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喜納被告が別の女性変死事件にも関与か!?〜2013年「新潟・新発田連続女性変死事件」

 新潟県新発田市で2013年、女性4人をわいせつ目的で襲い、1人を死なせたとして強姦致死罪などに問われ、一審、二審で無期懲役判決を受けていた喜納尚吾被告(35)に対し、最高裁第2小法廷は18年3月8日、被告の上告を棄却する決定を出した。

 これで被告の無期懲役が確定し、「めでたし、めでたし」と言いたいところだが、そうはいかないのが喜納の事件である。この男にはまだ犯行が疑われる2件の女性変死事件があるのだ。

 これは、いずれも新発田市内の20代の女性が変死していた事件で、13年9月の深夜に車が燃える火事があり、その中から当時24歳の女性の遺体が発見された。その事件の微物採取で、喜納と一致するDNA型が検出されているのだ。

 また、その翌年4月には、白骨化した当時20歳の女性の遺体を市内の川で発見。近くにあったこの女性の軽自動車内を調べたところ、ここでも喜納と一致するDNA型が見つかったのだ。

 しかし、喜納はいずれの事件についても「身に覚えがない」と関与を否定している。喜納を有罪にできるだけの証拠がなければ、一事不再理という法の規定があるし、「無罪」になってしまう公算もある。それだけに慎重を期さなければならないのだが、もしこれらの事件も喜納が関与していたとすれば、死刑になっていた可能性も高い。

 ちなみに、喜納が死亡させたと認められた1人の被害者が見つかった現場は、この2つの未解決事件現場と、目と鼻の先だった。

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