新日本
-
スポーツ 2008年04月17日 15時00分
新日本プロレス 天山広吉&飯塚高史が友情パワーで王座奪取を予告
“友情タッグ”の勢いが止まらない。新日本プロレス16日の埼玉大会で次期IWGPヘビー級タッグ選手権の前哨戦が行われ、“友情タッグ”天山広吉&飯塚高史が快勝。ドヒール王者チーム真壁刀義&矢野通らを友情パワーで蹴散らし、王座奪取を宣言した。 今シリーズ最終戦となる27日の大阪大会でIWGPヘビー級タッグに挑戦する天山と飯塚。この日は天山がGBHから離れて初めて本隊の金本浩二&田口隆祐と組み、現王者の真壁&矢野に邪道&外道を加えたGBH軍と激突した。 GBHから裏切り者として執ように集中砲火を浴びた天山だったが、本隊の友情が窮地を救った。場外乱闘でGBHのセコンド介入により数的に不利な闘い余儀なくされ、イスや木づちの凶器攻撃で公開処刑されかけたが、飯塚が身をていしてのカット。さらには金本までもが体を張って天山をアシストした。 その光景に「友情最高や!」と天山が奮起する。まずは憎き真壁と矢野に自慢の石頭で強烈な頭突き。2人をあれよあれよとリング外まで吹っ飛ばすと最後は12分33秒、邪道をTTDからのアナコンダバイスで仕留めてみせた。 試合後は金本から「天山、友情体感できてうれしかったよ」と語りかけられ、天山は「きょうは新しい友情が生まれた」とご満悦。さらに「このまま友情の輪をもっと広げる。そして大阪ではIWGPタッグ取ったるしね」と続け、もはやベルト奪取したかのような口ぶりだ。 現王者チームを全く寄せ付けない勢いの友情タッグ。そのコンビ愛に目覚めて完全に息を吹き返した天山は「大阪で友情タッグを大成功に導けば、それこそ世界のみんなにも友情が芽生えて最高にハッピーな世の中になるんちゃうか」とスケールの大きい“友情ロマン”を語っていた。
-
スポーツ 2008年04月16日 15時00分
PREMIUM レジェンドと第三世代の全面戦争がぼっ発
新日本プロレスのレジェンド蝶野正洋がGMとしてプロモートする「PREMIUM」(5月5日、東京・後楽園ホールで開幕)の対戦カードが15日、都内ホテルで発表された。レジェンド戦士がエース級選手とそれぞれ激突することが決定。しかし、開幕興行を前に蝶野発言をめぐって世代闘争のゴングが打ち鳴らされた。 新日プロのレジェンドを中心にドラディションやゼロワンMAXの各3団体の選手やスタッフが集う「PREMIUM」。この日は開幕興行で行われる蝶野&佐藤耕平VS大谷晋二郎&関本大介をはじめ、長州&越中詩郎&AKIRA VS 田中将斗&大森隆男&長井満也、藤波辰爾&獣神サンダー・ライガー VS Xなど全6試合が発表された。 会見では長州が「蝶野が言うなら第1試合に出てもいいし、それぐらいの意気込みで頑張ります」「このリングで藤波さんとの対戦も実現させたい」などと決意をにじませれば、藤波も「PREMIUMには夢を持てるものが感じられる」「最初の試合では棚橋(弘至)君とやりたいね」などと新世代との対決を熱望してみせる一幕もあった。 PREMIUM出撃に意欲満々のレジェンド3トップだが、蝶野GMは開幕戦になにやら黒い思惑がある様子。同興行について「プロレス界のエゴを取り除く。ダメなものは捨てていく、業界から去ってもらう。選手・フロント陣もそれぐらいの気持ち」と切り出した。 さらに蝶野は「とりあえず大谷や永田(裕志)の世代は本当にやる気があるのか、ないなら去ってもらうぐらいのつもり」とコメント。第三世代の価値を品定めしようというハラだ。 しかし、この発言には早くも波紋が。メーンで蝶野と激突する大谷がこの日のゼロワンMAX横浜大会で「査定される筋合いはない。標的を向けられたからには絶対負けない」と即座に反論。蝶野発言に噛みついたばかりか「あなたたちには消えてもらう」とまで言ってのけた。 無論、大谷だけではない。長州と対戦する田中も「過去の栄光にすがって調子乗っとんちゃうか」と対レジェンドとの初遭遇を前にイラ立ちは隠せなかった。 5・5開幕戦を前に早くも舌戦のゴングが鳴ったPREMIUM。果たしてそれぞれの思惑が交錯したリングで、一体なにが起こっていくのだろうか。
-
スポーツ 2008年04月16日 15時00分
ゼロワンMAX 大谷晋二郎がプッツン
ゼロワンMAXの大谷晋二郎が15日、横浜・金沢産業振興センター大会で大流血し、度重なる“ミスターデンジャー”松永光弘の度重なる愚行にプッツン。全方位に徹底抗戦の構えを見せ、フランケンと化した大谷が覚醒した。 ついに堪忍袋の緒が切れた。所用のため、会場入りが遅れた大谷。控え室前で松永に待ち伏せされ、そのまま観客席で公開リンチにされた。 手負いのまま高岩竜一と組み、後藤達俊&松永と対戦。今度は大谷が松永に奇襲を仕掛け、場外戦に突入した。イス、机を投げつけるラフファイト。それでも、凶器、急所蹴りなどを駆使した連携に苦しめられ、再び流血。最後はパートナーの高岩が後藤にバックドロップで沈められた。 試合後、顔を血で真っ赤に染めた大谷は「オレだって人間だ。我慢の限界を超えたぞ!」と怒り心頭。さらに「松永だろうが、新日本だろうがオレが全部相手してやる」と全方位に敵意をムキ出しにした。 「オレの体がどうなろうと戦ってやるよ」と徹底抗戦を誓った大谷。もはや誰にも止められない。
-
-
スポーツ 2008年04月15日 15時00分
新日本プロレス RISEが初のプロデュース興行
新日本プロレスが誇るイケメンユニットRISEの中邑真輔、後藤洋生紀ミラノコレクションATの3選手が14日、都内の同事務所で会見。18日にウェスティン都ホテル京都で行われるRISEプロデュース興行の開催概要を発表した。 同興行は結成から約半年を迎えたRISEが初めてプロデュースするディナープロレス。1部でRISE6選手によるトークショー、2部ではRISE同士による初のタッグマッチ(カードは当日決定)が行われる。 RISEのリーダーで京都出身の中邑真輔は「僕にとって京都は特別な場所。タイトル前に地元で試合ができてリフレッシュにもなる」と、IWGPヘビー級王者として武藤敬司を迎え撃つ27日の大阪決戦を前に、地元凱旋を心待ちにしていた。
-
スポーツ 2008年04月15日 15時00分
風になれ 鈴木みのると高山善廣が早くも火花。高山は屈辱刑を予告
パンクラスの“性悪男”鈴木みのる、“帝王”高山善廣が14日、都内のペイ・パー・ビュー・ジャパン本社で記者会見。みのるはデビュー20周年記念興行「風になれ」(6月17日、東京・後楽園ホール)のメーンでの高山との一騎打ちを発表した。対戦を前に高山は早くも本気モード。「勝ちはあげないよ」とキッパリ。記念試合に泥を塗るべく屈辱刑を予告した。 2003年9・21新日本プロレス相模原大会のNWFヘビー級選手権以来の対戦となる両者の激突。みのるは「『結局どっちが強いの?』ってこと。このタイミングでやらなければならない相手」と経緯の説明した。 試合当日はみのるデビュー20周年&40歳の誕生日。しかし、高山は「20周年記念にどういうプレゼントができるか考えたとき、このカードかなと。でも、勝ちはあげないよ」とピシャリ。早くもみのるを強く意識しており「この会見終わったら着信拒否にする」。試合まで“絶交”する考え。さらには張り手やパンチが得意なみのるに対して「オレはチョキ出すかも。ガハハハッ」と反則技までほのめかした。 「鈴木みのるを味あわないとつまんないじゃない」と余裕しゃくしゃくの高山。果たしてみのるは帝王にどう応えるのか。
-
-
スポーツ 2008年04月14日 15時00分
「ゼロワン抗争」の最前線へ…永田“5・2”復帰濃
ミスターIWGPが帰ってくる!脳の異常により戦線離脱中の新日本プロレス永田裕志が13日、東京・後楽園ホール大会に来場。メーンで金本浩二を破ったゼロワンMAX田中将斗から対戦要求され、リング復帰後の初仕事として対ゼロワンの抗争集結に乗り出すことを表明した。ついに復帰へのカウントダウンが始まったミスターIWGP。5・2後楽園ホール大会でのカムバックが濃厚となった。 ミスターIWGPが奮い立った。 超満員のファン2000人が見つめる中、この日の休憩後にリングに上がり「トレーニングを再開して2週間、リングが恋しくなっている。会社には来月には復帰できるという希望を出しました」と復帰の意向を示した永田。その後はテレビ解説のため、ゼロワンとの対抗戦をリングサイドで観戦した。 しかし、メーン終了後に思わぬ事態が待っていた。ゼロワンMAX世界ヘビー級選手権で金本の挑戦をスライディングD2連発で退けたチャンピオン田中から対戦要求。リング上から「これで中西も金本も倒した。さあ新日本、次は誰を用意するんや。オイ、そこにおるやん永田が」と挑発された。 すると永田はマイクを取り「田中、オレがお前とやってやるよ。そして新日本の底力を見せてやるよ」と即座に呼応し「オレはいつでもいいぞ。復帰戦でゼロワンMAXとやってやるよ」と言明。“キラー”永田のスイッチが入ったのか、鬼の形相でいきなり復帰後に対ゼロワンとの抗争に出撃する考えを明らかにした。 無理もない。6日のゼロワンJCBホール大会では中西学が、さらにこの日は金本までもが目の前で蹴散らされ、黙っていられるはずはなかった。「1対1でもいい。一発で終わらせてやる。まあゼロワンとの国交を開いたのはオレだから、負けたままでは終われない。責任はオレが取る」 ゼロワンとの抗争に自らの手で白黒つけるべく確固たる決意を示した永田だが、復帰Xデーはいつになるのか。 菅林直樹社長は「現時点で永田選手の復帰戦がどこになるかは決まってませんが、うちの日程でゼロワンさんと対抗戦を行うとすれば、5月2日の後楽園ホールが有力じゃないでしょうか」と見解を示した。 対ゼロワンとの抗争集結に向けて動き出した永田の復帰戦。ついにミスターIWGPが中西、金本ら同世代の盟友の敵討ちに立ち上がった。
-
スポーツ 2008年04月14日 15時00分
新日本 期待の新星・岡田かずちかにヘビー級の洗礼
新日本プロレス期待の新星・岡田かずちかがデビュー2戦目でヘビー級の洗礼を浴びた。 12日に行われた埼玉大会の石狩太一戦で黒星デビューした岡田。この日は“友情タッグ”飯塚高史&天山広吉とともに、ドヒール軍団GBHの真壁刀義&矢野通&石井智宏とのデビュー2戦目に臨んだ。 友情タッグとIWGPヘビー級タッグ王者チーム矢野&真壁が場外乱闘する中、ゴング直後から最後まで石井とシングルマッチ同然の展開。打点の高いドロップキックやランニングネックブリーカードロップなどを繰り出して大器の片りんを見せたが、最後は7分9秒、石井のパワーボムで沈められてホロ苦いヘビー級デビュー戦となった。 また、試合後はカール・アンダーソンが友情タッグやマットにごう沈した岡田らを襲撃。GBHと結託した。
-
スポーツ 2008年04月12日 15時00分
新日本プロレス IWGPヘビー級王者・中邑真輔の挑戦者に全日本プロレス武藤敬司が決定の舞台裏
新日本プロレスIWGPヘビー級王者・中邑真輔の次期タイトル戦が11日、都内のテレビ朝日で発表。27日の大阪大会で全日本プロレス武藤敬司を迎え撃つことが決まった。ついに外敵との防衛ロードを歩み始めることになった真王者。しかし、その舞台裏では武藤戦ばかりか、次なる対戦オファーまで舞い込んできているという。 “真王者”が最強を証明するための外敵防衛ロードが幕を開ける。 3・30後楽園ホール大会でチャンピオン中邑が春のG1覇者の棚橋弘至を破ったことにより、次期挑戦者の擁立が難航していたタイトル戦。だが、この日の会見で菅林直樹社長は挑戦者に全日プロの武藤との交渉をまとめ、本紙既報通り27日の大阪府立体育会館でタイトルマッチを開催することを発表した。 急転直下で決定をみた武藤とのタイトル戦。菅林社長によれば「チャンピオンカーニバルを視察しまして、その際に武藤選手との交渉を取りまとめました」という。しかし、中邑の挑戦者擁立をめぐっては、その舞台裏でそのほかの候補との交渉も進んでいた。 「交渉していたのは武藤選手だけではありません。それこそ全日本プロレスを含む他団体の選手との話や、新日本ではバーナードでの調整も最後まで検討いたしました。とはいえ今回の挑戦者交渉によって、すでに中邑選手には武藤戦の先のオファーまで寄せられています」(菅林社長) 次期タイトル戦に外敵とのチャンピオンシップを公言していた中邑にとっては、今回IWGPのベルトというエサに食いついてきた武藤は格好の獲物でしかない。中邑は「正直信じられない。触れることのない相手だと思ってたから、びっくりしている」とし「リスクはあるけど、これに勝つことで新しいものを創造できると思っている」と、過去2度IWGPヘビー級シングルを巻いた武藤を食ってベルトの価値を高める腹積もりだ。 一方の武藤にも思惑はある様子。開口一番「チャンピオンカーニバルに棚橋が出てきて、いまの新日本を確かめたいと思った」と挑戦理由を述べた上で「オレがIWGPを持ってたときの経済効果はハンパじゃない。今回の挑戦は新日本にとっても良いことじゃないか」とほくそ笑んだ。 27日の大阪大会から始まる真王者の外敵防衛ロード。まずは至宝とともに団体の命運を懸けた武藤との一戦で、セルリアンブルーのエース中邑はどんな闘いをみせるのだろうか。
-
スポーツ 2008年04月11日 15時00分
全日本プロレス 諏訪魔が4・29愛知大会で3冠王者・佐々木健介とのタイトル戦正式決定。新政権発足に向けて若手に決起を促した
全日本プロレス春の祭典「チャンピオン・カーニバル(CC)」で初優勝した諏訪魔が10日、都内の同事務所で会見。4・29愛知県体育館大会で3冠ヘビー級王者・佐々木健介とのタイトルマッチが正式決定した。健介との遺恨に終止符を打ち、政権発足を宣言した諏訪魔。さらに新時代到来に向け、全日プロ本隊の若手に発破をかけたことで、王道マットに新たな熱が発生しそうだ。 全日プロの新エースが時代の扉をこじ開ける! 9日に行われたCC優勝決定戦で、新日本プロレスの“フェロモンボディー”棚橋弘至を撃破し、初優勝を果たした諏訪魔。大熱戦から一夜明けたこの日の会見では、29日の愛知大会で3冠王者・健介への挑戦が正式発表された。 悲願の初タイトル奪取を果たし、興奮冷めやらぬ諏訪魔だが、開口一番「会社もわがままを聞いてくれたんで、このチャンスをものにしたい」と高らかに至宝奪取を誓った。 全ては全日プロ新時代到来を告げるため。前回はブードゥー・マーダーズ(VM)時代の2006年6・10熊本大会で当時のチャンピオン小島聡に挑戦したが、失敗。「自分の欲望が先走ってた」と“若気のいたり”を反省しつつ、「全日本の人間としてベルトをあるべきところに戻したい。名古屋のファンに新しい時代になったんだよ、と伝えたい」と鈴木みのる、健介と続いた“野党政権”に終止符を打つことを宣言した。 構造改革には“与党”全体の奮起が必要不可欠。諏訪魔は本隊の若手に「オレだけじゃなく、真田(聖也)、征矢(学)にも全日本の看板を背負ってもらう」とした上で、「征矢には、新日本勢と戦った時、『もっとアグレッシブに、ぶっ殺すぐらいの殺気を持った方がいい』と話しました」と20日の開幕戦で激突する健介オフィス勢との対戦に向けて猛ゲキを飛ばした。 さらに諏訪魔は「今回チャンピオン・カーニバルとノアのタッグリーグに同時進行で出て、そこは違うんじゃないかなと思った。この間戦って引き分けて、決着がついてないからね。どっちが正しいのか、30分時間切れの続きを名古屋でやりたい」と言い放った。 「この優勝がすごい自信になってる。今やったら絶対負けない」と必勝を誓った諏訪魔。3冠王者・健介と本隊新エースの遺恨決着戦は最終章へと突入する。
-
-
スポーツ 2008年04月10日 15時00分
全日本プロレス 諏訪魔がチャンピオン・カーニバル初優勝。エースの自覚が芽生え、4・29愛知県大会での3冠王座奪取を宣言
全日本プロレス春の祭典「チャンピオン・カーニバル(CC)」最終戦が9日、東京・後楽園ホールで行われ、諏訪魔が優勝決定戦で新日本プロレスの“フェロモンボディー”棚橋弘至を撃破。悲願の初優勝を果たし、3冠ヘビー級王座挑戦を表明した。今後については渕正信取締役が4・29愛知県体育館大会で3冠王者・佐々木健介との頂上決戦にGOサイン。新たなファイトスタイルも見せ、エースの自覚が芽生え始めた諏訪魔が“4冠”奪取に燃えている。 “未完の大器”がついに覚醒した。 開幕前に1日6食1万キロカロリーの食生活&12時間睡眠という破天荒な生活で肉体改造に着手した諏訪魔。初優勝に向けて、初戦の佐々木健介戦から始まる激しい春の祭典5連戦を戦い抜くためのボディーをつくり上げた。 その成果がCC初制覇という結果に表れた。迎えた公式戦最終日、勝ち点4でBブロック首位タイだった鈴木みのるが西村修に敗れる波乱。優勝決定戦進出へ望みがつながった諏訪魔は、宣言通りにジョー・ドーリングにリベンジを果たし、逆転で優勝決定戦に駒を進めた。 相手は5日の開幕戦でタッグマッチで激突した新日プロ・ニュージャパンカップ(NJC)覇者の棚橋。序盤は一進一退の攻防が続いた。エルボーを連打にはエルボーを、ボディースラムを放てば、ボディースラムと互いに意地をむき出し。そんな中、諏訪魔はトペ・スイシーダや変型ドラゴンスクリューからのアンクルホールドなど飛び道具やサブミッションのコンビネーションを披露し、新たなスタイルを開花させた。 だが、棚橋もNJC覇者としての意地を見せ、諏訪魔は逆に追い込まれる場面もあった。ラストライドをダルマ式ジャーマンで切り返されるとスリングブレイド、ハイフライフローと立て続けに被弾。2発目のハイフライフローをカットするも、グラウンドでのドラゴンスクリュー、テキサスクローバーホールドで絞め上げられて絶体絶命のピンチに陥った。 それでも最後は諏訪魔の負けられない決意と執念が上回った。棚橋の猛攻を耐えしのぐとフロントスープレックスから左腕のラリアートを決め、最後は3度目の正直でラストライド(高角度パワーボム)で棚橋をマットにたたき付けて3カウントを奪取。未完の大器がついに悲願の初タイトルを手にした瞬間だった。 試合後、念願の初タイトルを手に入れた諏訪魔は「こんな気分のいい場所は今までねぇよ。ちっちゃい頃から見てたからね、このトロフィーを」と喜びを爆発させた。 「この勢いで」 次なる目標はひとつ。全日プロの至宝を自らの腰に巻くこと。「次は3冠のベルト、この勢いで獲りたい」と宣言した。 春の祭典覇者として3冠王者の健介に挑戦を表明した諏訪魔に、渕正信取締役は「優勝したのであれば次のシリーズ最終戦で、そうせざるを得ないのではないか」と事実上のGOサイン。4・29愛知大会での激突が濃厚となった。 「全日本プロレス、これからどこの団体にも負けない日本一の団体にしたい」とエースの自覚が芽生えた諏訪魔。まずは3冠ベルトを腰に巻き、名実ともにトップを目指す。
-
スポーツ
新日本プチシルマ争奪戦勃発
2007年03月07日 15時00分
-
スポーツ
棚橋時代到来
2007年02月19日 15時00分
-
スポーツ
アングル 永田 新日制圧へ IWGPヘビー級タッグ王者中西、大森組への挑戦急浮上
2007年02月19日 15時00分
-
スポーツ
猪木 緊急提言 想定外プロレスをやれ!
2006年12月05日 15時00分
-
スポーツ
1・4東京D「レッスルキングダム」 新日本 全日本“乗っ取り”へ秘策 長州3冠戦出撃
2006年11月16日 15時00分
-
スポーツ
復活1・4東京D大会へ秘策 新日本最終兵器サイモン猪木 IWGP挑戦!?
2006年11月07日 15時00分
特集
-

あかつ、アメリカ・アポロシアターでの「動きで笑わせるネタ」は世界にも テレビに年数回でも出られる自分は「持ってる」
芸能
2025年10月03日 12時00分
-

TKO・木下、篠宮との一件を明かす 目標は「タイと日本のハブ」 挑戦に対する厳しい声には「どうでもいい」
芸能
2025年09月26日 18時00分
-
-

元ボーイフレンド・宮川英二、最大の挫折は「M-1グランプリ」 セカンドキャリアは、芸人やお笑いサークルの学生の就職支援 芸人の給料も赤裸々に語る
芸能
2025年09月18日 17時00分
-

岡平健治「19」解散は「お金の問題じゃない」 岩瀬敬吾、地元に戻るのを「止められてよかった」 今後はバラエティーで「ポンコツっぷりを見て笑ってほしい」
芸能
2025年08月05日 23時00分
-

misono、家族について「マジで気持ち悪い家族」 「⼦ども⾃然にできると思っていたけど……」と不妊治療の再開、明かす
芸能
2025年09月16日 11時00分
