社会
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社会 2012年10月25日 11時45分
名古屋の小学校教諭が女子児童の着替えを140回盗撮
なんとも、許しがたい教師がいたものである。 愛知県警港署は10月22日、教室にペン型のビデオカメラを置き、担任を務める小学5年生の着替えを盗撮したとして、建造物侵入と軽犯罪法違反の疑いで、同県名古屋市立港西小学校の男性教諭(31=同市瑞穂区)を書類送検した。 書類送検容疑は、4日午前8時20分頃、女子児童が着替えに使う学習室に侵入し、黒板のチョーク置きにペン型ビデオカメラを設置、着替えの様子を隠し撮りした疑い。また、16日にも同様にカメラを設置した疑い。 男性教諭は容疑を認めており、「(女子児童の)普段見られない姿を見ることができるので興奮した。07年夏頃から140回ぐらいやった」と供述しているという。 同署によると、16日に学芸会に向けた練習をしていた児童がカメラを見つけ、学年主任に相談し、発覚した。 学校内の調査に対して、男性教諭はカメラを自分の持ち物と認めたが、カメラからメモリーカードを取り出して壊した。その理由を「プライベートの見られたくない画像があったから」と話したという。 男性教諭は当初は盗撮目的を否定したが、その後認め、校長に付き添われて17日に港署に出頭した。 市教育委員会は「教育者としては許しがたい行為で大変に遺憾。事実を確認した上で、厳正に対処する」としている。(蔵元英二)
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社会 2012年10月25日 11時00分
40代以上必読 「葬式」の値段 簡素化する「終活」の実態(3)
葬儀にお金をかけないなら、お墓にも同じように無駄金は使わないというのも自然の流れ。マンション型はもちろん、もはや、お墓すらいらないという人も増えているというから驚きだ。 「妻が亡くなったとき、お墓をどうするかが問題でした。田舎から東京に出てきて数十年がたち、次男の私は自分でお寺を探さなければなりません。しかし、子供もいないので、高い墓地使用料を払い、戒名をもらっても仕方ないのです。結局、都下の霊園で樹木葬をすることに決めました。自然に囲まれた墓地でとても満足しています」(東京都Aさん・73歳) 樹木葬とは、先祖代々のお墓を受け継ぐのではなく、一定の区画に墓石代わりに樹木を植える埋葬の仕方。日本では1999年に岩手県一関市の智勝院で誕生したのが始まりといわれている。独身高齢者や跡取りのいない人に人気があるが、最近では子供がいる家庭でも、あえて樹木葬を選ぶ人も多いという。 今年8月には東京都多摩地区にある都立小平霊園で『樹林墓地』の募集が初めて行われたが、500人分の募集に対して16倍を超える申し込みがあったばかり。しかもその中で「生前の申し込み」は325人分に対し、21倍を超えたというから、今や、ちょっとしたブームとは言えないくらいに多くの人が、従来とは大きく違う“人生の終わり方”を考えているのだ。 「元々、檀家制度など古くさい決まりにとらわれることに抵抗がありました。戒名をもらって数十万円、お盆や法事のたびに寸志を包み、やれ寺の改修だ増築だと寄付を求められる。宗教に対する思い入れもあまりないので、私が死んだら散骨してくれと妻には頼んであります。妻も納得してくれましたね。逆に妻が先に逝った場合は当然、私が散骨します」(72歳・男性) 驚く事なかれ、ネット上には『プライベート散骨プラン』『散骨クルーズプラン』など、船をチャーターして海上で散骨する商品までもが売りに出されている。 日本人の宗教観、葬儀に対する考え方はここまで変化していた。大きな霊園で高級御影石の墓石を建て、ご先祖様を敬うのがステイタスだった時代はバブルとともに消え去った。お墓さえ持たない時代がやってきたのだ。さて、あなたならどうしますか?
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社会 2012年10月24日 15時00分
外国人違法献金がバレた田中法相 地元・横浜の“フイクサー伝説”
内閣改造後、わずか3日でスキャンダルにまみれた野田内閣。もはや、お家芸とも言われる「外国人企業からの違法献金」で、3人もの閣僚が糾弾されたが、その中でさらなる疑惑が注目される人物がいる。 それが、ほかならぬ田中慶秋法相なのだ。政治部記者がこう話す。 「今回の醜聞は、田中氏が代表を務める民主党神奈川県第5区総支部が、台湾籍の会社経営者から計42万円の献金を受けていたものだが、田中氏は『昨年の東日本大震災後に同氏が帰国し、国籍がわかった』と弁明。その後も返金していなかったことから、悪質と評判になっているのです」 ちなみに田中氏は、診療報酬の不正請求事件で起訴された人物が経営する医療法人から献金を受けていたことが'08年に発覚。その際にも後日返金しているが、こうした“前科”があるためか、さらなる疑惑が持ち上がっているのだ。 「注目を集めているのは、地元・神奈川にあるJR戸塚駅西口の再開発なのです。この計画は'62年に決定し45年間も店晒しとなっていたが、'07年に着工にこぎ着けた。ところが、再開発の実権を握る田中氏の下を建設業者が日参し、『かなりの裏金が渡った』との指摘があるのです」(同) また、地元・神奈川県の建設業者はこう話す。 「田中さんは地元でフィクサーとも呼ばれており、若手議員の選挙応援に駆けつける際には、白い麻のジャケットにサングラス姿。そのスジと見紛うばかりのいでたちなのです。また、過去には『議員の本分は地元の発展に貢献し、その対価として稼ぐこと』などと若手議員に話したこともあり、利権で騒がれたことも一度や二度ではないのです」 もっとも、こうした疑惑が高まり始めたためか、「地元の労組票を取りまとめる力は絶大」と言われた田中氏の威光にも、陰りが見えているという。 「田中の秘書を務めた水戸将史参議院議員が、先月、日本維新に移籍したのは衝撃的でしたが、今回の醜聞で有権者離れも起きている。新たなスキャンダルが発覚すれば、田中を頼みとしてきた地方議員らが民主党を離脱する可能性も否めないのです」(政治部デスク) 田中氏のさらなる疑惑には、野田総理も戦々恐々?
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社会 2012年10月24日 11時45分
痴漢取り締まり担当の巡査長が電車内で女子高生の太ももをお触り
もはや、世も末というべきなのか…。 兵庫県警須磨署は10月22日未明、電車内で私立高校3年の女子生徒(18)の体に触ったとして、県迷惑防止条例違反(痴漢行為)の疑いで、大阪府警阿倍野署勤務の巡査長・石井大輔容疑者(27=京都府宇治市六地蔵奈良町)を逮捕した。石井容疑者は「やりました」と容疑を認めているという。 逮捕容疑は21日午後5時すぎ、JR山陽線明石〜須磨間を走行中の快速電車内で、隣に座っていた女子生徒の太ももを、およそ10分間にわたって触った疑い。女子生徒が「触ったやろ」と声を掛けたが、立ち去ろうとしたため、女子生徒が追いかけ、車内にいた男性乗客2人が取り押さえ、須磨駅で駅員に引き渡した。 現職の警察官が痴漢行為で逮捕されただけでも驚きなのに、石井容疑者は阿倍野署で痴漢などを取り締まる生活安全課に勤務しているというから、あきれてモノがいえない。取り締まる立場が、自ら痴漢行為を行ったとは考えられない。 実家が兵庫県内にあるという石井容疑者は、この日は公休日で、「親戚の家に向かう途中だった」と話しているという。 大阪府警によると、石井容疑者は07年に採用されて以降、阿倍野署で勤務しており、今年4月から生活安全課に異動。勤務態度に問題はなく、処分歴もなかった。 府警の渡壁一次監察室長は、「誠に遺憾。捜査結果を踏まえ、厳正に対処する」とのコメントを出した。(蔵元英二)
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社会 2012年10月24日 11時00分
40代以上必読 「葬式」の値段 簡素化する「終活」の実態(2)
今から10年前に東京都生活文化局が行った『葬儀に関わる費用等調査報告書』によると、葬儀社への支払い額は最高で850万円、最低で3万8000円、平均で176万9000円だった。その後、年を追う毎にその金額は減少し続けているという。現在はインターネット上に、安さを売りにする仲介業者が溢れている。たとえば『直葬15.8万円、家族葬29.8万円』『追加料金無し総額15万円』などなど、格安のプランが目白押しだ。 「業界では大手流通のイオンが葬儀事業を始め、全国一律19万8000円の料金プランを打ち出したことが大きいですね。葬式というと、高額な費用がかかるのではないか、葬儀屋の言い値にだまされていないか、など不安を持つ人が多かったのです。それをイオンは、わかりやすい料金体系で示したことにより成功した。今ではネットで料金を比べ、より安い業者へ事前に相談に行くパターンが普通になっています。今後はそういった人がさらに増えていくでしょうね」(前出・寺尾氏) 確かにイオンの葬儀はわかりやすいのが特徴。遺体搬送から花の手配に加えて、全国全宗派の寺院まで紹介してくれる。しかも支払いはイオンカードでOK。フリーダイアルでコールセンターに電話1本することで、すべて手配が完了し、しかも明瞭会計とくれば利用者が増えるのも納得だ。もっともその明瞭さが逆に災いして、仏教界からの反発を招いたという過去がある。 「以前のイオンのホームページには、戒名料の目安が記載されていました。全ての価格を明確にするというお客のニーズに応えたものだったのですが、これに仏教教団で作る全日本仏教界が反発した。『布施は宗教行為。営利企業が一律の価格体系を示すのはいかがなものか』というのがその理由です。確かに戒名料は地域や寺によってさまざまなのは確か。しかし、全国的な目安が明らかになってしまうと、儲けに響くというのが仏教界の本音でしょうね。現在は両者間の話し合いの結果、該当項目は削除されています。しかし、これは『必ずしも意見書を受け入れたというものではない』(イオン関係者)ということで、今でもサポートセンターに問い合わせれば、いつでも教えてくれますよ」(流通業界紙記者) 一方、イオンに続けとばかり、中小の葬儀屋も活発な宣伝活動を展開している。都内のある会社では9万8000円の直葬プラン(火葬料別)を出したところ、客のほとんどがそのコースを選んでいるという。通夜、告別式は当然行われず、大げさな花の飾りもなし。病院から安置所へはワゴン車で運ぶ。 「父親が亡くなった時に、せめて葬式くらいは立派に出してやろうと決めていました。しかし、周りに白木の立派な祭壇で葬式をあげている人なんていないんですよ。高齢の父には弔問客もあまりいませんし、結局、ひっそりと家族だけで火葬して終わりにしました。簡単でお金もかからないし、これなら、自分や妻の時も同じでいいと思いますね」(57歳・会社員) このような、葬儀に対する消費者意識の変化は、当然、葬儀屋の業務形態をも変えさせた。かつての葬儀は、松竹梅のコースで料金を区分けし、数十万円もする白木の祭壇で豪華に飾るものも多かった。葬儀屋にとって使い回しの利く祭壇は、まさにカネを生み出す打ち出の小槌だったのだ。しかし、もはや葬式バブルも崩壊。生前の地位を誇示するような派手な葬儀など、一般人のみならず、芸能人でもごく一部らしい。 「以前の葬儀屋は病院などと提携し、死者が出たら仕事を受けるというような形態が多かった。大規模な病院で独占的に契約を結ぶとなると、年に2000〜3000万円もの契約料がかかったんです。当然、それらは皆さんの葬儀代から支払われることになる。いかに高い料金を払わせられていたかわかるでしょう? しかし、そんな時代はもはやとっくに過ぎ去りました。バブル時に立派なセレモニーホールを建築した葬儀会社などは、開店休業状態で借入金を返済することすらままならない所も出てきています。昔はサラリーマンが亡くなると、会社関連の弔問客が多数訪れた。しかし、不景気な今のご時世、会社からはお金も人も出ません。弔問客が親戚だけなら、いっそのこと家族葬でいいやと考える人が増えてきたのもうなずけますね」(前出・寺尾氏)
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社会 2012年10月24日 11時00分
大阪・日本橋に悪質メイド店乱立
秋葉原と並ぶ西のオタクのメッカ、大阪・日本橋の通称「オタロード」が騒々しくなっている。メイド喫茶やその関連店舗の競争が激化し、店員による強引な客引きと過激なサービスが物議をかもしているからだ。 悪質店の客引きメイドのターゲットは、見るからに大人しそうなオタク。彼らは「気弱で金持ち、そして脅されてもほとんど被害届を出さない」(関係者)と店には絶好のカモなのだという。 「同伴来店でチップを強要、ねだられるままにジュースを奢ると、それが1杯3000円。とても若者相手の店とは思えません」(地元風俗記者) サービスもエスカレートする一方だ。 「お触り、“ラップ・キッス”は序の口で、散歩した後ホテルにお泊まりのコースを組んでいるところもある。店側は“裏オプ(ション)”などと呼んでいて、中にはメイドが勝手に裏オプで客をとっているところもあるようです。過激サービスをやってるうちに、彼女たちが金儲けに味を占めたということでしょう」(風俗ライター) ここまで状況が悪くなった背景には、今年の初めの関東系メイド店の大挙出店を指摘する声が多い。 「サービスが過激になったのも客引きが露骨になったのも、アキバの大手が来てから。ウチも何とか対抗しなければならないのはわかっているけど、さすがに未成年店員は目に付きやすい。だから強引な商売になってしまうんです」(地元メイドエステのオーナー) いつの間にやら無法地帯のようになってきた「オタロード」。地元の商店からは、この際、組織を作り優良店を自主的に決めようという動きも出ているという。 健全化は進むか。
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社会 2012年10月23日 16時00分
裁判で明らかになった結婚詐欺師の手口
交際していた女性に結婚をチラつかせ、現金をだまし取っていた“結婚詐欺男”、福地正行被告(38)の初公判が9月25日、東京地裁で開かれた。 初公判で判明した被害者は2名。その両名とも、いわゆる「お見合いパーティー」で知り合ったという。一人目の被害者、Aさん(29)には昨年7月に交際を申し込み、年収600万の独身教員を装っていた。ほどなくして「結婚を前提に同棲したい」と真剣さをアピール。そして高卒なのに「新婚旅行としてドイツへ行こう。大学の先輩が旅行会社をやっている」などと、Aさんの母親に金を振り込ませた。さらに「結婚するならもっと良いマンションに住もう」と、7000万円近くもする分譲マンションの内覧にも行っているのだ。 「頭金について福地被告は、一部払うから残りをとりあえず払ってくれないかと言い、Aさんの母親に振り込ませました。Aさんはすっかり福地被告を信じてキャッシュカードも渡しており、福地被告はその金を競馬や沖縄旅行などに使ったのです」(同) 2人目の被害者、Bさん(35)とは、Aさんとの交際中の昨年9月に知り合い、交際を申し込む。同じく独身の教員を装い、旅行代金をだまし取った。そしてBさんの実家を訪れ「私立高校の強豪バスケ部のコーチに誘われている。水戸のマンションに住もう」と誘い、Aさんのときと同じように、頭金を振り込ませた。 どちらも最後は「実母がガンで死にそう」と、母親の病気を理由に旅行をキャンセルし、トンズラしたという。 「婚活女性にとってみれば、福地被告は大卒で収入が安定していて、結婚へ向けて積極的な素敵な男性だったんでしょう。ところが、とんでもない詐欺野郎だった。女性たちがあまりに可哀想ですよ」(同) 初公判では2人の被害者についての詐欺が明らかになったが、今後の裁判で、さらに複数人の被害者についての詐欺が明らかになる予定だ。 いったい何人の女性が犠牲になったのか?
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社会 2012年10月23日 11時45分
39歳の無職男が関西3府県で下半身露出200回
路上で女性に“開チン”する事件は少なくはないが、さすがにここまでの回数となると驚き以外のなにものでもない。 大阪府警西淀川署は、10月18日、路上で女性に下半身を露出したとして、公然わいせつの疑いで、無職・干場(ほしば)秀夫容疑者(39=住所不定)を逮捕、追送検し、捜査を終結した。 逮捕、追送検容疑は9月13日深夜、大阪市西淀川区の路上で、パートの女性(21)に下半身を露出した疑い。その他、同区内での2件の露出容疑でも送検された。 同署の調べに、干場容疑者は「女性にばかにされ、女性が逃げ惑う姿を見て優越感を味わいたかった」などと供述している。 同署によると、干場容疑者は携帯電話のスケジュール機能に、事件の内容、場所や、「無視された」「どん引き」といった女性の反応などを記録。犯行を「セクシュアル・ハラスメント・テロ」と名付け、「ST(セクシュアル・ハラスメント・テロ)成功」などと記していた。 記録は5月12日から9月まで及び、9月10日には「祝200回」とあり、大阪、兵庫、京都の3府県で計210回以上、露出行為を繰り返したとみられている。 それにしても、210回以上というのは尋常な回数ではない。干場容疑者は「毎日のようにやった」と供述したが、5〜9月までの約4カ月では、毎日やっても120回程度にしかならず、計算上は毎日2回程度、露出していた計算になる。 そこまでの熱意があるなら、それを仕事など、もっと別のことに向ければ良かったのではないかと思わざるを得ない。(蔵元英二)
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社会 2012年10月23日 11時00分
忍び寄る乗っ取り危機! 自動車業界再編の標的は インドの暴動が尾を引くスズキか 海外生産比率のあがらないマツダか(2)
フィアットにまつわる情熱的なエピソードには続きがある。スズキと同社株の19.9%を保有するVWの関係は既に険悪化している。乗っ取りの危険性を察知したスズキの腰が急速に引けたのが真相らしいが、舞台裏は複雑怪奇だった。前出ウオッチャーが続ける。 「フィアットはスズキとVWの間にクサビを打ち込むべく、スズキにディーゼルエンジン供給を持ちかけたのです。これにスズキが飛びついたから、さあ大変。フィアットがもくろんだように、これでスズキとVWの関係は決定的に悪化したのです」 さすが、情熱家にして策略家として知られるマルキオンネCEOの面目躍如というしかない。皮肉なことに、そんな青い目トップのさもしい魂胆を後押しするかのように、スズキの株価はパッとせず、逆に株の買いあさりには格好の追い風が吹いているのだ。 「インド暴動の傷が癒えないせいもありますが、株価が冴えない最大の理由は、国内軽市場でダイハツに抜かれて2位に落ちたうえ、3位のホンダの猛烈な追い上げにあっていること。ところが、スズキの経営陣からは危機感とは裏腹に、お家騒動の火種が漏れてくるのだから尋常ではありません」(大手証券マン) 実際、スズキの鈴木修会長兼社長は9月6日、都内で開いた軽自動車『ワゴンR』の発表会見で「うかうかしていたら3位や4位に転落してしまう」と語気を強めた。今年1〜8月の軽シェアが前年同期比2.5ポイント減の29.2%と、初めて3割を下回った(昨年度は30.5%)のだから無理もない。 「スズキがダイハツの後塵を拝し、他社の追い上げに悲鳴を上げる最大の理由は『台数よりも収益確保』を前面に出したからです。自社登録(ディーラーが自分の会社名義で登録すること)の手法を駆使すれば台数は伸びる反面、収益に寄与しないとの反省からで、この指揮を執ったのは田村実副社長。会見当日、意図的に鈴木会長をいら立たせる質問を浴びせるように仕向けることで田村副社長を失脚させようと画策したとの怪説や、田村副社長サイドがインド問題で鈴木会長の責任を問おうとしているなどという、耳目を疑うおどろおどろしい話もうわさになっている。これでは株価回復など望むべくもありません」(前出・証券マン) 一方、マツダの山内孝社長は、かたくなにフィアットのラブコールを無視し続けたいのか、この期に及んでも同社との資本提携交渉を否定している。それとどうつながるのか、マツダ関係者は米フォードが来年早々にも打ち出す新体制に注目する。マツダで社長を務めた経験があるマーク・フィールズ上級副社長が「次期社長として事実上内定した」というのだ。 「フォードが再びマツダの後ろ盾となる布石なのか、それとも野心満々なフィアットに対し『好きなようにさせないぞ』と牽制する狙いなのか。もし後者ならばフィアットはスズキ攻略に全力投球するでしょう」 そんなマツダ関係者の見立て通りになるか、自動車業界から目が離せない。
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社会 2012年10月23日 11時00分
40代以上必読 「葬式」の値段 簡素化する「終活」の実態(1)
残暑が厳しかった今年の9月。中旬を過ぎてなお最高気温が30度を超えた敬老の日、神奈川県横浜市にある某セレモニーホールには、高齢者たちの、外の気温にも負けない熱気が満ちていた。夫婦で参加するもの、単身で、あるいは知人と連れ立って参加するもの、その数200人あまり。実は『終活』セミナーに参加した人たちなのだ。 『終活』。まだまだ聞き慣れない人も多いだろう。あるインターネット調査では、60歳以上の男女の内、約45%の人が「知っている、聞いたことがある」と回答し、10%の人が実際に終活を始めているという結果があった。また同時に『エンディングノート(万一に備えて自身の希望を書き留めておくノート)』に関しては、約40%の人が書いてみたいと答えている。 そう、終活とは『いずれ訪れる人生の終わりを迎えるにあたり、前もってするべきことをまとめた活動』のこと。具体的に何をするのかというと、生前のうちに自分の葬儀やお墓を準備する、財産の相続計画を立てておく、遺書を作っておくなどがある。 セミナーに参加していたTさん夫婦(男性68歳、女性65歳)は、「こんな時代だから、私たちが死んだ後に子供になるべく迷惑をかけたくないと、夫婦で相談して参加しました。葬儀をいくらで済ませるか、お墓をどうするか、など今のうちに決めておけば安心できますしね」と、話してくれた。 同じくSさん(70歳)は今年、住んでいる団地で孤独死をしていた老人に続けて遭遇したことが、参加のきっかけだったという。2011年に民間研究機関『ニッセイ基礎研究所』が公表した65歳以上の孤独死(自宅で死亡し、発見まで2日以上経過)の年間推計値は、全国で2万6821人にものぼる。 「私は10年前に主人が亡くなってから独り暮らしをしています。子供もいないし、遠方に親戚はいますがあまり付き合いをしていません。自分が将来死んだ後、どうなるのか考えたら急に不安になりました。終活セミナーの参加は今回が2回目です」 Sさんは、ささやかな貯えの中で、自分が死んだ後に葬儀や遺品整理など死後の諸手続きや事務を代行してくれる“保険”の相談にも興味を持ったという。 近年、このように自分の最期をあらかじめ決めておこうという高齢者が急増している。実際、週末ともなれば全国各地で終活セミナーが開催され、軒並み満員御礼。葬儀屋、保険会社なども新たな顧客開拓の場としてセミナー開催に力を注いでいるのだ。 そんな終活セミナーだが、参加者の一番の注目は、やはり葬儀のこと。自分が死んだ後では人任せになるだけに、今からきちんと自分自身で決めておきたいという人がほとんどだ。家族葬専門の葬儀社『オフィスシオン』寺尾俊一氏が、最近の葬儀事情を教えてくれた。 「去年、私が実際に調べたデータですが、都内で行われた葬儀の実に3分の1が“直葬”だったのです。直葬とは葬式を行わずに、死亡したら直接火葬することです。これはもう日ごとに増えていますね。もはや葬儀にかかる費用は、安ければ安いほどいいという考え方が普通に広まっています。中には霊柩車も使わず、ご自身の車でご遺体を運ぶ人もいますよ」
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都知事選 ラストサンデーで石原氏を袋叩き
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都知事選特集 占い師対決
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谷隼人が都知事選候補者を応援
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都知事候補 黒川氏がメイドさんと“合体”
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都知事選 ドクター中松、夜の渋谷交差点で新発明「回転舞台」披露
2007年03月30日 15時00分
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都知事選 石原氏「厳戒歌舞伎町演説」で語った手柄話
2007年03月29日 15時00分
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石原陣営に焦りアリアリ!? 今朝の政見放送でまさかの慎太“老”ぶし炸裂!!
2007年03月28日 15時00分
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都知事選政見放送で仰天マニフェスト
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都知事選「浅草雷門で時間差対決、石原VSドクター中松」
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都知事選 浅野スニーカー街頭演説でセクシーポーズ
2007年03月24日 15時00分
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都知事選 石原氏満員電車でGO!
2007年03月23日 15時00分
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都知事選きょう告示、石原氏ら第一声
2007年03月22日 15時00分
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桜金造都知事選正式表明
2007年03月20日 15時00分
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都知事選 黒川氏が石原知事をホリエモン呼ばわり
2007年03月19日 15時00分
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ホリエモン実刑
2007年03月16日 15時00分
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丸山弁護士東京都知事選出馬へ
2007年03月09日 15時00分
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石原カジノ構想消滅!?浅野氏に“追い風”吹く
2007年03月07日 15時00分
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上層部スタッフが告発 NOVA 怪文書
2007年02月21日 15時00分