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兵庫の小学校教諭が別の小学校の女性教諭の下着を盗む

 兵庫県警たつの署は10月27日、同県たつの市内の民家の庭先から女性の下着を盗んだとして、窃盗容疑で同県太子町立石海小学校教諭・藤井利和容疑者(49=同県相生市矢野町榊)を現行犯逮捕した。

 逮捕容疑は、同日午前10時50分頃、たつの市内の女性教諭(29)方の庭先に忍び込み、干してあった下着1点を盗んだとしている。この女性教諭は、藤井容姿者とは別の町立小学校に勤務している。

 被害者宅の向かいに住む女性(76)が犯行を目撃し、直後に帰宅した息子で県警捜査1課所属の男性警部(52)が乗用車で、逃走した藤井容疑者の軽乗用車を追跡し、約800メートル西の空き地で車を止めたところを取り押さえた。男性警部は非番だった。

 藤井容疑者は「盗んだことは間違いありません」と容疑は認めているが、「理由は言いたくない」と供述している。被害女性とは元同僚だったと話しているようで、この女性教諭宅を狙って盗みに入った可能性もある。

 学校の先生が下着泥棒になってしまうとは、なんとも情けない話で、教えていた児童たちには説明のしようもないだろう。

 藤井容疑者は被害女性に好意を寄せていて、下着がほしかったのかもしれない。もし、そうであれば、こういう方法ではなく、もっと違うやり方があったのではなかろうか。

 教師が犯罪に手を染めてしまっては、おしまいだ。教育者としてあるまじき行為で、猛省してほしいものである。
(蔵元英二)

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