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名古屋の小学校教諭が女子児童の着替えを140回盗撮

 なんとも、許しがたい教師がいたものである。

 愛知県警港署は10月22日、教室にペン型のビデオカメラを置き、担任を務める小学5年生の着替えを盗撮したとして、建造物侵入と軽犯罪法違反の疑いで、同県名古屋市立港西小学校の男性教諭(31=同市瑞穂区)を書類送検した。

 書類送検容疑は、4日午前8時20分頃、女子児童が着替えに使う学習室に侵入し、黒板のチョーク置きにペン型ビデオカメラを設置、着替えの様子を隠し撮りした疑い。また、16日にも同様にカメラを設置した疑い。

 男性教諭は容疑を認めており、「(女子児童の)普段見られない姿を見ることができるので興奮した。07年夏頃から140回ぐらいやった」と供述しているという。

 同署によると、16日に学芸会に向けた練習をしていた児童がカメラを見つけ、学年主任に相談し、発覚した。

 学校内の調査に対して、男性教諭はカメラを自分の持ち物と認めたが、カメラからメモリーカードを取り出して壊した。その理由を「プライベートの見られたくない画像があったから」と話したという。

 男性教諭は当初は盗撮目的を否定したが、その後認め、校長に付き添われて17日に港署に出頭した。

 市教育委員会は「教育者としては許しがたい行為で大変に遺憾。事実を確認した上で、厳正に対処する」としている。
(蔵元英二)

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