社会
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社会 2020年06月08日 22時30分
過去を消した女たち 第12回 静(28) 日本人の夫は知らない中国人元娼婦の2つの秘密
日本各地から、歴史ある色街が徐々に消えている。 そんな中、今も目にするのが、中国人女性たちが働いているエステ店である。繁華街ばかりでなく、郊外にある駅の周辺にもポツンと看板が出ていたりして、ゲリラ的に全国に店があるのを見かけることも多いだろう。看板には「リラクゼーション」といった謳い文句が書かれているが、もちろん、そこで行われているほとんどは、売春である。 中国エステのある場所には、客引きの女がセットになっている。私がいつも利用する最寄り駅にも中国エステはあって、同じ場所に同じ女が立っている。実際に、その店を利用したことがある中国エステ好きの友人によれば、やはりそこも本番ができるという。 客引きの女と言葉を交わしたことはない。だが、取り締まりを恐れずに営業を続け、街角にも立つ彼女の姿を見て、肝が座っていて、たいしたものだなと、いつも感心するのだ。 今回話を聞いたのは、かつて中国エステで働いていた中国人女性である。名前は静。小柄で細身、黒髪にショートヘア。年齢は28歳だが、ぱっと見は20代前半といっても分からないほどに若い。「中国にいては将来のことが見えないなと思いました。それと家が貧しかったので、少しでも両親を楽にしてあげたいなと思ったんです」 働くことを目的に日本に来たという静。それは彼女が22歳の時だった。ただ、手に入れることができたのは、学生ビザだった。「学生ビザには労働時間の制限があって、ちゃんと学校にも行かないといけなかったので困りました」 静の周りには、同じように少しでも多く稼ぎたいという友人がいて、彼女たちに教えられたのが中国エステで体を売ることだった。お金を稼げるのなら、売春には何の抵抗もなかったという。「毎日、働きましたよ。それまで働いていた居酒屋とは、稼げる金額が全然違いました。居酒屋はいくら頑張っても月に10万円いくかいかないか。それがエステで働けば、3日で10万円稼げることもありました」 金銭的には満足を得られたが、連日深夜まで働いたことにより、いつしか学校には通わなくなった静。そして、店で働き始めて1年後、彼女が仕事を休んだ日に店は摘発に遭い、潰れた。「ちょうど、生理がひどくて休んでいたんです。摘発があることは知っていましたが、実際に捕まることを考えると怖くなって、エステで働くことができなくなってしまったんです」 そんな静が次に選んだのが、ナイトクラブでの仕事だった。半年ほどすぎた頃、のちに結婚相手となる日本人男性との出会いがあった。「夫が、友達と一緒に来たんです。その時の印象は、見た目では人は分からないですけど、あまり(水商売の)お店とかに来るタイプじゃないなと思いました。普段、お客さんと連絡を取ることはしないんですけど、なんとなく夫には連絡したんです。それから、ちょくちょくお店に来てくれるようになって、話をしているうちに、この人は信用できるなと思ったんです。だけど、好きだという感情は湧きませんでした」 それでは、なぜ静は結婚するに至ったのだろうか。「日本に滞在するビザが欲しかったんです。私は真面目に学校に行っていなかったんで、学生ビザが延長できなくなっていました。学生ビザだと学校に行かないといけないですけど、不自由なく働きたかったんです。そのためには、日本人と結婚するのが一番なんです」 彼女は隠すことなく、ビザが欲しいから結婚したいと、彼に打ち明けたという。「心を偽って、愛していると言って結婚するやり方もあると思います。実際、そうしている人もいます。だけど、私にはそのやり方はできません。半分、無理だろうなという気持ちで、中国にいる両親の面倒を見るためにビザが欲しいから結婚したいと、正直に言いました。それで、ダメだと言われたら、仕方ないなと諦めるつもりでした」 返ってきたのは、「結婚しよう」という答えだった。「夫は『あなたは困っていそうだから、助けてあげるよ』と言ってくれました。その言葉を聞いた時には、感謝の気持ちと嬉しさで幸せな気持ちになりました」 2人の結婚は、偽装結婚以外の何ものでもない。だが、唯一の違いは、静の夫が金銭的な見返りを求めてこないことだ。 晴れて日本に滞在できるビザを入手した彼女だったが、夫には隠していることが2つある。それは、過去に体を売っていたこと。そして中国で面倒を見ているのが両親だけでなく、来日前に付き合っていた男との間にできた子どものことだ。 夫は、中国に行ったことはおろか、日本でも一緒に暮らしていない。それゆえ、静のプライベートに関して、何も知らない。しつこく詮索してくることもない。彼女にとって、これ以上、都合のいい男はいないだろう。「私に尽くしてくれている夫のことを思うと、心苦しいことはあります。だけど、私たちにも生活がありますので、仕方ないですね」 静は、ナイトクラブで仕事を続けながら、中国に暮らす家族への仕送りを続けている。 体を売りはじめたことで、学校からドロップアウトしたものの、ただでは転ばず、日本人と結婚した。履歴書には決して記されない娼婦という過去が、人生の大きな転機となったのだった。
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社会 2020年06月08日 17時00分
みひろのほろ酔い晩酌グルメ 鶏から揚げ&特製香りソース付き
鶏から揚げ&特製香りソース付き 内容量:8個入り袋×2 価格:3024円(税込) 台湾家庭料理 台北 https://www.rakuten.ne.jp/gold/taipei/ 毎日の自炊生活が1カ月以上になりました。レシピを見ながら色々な料理に挑戦し、作りすぎたものはアレンジしたりして、けっこう楽しんでおります。 また、最近はお風呂に入ってから晩酌をするようになりました。その方がリラックスして、ゆったりとお酒もおつまみも味わえるのでオススメです! ということで、本日もお風呂に入ってきましたので、晩酌タイムにまいりたいと思います。今宵のおつまみは、台湾家庭料理 台北さんの「鶏から揚げ&特製香りソース付き」です! 居酒屋に行ったら絶対に注文してしまう、から揚げ。こちら、台湾出身の邱益欽さん夫妻が手づくりしているんだそう。一つ一つがゴロッと大きく、レンジでチンするだけで食べられるというお手軽さもグー。お風呂上がりに油で揚げずに済むのも助かります(笑)。 なお、レンジで温めたあとにオーブンで1〜2分焼くと、ジュワジュワ〜ッと肉汁が出てきて、香ばしい焼色も付いて、より美味しくなるんだそうです。 さぁ、見るからに美味しそうなから揚げを、いざ実食…すると、衣はサクッとしているのですが、鶏肉はとっても肉厚で肉汁がしたたるほどジューシー。 チンするから揚げってベチャッとなりがちなのに、これはまったくの正反対。揚げたてと勘違いしちゃうほどクオリティーがめっちゃ高いんです! まずは特製香りソースを付けずにいただいたのですが、から揚げ自体にしっかりと味付けがされていて、鶏肉の旨味もしっかりと感じることが出来るのです。 そこにソースをかけると、甘辛な味わいがプラスされて、これがまたとっても美味しく、箸が止まらなくなっちゃうやつですよ! こちらに合わせたお酒は…やっぱりビールでしょ。ハイボールとから揚げの組み合わせも人気なようですが、わたしは爽やかなのど越しのビール派だな。 わたくし、色々なから揚げをお取り寄せしましたが、こちらの商品は3本の指に入るくらい気に入りました。リピート確定でございます! みなさんもぜひ、今夜の晩酌のお供にいかがでしょうか。それでは、コロナに負けず、また来週もお会いしましょう!***************************************PROFILE●1982年5月19日生まれ、新潟県出身、血液型A。T153、B82・W59・H84。趣味はショッピングと体の手入れ。「新みっひーランド みひなな食堂」がスカパー!で放送中。
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社会 2020年06月08日 12時00分
安倍政権で再び浮上した東京都知事選との「ダブル選挙」
安倍政権の支持率がジリジリと低下、危険水域に突入しようとしている。永田町の水面下では「首相が東京都知事選とのダブル選挙を仕掛けるのではないか」という声が再び急浮上していた――。 直接のきっかけは、立憲民主党の枝野幸男代表の発言だ。新型コロナウイルス緊急事態宣言が全面解除された5月25日、党会合で「解散総選挙がいつあってもおかしくない」と言及したからだ。 全国紙政治記者が言う。「安倍政権が5月25日に東京など首都圏を含めた全国の緊急事態宣言を解除したことは、第1波の新型コロナの収束宣言です。本来は感染者も死者も極めて少なく、世界の中でも賞賛に値する勲章もの。にもかかわらず、各メディアの最新世論調査では安倍内閣支持率は毎日新聞で27%(5月23日)、朝日新聞で29%(同23、24日)と第2次安倍政権発足以来の最低支持率に見舞われてしまった」 最大の原因は検察庁法改正案だ。政治家の逮捕も可能な検察の人事は、これまで政治不介入の聖域とされてきた。ところが、安倍政権が目論んだのは、検察トップ人事に影響力を及ぼす危険性のある法改正。狙いは、安倍政権寄りの黒川弘務・東京高検検事長を検事総長に据えること、と指摘された。 その黒川氏は検察庁法改正案が国会論議の真っ最中、賭けマージャンに興じていたことを5月21日発売の週刊文春で暴露されてしまった。結果、世論は検察庁法改正反対のムード一色となったのだ。「文春砲を受け、黒川検事長は辞任し、改正案は先送り。ほぼ同時に、自民党内からも公然と安倍批判が沸き上がり、政権末期の様相に陥った」(同) 自民党中堅議員も安倍政権の危うさをこう分析する。「永田町には、かつての青木幹雄元参院会長が唱えた『青木の法則』がある。政権支持率と政党支持率を足した数値が50%を切れば、その政権は半年以内に倒れるという法則です。今回の毎日新聞、朝日新聞の調査で毎日新聞は足した数値が52%、朝日新聞は55%と倒閣に近づいている」 そんな大逆風の中、なぜ解散総選挙の風が吹くのか。新型コロナ禍は完全に終息したわけではない。5月末には北九州市や東京などで第2波と思われる感染者増が起きている。 さらに、決定的なのは緊急事態宣言で日本経済は飲食業を中心に自粛を強いられ、厳しい経営難に直面している。中小企業の倒産は相次ぎ、リーマン・ショック(2008年)、東日本大震災(2011年)以上の経済不況が確実視されており、安倍内閣が解散総選挙など打って出られる環境とはとても思えない。 枝野代表らをはじめとする永田町界隈の「都知事選とのダブル選挙もある」という声は現実的ではない。「もちろん、コロナ禍は完全に払拭されていない。しかも、安倍政権は低支持率。到底、選挙など無理というのが普通の政治家の発想だが、安倍首相は逆。野党は大多数の国民から国政の担い手として信頼されていない。求心力が衰えた安倍政権が総選挙を打つのは『野党が弱すぎる今しかない』という強気の発想なんです」(永田町消息筋) 確かに、先の朝日新聞の最新調査で自民党支持率は前回の30%から26%に下がった。しかし、野党の支持率は最高で立憲民主党の5%がやっと。安倍首相は支持率が危険水域になっても、野党がだらしないため、『青木の法則』は例外と高を括っているわけだ。「前回2017年の284議席の大勝は無理にしても、必ず勝てると自信満々ですよ。逆に安倍首相にすれば、このタイミングで解散総選挙をやらないと、支持率は20%を切り、与党内から退陣勢力が強まりかねない。つまり、今がラストチャンスというわけです」(同) 自民党幹部が続ける。「安倍政権も選挙を十分意識しているから、トータル事業規模234兆円、GDPの4割に達するコロナ対策費を打ち出した。その中には好評の10万円給付もあるし、ありとあらゆるところに徹底してカネをバラまき、クサビを打ち込んでいる。不評の検察庁法改正もあっさり先送りした。そして、ここでもう一つ総選挙を仕掛けトドメの経済対策をやる。安倍政権の隠し玉は消費税を5%か8%に引き下げる案です。国民の信を問い引き上げた消費税だけに、下げる時も国民の信を問うという論法だ。引き下げを説く政権に異論を唱える有権者は少ない」 東京都知事選とのダブル選挙については、「都知事選は6月18日告示、7月5日投票が確定している。小池都知事が満を持して出馬表明し、宇都宮健児弁護士、ホリエモンこと堀江貴文氏らとの戦いになるでしょう。一方、国会は会期末が6月17日です。会期末解散で7月5日投票なら衆院選選挙期間は12日間だから6月23日公示となる。安倍首相が解散をヤル気なら、コロナ禍でも消費税引き下げの大義名分がある。ダブル選挙で首相が小池支持に回り、共に選挙カーからコロナ終息での共闘を訴える。小池都知事の支持率はいまだ高いだけに、相乗効果は抜群。野党は足並みがそろわないから、いくら低支持率でも安倍政権の勝利は動かないでしょう」(選挙アナリスト) かくして、安倍首相はダブル選挙で勝ち、コロナを完全に抑えれば、2021年開催の東京五輪で首相のまま居座れる。死に体、安倍政権がゾンビのように復活する究極の手法が解散総選挙なのだ。
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社会 2020年06月08日 11時50分
『サンモニ』青木理氏、横田滋さん死去で「結果的に何も進まなかった」発言に「政権批判に利用するな」と批判
7日放送の『サンデーモーニング』(TBS系)で、ジャーナリストの青木理氏が、6月5日に死去した北朝鮮拉致被害者横田めぐみさんの父で、拉致被害者家族連絡会の代表を務めた横田滋さんの名前を出して「安倍政権批判」をしたことに、視聴者から批判の声が上がっている。 番組は北朝鮮が設置した「南北共同連絡事務所」の撤廃や南北軍事合意の拒否を示唆していると紹介する。このニュースについてコメントを求められた青木氏は、「横田さんの亡くなったニュースもありましたけれど、拉致問題っていうのが、今の安倍政権のある意味、一丁目一番地ってかね。この問題で日朝首脳会談時に強硬な姿勢を取ったっていうことで、当時官房副長官だった安倍さんが一気に政界の階段を駆け上るきっかけになったんですね」と持論を展開する。 さらに、「この7年を見てみると、とにかく圧力を掛ければいいんだっていう路線で。最近は今度無条件の話をすると言ってるんだけど、結果的に何も進まなかった。日露にしても日中にしても、それからひたすらアメリカに追随するっていうこと姿勢にしてもね、安倍政権の外交ってなんだったんだろうかっていうことを、その北朝鮮のことも含めてですね、少しそろそろ総括をする時期に入ってきている」と話す。 続けて、「考えてみると、『何の結果も残せないんじゃないか』っていうようなことを言う人もいるんですね。なので、そろそろ総括するべきなのかなと僕はしていますけどね」と横田さんの名前を出し、安倍政権の外交政策批判に繋げた。 この発言に、一部視聴者から「横田さんの死を政権批判に利用している。許せない」「北朝鮮との交渉については、民主党政権もなんら動いてないし、むしろ軽視していた感がある。自民党政権にも責任はあるが、一部被害者の帰国には繋げている。拉致はないと言い続けていた党や民主党にも責任があるのに、なぜ安倍政権だけを批判するのか」「日本の国会議員全員が横田さんの想いに答えてあげられなかった。安倍さんは実際に北朝鮮に行ってるし、よくやってくれたほうなのではないか」「コロナ禍に外交の総括なんかしている場合じゃない。横田さんが亡くなったことに乗じている」と批判が殺到することに。 ただし、「安倍政権が外交で何も結果を出していないのは事実」「政権批判して何が悪い。実際政権が悪い」「とにかく安倍政権は責任を取れ」と、青木氏に同調する声もあった。 青木氏の主張についての是非はともかく、「横田さんの死を政権批判の道具にした」という印象を持った人がいたことは事実。そんな青木氏の発言に、思想を問わず発言を残念に思う視聴者が多かった。
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社会 2020年06月08日 06時00分
寄付金のため? インフルエンサーの女性が競売サイトに出品したものに批判 中止し謝罪も収まらず
新型コロナウイルスの医療支援や被害に遭った人のために、国内外で寄付活動が行われているが、海外では自身のとあるものを売り、新型コロナウイルスの支援金として寄付をすると発表した女性が話題になっている。 インドネシアでインフルエンサーとして有名な若い女性が、新型コロナウイルスの被害を受けた人のために、自身の処女を競売にかけ、そこで得た金銭を寄付すると発表して批判を浴びたと、海外ニュースサイト『VICE』と『India.com』が5月25日に報じた。女性はInstagramで34 万人近くのフォロワーを持ち、自身のアカウントで化粧品を紹介するなど、インフルエンサーとして活動していた。 報道によると、5月20日、女性は自身のInstagramのアカウントに動画を投稿し、自身の口から「自分の処女を競売にかけ、そのお金を全額、新型コロナウイルスの被害を受けた人々に寄付します」と発表したそうだ。女性は競売サイトに自身の処女の販売を登録し、値段は20億ルピア(約1500万円)からスタートさせた。 >>映画に影響を受けた男、出会い系アプリで女性からお金を騙し取る 映画に批判の声も<< 競売をスタートさせてすぐ、女性の元に「寄付ではなく売春婦のようだ」「女性を軽視している」と言った批判が多数寄せられた。批判が寄せられたことで女性は競売サイトから自身の処女の販売を削除した。 女性はその後、すぐに自身のInstagramのアカウントで処女の販売を取りやめたことを報告するとともに、「論争を巻き起こしてすみません。処女の競売はちょっとした冗談でした」と謝罪した。しかし、謝罪文を受けてさらに批判が殺到し、「冗談だったという方が最低」「窮地に追い込まれたから冗談だと言っただけ」などの声が寄せられた。現在、自身の処女を競売にかけると発表した動画の投稿は削除されているが、謝罪文の投稿は残っており、謝罪文の投稿には6月5日現在、19万近い「いいね」がついている。 このニュースが世界に広がると、ネット上では「寄付はいいことだけど処女を売るという発想は良くなかった」「女性の売名行為では」「冗談で競売サイトに販売の登録をすることは利用規約違反に当たらないのか。サイト側も迷惑」「どんな形にせよ、寄付をすることは素晴らしい」などの声が挙がっていた。 今回、この女性は自身の体を使った寄付に失敗したが、一方で成功した女性もいるようだ。 オーストラリアでモデルとして活動している20歳の女性が、2019年末から起きたオーストラリアの山火事への寄付と引き換えに、自身のヌード写真を送ると発表したと、海外ニュースサイト『INSIDER』と『Vox』が1月8日までに報じた。 同記事によると、女性は1月3日、自身のTwitterに「山火事を支援する団体に10ドル(約1090円)以上寄付した人には、私のヌード写真をメッセージに添付して送ります。寄付したことを証明するものを私にダイレクトメッセージで送って下さい」と投稿したという。女性の元には多くの寄付の報告が寄せられ、初日には約2万件の寄付証明が届き、寄付金の合計は4日間で100万ドル(約1億900万円)以上に達したそうだ。 主な寄付先はオーストラリアの慈善団体や世界自然保護基金だった。女性は実際に10ドル以上の寄付をした人全てにヌード写真を送っている。 自身の性を利用した寄付には賛否があり、目を引くアイデアであっても常識の線引きが必要だろう。記事内の引用について「An Indonesian Influencer Offered to ‘Auction Off’ Her Virginity for Coronavirus Relief」(VICE)よりhttps://www.vice.com/en_au/article/5dzp8k/indonesia-influencer-auction-virginity-coronavirus-relief「Instagram Influencer Auctions Her Virginity Online to Raise Funds for Covid-19, Apologises After Outrage」(India.com)よりhttps://www.india.com/viral/instagram-influencer-auctions-her-virginity-online-to-raise-funds-for-covid-19-relief-apologises-after-outrage-4038974/「A social-media influencer giving out nudes in exchange for donations to fight the Australian bushfires says she has raised $700,000」(INSIDER)よりhttps://www.insider.com/model-offers-nudes-scheme-donate-australian-bushfires-raises-700k-2020-1「Nude photos raised over $1 million for the Australia fires」(Vox)よりhttps://www.vox.com/the-goods/2020/1/8/21056863/australia-fires-nudes-charity-porn
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社会 2020年06月08日 06時00分
田中角栄「怒涛の戦後史」(25)元通産省事務次官・小長啓一(下)
通産大臣秘書官の小長啓一が『日本列島改造論』出版チームのまとめ役として汗を流した結果、本は昭和47(1972)年7月の自民党総裁選を前にした6月に完成した。 田中角栄が「ポスト佐藤(栄作)」の総裁選出馬を決意したことで、田中派幹部の二階堂進(のちに田中内閣官房長官)や田中の秘書の早坂茂三(のちに政治評論家)らから、「まだ出来ないか」「6月半ばの刊行は絶対に譲れないのだ」といった、やいのやいのの催促もあった。 また、その間には本のタイトルをどうするかでもだいぶ揉めた。当初、候補に挙がっていたのは「国土改造」「国土総合開発」などだったが、田中は「ちょっと堅いな」と首をタテには振らなかった。やがて小長が「日本列島改造論」と書いた紙を見せると、田中は「うん。これが一番分かりやすい。これで行く。ご苦労さん」と言って、表情を緩めたのだった。 田中は7月の総裁選に向け、右手にこの雄大な構想である『日本列島改造論』を、左手に「決断と実行」のキャッチフレーズを掲げて出馬、ライバルの福田赳夫を競り落として首相の座に就いた。尋常高等小学校卒、持ち前の明敏な頭脳に努力を重ね、それまでは官僚出身の天下だった政界に、「叩き上げ」が奇跡を起こした瞬間だった。「今太閤」「庶民宰相」との国民の熱烈な声に迎えられ、首相就任当初の支持率は、当時としては異例の60%を超えた。また、『日本列島改造論』は、最終的に93万部を超える大ベストセラーとなったのだった。 田中が首相に指名された7月6日、これで通産大臣秘書官から解放されて本省に戻れると思っていた小長に、すでに官邸に入っていた田中から呼び出しがかかった。小長は首相就任のお祝いの言葉の一つも送ろうと思っていたが、小長の顔を見るなり田中が切り出したのだった。「君、(総理)秘書官頼むぞ。列島改造をやってくれ」 いかにも、せっかちの「角さん」らしかった。やってくれるかではなく、ズバリ「頼むぞ」である。小長はその瞬間、通産大臣秘書官から総理大臣秘書官となり、2年余の政権を支えることになったのだった。 小長は総理大臣秘書官となって間もなくの、こんな思い出を語っている。「田中さんの日中国交正常化で、私も中国に同行した。向こうの人民大会堂で、突然、私に手を差し伸べてきた人がいた。なんと周恩来首相で、『あなたが“日本列島改造論”のゴーストライターですか…』と言われた。中国側の調査能力の凄さには、驚かされたものです」(『週刊新潮』2015年12月17日号) 人生において乗るかそるかのとき、物事を任せられる優秀な部下と出会えるかで、その後の運命もまた大きく変わる。小長という“忠臣”と出会った田中には、「運」の強さがあったということだった。田中の「報恩」次官 小長には忘れられない田中との思い出が、山ほどあるようだった。「初めて通産大臣秘書官として目白のご自宅に伺ったとき、いきなり田中さんから『今朝の新聞にはこう書いてあったが、これはどういうことか』と聞かれたことがあった。朝、早かったため、私は新聞を読んでいなかったが、その日のうちに全国紙など7紙の購読申し込みをしたものです。 田中さんという人は、決して人に『勉強しろ』とは言わないが、自然と人を勉強しなければならない状況に追い込んでしまう人だった」(前出『週刊新潮』) また、田中自身の「勉強家」については、こんな話もある。 田中は宴席に出ても、夕飯は目白の自宅でとるのを常とした。その後、風呂に入っていったん就寝、夜中の1時から2時ごろに起きて床の中で書類などに目を通し、また4時ごろひと眠りのあと6時には起き、7時すぎからの陳情客に備えるというものである。 そうした中、通産大臣秘書官の小長らは、夜のうちに翌日の国会での答弁資料などをつくり、田中の自宅の郵便ポストに入れておくことになっていた。それを、夜中に目を覚ました田中が自分で取りに行き、床の中で確認するというものだった。「勉強家、努力家、記憶力の凄さ、人への気配り、どれを取っても飛び抜けていた。あのようなタイプの政治家が出ることは、二度とないのではないか」 これも小長の述懐だが、小長が総理大臣秘書官を辞めて本省に戻り、やがて通産省事務次官となったさなかに、田中は脳梗塞で倒れることになる。 小長は岡山大学の法文学部卒、東大法学部卒がしのぎを削る通産省では異例の学歴だった。「岡山大卒の小長の次官就任は、田中のさしがねにほかならなかったのでは」との見方が、現在の経産省にも残っている。 田中の「報恩」ということのようであった。(本文中敬称略)***************************************【著者】=早大卒。永田町取材50年のベテラン政治評論家。抜群の政局・選挙分析で定評がある。著書に『愛蔵版 角栄一代』(セブン&アイ出版)、『高度経済成長に挑んだ男たち』(ビジネス社)、『21世紀リーダー候補の真贋』(読売新聞社)など多数。
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社会 2020年06月07日 22時30分
ショッピングビルで幻覚を見た少女が店員を刺殺!【背筋も凍る!女の事件簿】
かつて大阪府南区難波にあった某レジャービルの地下2階には、大きな池があった。 多くの店が立ち並ぶこのビルの池では、ショッピング客の憩い場として機能していたのだが、この池を舞台に衝撃的な事件が発生したのは、今から41年前の1979年2月のことであった。 1979年2月12日13時頃。池の近くの婦人用トイレで「キャー!」という女性の声が聞こえた。しばらくして、顔に血がべっとりついた若い女がヨロヨロとトイレから出て来て、「トイレで人を刺した…」とポツリとつぶやいたという。 >>女性が男性を線路へ突き飛ばし!?西船橋駅ホーム転落死事件【背筋も凍る!女の事件簿】<< 周囲は次第にパニックになり、騒ぎを聞きつけた巡回中の警察官が駆け付けると、そこには血まみれになりトイレで倒れていた女性、そして出刃包丁が転がっていた。 警察は顔に血の付いた女を逮捕。トイレに倒れていた女性はすぐに病院へ運ばれたが、背中を何度も刺されたため、すい臓や十二指腸、胃などが著しく傷ついており、しばらくして死亡した。いったい、この二人に何があったのだろうか。 刺された女性は、このビルに勤める25歳の店員Aさん。そして、Aさんを刺したのは、なんと年齢僅か17歳の無職女性・Bであった。 二人に面識はなく、犯行を目撃した人によると、Bが隠し持っていた出刃包丁を使い、Aさんの背中を突然刺したのだという。 実はこのB、元は喫茶店のウェートレスをしていたが、素行不良で退社。また、同時期に覚せい剤にも手を染めており、何度か幻覚症状を見て、病院に運ばれ、補導されていた過去があった。今回の凶行も、覚せい剤を使った幻覚から人を刺したもので、Bは逮捕後、「刑務所に入りたかった」「殺す相手は誰でもよかった」と口走っていたという。 げに恐ろしき覚せい剤乱用による衝動的殺人であるが、いったい何故17歳の少女が覚せい剤に手を染めてしまっていたのだろうか。 実は1970年代後半から1980年代初頭まで、大阪では一般市民を中心に覚せい剤汚染が広がっていたという。 特に、高校生など若い学生の間ではグループ単位で、暴力団から覚せい剤や大麻などを手にする不良学生が相次いで検挙された事件もあり、また20代~30代の若い世代のトラック運転手やタクシー運転手などにも覚せい剤の売買が行われていたという。 そのため、覚せい剤の大量摂取により、幻覚から犯罪を行う若者が例年よりも多く検挙されたのが1979年であり、本事件は「10代女性に広がる覚せい剤汚染」を世間に社会問題として強く訴えた事件であった。 なお、この2年後には、同じく覚せい剤乱用から包丁を振り回し死亡者4人を出した「深川通り魔殺人事件」が発生。覚せい剤汚染の恐怖は、何気ない日常にこそ潜んでいることを改めて世間にアピールした。文:穂積昭雪(山口敏太郎事務所)
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社会 2020年06月07日 18時00分
蝶野正洋の黒の履歴書 ★検察庁法改正案&意見する芸能人
「検察庁法改正案」の成立が見送られることになった。この改正案は、政権が必要と判断すれば検事総長などの定年を延長できるという「特例」が盛り込まれていて、それに反対意見が続出した。 確かにこれは問題があったけど、俺は単純に「国家公務員の定年延長」ということに対してはアリだと思ってる。やっぱり有能な経験者に、もう少し長く現場で働いてもらうことは今の日本で必要なことだからね。 昔と違い60代はまだ元気だし、バリバリ働ける。そういう人材を、リタイアさせるんじゃなくて、その業種の中で培った経験を活かしてもらったほうが有意義だと思う。 新型コロナで役所も保健所も人が足りないところはたくさんあるし、それは警察や消防も一緒。だから、ベテランの人たちがあと5年長くいてくれたら、全然違ってくるはずなんだよ。 言い方を変えると、公務員でも上のほうまでいったお偉いさんなんて、60歳で定年になっても天下りでどこかの団体に移るだけ。だったら、そんな人材をもっと必要とされる組織の中で、バリバリ仕事をさせたほうがいい。 だけど、それを今この時期に急いで通そうとするのは怪しいし、そりゃ、見送りになるよ。誰が考えたのかは分からないけど、カードの出し方がおかしいし、焦りすぎだよね。 こういうことを言ってると、俺もいろいろ突っ込まれそうだけど、今回の問題で芸能人やスポーツ選手がツイッターで意見を述べたり反対の立場を表明すると、ファンから「芸能人は政治の話をしないほうがいい」と避難されることがあったようだ。それで実際に意見を引っ込めた人もいるみたいだけど、俺は政治でもなんでも、関心があることだったら、それに対して意見を積極的に述べるできだと思う。 そりゃあ、ファンの中には意見が違う人もいるだろうし、それで嫌いになることもあるかもしれない。でも、それで芸能人側が黙ることはないと思う。 俺も消防について話したりしていると、反対意見が来ることがある。かつて消防団員だった人から「今の消防団は、蝶野さんが応援しているような組織じゃないです」とかね。 俺は「俺が知っている消防団員の方々は、みんな一所懸命で社会のために頑張っている。そこは世間に伝えないといけないから協力しています」と。その時は「分かりました」って返事が返ってきた。ただ、俺は彼が言っていた批判も分かる。その点は協会なり組織が変えていかなきゃいけない。でも、現場で一所懸命にやっている消防団員が同じように見られるのは間違っているし、俺はこれからもそういう人たちを応援したい。 これは俺が実際に思っていることだから、どう捉えてもらってもかまわない。もしかしたら「蝶野が言ってることは間違っている!」という意見が出てくるかもしれない。ただ、俺の意見をきっかけに消防団について考えてくれれば、それはそれでいいと思っているんだよ。「芸能人が政治の話をする」のも一緒で、もし間違ったことを言っていたとしても議論が活性化するはず。ならば、社会全体がいい方向に行くんじゃねーかな。***************************************1963年シアトル生まれ。1984年に新日本プロレスに入団。トップレスラーとして活躍し、2010年に退団。現在はリング以外にもテレビ、イベントなど、多方面で活躍。『ガキの使い大晦日スペシャル』では欠かせない存在。
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社会 2020年06月07日 07時00分
LiLiCoオススメ「肉食シネマ」 家族を傷つけてしまっても歌いたいの!『ワイルド・ローズ』
お仕事お疲れ様です! アフターコロナに、どんな新しい働き方が生まれるのか…今のところ誰にも分からないですね。でも、エンターテインメントはとても大事。映画館が徐々に開館し始めているので、きっと素敵な作品があなたを待っていると思いますよ! 今回は『ワイルド・ローズ』。ちょっぴりワイルドな女性、ローズ=リン・ハーラン(ジェシー・バックリー)が刑務所から出所するところから物語は始まりますが、冒頭から、素晴らしい歌声に心が鷲掴みされます。カントリーミュージックの奥深さに、いきなりノックアウトです。 カントリーシンガーとしてスターを夢見るローズですが、家に帰ったら子供が2人! シングルマザーだったとは驚きです。ローズのお母さんが代わりに面倒を見ていて、長く離れ離れになった家族の雰囲気は微妙な関係。そう、ローズの一番の問題は「自分は誰よりも凄くて、絶対にスターになる!」という驕り。もちろん、ミュージシャンとして売れるためには、そのくらいのガッツと気持ちがないとダメだけど、どこか、とても甘く考えているふしがある。平気で子どもたちをほったらかしにしては、夢を追い掛けてばかり。 ただ、歌声は絶品。ローズの心の中で響く、数々の素晴らしい楽器が伝えてくれるのですが、それを聴くと“スターダムの階段をきっと昇りきれる!”という気持ちにさせてくれます。「不思議だ。こんな女性、いい加減すぎて売れないわ〜」という思いと、「絶対にイケる!」の両方の気持ちが交錯し、頭を中をグルグル混乱させます。 この作品のカギは、やっぱり楽曲。映画を見終わって、私はすぐにサントラを買いました。ローズ演じるバックリーが歌ってるから、なおさら心に響き渡ります。 とにかく、才能があるローズから目が離せない。その才能は歌だけでなく、まわりの人たちに助けてもらっている人徳も一つ。お金を稼ぐためハウスメイドとして働く家の奥さんは、知り合いに「応援してあげて」といろいろ考えてくれ、あらためて、出会いは本当に人を救うと思いました。 家族か歌か…ローズが選んだ道とは? 私、個人的にはジュリー・ウォルターズ演じるローズのお母さんの本音を聞いた時、感動しました。自分の夢を娘に託して、自分は我慢しよう…と。でも、それは我慢ではなく、賭けをする勇気がなかったから、という取り方もできる。もしもあなたなら、どんなふうにローズを応援し、守りますか?画像提供元:(c)Three Chords Production Ltd/The British Film Institute 2018----------------------------■ワイルド・ローズ監督/トム・ハーパー 出演/ジェシー・バックリー、ソフィー・オコネドー、ジュリー・ウォルターズ 配給/ショウゲート 6月26日(金)全国ロードショー。■カントリー歌手になりたいと願うローズ=リン・ハーラン(ジェシー・バックリー)は、2人の子どもを抱えるシングルマザー。刑務所から出所したばかりの彼女にとっては、それはかなわぬ夢でしかなかった。そんなある日、家政婦としてローズが働き出した資産家のスザンナ(ソフィー・オコネドー)が彼女の歌を聞き、その才能に感嘆し応援しようと決める。やがて、ローズに大きなチャンスが訪れるが…。
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社会 2020年06月07日 06時00分
怒りっぽい上司に通ずる? 豊田真由子元議員の暴言の原因になった「自己肯定感の低さ」
2017年に秘書の男性に対する「このハゲー!」などの暴言が話題となった豊田真由子元議員のロングインタビュー記事が、5月26日発売の『婦人公論』(6月9日号)に掲載された。豊田氏はその中で、最近のテレビ出演のきっかけや騒動当時の心境をはじめ、その後の精神科での入院生活について語っている。 豊田氏の暴言は同年、『週刊文春』(文藝春秋)などで報道され話題になった。インタビューの中で豊田氏は、厚生労働省から政界入りした動機について、「子どもの頃から自己肯定感が低く、それもあって人の役に立つ仕事に就きたいと思い続けてきました」と語っている。自己肯定感が低い人の中には、このように、強い奉仕精神を持つ人が少なくない。この奉仕精神は、社会や福祉に対するものに限らず、会社に対して、特定の上司に対してなど、より小さなこと、人を対象とする場合もある。 これは、自身の低い自己肯定感を無意識のうちに高めようとする心理メカニズムの一つと捉えることができる。「人の役に立っている」という感覚は、自分に価値があることを実感し、存在を肯定するものであり、自己肯定感を高める働きがある。自己肯定感が低すぎると、心の健康を脅かすだけでなく、最悪の場合、自殺につながるケースもあるため、軽視できない重要な感覚でもある。 ただし、睡眠時間を大幅に減らしたり、過剰労働もいとわないような行き過ぎた奉仕活動は、結果的に高ストレス状態を引き起こしてしまう場合がある。議員職に就いていた当時の豊田氏も、慢性的にこのような状態にあったと述べている。 そして、当時の心境について、数日間で秘書のミスが相次ぎ、地元支援者の信頼を次々と損なう事態になったことが悪影響を及ぼしたとし「必死で積み重ねてきた地元の方々との信頼関係がことごとく壊されていくという恐怖から、パニック状態に陥っていた」と語っている。 当時の豊田氏にとって、支援者との信頼関係は仕事上で必要なものというだけでなく、自身の自己肯定感を支える上でも非常に価値が高いものだったに違いない。そんな豊田氏にとって、支援者の信用を失ってしまったという事実は、あまりにも致命的なショックだったはずだ。ましてや、その原因が部下の行動だったということもあり、強い被害者意識も相まって、暴言につながってしまったと考えられる。 また、自己肯定感が低く怒りっぽい上司は「自分にできるのだから誰にでもできるはず」という思いから、「できないのはさぼっているからだ」「努力が足りない」と解釈して怒りにつながっている、とする見方もあるが、豊田氏にも少なからずそうした思いがあったのかもしれない。 いずれにしても、ひどい暴言によって他人を傷付けてしまったことに変わりはない。世間から大バッシングを受けた豊田氏は、その後猛省し、死ぬことばかり考えていた時期もあったという。しかし、自ら命を断つことによって、子供たちに「自分は母を生につなぎとめるほどの価値を持たなかったのだ」という痛みを一生抱えさせるわけにはいかないとの一心から、踏みとどまることができたと語っている。そして、自分の未熟だった部分と向き合い、家族や友人、支援者など周囲の人々に支えられながら、何とか立ち直ることができたようだ。 自分が家族や友人ら周囲から必要とされているという実感は、自己肯定感を高める上でとても重要なキーポイントになる。また、自分の好きなこと、得意なことや長所などポジティブな面を見つけて、普段からそれをより強く意識するというトレーニングにも自己肯定感を高める効果がある。そして、そういった自分の持つ特徴が活かせるような活動につなげていき、成果を実感することができれば、より自己肯定感を高めることができるだろう。文:心理カウンセラー 吉田明日香記事内の引用について『婦人公論.jp』より https://fujinkoron.jp/articles/-/2072
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