社会
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社会 2012年11月04日 11時00分
“森口騒動”の余波か 発表に二の足を踏む研究員が増加!?
iPS細胞(人工多能性幹細胞)臨床応用に、世界で初めて成功したと大ウソをついた森口尚史氏(48)。その強烈なキャラクターが、思わぬ波紋を呼んでいる。 熊本大学発生医学研究所の上野太郎研究員(31=神経科学)や粂和彦准教授(50=同)らの研究チームが、ショウジョウバエの脳の仕組みを解明。この研究結果を10月14日、英科学雑誌『ネイチャー・ニューロサイエンス・電子版』に発表し、大きく報道された。 ここまでは実にめでたいことなのだが、一連の報道に少々困惑気味なのが当事者である上野研究員だ。まず、かいつまんで研究成果を解説してもらおう。 「新たな発見は、ハエの睡眠をつかさどっている神経回路と記憶を行う神経回路が違うという点です。簡単に言うと睡眠と記憶を別々に制御できる可能性が出てきたのです」 睡眠や記憶にはドーパミンという神経伝達物質が重要な役割を果たしている。この物質の特性から、眠りながら学習(記憶)することは難しいと考えられてきた。ところが上野研究員らは睡眠・覚醒の回路と学習などの回路は別々に働くことを突き止めたのである。 それが“森口事件”とどう関係があるのか。 「世間が『著名科学雑誌に掲載』とか『○○研・研究者』というキーワードに胡散臭さを感じているこのタイミングですから、プレスリリースしないという選択肢もあったのです。リリースはしたのですが、結果、この研究が『睡眠学習が実現する』という方向に拡大解釈されないかという懸念があります。しかしその一方で、専門的な内容を語るだけでなく、わかりやすい『睡眠学習の可能性』という夢も語りたい。が、そうすると世間は、森口氏の一件と重ねて私たちの研究を見やしないか。この葛藤が今もあるのです」(上野氏) “森口事件”がまじめな研究者に与えた影響は、心理面も含め計り知れないくらい大きいようだ。
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社会 2012年11月03日 17時59分
女子高生風の格好で女子高生に痴漢した男を逮捕
なんとも、ややこしい事件が起きた。 神奈川県警金沢署は10月31日、女装をして女子高生の下半身を触ったとして、県迷惑行為防止条例違反(痴漢)の容疑で、自称会社員・大西香容疑者(49=同県横浜市金沢区釜利谷東)を逮捕した。 大西容疑者は「体には触れたが、下半身には触っていない」と、容疑の一部を否認しているという。 逮捕容疑は22日午後8時頃から同5分頃までの間、自宅近くの商業施設内のエスカレーターで、同県逗子市に住む県立高校3年の女子生徒(17)の尻などを触ったとしている。 同署によると、大西容疑者は身長160センチくらいと男にしては背が低く、犯行時は化粧をしてマスクを着用。茶髪系のかつらをかぶり、ミニスカートにブラウスとカーディガンを着用し、足にはハイソックスとローファーを履いて、女子高生のような格好をしていたという。 エスカレーターで女子生徒の肩を後ろから叩き、「私はしゃべれない子です。女の子が好きな女性です。あなたと触れ合いたいです」といった内容の文面を書いたスマートフォン(多機能携帯)の画面を示し、女子生徒が驚いている隙に触ったという。 同署には今年の夏頃から、類似した被害情報が4、5件寄せられていた。通報を受けた同署員が現場近くで連日張り込んでおり、30日午後8時頃、女子高生風の服装でベンチに座っていた男を発見。職務質問したところ、犯行への関与を認めたため31日未明に逮捕した。 若い男の女装ならまだしも、大西容疑者は49歳。いい年をしたオジサンが女子高生風の格好をしたら、かなり目立ったはず。相手の警戒感をやわらげるための女装だったのかもしれないが、逆効果に思えてならない。(蔵元英二)
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社会 2012年11月03日 16時00分
「おい、小池!」絶倫ぶりを抑えきれなかった 11年半大胆逃亡生活
300万円もの懸賞金がかけられた指名手配犯が、思わぬ絶倫生活を送った末に死亡したことが判明した。 その人物こそが、「おい、小池!」の手配ポスターで徳島県警から全国指名手配されていた、小池俊一容疑者(52・殺人容疑)なのである。 「小池容疑者は、岡山県岡山市内の8階建てマンションの一室で女性(67)と同棲。10月19日夜にこの女性が、トイレでうずくまっている同容疑者を見つけて119番通報したが、搬送先の病院で死亡が確認されたのです」(地元紙記者) 死因は「心臓疾患による病死」だったというが、小池容疑者の素性がバレて大騒ぎとなったのは、その後の成り行きから。 「実は小池は15歳も年の離れたこの女性と、'05年から同棲しており、『小笠原準一』と名乗っていた。そのため火葬許可書や埋葬許可書が取れず、葬儀会社が警察に通報。指紋照合の末に、小池俊一だと判明したのです」(社会部記者) 小池容疑者は'01年に、徳島市内の県営住宅に住む松田優さん(66)を撲殺し、4000万円の入った預金通帳と現金(額は不明)を奪って逃走。翌日には淡路島の別荘で、松田さんの長男・浩史さん(38)を同じく撲殺し、建物に放火した疑いが持たれていたが、容疑者の死亡で事件の真相は闇に葬られることとなったのだ。 ただ、気になるのは警察から逃げ延びた同容疑者の潜伏生活だろう。実は、同容疑者は大方の捜査員らの期待を裏切る同棲生活を、このマンションで送っていた。前出の社会部記者がこう語る。 「同居女性によると、2人の出会いは7年前。彼女が勤める小料理屋に小池がフラリと立ち寄ったことがきっかけだという。間もなく小池は女性の部屋に転がり込み、仕事もしないまま月に2万円ほどの小遣いをせびっていたというのです」 また、マンションの同じ階に住む若者はこう話す。 「ここは繁華街に近いのに、1Kで3万5000円と家賃が格安。ただ生活音は筒抜け。今思えば、夜中に部屋からあの時の声が度々聞こえてきて、『年の割には、お盛んだな』と思ったことがある。男はポスターの写真とは面ざしが違い、老けて見えたから夫婦かと思っていたのです」 それだけ逃亡生活は、性欲が溜まりやすいのか?
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社会 2012年11月02日 16時00分
覚せい剤の値が頭打ち 脱法ドラッグ事件多発の理由
吸引すると幻覚を起こす恐れがある「脱法ハーブ」での事件が後を絶たないが、それには根本的な理由があるようだ。 愛知県春日井市では10月10日、高校1年の女子高生(16)が車に跳ねられ死亡。春日井署が自動車運転過失傷害容疑で現行犯逮捕された会社員のライトバンを捜索した結果、脱法ハーブとみられる植物片を押収。堀田容疑者は「ハーブを吸って運転した」と供述している。また、7日も静岡県菊川市のアパートで、41歳の男性が自宅で脱法ハーブを吸って大暴れした揚げ句、死亡する事件も起きている。 注目すべきは、沖縄県の南大東島で起きた事件。薬物を台湾船籍の船から受けとり密輸したとして、10月4日に韓国人の男と地元の漁師が福岡、沖縄両県警に逮捕された。両県警では、南大東島の沖合で覚せい剤の瀬どりが行われるとの情報を得て内偵を進めていた。 「薬物は、脱法ドラッグの原料となる指定薬物でした。しかも20キロとハンパな量ではない。この事件に絡み、警察の動きを知った暴力団員が摘発を恐れ逃走を図りましたが、その後、南大東島のサトウキビ畑で自殺しているのが発見されています」(地元紙記者) このことから見ても、脱法ハーブが拡散する理由が見えてくる。薬物捜査関係者が言う。 「暴力団がリスクの少ない脱法ハーブの市場に続々参入しているとみるべきでしょう。脱法ハーブといっても、実際は乾燥させた植物と薬物を混ぜた溶剤を混ぜ合わせ、水分を飛ばすだけ。“ハーブ”とは名ばかりで、香料を入れてニオイを付けているんです。ここ数十年、シャブの相場は上がっておらず、儲けが見込めない。しかし脱法ハーブに覚せい剤に似た薬物を使えば、まだ摘発のリスクが低い上、覚せい剤以上に儲かる可能性があると連中は考えているのでしょう」 さらに規制を強める必要がありそうだ。
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社会 2012年11月02日 11時45分
兵庫の小学校教諭が別の小学校の女性教諭の下着を盗む
兵庫県警たつの署は10月27日、同県たつの市内の民家の庭先から女性の下着を盗んだとして、窃盗容疑で同県太子町立石海小学校教諭・藤井利和容疑者(49=同県相生市矢野町榊)を現行犯逮捕した。 逮捕容疑は、同日午前10時50分頃、たつの市内の女性教諭(29)方の庭先に忍び込み、干してあった下着1点を盗んだとしている。この女性教諭は、藤井容姿者とは別の町立小学校に勤務している。 被害者宅の向かいに住む女性(76)が犯行を目撃し、直後に帰宅した息子で県警捜査1課所属の男性警部(52)が乗用車で、逃走した藤井容疑者の軽乗用車を追跡し、約800メートル西の空き地で車を止めたところを取り押さえた。男性警部は非番だった。 藤井容疑者は「盗んだことは間違いありません」と容疑は認めているが、「理由は言いたくない」と供述している。被害女性とは元同僚だったと話しているようで、この女性教諭宅を狙って盗みに入った可能性もある。 学校の先生が下着泥棒になってしまうとは、なんとも情けない話で、教えていた児童たちには説明のしようもないだろう。 藤井容疑者は被害女性に好意を寄せていて、下着がほしかったのかもしれない。もし、そうであれば、こういう方法ではなく、もっと違うやり方があったのではなかろうか。 教師が犯罪に手を染めてしまっては、おしまいだ。教育者としてあるまじき行為で、猛省してほしいものである。(蔵元英二)
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社会 2012年11月01日 21時00分
森永卓郎の「経済“千夜一夜”物語」 孫正義大博打に勝算あるか
ソフトバンクが、大きな賭けに出た。米国携帯電話会社第3位のスプリント・ネクステルを買収すると発表したのだ。また、スプリント社を通じて第5位のメトロPCSの買収も視野に入れているという。ソフトバンクは国内でイーモバイルを運営するイーアクセスを買収することで、すでに合意しており、この米国携帯電話会社の買収が成功すれば、売上高が6兆円を超え、世界3位の携帯電話会社に躍進することになる。 この買収戦略は、円高メリットを生かした積極投資だと賞賛する声が上がる一方で、市場の反応は冷淡だった。買収報道が出た当日、ソフトバンクの株価は17%も下落したのだ。 市場の反応は、ある程度理解できる。何しろソフトバンクが買うスプリント社は、5期連続で赤字を出している問題会社なのだ。ソフトバンクは、2兆円近い投資をして、爆弾を抱え込むことになるのだ。 ただ、私はこの買収劇が失敗に終わるとは思っていない。それは、孫正義という経営者が、これまで「確実に負け」とみられていた大勝負を何度も勝ち抜いてきたからだ。 いまやIT長者のトップとして君臨する孫正義氏は、ビルゲイツのような技術者として頭角を現したわけではない。彼の最大の能力は、「他人のふんどしで相撲をとる」ことだ。 自動翻訳機の開発で、1億円の資金を手にした孫氏は、まだ数人規模の小さな会社であった米国のヤフーに目をつけ、出資をする。その時取得した株式が、ヤフーの急成長とITバブルに乗っかって、莫大な資産となった。ただ、ソフトバンクはヤフーの大株主というだけで、基本的な性格は投資ファンドだった。高い時価総額を背景に次々にM&Aを仕掛け、さらなる時価総額増をねらう「虚業」だったのだ。 しかし孫氏がITバブルの崩壊を乗り切り、自社のさらなる発展を遂げることができたのは、虚業を実業に切り替えていったからだ。 最初の大きな賭けは、ヤフーBBによるブロードバンドビジネスへの挑戦だった。当時、誰もが無謀だと言った。何しろ敵は巨人のNTTだ。ところが、孫氏は街頭で端末を無料配布するという思いも寄らぬ戦略で実績を築き、結果的にブロードバンドの普及に大きく貢献した。 2回目は、日本テレコムを買収して、有線電話事業へ参入したことだ。再びNTTに立ち向かったのだ。そして、立て続けにボーダフォンを買収した。このときの投資額は今回とほぼ同じ2兆円で、危険な投資と言われた。ところが、負け組の携帯電話会社を一流にのしあげ、iPhoneの販売権を得ることで、ソフトバンクの携帯電話事業を揺るぎないものにしたのだ。 孫氏は決してITの専門家ではない。技術的なことは、ほとんどわかっていない。だが、鋭い嗅覚で成長ビジネスを見つけ、思い切った買収に出る。 だからソフトバンクの事業は基本的に他人が作ったものなのだ。しかし、それは非難すべきことではない。アップルコンピュータのスティーブ・ジョブズも技術的なことはわかっていなかった。しかし、だからこそ消費者の視線に立った新しい商品を次々に生み出すことができたのだ。 「平凡な人生に安住しない」と孫氏は言った。今回の買収が成功するとは限らないが、チャレンジ精神は学ぶべきだろう。
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社会 2012年11月01日 11時45分
石原都知事最後の大仕事? 吉原の大手ソープランドグループを摘発
日本最大のソープランド街である吉原に激震が走った。 警視庁保安課は10月29日、東京都台東区・吉原地区のソープランド8店で売春させたとして、運営会社「サン・ワールドホールディングス」(台東区)社長・小松崎伸男容疑者(67=同区西浅草)と社員の男ら計39人を売春防止法違反(売春場所提供業)容疑で逮捕。小松崎容疑者ら21人を送検した。 逮捕容疑は27日、同区千束のソープランド「11チャンネル」で、複数の女性従業員が男性客に対して売春行為を行うと知りながら、個室を提供した疑い。小松崎容疑者は容疑を認めている。 ソープランドは売春行為が行われていることが分かっていても、警察は“暗黙の了解”で黙認していた“聖域”とみられていたが、いったい何が起きたのか。 吉原では都条例により新規の出店は認められておらず、既存の店舗のみ営業が許可されている。今回摘発を受けた8店は、それぞれ営業許可を取っていた。 ところが、09年5月にサン社が、それまで別々の法人が運営していた8店を一括管理し、「オレンジグループ」として営業を開始。小松崎容疑者らが売上金をサン社の口座に集め、各店従業員への給与などを支払っていた。風営法上、ソープランドの運営権を引き継ぐことはできないが、一括管理で事実上の運営権がサン社に移ったため、警視庁は無届け営業とみて捜査を進めていた。サン社からは届け出が出ていなかった。 サン社は635人の女性従業員を雇い、10年4月から2年半で約101億円を売り上げたとみられている。オレンジグループは女性従業員も若めで、時間帯によっては1万円台前半でも利用できる激安店として人気があったという。 折しも、石原慎太郎都知事が25日に辞職を表明した。石原都知事といえば、新宿・歌舞伎町の一掃に躍起になったこともあるなど、風俗には好意的ではない。辞意を示した直後の大型摘発とあって、最後の大仕事といえなくもない? 今回の大手の摘発でソープランド業者は、戦々恐々となっている。(蔵元英二)
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社会 2012年10月31日 11時45分
警察学校の教官3人が女性警察官にセクハラ行為
警察学校の教官には、警察官としての自覚がないのだろうか…。 愛知県警は10月26日、警察学校(同県春日井市)に入校中の女性警察官にセクハラ行為をしたとして、主任教官の男性警部(47)と元教官の警部補(45=現・本部交通総務課)の2人を停職6カ月に、別の教官の警部補(38)を減給3カ月(10分の1)の懲戒処分とした。警部と交通総務課の警部補は同日付で依願退職。もう1人の警部補は巡査に降格となった。 また、女性警察官からの被害相談を上司に報告せず、半年以上放置したセクハラ防止担当だった警視(50=現・本部警備課)や、当時の学校長の警視正(現・豊橋署長)ら計5人を本部長訓戒などの処分とした。 監察官室によると、主任教官は11年9月、警察学校を卒業する警察官とともに旅行した際、宴席で複数の女性警察官の肩を抱くなどした。別の教官はその旅行の際、女性警察官の部屋に侵入し、空いていた布団に入った。元教官は11年3月の卒業旅行で、深夜に酒に酔って女性警察官の部屋に入り、体を触ったり性的な言葉をかけたりした。 松岡亮介警務部長は「警察官を指導教養し、模範となるべき教官がこのような事案を引き起こして遺憾。再発防止に努める」とコメントした。 ひと昔前の社員旅行なら、ありがちなセクハラ行為だが、警察官の旅行である。新人の女性警察官にとっては、教官という逆らえない立場を利用した悪質な行為で、許されるものではない。 愛知県警では今年に入って、警察官の事件や不祥事が相次いでおり、たがが緩んでいるとしかいいようがない。綱紀粛正してほしいものだ。(蔵元英二)
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社会 2012年10月31日 11時00分
五輪赤字をぼやく日テレとフジの社長 利益圧迫でTV界はすでに不況に突入?
「夏季五輪が行われた年は、秋以降不況が訪れる」 ロンドン五輪の放映において今回、キー局が赤字になったからだ。たとえば女子マラソンを放送したフジ豊田皓社長でさえ「今後も五輪の放送を続けていくべきか検討している」と渋い顔をみせた。 また日本テレビの大久保好男社長も「これ以上高くなると、五輪の放送に参加できない局が出てきても不思議ではない」とこぼす。 ただ“高い”と言われても、庶民の感覚ではわからない。オリンピックの放映権は、国際オリンピック委員会が日本向けの販売を電通に委託しているため、電通から購入している。 今回バンクーバーオリンピック(冬期)と合わせた放映権料は325億円。これは電通の言い値をNHKなどが強い影響力をもつジャパンコンソーシアムが丸呑みした価格だ。オリンピックの放映権料は冬期と夏季のセットで販売され、'06年のトリノ冬季五輪と'08年の北京夏季五輪の198億円あたりから急騰してきた。 次回セットとなる'14年のソチ冬季五輪と'16年リオデジャネイロ夏季五輪は360億円に引き上げられる。 「ソチとリオがこの放映権料なら、赤字幅が広がるのは確実。ロンドン五輪で“やりたくない”と言っているフジと日テレですから、ジャパンコンソーシアム内でひともめあるのは間違いないでしょう」(テレビ業界事情通) じつは五輪放映権高騰と電通独占販売には、なにかと問題が囁かれている。 「電通とジャパンコンソーシアムの癒着が続いているともっぱら。もっと簡単に言えば、電通とNHKとの“黒い関係”ともいえます。電通は購入に関係したNHKOBの再就職などの面倒を見ています。また、そういう人物の子息も就職させたりする。これならNHKも電通の言いなりになりますよ」(NHK関係者) ジャパンコンソーシアムは、もともとNHKが母体だった。放映権料の負担割合を見ると'76年のモントリオールではNHKが86%、日本民間放送連盟が14%だった。 だが、これ以後、受信料収入中心のNHKの負担は急減する。'88年のソウル・'92年のバルセロナではNHK80%、日本民間放送連盟20%。アテネではNHK75%、日本民間放送連盟25%だった。'06年のトリノ以降はNHKが70%、日本民間放送連盟が30%となっている。 オリンピックの影響からか、テレビ局の台所事情は厳しくなっている。10月1日、日テレは業績を下方修正した。それに株価も反応し、軒並み下落している。大手スポンサーである自動車業界も、エコ終了と中国事情から売り上げ減。宣伝費を減らさざるを得ない状況だ。 テレビ界は五輪ショックで、すでに不況に突入しているといっても過言ではない。
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社会 2012年10月29日 11時45分
法務省所管財団法人の職員が横領して出会い系サイトの支払いにカネ使う
警視庁捜査2課は10月24日、法務省所管の財団法人「全国篤志面接委員連盟」(東京都中野区)から現金約360万円を着服したとして、業務上横領の疑いで、同連盟元主事・前田亘彦容疑者(71=佐賀市城内)を逮捕した。 逮捕容疑は、経理を担当していた昨年6月から今年2月にかけ、中野区内の銀行支店などで同連盟の預金口座から18回にわたり、計約360万円を引き出し着服した疑い。前田容疑者は経理業務の責任者だった。 同課によると、前田容疑者は元法務省職員。横領したカネは、インターネットの出会い系サイトや懸賞サイトなどの支払いに充てたとみられる。 今年2月の同連盟の内部調査で、約1140万円の使途不明金の存在が発覚、同連盟は今年3月末に前田容疑者を解雇するとともに、警視庁に告訴していた。同課では、前田容疑者が差額の約780万円も着服した疑いがあるとみて調べている。 同連盟は、刑務所や少年院に収容されている人たちの社会復帰を支援するボランティア「篤志面接委員」の研修にあたる組織。面接委員は刑事施設で、就職相談を受けるなどの活動をしている。同連盟は全国からの寄付金で運営されている。 調べに対して、前田容疑者は「感覚がマヒしていた。カネは懸賞サイトで取り返すつもりだった」などと供述している。 失礼ながら、前田容疑者は71歳。スケベ心に年齢は関係ないかもしれぬが、勤務先のカネを横領して出会い系サイトにつぎ込むとは論外だ。(蔵元英二)
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社会
都知事選 ラストサンデーで石原氏を袋叩き
2007年04月02日 15時00分
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都知事選特集 占い師対決
2007年04月02日 15時00分
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谷隼人が都知事選候補者を応援
2007年04月02日 15時00分
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都知事候補 黒川氏がメイドさんと“合体”
2007年03月31日 15時00分
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2007年03月30日 15時00分
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都知事選 石原氏「厳戒歌舞伎町演説」で語った手柄話
2007年03月29日 15時00分
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石原陣営に焦りアリアリ!? 今朝の政見放送でまさかの慎太“老”ぶし炸裂!!
2007年03月28日 15時00分
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都知事選政見放送で仰天マニフェスト
2007年03月27日 15時00分
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都知事選「浅草雷門で時間差対決、石原VSドクター中松」
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都知事選 浅野スニーカー街頭演説でセクシーポーズ
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都知事選 石原氏満員電車でGO!
2007年03月23日 15時00分
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桜金造都知事選正式表明
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都知事選 黒川氏が石原知事をホリエモン呼ばわり
2007年03月19日 15時00分
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ホリエモン実刑
2007年03月16日 15時00分
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丸山弁護士東京都知事選出馬へ
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石原カジノ構想消滅!?浅野氏に“追い風”吹く
2007年03月07日 15時00分
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上層部スタッフが告発 NOVA 怪文書
2007年02月21日 15時00分