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愛媛・少女遺棄事件 36歳女が囲った恐怖の集団リンチ部屋

 8月15日、17歳の少女の遺体を市営住宅の押し入れに遺棄したとして、愛媛県警伊予署が男女4人を死体遺棄容疑で逮捕した事件。普段から少年らの溜まり場となっていたというこの部屋で、いったい何が起きていたのか。
 「近隣住民から『女性が暴力を振るわれている』との通報があったのは14日午後11時45分ごろ。捜査員が伊予市下吾川にある市営住宅3階の部屋に入ると、押し入れに毛布にくるまれた若い女性の死体を発見したのです」(社会部記者)

 逮捕されたのは、この家の住人で無職の窪田恵容疑者(36)のほか、窪田容疑者の長男(16)、その友人の16歳と18歳の少年で、いずれも土木作業員だった。
 「死亡していた松山市山越に住む無職・大野裕香さん(17)は激しく暴行を受けていたようで、顔はどす黒く変色して腫れ上がり、身体も傷だらけの状態だった。死後3日ほど経過しており、捜査関係者は殴り殺された外傷性ショック死の疑いが強いと見ています」(同)

 この家はもともと逮捕された窪田恵容疑者と長男に加え、長女(18)、二女、三女の5人暮らしで、そこへ長男と長女の友人などが出入りし、最近では常時10人ほどが寝泊まりしていたという。
 「大野さんも長女と仲が良いことから、昨年7月ごろから部屋に居着き、当初は家族のように親しく生活していたようです。ところが今年の6月からは、外で部屋に出入りする若い男に暴行を受け始め、7月に住民が止めに入ったこともあったそうです。しかも窪田恵容疑者の指示で、大野さんは食事や洗濯、三女の子守など家事の一切をやらされていたようなのです」(地元記者)

 大野さんは昨年から家出状態が続いていたため、保護者が児童相談所に掛け合っており、7月19日には捜索願を届け出ていたという。
 最悪の事態を招く前に手立てはなかったのか。

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