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芸能ニュース 2019年05月28日 12時35分
1stライブチケットは即完売! 2.5次元舞台の人気俳優7人が新ユニット・TFG結成
2.5次元舞台で人気の若手俳優で結成されたアーティストグループ・TFGのお披露目イベントが27日、都内で行われた。メンバーは赤澤遼太郎、前川優希、佐藤信長、坂垣怜次、堀田怜央、桜庭大翔、健人の7人。集まった報道陣を前に1stシングル「My dear Summer」(7月17日発売)を披露し、それぞれに意気込みを語った。 視覚、聴覚、触覚、味覚、嗅覚の『五感』すべて刺激をする『感覚』をコンセプトに、舞台の世界を飛び出してアーティスト活動を行う7人。赤澤は「急ピッチでいろんなプロジェクトが決まって、それが形として完成したことが嬉しい。それぞれが覚悟を持って頑張ろうという気持ちです。みなさんと素敵な体験を共有できたら」とコメント。 佐藤も「役を通してではなく、自分自身を発する場です。ありのままの僕たちを見せることができると思います。末永く応援してもらえたら」と話し、板垣も「まだスタートしたばかり。目指せ武道館です。役者だからこそできるパフォーマンスを今後も磨いていきたい。紅白も目標。有名な音楽番組に出たい」と思いを述べる。 前川は「舞台に立って、メジャーデビューをしますと決定した時は不安な気持ちでした」と思いを吐露。「普段役者として活動する僕らがどんな風にアーティストとして活動すればいいんだろうって。お芝居は役者で言えばメイン。僕らは今回、歌がメイン。パフォーマンスで勝負しないといけない、ほかのアーティストとどう張り合うかメンバーで話し合います」と心境を明かし、桜庭はこれを踏まえ、「今までは役者の活動がメイン。それが音楽活動という新しい土俵で戦っていく。誰かを演じるのではなく僕ら自身でやっていきます」と決意を表明した。 堀田もグループのスタートに嬉しそうな表情。この日はファーストライブを渋谷で行ったが、「こんな一瞬でチケットが売れるのは感動です。今回アーティストとして新しいステージに立てる。メジャーデビューも決まって、今後はプロとして絶対いいものを作りたい」とにっこり。健人も「こうしてメジャーデビュー。アーティストとして新たな道。やるからには全力でやりたい」と話していた。(取材・文:名鹿祥史)
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芸能ニュース 2019年05月28日 12時30分
辻希美、“お家プール”を報告 「水使い過ぎ」「近所迷惑」炎上アイテム登場に今年もツッコミ殺到
何をしてもSNSでアンチたちから細かいツッコミを浴びてしまう、元モーニング娘。の辻希美の自宅にプールが登場し、話題となっている。 5月26日のブログでは、「今日はあまりにも暑過ぎたのでお家プールしましたぁ」として、子どもたちとプールを楽しむ様が投稿されている。ここ数日、5月とは思えない猛暑続きであるため、さっぱりしたい気持ちもあるのだろう。だが、自宅プールは辻にとって炎上を招く「鬼門」というべきアイテムである。昨年には5月に出すと「まだ寒いでしょ」と炎上し、7月に出せば「水不足なのに」とツッコミを浴びてしまった。 今年も、すでに愛知県の宇連ダムでは貯水率0%となっており、夏には全国的な渇水が予想される。そのため、「四国のダムでは取水制限も始まってるのに、こんなに水使って大丈夫?」「ふくらます時うるさそう。バルコニーで騒いで近所迷惑考えてないんじゃない?」といったツッコミが殺到している。 確かに、ブログに投稿された写真を見る限り、プールの深さは子供の腰くらいまであり、かなりの規模である。小さい子供がちょっとした水遊びに使うレベルの自宅プールではないのは確かであり、一度に使う水量も多そうだ。 辻は自宅プール以外にも積極的に足を運んでいる。昨年夏には第四子妊娠中にもかかわらず、連日プール通いを行っており、「感染症とか大丈夫?」「妊婦がプール通いって信じられない」と炎上している。妊婦であっても安定期に入った場合、プールへ行っても良いようだが、細かいツッコミを浴びてしまった。 子供たちだけではなく、辻自身も「無類のプール好き」として知られるだけに、今年も新たな炎上伝説が生まれそうだ。記事内の引用について辻希美のオフィシャルブログより https://ameblo.jp/tsuji-nozomi/
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芸能ニュース 2019年05月28日 12時20分
ローラが電車内の自撮りを投稿、乗客の顔隠さず 好感度急落中で「インスタ芸人」と揶揄も
モデルでタレントのローラがインスタグラムのストーリーズに投稿したある写真が、物議を醸している。 ローラは26日にインスタグラムのストーリーズを更新し、「ひさしぶりの電車」という文字がつづられた自撮り写真を投稿。位置情報は「神奈川県小田原市」となっており、久々に日本に帰国した際に撮影したもののようだ。 この投稿に、ローラのインスタグラムには、「普通に乗ってるのすごい!パニックになりそう!」「遭遇したかったー!」などファンからの声が寄せられたが、ネットからは、「一般人の顔隠しなよ…」「電車乗ってたらいきなり晒されるとか最悪でしょ」「後ろの男の子可哀想。プライバシーもクソもない」という指摘が聞かれた。「現在、ロサンゼルスに在住し、英語のスクールに通いつつ、環境保護の活動に取り組むなどしているローラですが、今回の写真は帰国中に撮影したもののようです。しかし、そもそも電車内で自撮りをすること自体がマナー違反であり、さらに映り込んだ一般人の顔を消さずにアップした行為に、多くのネットユーザーの不評を買ってしまったようです」(芸能ライター) 一時はバラエティ番組で人気を博したローラだが、現在はすっかり好感度を落としてしまっているという。「ここ最近インスタグラムにアップするのは、環境保護関連のポストのほか、過激で奇抜なファッション。一部からは『インスタ芸人』と揶揄されることもあります。この投稿についても、『わざわざ自撮りアップするって、気軽に電車に乗ってすごいって言われたいんでしょ』『庶民アピールのために周りに迷惑掛けるのやめて』といった指摘も出ています。注目を集めたいがために、今回はやりすぎてしまったのかもしれません」(同) 環境問題以前に、マナー問題を考えた方が良かったか――。記事内の引用についてローラ公式インスタグラムより https://www.instagram.com/rolaofficial
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社会 2019年05月28日 12時10分
NHKから国民を守る党・加陽氏、無効票で落選 その理由に賛否も「足立区とNHK解体は無関係」の声も
27日、NHKから国民を守る党から出馬し、同日開票された東京都足立区議会議員選挙で5,548票を集め当選した司法書士の加陽麻里布(まりの)氏について、足立区選挙管理委員会が「投票を無効とした」と発表した。 足立区選挙管理委員会によると、加陽氏は足立区に住民票を置いておらず、届け出された住所は足立区内のカプセルホテルだった。同委員会は調査に乗り出していたが、居住実態がないと判断。公職選挙法では、区議の被選挙権について3か月以上住所を置くことを定めており、得票はすべて無効となった。 27日に開票された足立区議会議員選挙には57人が立候補し、45人が当選。そのなかで加陽氏は5,548票を獲得しており、投票が無効とならなければ8位となっていた。この票数は公明党(当選者のうち最高は5,441票)や、議席を獲得できなかった日本維新の会をも上回るもので、快挙ともいえる得票数だった。 選挙戦では、党名の通り「NHKから国民を守る」ことを掲げ、支持をアピールした加陽氏。居住実態がなく、無効票となってしまったものの、多くの足立区民が彼女を支持したことは間違いない。 “テレビがあるというだけで貧富の格差などを考慮せず強制的に受信料を徴収している”とNHKに対する不満を持つ声も根強く、その受け皿となっているNHKから国民を守る党は、一定の支持を得られているようだ。加陽氏の得票数も、その表れだろう。 一方で、NHKが法律に則った活動をしていることから、批判的な声も多く、日本維新の会・足立康史衆議院議員は、自身のTwitterでNHKから国民を守る党と立花孝志同代表(元東京都葛飾区議など)を激しく糾弾。憤った立花氏が反論するという事態に発展しており、その手法や主張が賛否両論となっている状況だ。 加陽氏の件についても、ネットユーザーの意見は割れており、「立候補を認めた後で得票無効とするのはおかしい」「民意は民意だと思う」と、「居住実態がないものが議員になれないのはおかしい」などの肯定的な声と、「足立区民じゃないのに区議になろうとするのはおかしい」「足立区とNHK解体となんの関係があるのかわからない」などの批判があり、意見が割れている。また、加陽氏については、司法書士と思われる複数のTwitterユーザーから、「司法書士会からの懲戒処分は免れないのではないか」との指摘も上がっている状況だ。 足立区に持ち上がった騒動の顛末が注目される。
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社会 2019年05月28日 12時00分
酔っ払いにインタビュー? 『スッキリ』、登戸通り魔事件の目撃者が“笑いながら”コメントで批判殺到
28日朝に川崎市・登戸駅で発生した通り魔事件についての、情報ワイドショー番組『スッキリ』(日本テレビ系)の目撃者インタビューが物議を醸している。 7時40分頃発生したこの事件について、『スッキリ』では現場を生中継しながら報道。現場を目撃した通行人などに電話インタビューもしていたが、その中には、連行される犯人の男を目撃したという観光客の男性も。しかし、口調がたどたどしく呂律が回っていなかったり、キャスターの加藤浩次の質問に被せながら回答する場面もあった。 また、加藤が「(犯人が)連行される状況、警察官が何人くらいいて、など覚えている範囲で教えていただきたいんですけど」と質問すると、男性は「いやー、もう警察は大量でしたね。あはは」と笑う一幕も。また、現場の状況について聞かれた際も「路上には血。なんていうんですか? あはは。血だまりっていうんですか。そういうのがなっちゃってるし」と話していた。 これに対してネットからは、「いや、絶対酔っぱらってるでしょ。なんで笑ってるの…?」「笑いながら話すっておかしい。この人がヤバいやつでしょ」「悲惨な事件なのによくあんなヘラヘラした感じでインタビュー受けられるな…。すごく不快」といった批判の声が殺到。また、「この人をインタビューで出させようって判断誰がしたの?」「どういう経緯で出演者として選ばれたんだか気になる」「酔っ払いの野次馬のインタビューなんて取らないでちゃんとインタビューする人選びなよ…」という番組側に対する批判の声もあった。 「また、生中継では上空から現場を捉えた映像を使っていましたが、道路上の生々しい血だまりを映しており、これについても『警察がシートで隠してるんだからわざわざ上空から撮らなくていい』『地上波がそういうの映すの本当にやめて欲しい』といった声も聞かれました。他局と差別化するために少しでも異なる目線からの情報を報道しようとするテレビ局の姿勢に、疑問の声も上がっていました」(芸能ライター) また、この男性は犯人について「『もうどうでもいいや』という感じ」と話していたものの、犯人は自らを刃物で刺し、重体となっている。これについて、コメンテーターの箕輪厚介氏が「情報では、犯人は首刺して意識不明の状態って言ってますけど、皆川さんは『どうでもいいやって感じで歩いてる』とおっしゃってる。違うと思うんですけど、意識不明って感じなんですか?」とツッコむも、それについては「そこまでは(分からない)」と明確な回答はなかった。 ツイッターには「皆川さん」というワードがトレンド入りしていたが、その多くが不快感を覚えたというツイッターユーザーからの声だった。
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芸能ネタ 2019年05月28日 12時00分
テレビ東京のオファーに即決した反町隆史の「いい人伝説」
令和元年を迎え、再びブレークを迎えているのが俳優の反町隆史(45)だ。ここにきて、各テレビ局の主演オファーが捌ききれないほど殺到しているという。 「NHKを筆頭に、フジテレビやTBS、日本テレビなどのキー局のプロデューサーらがドラマの企画書を手にやって来るんです。役柄は、刑事から教師、坊主など、幅広いラインナップです」(テレビ事情通) そんな数あるオファーの中で反町が決めたのが、なんとローカル局のテレビ東京。今年7月にスタートする『リーガル・ハート〜いのちの再建弁護士〜』の主演を受けたのだ。それにしても、なぜ反町は数あるキー局のオファーを受けず、一ローカル局にすぎないテレ東だったのか? 実は、反町が連ドラで主演を務めるのは、4年半ぶり。テレ東は今回が初となるのだ。 「同ドラマは、企業再生が専門の弁護士・村松謙一氏のノンフィクション『いのちの再建弁護士 会社と家族を生き返らせる』が原作。反町演じる村越が、倒産危機にある中小企業を救うために奮闘する物語。実は、この本をたまたま反町が愛読していた。さらに、それ以上にテレ東のスタッフの情熱に折れたと言うんです。同じプロデューサーから5年越しで声を掛けられていたそうですよ」(同) 話がまとまらなかった理由は出演料。テレ東の場合、キー局と比較すると、かなり落ちてしまうからだ。「反町といえば『相棒』ですが、あのドラマで1本当たり400万円〜。NHKでも、大河ドラマの実績があるため、200万円以上も支払っている。いわば、大物に値するんですよ」(制作関係者) ところが、実際のテレ東の出演料は驚くほどチープだったという。「頑張って1本100万円〜。当然、事務所がOKしないわけです。ところが、その話を反町自身が全く関係のない『相棒』のカメラマンを派遣する技術制作会社から聞くや、すぐに企画書を取り寄せて、その場でOKしたというんです。しかも、プロデューサーに直接、電話したそうですよ」(芸能プロ関係者) 反町といえば5月9日、都内の路上で体調不良で動けなくなった女性を救護し、名乗らずに立ち去っていたことが報じられていた。「彼は見かけはトッポイですが、本当はいい人で曲がったことが大嫌いな性格。今回のテレ東も、5年越しと聞いて即決している。ドラマ関係者で彼の悪口を言う人がいないのも有名な話です。そもそも最近、オファーが盛んに来るようになったのも、この美談が報じられてから。スポンサーが指名してくるんです」(同) 一日一善が、一獲千金になりそうな勢いだ。
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スポーツ 2019年05月28日 11時30分
「順調ですよ!」オリックス・山本が今日先発 ベストパフォーマンスを見せられるか
オリックスは27日現在、47試合、18勝26敗3分け。首位ソフトバンクと7ゲーム差の最下位、5位の日本ハムとは3ゲーム差だ。ゲーム差だけを見ると、先週、先々週と全く変わらない。2勝3敗という結果も同じで、日曜日はまた勝てず今季8敗1分けとなった。 22日のロッテ戦(京セラドーム大阪)では最終回に後藤駿太の同点タイムリーから、復帰以降好調な小田裕也の一打で今シーズン2度目のサヨナラ勝ち。25日の楽天戦(楽天生命パーク宮城)では、勝ち星こそつかなかったが、先発の成瀬善久が好投。ロメロの一発もあり、中継ぎ陣が踏ん張って勝利をつかんでいる。しかし、貧打に悩まされている現状に変わりはない。楽天戦では無死1、2塁から1点も入らない場面が目立った。西村徳文監督は今シーズン何度も「チャンスはあったわけですから」とコメントしているが、無死1、2塁の場面で不調かつ“バントをさせられない”重量打線に打順が回ってくる巡り合わせの悪さも影響しているのは間違いない。 「順調ですよ!」 そんなチームの流れを変えるべく、首脳陣はパ・リーグ防御率2位の“神童”山本由伸を17日に思い切って抹消。1勝7敗1分けと大きく負け越しているソフトバンク3連戦(京セラドーム大阪、28日から)の初戦に先発させるため、一軍に帯同しながら調整している。リラックスできたのか由伸は「順調」と明るい。阪急ブレーブスのレトロなユニフォームを着用しながら、ベストパフォーマンスを見せてチームを交流戦前にいい流れに持っていってほしい。ソフトバンク先発は今シーズン初登板、初先発の二保旭。由伸がカード頭に入り、先発ローテーションも再編される。 27日、西浦颯大に続いて福田周平も抹消された。開幕当初、指揮官が期待を寄せていた1、2番コンビの失速は西村オリックスに大きなダメージを与えた。しかし、あの2人がいなければもっと上位から引き離されていたはず。ファームでリフレッシュした2人が戻ってきたときに、今より離されてないことを願うばかりだ。取材・文 / どら増田写真 / 垪和さえ
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芸能ニュース 2019年05月28日 11時05分
「ほんとにやるつもり東京都?」加藤浩次、“かぶる日傘”を実際に使用 今夏の五輪イベントに登場?
極楽とんぼの加藤浩次が28日放送の『スッキリ』(日本テレビ系)で、東京五輪・パラリンピックの暑さ対策として東京都が考案した「かぶる日傘」を実際に着用。正直な感想を吐露した。 「同番組では、前日にもこの日傘を紹介。ボランティアスタッフのために作ったという小池百合子都知事は会見の場で、『男性で日傘を差すのは恥ずかしく、気が引けるという方は、思い切って、ここまで行ったらいかがでしょうか』とPRしていましたが、加藤は『これ通した会議やべーよ』と斬り、反響を呼んでいました」(芸能ライター) そんな放言があった翌日、都は寛大にもかぶる日傘を貸してくれたのだという。水ト麻美アナウンサーも「やさしいですよね? 加藤さん、あんなこと言って……」と笑っていたが、都も生で見てもらい、感想を欲しかったのかもしれない。さて、その加藤の率直な感想は? 「加藤はそれを見るや、『よく考えたね、こんなの……。これはまずいよ』と放ち、早速笑いを誘っていました。彼はさらに、『ほんとにやるつもり東京都?』『どうですか全国の皆さん!』と、またハリセンボンの近藤春菜の発言を受けて、『(上で)枡とかボールを回したい』と言っていました」(同) その「かぶる日傘」は直径60cm。通学用のヘルメットのように、内側についているベルトを顎にかけて使うタイプだという。ナイロン100%で、遮光と遮熱にすぐれているようだ。 「6月には完成予定と番組では伝えていました。また、これまで報じられてきた情報をまとめると、早くも都は、今夏に予定される五輪・パラリンピックのテストイベントで活用する方針。まずは1千個ほど製作し、来年の大会本番や大会以外の活用は今後、使った人の感想などを踏まえ、検討していくそうです」(同) 日本文学者のロバート・キャンベル氏はこのかぶる日傘に、「アジアの農民のバンブーハット(竹で編まれた帽子)のイメージがある」と言っていたが、世界の人々の目からはどう映るのだろうか?
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社会 2019年05月28日 06時30分
世の中おかしな事だらけ 三橋貴明の『マスコミに騙されるな!』 第321回スペンディング・ファースト
MMT(現代貨幣理論)は、(1)自国通貨を持つ政府は、財政的な予算制約に直面することはない(2)すべての経済は、生産と需要について実物的あるいは環境的な限界がある(3)政府の赤字は、その他の経済主体の黒字 という事実や、第318回の「インフレ率は財政政策でコントロールできる」、第320回の「統合政府の国債・財投債は市中銀行でいえば定期預金にすぎない」などに加え、実に興味深い視点を提供してくれた。言われてみれば当たり前なのだが、言われない限り絶対に気づかない“現実”の見方である。すなわち「スペンディング・ファースト(支出が先)」だ。 我々、一般の国民は、「政府は徴税で資金を調達し、予算として支出をしている」と、思いがちだ。その理由は、我々の日常生活やビジネスが、まさに上記のプロセスであるためだ。所得を稼ぎ、支出をする。家計や企業にとっては当たり前だが、実は政府にとっては違う。 政府の国民からの徴税、あるいは我々が政府に支払わなければならない税額が確定するのは“いつ”だろうか。もちろん、確定申告の終了時である。 確定申告は、例えば2018年であれば、「2018年1月1日から12月31日」までの課税期間の収入・支出、控除等を税務署に申告し、納付すべき税額を確定する。確定申告の時期は、「2019年2月16日から3月15日までの1カ月間」である。 繰り返すが、2018年の経済的な行為について、我々は翌’19年2月及び3月に申告しているのだ。つまりは、2019年3月以降、確定申告後の税金支払いまで、政府は最終的な税収を得られないことになる。 ところが、政府は2018年の予算については、普通に執行している。おカネを支出しているのだ。 政府は税収や国債発行(民間金融機関からの借入)なしでも、予算を支出できる。というよりも、実際にしている。支出が先、つまりはスペンディング・ファーストである。 国債発行なしで、政府はいかにしておカネを支出しているのだろうか。別に難しいことをやっているわけではなく、単に「統合政府(日本政府+日本銀行)」内で政府短期証券(財務省証券)と日銀当座預金を交換しているにすぎない。 実は、政府は徴税や国債発行などせずとも、普通に「おカネ」を発行できるのである。「おカネを発行してもいい」や「おカネを発行可能」という話ではなく、実際に「おカネを発行している」のだ。 この“現実”を「OMF(Overt Monetary Financinag)」と呼ぶ。OMFは、日本語では「明示的な財政ファイナンス」と翻訳されているが、抽象的で分かりにくいため、筆者は「明示的な貨幣供給」と呼んでいる。“明示的”とは、「あからさまな」という意味でもある。 図はOMFのプロセスを説明したものだ。前回(第320回)の「統合政府のバランスシート」同様に、今回のOMFのこの図も“本邦初公開”である。 まずは、日本政府は日本銀行(市中銀行ではない)に財務省証券を持ち込み、日銀当座預金を発行してもらう(図(1))。日本銀行からしてみれば、財務省証券と引き換えに、政府の当座預金口座の数字を増やすだけだ。 政府は日銀当座預金を担保に、政府小切手で企業(図の会社)が提供したモノ、サービスの代金を支払う(図(2))。企業は政府小切手を市中銀行(図のBANK)に持ち込み、銀行預金を発行してもらう(図(3))。市中銀行側は、政府小切手と引き換えに、企業の銀行預金の口座の残高を増やすのだ。企業は銀行預金から従業員への給与を分配し(図(4))、あるいは下請けへの代金を支払う。最後に、市中銀行が政府小切手を日本銀行に持ち込み、日銀当座預金で決済する(図⑤)。 お分かりだろう。図の通り、政府は徴税や国債発行なしで、普通におカネを支出しているのだ。もちろん、日本政府には「財務省証券」という日銀に対する債務は残るが、統合政府で考えれば「貸し手(日銀)」と「借り手(政府)」が同一経済主体になり、連結決算で相殺である(つまりは、実質的に消滅する)。 興味深いのは、政府のOMFによるおカネ発行が、図(3)にて銀行預金という「マネーストック」を増やしていることだ。さらには、図(2)の通り、政府は企業が生産したモノ、サービスへの支出をしているため、GDPが増えている。 マネーストックやGDPが拡大しているにも関わらず、統合政府には何の「負担」も生じていない。政府は「国民の負担」になる徴税や、あるいは見た目の負債拡大になる「国債発行(日銀が国債を買い取れば、返済・利払い負担は消えるが)」なしで支出を拡大し、GDPを増やす。つまりは国民を「豊かにする」ことが可能なのである。「そんなバカな!」と、思いたくなった読者は少なくないだろうが、単なる現実であり、可能性の話ではない。政府は間違いなく、OMFによるおカネ発行でGDP、つまりは“生産”と“需要”、そして国民の「所得」を拡大できる存在なのだ。 無論、国債発行同様に「無制限なおカネ発行」が可能という話ではない。政府の支出(図(2))は、需要の拡大そのものだ。政府がOMFなり国債発行で需要を創出したとして、国民経済の供給能力が追い付かなければ、インフレ率が健全な範囲を超えて上昇してしまう。冒頭の「(2)すべての経済は、生産と需要について実物的あるいは環境的な限界がある」の通り、より分かりやすく書くと「モノやサービスの生産能力」という限界はあるわけだ。 いずれにせよ、財務省証券と日銀当座預金を交換するだけで、一切の負担なくおカネを支出し、需要を創出できるのが「政府」という存在なのだ。それにも関わらず、相変わらずありもしない「財政破綻」を理由に、緊縮財政、消費税増税路線をひた走っているのが我が国なのである。この現実を、読者はいかに受け止めるだろうか。********************************************みつはし たかあき(経済評論家・作家)1969年、熊本県生まれ。外資系企業を経て、中小企業診断士として独立。現在、気鋭の経済評論家として、分かりやすい経済評論が人気を集めている。
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スポーツ 2019年05月28日 06時30分
“脅迫めいた映像”が…「MOX」元WWEのディーン・アンブローズが新日本6.5両国国技館大会参戦を示唆!
新日本プロレスのIWGP US王者、ジュース・ロビンソンに脅迫めいた映像を送りつけていたのは、とんでもないビッグネームであることが濃厚となった。 ジョン・モクスリーは今年4月にWWEを退団し、ディーン・アンブローズから、WWE入団前に使用していたリングネームに変えた。彼はケニー・オメガ、Cody、ヤングバックスらが設立したアメリカの新興団体AEWの旗揚げ戦(日本時間26日)のメインイベントでケニーに勝ったジェリコを急襲したばかり。モクスリーは自らのツイッターに新日本プロレス公式アカウントのみ記載して、ジュースへの脅迫動画を添付した。映像の最後には「MOX」の文字が映し出されている。モクスリーが新日本6.5両国国技館大会でジュースの前に姿を見せるのか注目される。 AEWはモクスリーと複数年契約を結んだことを発表しているが、同じくAEWと契約を結んだクリス・ジェリコは、新日本6.9大阪城ホール大会でIWGPヘビー級王者オカダ・カズチカに挑戦することが決定している。ジェリコとケニーは「新日本プロレスには出場できる」と契約に盛り込まれていることを明らかにしている。モクスリーも同様の契約を結んだのだろうか。今後の動向が見逃せない。 モクスリーはWWE時代、セス・ロリンズ、ロマン・レインズらと“ザ・シールド”として、一世を風靡。日本公演にも来日しており、WWE退団にショックを受けた日本のファンも少なくなかった。アンブローズとしてWWE王座をはじめ、WWE US王座やWWEインターコンチネンタル王座など数々の主要タイトルを獲得している大物。セミレギュラーだったジェリコと違って、WWEで第一線を張ったまま退団し、年齢も33歳とまだ若い。AEWのスケジュールの合間をぬって新日本に定期参戦することになれば、世界的な知名度と実力を誇るモクスリーが新日本にとってさらなる起爆剤になるだろう。 まずは6.5両国大会に期待したい。文・写真 / どら増田
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