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「順調ですよ!」オリックス・山本が今日先発 ベストパフォーマンスを見せられるか

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山本由伸

 オリックスは27日現在、47試合、18勝26敗3分け。首位ソフトバンクと7ゲーム差の最下位、5位の日本ハムとは3ゲーム差だ。ゲーム差だけを見ると、先週、先々週と全く変わらない。2勝3敗という結果も同じで、日曜日はまた勝てず今季8敗1分けとなった。

 22日のロッテ戦(京セラドーム大阪)では最終回に後藤駿太の同点タイムリーから、復帰以降好調な小田裕也の一打で今シーズン2度目のサヨナラ勝ち。25日の楽天戦(楽天生命パーク宮城)では、勝ち星こそつかなかったが、先発の成瀬善久が好投。ロメロの一発もあり、中継ぎ陣が踏ん張って勝利をつかんでいる。しかし、貧打に悩まされている現状に変わりはない。楽天戦では無死1、2塁から1点も入らない場面が目立った。西村徳文監督は今シーズン何度も「チャンスはあったわけですから」とコメントしているが、無死1、2塁の場面で不調かつ“バントをさせられない”重量打線に打順が回ってくる巡り合わせの悪さも影響しているのは間違いない。

 「順調ですよ!」

 そんなチームの流れを変えるべく、首脳陣はパ・リーグ防御率2位の“神童”山本由伸を17日に思い切って抹消。1勝7敗1分けと大きく負け越しているソフトバンク3連戦(京セラドーム大阪、28日から)の初戦に先発させるため、一軍に帯同しながら調整している。リラックスできたのか由伸は「順調」と明るい。阪急ブレーブスのレトロなユニフォームを着用しながら、ベストパフォーマンスを見せてチームを交流戦前にいい流れに持っていってほしい。ソフトバンク先発は今シーズン初登板、初先発の二保旭。由伸がカード頭に入り、先発ローテーションも再編される。

 27日、西浦颯大に続いて福田周平も抹消された。開幕当初、指揮官が期待を寄せていた1、2番コンビの失速は西村オリックスに大きなダメージを与えた。しかし、あの2人がいなければもっと上位から引き離されていたはず。ファームでリフレッシュした2人が戻ってきたときに、今より離されてないことを願うばかりだ。

取材・文 / どら増田
写真 / 垪和さえ

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