工藤伸一
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トレンド 2011年01月18日 18時15分
この世にはニュースしかない!〜サイファーと芥川賞と詩とニュース
昨年12月9日にリアルライブの記事で取り上げた詩の朗読会・サイファー。12月10日には11都市で同時開催された。代々木公園の東京サイファーには谷川俊太郎さんもゲスト出演し、大変に盛り上がった。 そこに出演していた朝吹真理子さんが、1月17日に第144回芥川賞を受賞されたのとのことで、おめでとうございます。なお、受賞作『きことわ』は、サイファーでの朗読が初公開だったとか。 そもそも詩人の佐藤雄一さんがサイファーを企画したきっかけは「朗読会とかやりたいんだけどなあ」とぼやいていたら「ウダウダ言うくらいなら、さっさとやりやがれ」とばかりに強い語調で朝吹さんにけしかけられてのことだったそうである。 佐藤さんは「あらゆるものが詩であり、誰もが詩人になれる」といった。その言葉通り、彼の二度目の即興朗読が始まるや否や代々木公園の警備員が割り込んできて「これは許可を取ってるのか。代表者は誰だ?」と訊いてきて、代表者である佐藤さんが名前と連絡先を警備員に伝える。 「念のため訊くけど、これは宗教の集まりとかじゃないよね?」「違います。僕らは何も信じてません」と誰かが答えた。そんなハプニングに見舞われた後に朗読を再開することになった佐藤さんは「僕の詩は以上です」と宣言した。つまり警備員とのやりとりそれ自体が即興詩であると。そして「これで警備員さんも詩人になった」と。 「あらゆるものはニュースなんじゃないか?」この記事を書きながら「あらゆるものは詩」なのだろうかと考えてみて、こんな答えが導き出された。佐藤さんは詩人だから「それ」を詩と呼ぶけれど、今こうしてニュース記事を書いている僕は「それ」をニュースと呼ぶしかない。そして「それ」は同じことなんじゃないのか。 テレビ朝日系列『ミュージックステーション』などの音楽番組では、シンガーソングライターもバンドマンもアイドルも皆ひっくるめて「アーティスト」と呼ぶ。アーティストすなわち「アートする人」であるが、アート=詩と考えることもできる。アートもしくは詩における表現は、僕らが知っているものであろうとなかろうと、常に新しいものとして僕らの前に提示されるものという意味では、ニュースでもある。 どんなに古い出来事であろうとも、初めて知る情報にはニュース性が宿っている。逆に新鮮な話題だからと言って全ての人にとってそれが新しい情報とは限らない。事件の関係者にとってそれは既に起きてしまったことに過ぎないからだ。だからニュース性に時間は関係ないとも言える。 特にネットで見る場合、それは時間差で伝わったりもする。この記事が読まれるのも公開直後だけとは限らない。1か月後かもしれないし、1年後、10年後、100年後になる可能性だってある。その時、ここに書かれたことを初めて知るものにとってそれは間違いなくニュースなのである。 サイファー終了後に雨が降り出した。雨には詩の成分が含まれているし、気象情報はニュースの必須コンテンツでもある。空もまた詩人であり、お騒がせセレブに他ならない。昨年の漢字検定協会主催「今年の漢字」1位は「暑」に決定した。「暑さ」も自然が織りなす風物詩という意味では、詩でありニュースなのだ。(工藤伸一)
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芸能 2011年01月17日 11時00分
「新御三家」がルーツの「イケメン進化論」とは?
日本テレビ系列『新型学問 はまる!ツボ学』は、様々な分野の専門家やマニアを「新型学問の民間研究員」として招き、日本ツボ学財団会員のツボにハマるか見極める、バラエティ番組。理事長(司会)はロンドンブーツ1号2号の田村淳さんで、助手は台湾を拠点にアジア諸国で活躍するタレントの佐藤麻衣さん。他にツボ学財団会員がいて、民間研究員のプレゼンを採点する。 1月12日(水)24:13〜24:44放送の回には、小説家の内藤みかさんが「イケメン分類学」の博士として登場。イケメンの系統を「新御三家」になぞらえる「イケメン進化論」を披露した。「新御三家」とは、1970年代にデビューした、郷ひろみさん、西城秀樹さん、野口五郎さんのこと。 「御三家」という言葉は、江戸幕府で将軍家に次ぐ地位にあった「尾張・紀州・水戸」の家系を総称する「徳川御三家」が元になっている。尾張は家康の9男・義直、紀州は10男・頼宣、水戸は11男・頼房が始祖。徳川姓を名乗り三つ葉葵の家紋を使うことが許されていたそうである。以来、ある分野で特に目立つ三人を「御三家」と呼ぶようになった。 もちろん江戸時代にイケメンという言葉はなく、歌舞伎の「二枚目」がイケメンを表していた。「イケメン」の呼び名が定着したのは、1999年に雑誌『egg』で「イケメン特集」が組まれて以降らしい。博士いわく「イケメンの定義は、18歳〜35歳で女性受けのする、目鼻立ちのはっきりした男性」とのこと。 「二枚目」の意味で使われた最初の「御三家」は、1960年代にデビューした、橋幸夫さん、舟木一夫さん、西郷輝彦さん。その10年後に登場した「新御三家」に連なるとして、博士がまとめたイケメン進化の流れは、以下の通り。 まず「郷ひろみ」系は、甘いマスクで王者の風格があり、マルチに活躍して世界を目指す。見た目と中身にギャップがあって、ジムなど自分を磨く場所に出没する傾向がある。田原俊彦さん、藤井フミヤさん、東山紀之さん、滝沢秀明さんが該当し、最終進化系が岡田将生さん。 次に「西城秀樹」系は、ワイルドでヤンキー気質な肉食系。裸になることが多く、大きめの乳首が特徴。合コンなどに出没しやすい。近藤真彦さん、江口洋介さん、木村拓哉さん、伊藤英明さん、長瀬智也さん、反町隆史さん、山田孝之さん、そして最終進化系が山本裕典さん。 最後の「野口五郎」系は、ひとつのことに没頭して特技を磨く元祖・草食系で、自宅や本屋を好む。野村義男さん、福山雅治さん、柏原崇さん、玉木宏さん、三浦春馬さんときて、最終進化系は向井理さん。 ツボ学財団会員の岡本夏生さんは、プロゴルファー石川遼選手の顔も髪型もお尻も全てタイプなんだとか。森三中・黒沢かずこさんの好きなイケメンは、小出恵介さん、生田斗真さん、中村蒼さん、山本裕典さん。黒沢さんは「イケメン話は楽しい〜!」と大喜び。内藤博士のイチオシは三浦春馬さんだそうである。 クイズコーナーでは、イケメンには3月・4月産まれが多く、90%がスウィーツ好きであることなどが明かされた。お笑いコンビ・FUJIWARAの藤本敏史さんは「俺もスウィーツ好き!」と喜んだが、博士に「おめでとう」と受け流されてしまった。相方の原西孝幸さんも不機嫌そうに見えたが、気のせいだろうか。 まあ確かに男性的には微妙な話ではある。けれど少しでもイケメン風に近づけられるヒントが見つかれば、男性陣にとっても意義深い。自分がどのジャンルに近いのか分かれば、何を磨けばいいかも見えてくるだろう。 イケメンの共通点は他にもあり、必要以上に優しくしない。少女漫画で泣く。主夫願望が強い。仕事が苦手。ディズニーランドが好き。知らない女性から話しかけられると怖い、などだそうである。 最後に、これから注目の特技に秀でた「一芸イケメン」が登場。福山聖二さん(21)はバク宙が得意な「郷ひろみ」系で、塩川渉さん(23)はカクテル作りの上手い「野口五郎」系。一芸イケメンの紹介は、次週に続くとのこと。次の放映日時は、1月19日(水)23:58〜24:29。 出演予定のイケメンは、Mice(マイス)さん、啓周ロベルトさん、井深克彦さん、佐藤峻さん、中村仁樹さん、山口賢貴さん、岩崎孝次さん、落合モトキさん、森新吾さん、蔀(しとみ)祐太朗さん。イケメン好きの女性はもちろん、イケメンになりたい男性も要チェックだ!(工藤伸一)日本テレビ『新型学問 はまる!ツボ学』http://www.ntv.co.jp/tsubo/イケメン評論家・内藤みかの「イケメンのいただきかた」http://ameblo.jp/micanaitoh/
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その他 2011年01月15日 17時30分
ALI PROJECTがアニソン番組に降臨!
NHK総合の音楽番組『MUSIC JAPAN 新世紀アニソンSP.4』に、ALI PROJECTが出演する。放送日時は1月16日(日)18:10〜18:39。昨年11月22日(月)にNHKホールで公開収録された中から『聖少女領域』が放送予定。アニメ『ローゼンメイデントロイメント』(TBS系列/PEACH-PIT原作)のオープニングソングとして有名な曲だ。 他の出演アーティスト及び曲目は、Girls Dead Monster (marina/LiSA)『Crow Song』、工藤真由『ハートキャッチ☆パラダイス!』、JAM Project『MAXON』、ピコ『勿忘草』、水樹奈々×May'n『ETERNAL BLAZE』、水樹奈々『十字架のスプレッド』、May'n『もしも君が願うのなら』となっている。 通称アリプロとも呼ばれるアリ・プロジェクトは、宝野アリカさん(ボーカル・作詞)と、片倉三起也さん(作・編曲)を中心とした音楽ユニット。他にヴァイオリニストの渡辺剛さんと杉野裕さん、ドラァグ・ダンサーのインガさん・リンゴさん・おりぃぶぅさん・キャンタマリーナさん・ララミイさんが、レギュラー的にライブをサポートしている。 蟻プロジェクト名義だった80年代のインディーズ時代を含めると、活動歴は20年以上に及ぶ。片倉さんの時代に左右されない幻想的な作曲センスや、宝野さんの文学的かつ煽情的な歌詞、そして超人的な歌唱力と魔性の美貌によって、根強い人気を誇ってきた。特にロリータ系ファッションを愛好するゴスロリ少女などから絶大な支持を得ており、宝野さんは敬愛を込めて「アリカ様」と呼ばれている。なお、片倉さんの愛称は名前のミキヤから「ミッキー」である。 アリプロの楽曲は、クラシック/ジャズ/ロック/テクノ/ポップスが融合した先進性から「早すぎる才能」と評されることもあった。2002年に発売された巽孝之さん(慶應義塾大学教授/アメリカ文学研究者/SF評論家)の著書『プログレッシヴ・ロックの哲学(Serie′aube′)』では、ジャンル越境的なプログレッシヴ・ロックの系統として紹介されている。 プログレの難解さはポップスのニーズとは一線を画しているようなところがあり、アリプロも通好みの音楽として一部のファン層に支えられてきたようなことがある。けれども『ローゼンメイデン』など多数のアニメソングとのタイアップにより、新規ファンが爆発的に増えた。 今回披露される『聖少女領域』が発売された直後の2005年11月16日に行われた、渋谷O-WESTのライブは筆者も観に行っていたが、収容人数500人のライヴハウスで身動きが困難になるほどの大盛況だった。それ以降のライブには大ホールが使われるようになり、2008年の「禁書発禁」ツアー最終公演は、今回の公開収録と同じNHKホールで行われた。NHKホールの収容人員は3,800人であり、3年間で7倍にまで増えたことになる。 ところがここまで加熱した人気の割に、何故かテレビ出演することはなかった。過去にはあったかもしれないが、少なくともアニソンで注目されて以降は、なかったと思う。そのアリプロがついにテレビに出ると言うのだから、これは絶対に観逃せない。『紅白歌合戦』恒例の小林幸子さんに負けず劣らぬ、アリカ様の豪華衣装にも要注目だ。(工藤伸一)NHKオンライン『MUSIC JAPAN』番組ホームページ http://www.nhk.or.jp/mj/ALI PROJECT OFFICIAL WEBSITEhttp://aliproject.jp/
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ミステリー 2011年01月12日 14時00分
宇宙人に書かされた記事
最近になって記事を書かせてもらっている者です。基本的にバカなことばかり書いている自覚がありますが、中には書いた記憶が全くなくて「誰かに書かされているのではないか?」と感じてしまうことがあります。そんなとき決まって思い出すのは、生まれ育った北海道で遭遇した、地球外生命体に関する奇妙な記憶の数々。 最も古い記憶は小学校に入ったばかりの頃。夜中に目が覚めてトイレに行ったら、右ひざの裏が痛くてたまらない。触ると指がズブズブ入るので驚いてちゃんと見てみたら、穴が開いていました。その傷は今も残っています。矢追純一さん監修によるテレビのUFO特番で「キャトルミューティレーション」の話を知って、もしやと思ったのです。 キャトルミューティレーションを直訳すると「牛の切断」で、牛や馬など家畜の体の一部が切断される現象。アメリカの牧場で多発したとのこと。野性動物に喰われた可能性も考えられるものの、発生前後にUFO目撃談などが出てきたことから、宇宙人が実験もしくは狩りをしているのではないかと噂されたりもしました。 さらにその後、UFOに連れ去られたと証言する人の精密検査をしてみると、体内に発信器のようなものが埋め込まれていたなんて話も。つまり家畜による実験は既に終了していて、次の段階である人間の行動分析にまで、異星人の研究は進んでいたと考えられるわけです。 小学校高学年の頃には夢遊病の気があり、目が覚めると外にいることもありました。でもそれは本当に夢遊病だったのかどうか。UFOが定期的に僕を呼びよせて、右ひざの裏に埋め込まれた発信器のメンテナンスを行っていたようです。実は自室のベッドから見える夜空に、UFOを発見することも何度かありました。 貯水池周辺でのUFO目撃談は世界中でも多いそうですが、父親が撮影した貯水池の写真にも、オレンジ色のUFOが映っていたのです。友達に見せるつもりで部屋に持って行ったものの、机の上に置き忘れたまま学校へ出かけ、帰ってみると写真は消えていました。そして何故か窓が開いています。それはUFOを良く見る窓ですから、証拠品を回収したのでしょう。 発信器が今もついているのかどうか定かではありませんが、あれから長い年月が経っていますから、宇宙人の科学技術も格段に進歩し、人間には全く見破れないような方法によって、我々を操っている可能性は十分にあります。だからもし何か変なことを書いていても、それは宇宙人の仕業なのかもしれません。(工藤伸一)
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社会 2011年01月08日 14時30分
喪中の年賀状
年賀状を出さなくなってからどのくらいになるだろうか。送ってくれる人はいるので、ハガキのかわりにメールを送り返したりなんかしていたら、そのうち年賀ハガキをくれる人は殆どいなくなった。今ではせいぜい企業名義のものが届くくらい。 だから祖母が亡くなり喪中になったからといって、寒中見舞いを出すこともしなかった。ところがハガキこそこないものの、ネット上での年賀メッセージは来る。わざわざ喪中であることを伝えるほどの関係でもなかったりするから、普通に「おめでとう」と返したりするが、内心これでいいのだろうかと考えたりもする。 年賀ブログや年賀ツイートは不特定多数に対して送るものだから、喪中である人の目にも触れてしまう。自分向けではないとして無視してもいいのだけれど、「フォローしてくれている全ての方へ」などと書かれていたら、やはり自分も含まれてしまうのである。 年賀状のかわりに寒中見舞いを送る場合、早めに出しておく必要がある。それでも見舞いを送らなかった相手から年賀状はきてしまう。年賀状を送ってくれる可能性のある人全員に寒中見舞いを出したとしても、企業などから来てしまったりするのである。これではせっかくの周知が台無しになってしまうが、誰が喪中か完全に把握するのは困難だから、仕方のないことだ。 いっそ喪中に「おめでとう」と言えない風習を止めてしまう手もあるが、そんな中途半端な手段を講ずるくらいなら、年賀状からして止めてしまっても同じじゃないかという気もしてくる。そもそも喪中は肉親の不幸に限られるが、心情的には友人知人や尊敬する人の死に際しても喪に服したくはなる。だから近親者が生きてさえいればめでたいというのもどうかとは思う。 僕は新聞配達と年賀状配達をしてきたが、今や新聞もとらず年賀状も出さなくなった。これは変な気もするが、だからこそそうなったようにも何となく思える。新聞配達と年賀状配達の経験者に聞いてみないことには、本当のところはわからないことだけれど。新聞をとらないかわりに新聞社のサイトを見たり、年賀状のかわりに年賀メールをやりとりしてはいる。 けれどネットにかわる新しいメディアが出てくれば、それもしなくなるのかもしれない。そんなものが果たして出てくるのかわからないが、今やライフラインと化したネットだって、かつては空想の産物でしかなかったくらいなのだから。(工藤伸一)
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社会 2010年12月25日 13時30分
MAX敬語をご査収くださいませ
フジテレビ系列で放送中のバラエティ番組『ペケポン』(毎週金曜日19:00〜)の「MAX敬語」なるクイズコーナーで、芸能人はもとより直木賞作家など文化人の方々までもが、最上級の敬語である「MAX敬語」を答えられず苦心している様を見ますと、ましてや私のごときが敬語を使いこなせているなどと考えるのは、おこがましいにもほどがあるようにすら感じてしまいます。今回の文章では可能な限り丁寧に綴らせていただいておりますが、おそらく私自身も気付いていない誤用もあるかと思われます。これが今の精一杯のものでございますので、お目こぼしいただけると幸いに存じます。 敬語は大切なものです。特に最上級の尊敬語は使える機会が少ないですから、なるたけ使うようにしないことには言葉の存在それ自体を忘れてしまいがちです。せっかく長い伝統を誇る日本語を継承してきたのですから、それは非常にもったいないことでございます。私も普段から敬語でばかり書いているわけではございませんが、会話においては敬語を使うことが多いのです。かしこまりすぎても何ですから、敬語より丁寧語に近いかもしれません。それにしても敬語って難しいですよね。使い慣れていないと謙譲語を用いてへりくだったつもりが自尊語になったり、敬語が過剰な二重敬語になってしまったりと、逆に先方に失礼に当たることさえございます。 それでも職場の上司やお客様に対して敬語を使ってはきましたもので、全くできないということはないかと思われます。過去に「MAX敬語」コーナーで出題された中で印象的でしたのは、「ご査収(さしゅう)くださいませ」ですとか、「ご尊顔(そんがん)」になりますでしょうか。「ご査収」はメールや書類などを目上の方へお渡しする場合に使うもので、ただ単に読んでほしいのではなく、内容を確認していただき、もし間違えがあれば叱って下さい、というような意味合いが込められているため、最上級の尊敬語のひとつとされております。また「顔」を示すMAX敬語「ご尊顔」は、日常生活において滅多に使う機会こそありませんが、たとえば「仏様のご尊顔」というように、人より上の存在に対して使われているのを拝聴した記憶がございます。 先ほども申し上げました通り、私は関係性が不明瞭であれば対等の相手に使うタメ語ではなく、敬語を使うことにしております。それゆえ決して目上というわけでもない相手に対しても、丁寧すぎる言葉で接するケースが生じて参ります。できれば誰とでもタメ語で話したいと考えるような方々からすれば、心理的な壁をお感じになる場合もあるでしょう。かといって言葉遣いを変えようにも、なかなかタイミングが難しい側面もございます。もし私と面識のある方で、タメ語で話してほしいという方がいらっしゃいましたら、どうぞ仰ってくださいませ。すぐにタメ語にするからさ、こんな風にな。(工藤伸一)
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トレンド 2010年12月24日 15時45分
サンタクロースに関する恐い話
サンタクロースはクリスマスイブにプレゼントをくれることになっているが、それはどんな子供にでもというわけではなく「良い子」という条件付き。だからサンタさんは必ずしも良い人ではない。サンタさんが嫌う悪い子からしてみれば、自分にはプレゼントをくれない差別的なクソジジイでしかない。けれどもサンタさんをクソジジイ呼ばわりしちゃうと悪い子に思われてしまうから、決してそんなことを言ってはいけない。しかも国によってはプレゼントをあげるどころか、悪い子を懲らしめるナマハゲみたいな役割も兼ねているというから、気をつけなくては。 それにしても深夜に煙突から他人の家に侵入するサンタクロースは、泥棒目当ての不審者に思えなくもない。帽子を被って髭を生やしているから人相もよく分からないし、袋の中にはプレゼントじゃなくて盗品が入っている可能性だってある。なおかつ赤い服を着ているのは、血まみれでもばれないようにしているんだったりして。なんて考える人は沢山いるようで、サンタさんを殺人鬼とする設定のホラー映画も多い。たとえば『悪魔のサンタクロース 惨殺の斧』(1984年/アメリカ/原題:Silent Night, Deadly Night)や『ウォンテッド・Mr.クリスマス』(1990年/フランス)に『スクリーム』(1996年/アメリカ)などなど。 デンマークに本部がある「グリーンランド国際サンタクロース協会」は、グリーンランドに住む長老サンタの補佐を務める公認サンタクロースの認定機関。公認サンタは世界に180人ほどいるそうで、日本ではマンボミュージシャンのパラダイス山元さんが認定されていたりする。サンタさんの相棒といえば真っ赤なお鼻のトナカイさんだが、実は長老サンタのいるグリーンランドでは、そのトナカイを食べてしまうのである。「トナカイを食べるなんて!」と思ってしまうが、日本でもサムライの乗り物だったりしてきた馬を馬刺しにして食べたりするから、よその国の文化にケチを付けるわけにもいかない。とはいえやはりトナカイを頬張るサンタさんの姿は、あまり想像したくないものである。 子供の夢を奪うようなことを言っておきながらも、僕は本物のサンタさんの実在を信じている。しかしそれが人間ではなく怪人や妖怪の類だとすれば、必ずしも人間にとって都合の良い存在とは限らない。ロマンティックに思えるホワイトクリスマスも、豪雪地帯の住民にとっては厳しい自然の脅威であるように、物事には裏表があるものだ。でもだからこそ刺激に満ち、僕らを飽きさせることがないこの世界は、いったい誰からのプレゼントなのだろう? それが創造主によるものか科学的必然なのかはさておき、聖なる夜に世界中の人々が互いに感謝し合えるのは素晴らしいことだ。メリー・クリスマス!(工藤伸一)
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トレンド 2010年12月18日 10時00分
佐々木友輔 映像個展『新景カサネガフチ』
12月18日(土)と19日(日)、イメージフォーラム・シネマテーク(東京都渋谷区渋谷2-10-2)にて、佐々木友輔監督の新作映画『新景カサネガフチ』上映会が行われる。朗読:菊地裕貴、出演:石塚つばさ、ロゴデザイン:藤本涼、音楽、田中文久、制作:佐々木友輔。佐々木監督の映画2本が上映される他、社会学者2名を交えたトークイベントも組み込まれており、18日のゲストは若林幹夫さんで、19日は宮台真司さん。 「2011年、関東鉄道常総線に新しい駅ができて、その土地の名前も「ゆめみ野」に変わった。ゆめみ野の誕生と時を同じくして結婚し、街のめまぐるしい変化に寄り添って暮らしてきた一組の夫婦は、ある出来事をきっかけにして、街の歴史と夫婦の時間を、交差させ、かさね合わせるようにしながら追憶していく。そこに浮かび上がってくるのは、いつか夢に見た景色−−累(かさね)伝説発祥の地、累ヶ淵。『夢ばかり、眠りはない』に続く、「風景」映画最新作。」(パンフレットより) カサネガフチ=累ヶ淵は、茨城県常総市羽生町にある法蔵寺裏手の鬼怒川沿岸のことで、落語や歌舞伎における怪談の舞台として有名な場所。実話に基づいているそうで、法蔵寺にある累(るい)一族の墓は、常総市の指定文化財にもなっている。1617年(慶長17年)に羽生町の百姓・与右衛門(よえもん)は、後妻お杉の連れ娘・助(すけ)を川に捨てて殺す。助は人相が悪く足が不自由だった。その翌年に産まれた娘・累(るい)の風貌は、助にそっくりだった。累は「かさね」とも読めることから「助がかさねて生まれてきた」と噂される。両親に先立たれた累は、婿に迎えた谷五郎に裏切られ殺される。谷五郎の後妻は次々に他界。6人目の後妻きよとの間に生まれた娘・菊に累と助の霊が憑き、弘経寺の祐天上人が成仏させたという。作品は発信者と受信者のイメージがかさなりあうことで完成する。江戸時代と現代がリンクした光景は、僕らの現実とかさなることで確かな重力を得るだろう。 同時上映される『彁 ghosts ver.4』は未公開の大作映画とのこと。どう読むのか分からなかったため調べてみたところ「彁」は「タカ」と読むらしく、使われることは殆どない「幽霊文字」だそうである。「国道6号沿いの廃墟に残されていたminiDVカセットテープ、そこに映っていた青い服の女。物語の主人公は、そこに残された映像を頼りに、彼女の見た景色を辿る旅に出る−−。この世に溢れる無数の映像を出会わせ、結び合わせ、一枚のディスクに刻み込むことで、他の誰でもない新しいひとつの人格=幽霊を生み出すための映画実験。『新景カサネガフチ』、『夢ばかり、眠りはない』の原型であり、佐々木友輔の見たゼロ年代映像環境の総決算。」(パンフレットより) 秋葉原事件を題材にした前作『夢ばかり、眠りはない』もそうだったが『新景カサネガフチ』や『彁 ghosts ver.4』にも一貫して「夢」あるいは「霊」がテーマに据えられている。それは必ずしも人霊とは限らず、自然に宿りし精霊をも含む「神霊=神の御魂」であり、可視/不可視に囚われず森羅万象の実体を捉えようとすれば、決して無視できない物影。その「影を撮る」行為こそが映画の「撮影」であり、それが現実の影なのか夢の影なのか観客には区別が付かない。CG(コンピュータ・グラフィック)や特撮ということではなく、僕らが住むこの現実を含む、全ての「風景」においても。(工藤伸一)佐々木友輔映像個展『新景カサネガフチ』公式サイトhttp://qspds996.com/kasanegafuchi/・開催日:2010年12月18日(土)、19日(日)・料金:当日700円/イメージフォーラム会員500円・会場:イメージフォーラム・シネマテーク(東京都渋谷区渋谷2-10-2:渋谷駅から徒歩8分、表参道から徒歩10分)・企画:イメージフォーラム(http://www.imageforum.co.jp)・お問い合わせ:qspds996@gmail.com(佐々木)・タイムテーブル 14:00 彁 ghosts ver.4 上映 17:00 トークイベント(18日ゲスト:若林幹夫、19日ゲスト:宮台真司) 18:00 新景カサネガフチ 上映
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トレンド 2010年12月17日 19時15分
「世界内戦」を生き抜くために
限界小説研究会の新著『サブカルチャー戦争−−「セカイ系」から「世界内戦」へ』刊行記念トークショーが、12月18日(土)に青山ブックセンター本店(東京都渋谷区)で行われる。出演者は笠井潔さん、白井聡さん、鈴木英生さんで、司会は藤田直哉さん。 共にミステリなどを手掛ける小説家でもある笠井潔さんと小森健太郎さんを中心に、若手評論家が集い結成された「限界小説研究会」は、2008年に西尾維新や谷川流、竜騎士07、桜庭一樹らの作品を扱う評論集『探偵小説のクリティカル・ターン』(南雲堂刊/笠井潔/限界小説研究会編:小森健太朗/飯田一史/蔓葉信博/福嶋亮大/前島賢/渡邉大輔)を上梓。以降、SFやミステリやアニメやゲームや映画など様々なエンターテインメントのフィクションを論じてきた。 昨年出版された『社会は存在しない』(南雲堂刊/限界小説研究会編:笠井潔/小森健太朗/飯田一史/岡和田晃/小林宏彰/佐藤心/蔓葉信博/長谷川壌/藤田直哉)では、ゼロ年代(2000-2009年)のエンタメをリードしてきたと目される「セカイ系」を論じた。「セカイ系」とは『新世紀エヴァンゲリオン』や『最終兵器彼女』や『涼宮ハルヒ』シリーズなど「君と僕」の閉じた関係が「社会」をすっとばして「世界の滅亡」やら「この世の果て」と直接リンクしてしまう作品群を示す。タイトルはマーガレット・サッチャー元英国首相の言葉から来ている。「セカイ系」を思わせるようなこの発言が、現実の政治家から出てきたものであったように、フィクションとノンフィクションを横断する問題系に、執筆者それぞれの観点から着目した。 そして今年12月2日に発売されたばかりの『サブカルチャー戦争』(南雲堂刊/限界小説研究会編:笠井潔/小森健太朗/飯田一史/海老原豊/岡和田晃/蔓葉信博/藤田直哉/渡邉大輔/白井聡)では、その「セカイ系」の先に続く「世界内戦」をテーマに据え、9.11以降に変化した「戦争」の意味を問い質す。この「戦争」とは世界大戦など日常を覆う「大きな戦争」のみならず、経済戦争など日常に潜む「小さな戦争」も含まれる。戦争が遍在する「例外状態」がデフォルトの現実をいかに生き抜くべきかを、やはりフィクションとノンフィクションをひもづけながら解き明かしていく。 扱われる題材は総じて新しい作品だが、それを意味づける言葉は古びた思想だったりもする。両者をぶつけることで思想はリニューアルされ、作品はルーツを獲得する。新しいものばかり持て囃して、古き良き伝統を腐らしてしまっては元も子もない。だからこそ古いセカイを発酵させるための新しい菌が必要だ。兵器ではなく利器としての毒が。ラディカルな言説で世界をアジる限界研の仕事も、暴力社会を毒抜きするワクチンのひとつに他ならない。(工藤伸一)以下、青山ブックセンター本店イベント情報ページより転載http://www.aoyamabc.co.jp/10/10_201010/1218.html『サブカルチャー戦争 「セカイ系」から「世界内戦」へ』刊行記念トークショー「世界内戦とロスト・ジェネレーション」・出演:笠井潔×白井聡×鈴木英生/司会:藤田直哉・日時:2010年12月18日(土)18:30〜20:00(開場18:00〜)・会場:青山ブックセンター本店内・カルチャーサロン青山・定員:100名様・入場料:500円・参加方法:2010年11月26日(金)10:00より [1] ABCオンラインストアにて予約受付いたします。 [2] 本店店頭にてチケット引換券を販売。 ※入場チケットは、イベント当日受付にてお渡しします。 ※当日の入場は、先着順・自由席となります。 ※電話予約は行っておりません。・お問い合わせ電話:青山ブックセンター本店 ※受付時間は、お問い合わせ店舗の営業時間内となります。御注意ください。<イベント内容> 9・11と、リーマンショックによって、グローバリズムの破綻が顕著になってきている。様々な国の内部で分裂が生じ、日本国内でも「格差」や「ロスジェネ」が問題となっている。 そのような「世界内戦」状況下において、『東のエデン論』を書いた笠井潔と、「物質の蜂起」を説いた気鋭のレーニン研究者・白井聡、『新左翼とロスジェネ』で学生叛乱の精神の現代的な形を模索した『蟹工船』ブームの立役者鈴木英生。三人にくわえて、司会として実際にロスジェネ的生活を送っている藤田直哉が参加し、「世界内戦」の現実において総ロスジェネ化とも言うべき事態にどう対処すべきか、「新左翼」と「ロスジェネ」が激論を交わす。 限界小説研究会論集『サブカルチャー戦争 「セカイ系」から「世界内戦」へ』刊行記念トークショー。<プロフィール> 笠井潔:1948年東京生まれ。1979年に『バイバイ、エンジェル』で第5回角川小説賞受賞。主な小説に『ヴァンパイヤー戦争』、『哲学者の密室』、『群衆の悪魔』、『青銅の悲劇』、など。評論は『テロルの現象学』(筑摩書房)、『国家民営化論』(光文社)、『例外社会』(朝日新聞出版)など。 白井聡:1977年生まれ。早稲田大学政治経済学部卒業。一橋大学大学院社会学研究科博士課程単位修得退学。博士(社会学)。多摩美術大学・高崎経済大学・早稲田大学非常勤講師。著書に、『未完のレーニン』(講談社)、『「物質」の蜂起をめざして−−レーニン、〈力〉の思想』(作品社)。 鈴木英生:1975年、仙台市生まれ。京都大学経済学部卒。2000年、毎日新聞社入社。青森支局、仙台支局を経て、05年より学芸部。著書「新左翼とロスジェネ」(集英社新書)。雑誌掲載記事に「実存か政策提言か」(現代の理論21号)、「森崎和江の世界」(環38号)「論壇は長く続く……」(朝日ジャーナル別冊1989-2009)、「『六八年』ブックガイド」(情況09年12月号)など。構成を手がけた本に姜尚中東京大教授と中島岳志北海道大准教授の対談「日本」、中島准教授の対談集「中島岳志的アジア対談」。<書籍紹介>『サブカルチャー戦争−−「セカイ系」から「世界内戦」へ』 限界小説研究会 編 四六判上製/416ページ/税込2625円/12月2日発売 9・11以降、アニメや映画などに描かれる戦争はどう変わったのか?2000年代前半に隆盛したセカイ系作品の戦争像と2000年代後半以降の戦争像。9・11テロを境に大きく変化したサブカルチャーに描かれる戦争。現実の戦争や経済戦争に影響を受けたアニメ、映画、マンガなどの作品を中心に論じたサブカルチャー評論!
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ミステリー 2010年12月11日 16時00分
『パラノーマル・アクティビティ』と「夢遊病」
映画『パラノーマル・アクティビティ』の続編『パラノーマル・アクティビティ第2章/TOKYO NIGHT』が公開されている。イタリアではこの映画のテレビCMからして余りにも怖すぎると問題になったとか。僕も夜に一人で観ていて悲鳴をあげそうになった。タイトルを直訳すると「超常現象の活動」。就寝中に起きる怪奇現象の正体を暴く、ドキュメンタリー風のフィクション。『ブレア・ウィッチ・プロジェクト』などと共に「モキュメンタリー」と呼ばれるジャンルに属するホラー映画である。 映画ではなく実際にも、寝ているはずの人が不可解な行動をする症状があり、それらは夜驚症や夢遊病と呼ばれたりする。寝たまま歩きまわったりする夢遊病は大人にもあるが、泣いたり叫んだりする夜驚症は子供に多い。僕も一時期はそれに悩まされた。といっても本人は状況を把握できていないので、困っていたのは家族の側だった。 とはいえ自分で覚えているものもあり、家族から聞かされたもの、その両方がある。「金縛り」は身体が動けなく現象だが、夜恐症で意識がある場合は「金縛り」に似ている。ただし動けないのではなく、身体が勝手に動いてしまう。自由が利かないという意味では「金縛り」と同じである。しかも動ける分、何をしでかすか分からないから、やっかいだ。 小学校高学年の頃、深夜になると奇声をあげて飛び起き、外に出ようとする。いつも深夜1時ちょうどだったそうである。従姉が遊びに来ていて「こういうときは名前や年齢や住所を聞くと正気を取り戻す」というので試してみたが、名前を聞いても年齢を聞いても住所を聞いても、自分の名前しか名乗らない。「どうしてキン肉マンは実在しないの?」といった意味不明の質問をすることもあったらしい。本気でキン肉マンが実在すると思っていたわけではないから、自分でも不思議だ。 実は来る日も来る日も同じ夢を繰り返し視ていた。滝に打たれ修行する白装束の女性や、高い塔に幽閉された髭もじゃの老人。人類の歴史を表す時計には針がひとつしかない。その針が再びゼロを示す前に何とかしなくてはならない。目を開けているから、そんな夢の光景と目の前の現実がオーヴァーラップする。家族が話しかけているのも分かるが、自由に動くことができない。 30分もすれば元に戻るが、それが4日も続いたので、お寺に相談にいった。お祓いをしてもらい「何か変わったことはないか?」と問われ調べてみると、祖母が「幸福になる印鑑」のようなものを購入していたことがわかった。それを処分すると、すぐに治ってしまった。その後、誰にも気づかれずに本当に外に出てしまっていて、道路の真ん中にパジャマ姿に裸足で立っていることに気付いて、家に戻ったこともある。 低学年の頃にも似たようなことはあった。高熱にうなされていて、天井が近づいてくる。それ上に連れて行かれぬようにと布団から出て部屋のすみに移動。壁のほうを向いて膝を抱えて耐えていたら、同じ部屋で寝ていた妹が目を覚まし、異常に気付いた。「お兄ちゃん、どうしてそんな所に座ってるの?」すると僕はこう答えたそうである。「ここは病人の座るところだ!」(工藤伸一)
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