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痴漢取り締まり担当の巡査長が電車内で女子高生の太ももをお触り

 もはや、世も末というべきなのか…。

 兵庫県警須磨署は10月22日未明、電車内で私立高校3年の女子生徒(18)の体に触ったとして、県迷惑防止条例違反(痴漢行為)の疑いで、大阪府警阿倍野署勤務の巡査長・石井大輔容疑者(27=京都府宇治市六地蔵奈良町)を逮捕した。石井容疑者は「やりました」と容疑を認めているという。

 逮捕容疑は21日午後5時すぎ、JR山陽線明石〜須磨間を走行中の快速電車内で、隣に座っていた女子生徒の太ももを、およそ10分間にわたって触った疑い。女子生徒が「触ったやろ」と声を掛けたが、立ち去ろうとしたため、女子生徒が追いかけ、車内にいた男性乗客2人が取り押さえ、須磨駅で駅員に引き渡した。

 現職の警察官が痴漢行為で逮捕されただけでも驚きなのに、石井容疑者は阿倍野署で痴漢などを取り締まる生活安全課に勤務しているというから、あきれてモノがいえない。取り締まる立場が、自ら痴漢行為を行ったとは考えられない。

 実家が兵庫県内にあるという石井容疑者は、この日は公休日で、「親戚の家に向かう途中だった」と話しているという。

 大阪府警によると、石井容疑者は07年に採用されて以降、阿倍野署で勤務しており、今年4月から生活安全課に異動。勤務態度に問題はなく、処分歴もなかった。

 府警の渡壁一次監察室長は、「誠に遺憾。捜査結果を踏まえ、厳正に対処する」とのコメントを出した。
(蔵元英二)

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