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厚労省職員が電車内で警視庁男性の股間触る!

 痴漢被害は女性だけではありません。

 警視庁四谷署が5月21日、厚生労働省雇用均等・児童家庭局の主査の男(40)を、電車内で警察庁の40代の男性技官にわいせつな行為をしたとして、東京都迷惑防止条例違反容疑で現行犯逮捕していたことが分かった。男は容疑を認めており、既に釈放されている。

 逮捕容疑は17日午前8時40分頃から午前9時5分頃までの間、JR中央線の車内で男性技官の股間を触るなどした疑い。

 同署によると、男性技官が男を取り押さえ、四谷駅で同署員に引き渡した。2人に面識はないという。2人はともに通勤途中で、男性技官は「繰り返し、何度も触られていやになった」などと話しているという。

 厚労省雇用均等・児童家庭局総務課は「現在、事実確認を進めている。確認できれば厳正に対処したい」としている。

 それにしても、気持ち悪い話である。よもや、男性が電車内で痴漢被害に遭うとは思ってもいなかったであろう。男は約30分もの間、男性技官の股間を触り続けたというから、被害者もたまらなかったに違いない。

 しかも、加害者は厚労省職員という立場ある身。そんなことをしていいかどうかの判断はつくだろう。それとも、相手が男性なら大丈夫とでも思ったのだろうか。同性愛は個人の趣向で、それをどうこうはいえないが、痴漢はいけません。国家公務員たる者、ふだんの生活でも国民の範となる行動をしてほしいものだ。
(蔵元英二)

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