逮捕容疑は、同日午前10時50分頃、たつの市内の女性教諭(29)方の庭先に忍び込み、干してあった下着1点を盗んだとしている。この女性教諭は、藤井容姿者とは別の町立小学校に勤務している。
被害者宅の向かいに住む女性(76)が犯行を目撃し、直後に帰宅した息子で県警捜査1課所属の男性警部(52)が乗用車で、逃走した藤井容疑者の軽乗用車を追跡し、約800メートル西の空き地で車を止めたところを取り押さえた。男性警部は非番だった。
藤井容疑者は「盗んだことは間違いありません」と容疑は認めているが、「理由は言いたくない」と供述している。被害女性とは元同僚だったと話しているようで、この女性教諭宅を狙って盗みに入った可能性もある。
学校の先生が下着泥棒になってしまうとは、なんとも情けない話で、教えていた児童たちには説明のしようもないだろう。
藤井容疑者は被害女性に好意を寄せていて、下着がほしかったのかもしれない。もし、そうであれば、こういう方法ではなく、もっと違うやり方があったのではなかろうか。
教師が犯罪に手を染めてしまっては、おしまいだ。教育者としてあるまじき行為で、猛省してほしいものである。
(蔵元英二)