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ハッシーの中央競馬新馬セレクション(8/10新潟・8/9札幌)

 先週ピックアップした2頭。新潟デビューの注目馬・メイショウメイゲツは、若干スタートで遅れたがすぐに挽回し3、4番手の位置を取る。道中はしっかりと折り合いが付き脚を溜めると、直線では進路が開くのを待つ余裕があり、開いた所を見つけるとスッと反応しグイグイ伸びて1着。新馬戦としては大人びた内容。距離が延びるとさらに良さそうで、今後楽しみな1頭。小倉デビューの注目馬・ディアエナは、跳び上がるようなスタートとなり2馬身ほど出遅れるが、押して出していき4番手まで上がる。それでも折り合いはスンナリ付き、内で脚を溜める。直線に入ると前が壁となり追い出しが遅れるが、外に出し追われるとじわじわと伸び4着。スパッとキレるタイプではないので、追い出しが遅れたことが響いた。それでも余裕のある体つきを考えると、一叩きされた次走はもう少し反応が良くなるだろう。

 今週の新潟デビューの注目馬は、8月10日(日)第5R芝1600m戦に出走予定のディグニファイド。馬名の由来は「堂々とした」。牡、栗毛、2012年4月11日生。栗東・高野友和厩舎。父ネオユニヴァース、母ファストフレンド、母父アイネスフウジン。生産は安平町・ノーザンファーム、馬主はシルク。愛馬会法人・シルクホースクラブの募集馬で総額2800万円。母は00年の統一GI・帝王賞、東京大賞典を制し、中央、地方合わせて15勝を挙げた名牝で、半兄には大井でおこなわれた今年の金盃(SII)を制し、中央、地方合わせて8勝を挙げているフォーティファイド(父フォーティナイナー)がいる。本馬は母系から継いだがっしりとした雄大な馬体をしており、特に上腕やトモの筋肉は良質で豊富。走りはダイナミック且つ非常にパワフルで、芝よりはダートがベターか。なお、鞍上には岩田康誠騎手を予定している。

 札幌デビューの注目馬は、8月9日(土)第5R芝1800m戦に出走予定のグリューヴァイン。馬名の由来は「聖マルティン祭で振舞われるワイン。ファンの心を温める走りを願って」。牝、栗毛、2012年3月11日生。栗東・牧田和弥厩舎。父ゴールドアリュール、母マルティンスターク、母父シンボリクリスエス。生産は安平町・ノーザンファーム、馬主はキャロットファーム。愛馬会法人・キャロットクラブの募集馬で総額1400万円。母は芝のマイルから1800mで4勝を挙げ、6歳まで走り抜いた活躍馬。父ゴールドアリュール産駒らしく筋肉質でパワーがあり、バランスの良い馬体をしており手先は軽い。回転の速いフットワークでダート向きだとは思うが、手先が軽い分芝でも対応出来そうだ。なお、鞍上には吉田隼人騎手を予定している。

※出走予定競走には、馬の体調、抽選非当選により出走しない場合があります。

<プロフィール>
ハッシー
山梨県出身。北海道・浦河にある生産牧場での牧童経験を活かし、馬の適正を見極める。特技は寝わら上げ。本サイト毎週火曜掲載の「ハッシーの地方競馬セレクション」、土曜掲載の「ハッシーのロックオン〜狙ったレースは逃さない!〜」も担当している。

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