◎ホーカーテンペスト
4週前の札幌競馬場グランドオープン記念の上位馬が揃い再戦ムード。同レースで◎に推し6着に敗れたホーカーテンペストを改めて狙う。
前走は、柴山騎手が全くのテン乗りだったこともあり、外を回る格好でこの馬らしさが見られたのは直線だけ。一言で言えば不器用な競馬だった。それでも0.1秒差なのだから力はある。前回の騎乗で感触を掴んだはずだし、定量戦に替わるのもプラス材料。巻き返し必至とみる。
ホーカーに先着した4頭の中で、一番安定味のあるのがサクラボールド。オペラハウス産駒らしい洋芝巧者で札幌、函館での実績は抜群。今回も上手く立ち回って上位争いに加わってくるだろう。サクラと3着同着だったのが大外から一気に伸びたシャドウパーティー。勝ち馬がインから抜け出したことを考えると内容的には互角以上。前走は差し馬にとっては分の悪い開幕週の馬場。開催も進み小回り向きの末脚が武器のこの馬にはプラスに作用する馬場になってきている。
2、5着のエーシングングンとアドマイヤケルソも差はないとみるが、ハンデの恩恵を受けた面もあり、今回は割り引いて考える。
別路線から臨むアズマシャトルとミエノワンダーは共に地力があり、当日の気配に注意したい。
馬連 (15)→(3)(5)(7)(9)(11)(16)
3連単 (15)→(5)(16)→(3)(5)(7)(9)(11)(16)
<プロフィール>
仲町通(なかまち・とおる)
在京スポーツ紙の競馬記者として美浦・栗東トレセンに足を運ぶこと20年。厩舎関係者への綿密な取材の下、穴党として数多くの万馬券ヒットの実績を持つ。この春、フリーとして転身。本名非公開。
※出馬表などのデータは、必ずJRA公式発表のものと照合し確認してください。