入れたのかは分かっていない。 15歳の少年が銃を持った時、誤って銃を撃ち、17歳の少年を射殺した。15歳の少年は自ら警察に通報したが、警察が現場に駆け付ける前に15歳の少年は自殺した。警察は、15歳の少年からの電話に応答している最中、銃声が聞こえ、その後、15歳の少年は返事をしなかったと伝えた。 『The Epoch Times』によると、現場は高級住宅街で、小屋は子供たちの溜まり場となっていたそうだ。なお、15歳の少年が17歳の少年を撃った時、小屋にいた他の2人の少年はその場から逃げたが、その後、2人の身柄は拘束された。 このニュースが世界に広がると、ネット上では「悲惨な事件。大みそかだから少年たちは浮かれていたのかも」「銃が簡単に手に入ることが怖い」「15歳の少年が自殺する前に警察が到着していれば」という声が挙がっていた。 2018年の大みそかにはまた、10代のカップルが殺人の加害者と被害者になった事件がある。 アメリカ・テキサス州で、当時19歳の少女が、恋人である当時19歳の少年を射殺したと海外ニュースサイト『Newsweek』と『abc13 News』が2018年1月3日に報じた。報道によると、少女は2018年12月31日の午前4時30分頃、同州の通りで少年を殺害し、少年のポケットから財布を奪ったという。銃声を聞いた人が警察に通報し、警察が現場に駆け付け、少女は逮捕された。警察が現場に駆け付けた時、少女は肩を撃たれた状態で、殺害された少年の近くにいたという。 少女は警察に「恋人が私の頭に銃を向けて撃とうとした。だから、その銃を恋人の方に自力で向け、自衛のために恋人を撃った」と供述しているという。報道によると、「少女が少年の死体を動かそうとしているのを見た」という目撃者がおり、警察は少女の供述には矛盾があると指摘しているようだ。なお、2019年12月現在、少女の処分については明らかになっていない。 大みそかは新しい年を迎えようと仲間や恋人と過ごしている若者も多いはずだ。そんな日に若者の悲惨な事件が起きたことに胸を痛める人もいるだろう。記事内の引用についてTeen Kills Himself After Accidentally Shooting and Killing Friend on New Year’s Eve, Police Say (The Epoch Times)よりhttps://www.theepochtimes.com/teen-kills-himself-accidentally-shooting-and-killing-friend-on-new-years-eve-police-say_2754035.htmlGeorgia teen ‘accidentally’ shoots friend before killing self moments after showing off gun on Snapchat (The Independent)よりhttps://www.independent.co.uk/news/world/americas/devin-hodges-chad-carless-snapchat-video-gun-shot-dead-georgia-suicide-a8709921.htmlTEXAS TEEN ACCUSED OF MURDERING BOYFRIEND ON NEW YEAR'S EVE, STEALING VICTIM'S GUNS(Newsweek)よりhttps://www.newsweek.com/murder-new-years-eve-texas-76914819-year-old woman is accused of killing her NYE date in Baytown(abc13 News)よりhttps://abc13.com/2850502/
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