山口敏太郎
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ミステリー 2022年10月02日 23時00分
ウクライナ侵攻で注目を集める「ロシアにおける『指輪物語』への奇妙な執着」
今年2月より始まり、現在も不穏な状況が続いているロシアのウクライナ侵攻。先日はロシア政府が予備役の動員令を出したことからロシア国内を脱出する人々が増え、ウクライナで親ロシア派による住民投票が行われるなど、依然不穏な状況が続いている。 さて、ウクライナ侵攻が始まって以来、両国で引き合いに出される創作物がある。それがJ.R.R.トールキンによる名作『指輪物語』だ。2001年には三部作の映画化が実現し、今年の9月1日にドラマシリーズ『ロード・オブ・ザ・リング: 力の指輪』がPrime Videoで全世界で配信開始され話題になっている。 >>ロシア軍の侵攻を受けたウクライナに天使やUFOが飛来している!?現地から届く奇妙な報告<< そんな指輪物語が、ウクライナ軍事侵攻が起きてから後は両国で何度もなぞらえられることがあったという。攻撃側はしばしば作中に登場する「オーク」に形容され、ウクライナのゼレンスキー大統領も「ウクライナは西とロシアの間の橋でも枕でもなく、ヨーロッパとアジアの間の緩衝材でもない…オークとエルフの間の国境だ」と指輪物語の世界観を引き合いに出す発言をしている。 実は昔から指輪物語のシリーズは旧ソ連時代からロシアにかなりの影響をもたらしていたという。『指輪物語』は、1930年代後半に『ホビットの冒険』が出版されて以来脈々と書き続けられてきた。初版が1954年から1955年にかけて出版された後、多くの国で読まれるようになり日本語版も1972年から1975年にかけて出版されている。だが、ロシアではソビエト連邦崩壊後の1992年になるまで正規の翻訳版が出版されなかった。それ以前はソ連公認の奇妙な翻訳がされたものが出ており、作中で登場するファンタジー要素が科学的な説明へとすり替えられていたのだという。 例えばソ連の翻訳家ジナイーダ・ボビールが1966年に発表した翻訳版では「5人の科学者が指輪を発見し、それが古代のデータ記憶装置であることが判明する」という内容になっていたが、出版社を見つけられず世には出なかったようだ。 1982年の第2版では、第一部の「指輪の仲間」が「ウォッチメン」と改題されて出版された。ロシア国内では好評だったが、1983年に当時のアメリカ大統領ロナルド・レーガンが演説でソ連を「悪の帝国」と呼んだことで、第二部と第三部の出版が頓挫。ソ連指導部は、指輪物語に対して「ソ連に対するベールに包まれた攻撃」であるという考えを表明したのである。翻訳者のアレクサンドル・グルツベルグ氏は、「私の頭の中には、反ソ連的な考えはなかった。トールキンの文章には、いろいろな暗示があるだけだ」と指輪物語の内容について語っている。 その次に登場したのが、1991年にテレビ放映された『指輪物語』の素人映画『Khraniteli』だ。ある視聴者は「神々しく壮大であると同時に、不条理で怪物的だ」と評している。 1999年にロシア版の指輪物語の続編とも言える「The Last Ringbearer」を執筆したロシアの作家、キリル・イェスコフ氏は「ロード・オブ・ザ・リングは勝者の歴史学である」と述べる。彼の書いた非公式の続編では善人とされた側が負けるものの、最後で彼らが最初から正しかったことが明らかになるという筋書きになっている。内容も指輪物語の世界やキャラクターを用いて「骨太の攻撃的な西側諸国」を露骨に描いているため、あまり良い評価は得られていない。 しかし、この作品が良いか悪いかは別として、この本の防衛的で反西洋的なトーンは、イエスコフ氏がプーチン大統領と同世代であることも踏まえると、多くのロシア人の考えを示す良いバロメーターとなるのではないかと考える人もいる。山口敏太郎作家、ライター。著書に「日本怪忌行」「モンスター・幻獣大百科」、テレビ出演「怪談グランプリ」「ビートたけしの超常現象Xファイル」「緊急検証シリーズ」など。YouTubeにてオカルト番組「アトラスラジオ」放送中関連記事Russia's strange obsession with The Lord of the Rings – and why they rewrote ithttps://www.dailystar.co.uk/news/weird-news/russias-strange-obsession-lord-rings-28057614
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ミステリー 2022年10月01日 23時00分
古代エジプトの謎多き王妃ネフェルティティ その墓とミイラに迫る
古代エジプトの王や王妃の中でも有名な人物は多々いる。中でも精巧な胸像が現存しており、その美貌が現代にも伝わっている人物がネフェルティティ女王だ。 ネフェルティティは古代エジプトの第18王朝時代、長年にわたり夫のファラオであるアクエンアテンとともに古代エジプトを統治していた。アクエンアテンの死後はツタンカーメン王が跡を継いだのだが、アクエンアテンが行った宗教的改革により死後は国内が混乱したため、ネフェルネフェルウアトンという名前のファラオが短い間統治したとも言われている。このネフェルネフェルウアトンは経歴がほぼ謎のため、実はネフェルティティが名前を変えて代理統治していたのではないかという説を唱える専門家もいるほどだ。 >>自警団やそっくりさん騒動も!4年ぶりに復活した怪人「ギンプ・マン」<< ネフェルティティを謎めいた存在にしているのは、彼女の墓が発見されていないことにも由来している。ツタンカーメンが好例だが、記述が少なくても墓が見つかればその副葬品や墓に記された内容で、生前のことをある程度、把握することが可能となるからだ。 長年にわたりネフェルティティの墓を見つけるため、多くの考古学者たちが調査・研究を行ってきたが、未だに彼女の墓やミイラの所在は判明していない。 2015年にはニコラス・リーブス氏が「ツタンカーメンの墓の壁の後ろに隠し部屋があり、ネフェルティティのミイラがそこで発見されるのではないか」と指摘して注目を集めた。この時彼は「ツタンカーメンの墓の壁の中に仕込まれた、隠し扉の輪郭と思われるものを少なくとも1つは発見した」と発表。この結果を受けてエジプト当局は複数回の地中探知レーダーによるスキャンを実施した。中には隠れた部屋の存在を示す証拠らしきものもあったが、最終的な結論は出ないままで終了していた。 しかし先日、考古学者のザヒ・ハワス博士が、ネフェルティティ女王の「居場所」を実際に発見し、今年の秋には自分が知っていることをすべて明らかにするつもりだと発表したのである。 彼の主張は王家の谷にあるKV 21墓から発見された2つの無名のミイラを中心にしていると考えられている。どちらも女性の遺骨で、ツタンカーメンの妻であったアンケセナーメン王妃の可能性が考えられているが、今のところ決定的な身元特定には至っていない。しかしザヒ・ハワス博士はこのミイラの1つは間違いなくネフェルティティだと信じているようで、「10月には、ツタンカーメンの妻アンケセナーメンとその母親ネフェルティティのミイラの発見を発表できるだろう」 とインディペンデント紙に語っている。 一方で、ツタンカーメンの墓の壁に隠された象形文字の形から、再びネフェルティティの墓の存在を示す新たな証拠が浮上した。ツタンカーメンの墓には彼が後継者によって埋葬される様子が描かれているのだが、この絵はもともとネフェルティティ女王の埋葬を表している下書きが存在していたというのだ。 「壁画にはツタンカーメンを埋葬する神官のアイの姿とカルトゥーシュ(王等の名前が内部に刻まれた楕円形の輪郭)が描かれていますが、その下にはツタンカーメンの名前が入ったカルトゥーシュがありました。そのため、このシーンはもともとツタンカーメンが前任者であるネフェルティティを埋葬しているものだったと証明できます」 と、リーブス氏はガーディアン紙に語っている。 なお、リーブス氏はこの事実から、ツタンカーメンの墓がネフェルティティ女王の埋葬室を含めたもっと大きな複合墓の外側の部分にすぎないとも主張している。彼と同様の主張を行っている専門家は他にもおり、レーダー専門家のジョージ・バラード氏もまた「ツタンカーメン王の埋葬室のどこかに隠された入り口がある」と主張していた。 果たして、ツタンカーメンの墓からネフェルティティ王妃の謎に迫ることはできるのか。今後の調査が気になるところだ。山口敏太郎作家、ライター。著書に「日本怪忌行」「モンスター・幻獣大百科」、テレビ出演「怪談グランプリ」「ビートたけしの超常現象Xファイル」「緊急検証シリーズ」など。YouTubeにてオカルト番組「アトラスラジオ」放送中関連記事Zahi Hawass claims that he has found the tomb of Queen Nefertitihttps://www.unexplained-mysteries.com/news/360769/zahi-hawass-claims-that-he-has-found-the-tomb-of-queen-nefertitiNew evidence points to presence of hidden chamber in King Tut's tombhttps://www.unexplained-mysteries.com/news/360889/new-evidence-points-to-presence-of-hidden-chamber-in-king-tuts-tomb
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ミステリー 2022年09月25日 23時00分
女王の崩御でインドから返還要求が!?イギリス王家に伝わる呪いのダイヤ「コ・イ・ヌール」
8日、イギリスのエリザベス女王が崩御した。世界各国から弔意が寄せられたが、他にも様々な動きがあった。かつてイギリスの植民地であったインドでは、とある有名なダイヤの返還を巡る動きが上がっている。 かつて世界最大のダイヤモンドに数えられ、伝承に残る「最古のダイヤモンド」としても知られるイギリス王室の宝物、「コ・イ・ヌール」だ。 >>エリザベス女王からの最後のメッセージ?イギリス国内上空に現れた様々な奇跡<< コ・イ・ヌールは今から5000年以上前にインドで発掘された1000カラットのダイヤモンドで、名には「光の山」という意味がある。伝説ではガンジス川に捨てられていた子どもの額から見つかり、その後ヒンドゥー教寺院の仏像の額に据えられていたという。手にした者は世界の富と名誉を手にするほどのパワーが得られるが、同時に全ての呪いも受けねばならない、という伝説が昔からささやかれていた。なお、実際にはインド南東部にあるアーンドラ・プラデーシュ州のビジャープル鉱山で見つかった可能性が高いそうだ。 このダイヤは17世紀頃にペルシャのナディル・シャーがインドのムガール帝国から手に入れたが、その呪いによってか野心家の部下の謀反が起きて彼は暗殺されてしまう。次にコ・イ・ヌールはアフガンの王に贈呈されるが、ここでも呪いが猛威をふるう。贈られたアフガン王家では王族・貴族の間で骨肉の争いが勃発。血を流し合いながら財産を奪い合う結果になったのだ。 その後、コ・イ・ヌールはラホールという都市において、とあるマハラジャの手で寺院に封印されることになった。だが1849年のイギリス軍侵攻により、寺院のあるパンジャーブ州がインド帝国の支配化に入ったことでイギリス本国に持ち去られ、ヴィクトリア女王に献上されたことでイギリス王室の宝物となった。 2年後に開催されたロンドン万国博覧会に出品されたが、当時はインド式のムガルカットだったため輝きが十分に引き出されなかったという。そこでイギリス国内で職人の手により再カットが行われ、現在のブリリアントカットに変更。その後、王冠の宝石として用いられ、現在はロンドン塔に展示され現在に至っている。 インドによるコ・イ・ヌールの返還要求は今回が初めてではない。インドが植民地から独立して以降、この宝石は「イギリスによる支配の象徴」とされ、度々大規模な返還要求が行われているのだ。特に今回は所有者でもあったエリザベス女王が崩御したことから、インド国内のネットを中心に返還の活動が再燃している。 なお、インドのモディ首相やムルム大統領はエリザベス女王に対する弔意を示しており、コ・イ・ヌールの返還に関する発言は確認されていない。 さて、手に入れた者に名声と呪いをもたらすというコ・イ・ヌールだが、イギリス王家は現代まで続いており壊滅的な不幸や破滅が訪れたという話はない。不思議なことに、このコ・イ・ヌールは男性が所有者である場合は悲惨な結果を招くが、女性が所有者である場合はそこまでの不幸は起こらないというのだ。あったところで近代のスキャンダルや恋愛醜聞がせいぜいである。もしかすると、コ・イ・ヌールは静かに女性を飾る一つの宝飾品として輝くことを一番望んでいたのかもしれない。山口敏太郎作家、ライター。著書に「日本怪忌行」「モンスター・幻獣大百科」、テレビ出演「怪談グランプリ」「ビートたけしの超常現象Xファイル」「緊急検証シリーズ」など。YouTubeにてオカルト番組「アトラスラジオ」放送中参考URL「最古のダイヤモンド」返還を 英王冠に使用、ネット上で再燃―インド(時事ドットコム)よりhttps://www.jiji.com/jc/article?k=2022091600681&g=int「支配の象徴」のダイヤ、インドで返還求める声も 英王室の冠に使用(朝日新聞デジタル)よりhttps://www.asahi.com/articles/ASQ9L0VPLQ9KUHBI02K.htmlコ・イ・ヌール(Wikipedia)よりhttps://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%B3%E3%83%BB%E3%82%A4%E3%83%BB%E3%83%8C%E3%83%BC%E3%83%AB
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ミステリー 2022年09月24日 23時00分
地球温暖化を止めるために「北極と南極を再氷結させる」驚きの計画の概要が発表される
ここ数年、世界中を異常気象が襲っている。夏場の高温や集中豪雨、大型化するハリケーンや台風などの異常気象は地球温暖化も遠因なのではないかと言われている。一部の気候専門家は、人間の活動が現状のまま進めば地球温暖化を「ティッピング・ポイント(tipping point、転換点などの意)」まで押し上げてしまい、極地の氷冠の融解が不可避となると警告している。 だが、一部の研究者が地球温暖化や気候変動を止めるために「北極と南極を再氷結させる」という前代未聞の研究を発表して話題になっている。 >>人類は不老不死になれる?スペインの研究チームが「不死の生物」のDNAを解析することに成功<< イェール大学のウェイク・スミス教授が率いる新しい研究は、125機のタンカージェット機を使用して、地球の大気の一部を覆い隠すというもの。大気中に二酸化硫黄を主成分とする微小なエアロゾル粒子を、両半球の高度4万3000フィート付近の2つの大きな雲に噴霧することで、極地に向かって粒子が流れていき、氷の上にわずかな影を落とす。その結果、気温が下がり氷の融解と減少を最小限に抑えられるというのだ。ちなみに、この説を現実のものとするためには、125機の軍用空対空給油タンカーを年間17万5000回も飛行させることが必要だと科学者たちはいう。 あまりにも驚くべき計画だが、他にも大気中に大量の粒子を散布することで予期せぬ気候変動の結果を招く可能性があるのではないか。また、毎月1万回以上も飛行するには膨大な物流管理が必要になるので費用対効果がどうなるのか、という反論が他の専門家からも出てきている。 しかし、この研究の著者であるスミス教授は、「リスクと便益の方程式が成立するとしたら、それは極地でしょう。意図的に地球のサーモスタット(温度調整機能)を回すことは、全人類にとって共通の関心事となるのです」として、この実験が有益であることを主張している。 確かに人類にとって地球温暖化の進行は喫緊の課題の一つであるが、このプロジェクトの規模と影響を考えると、現実的に進めるには国際社会の承認と支援が必要になる可能性が高い。果たして「北極と南極を再氷結させる」計画は本当に実行に移されるのか。今後の進展が気になるところだ。山口敏太郎作家、ライター。著書に「日本怪忌行」「モンスター・幻獣大百科」、テレビ出演「怪談グランプリ」「ビートたけしの超常現象Xファイル」「緊急検証シリーズ」など。YouTubeにてオカルト番組「アトラスラジオ」放送中関連記事Scientists outline outrageous plan to refreeze the North and South Poles(unexplained-mysteries.com)よりhttps://www.unexplained-mysteries.com/news/360666/scientists-outline-outrageous-plan-to-refreeze-the-north-and-south-poles
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ミステリー 2022年09月18日 23時00分
人類は不老不死になれる?スペインの研究チームが「不死の生物」のDNAを解析することに成功
人類が昔から追い求めてきたもの、不老不死。ギルガメシュ叙事詩や秦の始皇帝の伝説や歴史をひもといても古くから人々が老いや死を恐れ、どうにかして遠ざけようとしてきたことが分かる。現代では科学や医療技術の発展により、治らなかった病気が治せるようになって結果的に長寿になってきているが、それでも若返りや不老不死の技術は得られていない。 そんな中、スペインの大学の科学者グループが不老不死という驚くべき性質を持つクラゲの謎を解き明かすことに成功。近いうちに人類の役に立つかもしれないとして注目を集めている。 >>江戸時代、富山に11メートルの人魚「海雷」が出現していた!?<< 『米国科学アカデミー紀要』に掲載された「死せる刺胞動物と死せざる刺胞動物の比較ゲノム学により、若返りの背後にある新しい鍵が明らかになる」というレポートを執筆したのはスペインのオビエド大学生化学・分子生物学部の研究チーム。ここでは地球上で唯一「不死」に分類される生き物の一つ、Turritopsis Dohrniiことベニクラゲを研究している。 ベニクラゲは多くの生き物の中でも珍しい、「成体から幼生に自由に戻ることができる」という若返りの能力を持っている。なおこのクラゲも水質の悪化や病気、補食されるとあっさり死んでしまうため、厳密には不死身ではない。しかし老化を逆転させる能力を持ち、実際に生きようと思えばいくらでも生きられるため、不死の生物と言われることが多い。 今回の研究はこのベニクラゲをほぼ同類のクラゲと比較、ベニクラゲが自分自身を若い状態に戻すために使っているDNAの正確な部分を分離することに成功したというもの。「複製、修復、テロメア維持、酸化還元環境、幹細胞集団、細胞間コミュニケーション」に関連する遺伝子の変異や伸長を同定したという。さらに、本質的に逆年齢化させるDNAがどの部分に影響するかを見つけるため、さらに研究を進めているとのこと。 ベニクラゲを研究、利用して不老不死に、という話は創作の世界でも登場している話だ。だがもしかすると近い将来、本当にベニクラゲのDNAを利用して人間の老いを止めたり、現在では治せない多くの病気の治療に役立てることができるかもしれない。山口敏太郎作家、ライター。著書に「日本怪忌行」「モンスター・幻獣大百科」、テレビ出演「怪談グランプリ」「ビートたけしの超常現象Xファイル」「緊急検証シリーズ」など。YouTubeにてオカルト番組「アトラスラジオ」放送中関連記事Humans could become 'immortal' thanks to a breakthrough in unique jellyfish science(The Daily Star)よりhttps://www.dailystar.co.uk/news/weird-news/humans-could-become-immortal-thanks-27933868
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ミステリー 2022年09月17日 23時00分
エリザベス女王からの最後のメッセージ?イギリス国内上空に現れた様々な奇跡
現地時間9月8日、イギリスのエリザベス女王が崩御した。享年96、スコットランドの邸宅であるバルモラル城で子息のチャールズ皇太子、アン王女、エドワード王子、アンドリュー王子、孫のウィリアム王子に見守られつつ亡くなったとのこと。イギリス国民の多くがバッキンガム宮殿やウィンザー城、バルモラル城を訪問し、死を悼んだ。 そんな中、ネット上ではエリザベス女王が亡くなった後に現れた様々な「奇跡」が話題になっている。有名なところでは、崩御に合わせたようにロンドンのバッキンガム宮殿に二重の虹がかかった、というものがある。また、イギリス国内各地で奇妙な雲が多数目撃されたという報告があちこちで上がっている。 >>SETI(地球外知的生命体探査)のパイオニア フランク・ドレイク博士亡くなる 92歳<< 8日の夕方にはまるで「ロイヤルハットを被った女王の横顔」にしか見えない、という変わった形の雲が確認された。最初にこの雲を目撃した親子が写真をSNSに投稿すると、時を同じくして別の地域からも同様の雲を目撃した人々からの投稿が相次いだ。中には同じ雲を反対側から撮影したとみられる写真もあり、別角度からも帽子を被った横顔が確認できたことがうかがえる。 また、崩御から数日後にはロンドン北部の上空に「馬と騎手の形をした雲」が目撃され、こちらも女王との関係性がうわさされている。 目撃した人物はこの写真について「まるで馬に誰かが乗っているような形状で、見つけたときはただ驚いていました。ですが、後になって考えてみたところ亡くなったエリザベス女王が競馬にとても熱中しており、馬の愛好家だったことを思い出しました。同僚たちと写真を見ながら、まるで女王がこの雲の後ろにいるようだ、と話していました」と語っている。 女王が崩御してから、イギリス国内ではこのような報告が相次いでいる。前述した「ロイヤルハットを被った女王の横顔」の雲を捉えた画像はTwitterで1万6000以上のいいね、9600以上のコメント、3万3000以上のシェアを獲得しさらに拡散されている。 これらの虹も雲も、しょせんは気象現象であり、単なる偶然ではあるのだろう。しかし、多くの人の追悼する気持ちが空にメッセージを浮かび上がらせたと考えた人は多かった。山口敏太郎作家、ライター。著書に「日本怪忌行」「モンスター・幻獣大百科」、テレビ出演「怪談グランプリ」「ビートたけしの超常現象Xファイル」「緊急検証シリーズ」など。YouTubeにてオカルト番組「アトラスラジオ」放送中関連記事Bloke spots cloud that looks like a horse and reckons the Queen is 'behind it'(The Daily Star)よりhttps://www.dailystar.co.uk/news/weird-news/bloke-spots-cloud-looks-like-27975484ロンドンのバッキンガム宮殿上空に現れた「二重の虹」が話題に…「クイーン」ブライアン・メイも女王追悼し投稿(スポーツ報知)よりhttps://hochi.news/articles/20220909-OHT1T51126.html?page=1英国でエリザベス女王としか思えない雲の出現相次ぐ! 崩御直後に奇跡連発、最後のメッセージか?(TOCANA)よりhttps://tocana.jp/2022/09/post_240866_entry.html
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ミステリー 2022年09月11日 23時00分
SETI(地球外知的生命体探査)のパイオニア フランク・ドレイク博士亡くなる 92歳
広い宇宙に、我々地球人以外にも知的生命体が存在しているのか、という謎は昔から多くの科学者たちが研究する謎でもある。本当に空飛ぶ円盤に乗って地球にまで訪れているかどうかは別としても、宇宙には無数の天体が存在しているので、地球と同じような条件に恵まれ、知的生命体が存在する天体も低い確率ではあるが存在するはずだ。この観点から考案されたプロジェクトが地球外知的生命体探査(Search for extraterrestrial intelligence、略称SETI)だ。 この地球外の知的生命体探索のパイオニアの一人である天体物理学者、フランク・ドレイク博士が92歳で亡くなったと報じられた。 >>人類が宇宙でエイリアンを発見できない6つの理由<< ドレイク博士は1930年5月28日にシカゴで生まれ、幼い頃から電子工学と化学に興味を持っていたという。海軍予備役将校訓練部隊の奨学金を得てコーネル大学に入学し、U.S.S.アルバニー号で船の電気技師として働いた後、ハーバード大学の大学院で電波天文学を学んだ。 彼は幼い頃から広い宇宙のどこかに他の生命体や文明が存在する可能性があると考えていたという。この幼い頃からの関心が、やがて彼をジュゼッペ・コッコーニやカール・セーガンらに並ぶSETIのパイオニアの一人へと導いたのである。 ドレイク博士の功績は多い。1960年に始まった世界初のSETI実験はドレイク博士の提案によるものだ。「オズマ計画」と呼ばれたこの計画では、アメリカのウエストバージニア州グリーンバンクの国立電波天文台(NRAO)を使って、くじら座のタウ・セチ星系とエリダヌス座イプシロン・エリダニ星系から来るエイリアンの信号を探し出すというものだった。なお、「オズマ計画」はアメリカの児童文学「オズの魔法使い」シリーズに登場するオズマ姫からとられており、作者がオズマ姫の住むオズの国と無線通信を試みた逸話に由来している。 1961年には、銀河系に存在する知的地球外文明の数を計算する方法として有名な「ドレイクの方程式」を導き出した。「銀河系に存在し人類とコンタクトする可能性のある地球外文明の数Nを算出する」というもので、恒星の数や生命が発生する割合、その生命が知的なレベルまで進化する割合、そして宇宙進出や通信可能な技術を有する文明が存続している期間を掛け合わせていくもの。そのうえで、実際に数式に当てはめて「知的生命体が存在する天体の数」が算出されている。なお、近年の観測結果による成果を踏まえた修正は入っていない。現在でもドレイクの方程式が当てはまるかは分からない。 1972年には、知的な宇宙人文明が理解できるように設計された、宇宙に送られた最初の物理的メッセージである有名な「パイオニア・プラーク」の作成に携わった。そして1974年には地球から直接送信された最初の恒星間メッセージである「アレシボ・メッセージ」も作成している。 ドレイク博士はジェット推進研究所の月惑星科学課長からカリフォルニア大学サンタクルーズ校の自然科学部長まで、長い生涯を通じて数多くの役職を歴任した。将来的に我々人類が地球外知的生命体とのコンタクトに成功した時、その成果を最も喜ぶのは天国のドレイク博士なのではないだろうか。山口敏太郎作家、ライター。著書に「日本怪忌行」「モンスター・幻獣大百科」、テレビ出演「怪談グランプリ」「ビートたけしの超常現象Xファイル」「緊急検証シリーズ」など。YouTubeにてオカルト番組「アトラスラジオ」放送中関連動画Frank Drake 1930-2022(SETI InstituteのYouTubeチャンネル)よりhttps://www.youtube.com/watch?v=Wa0kn1x5xBU関連記事SETI pioneer Frank Drake has died, aged 92(unexplained-mysteries.com)よりhttps://www.unexplained-mysteries.com/news/360484/seti-pioneer-frank-drake-has-died-aged-92
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ミステリー 2022年09月10日 23時00分
火星探査車パーサヴィアランスに搭載された実験装置、火星で酸素の生成に成功
現在、火星ではNASAが主体になって新たなミッションが行われている。その一つが「火星の生命の痕跡や証拠の発見」であるが、他にも「火星に人間が移住できるよう、火星の大気から酸素の生産を試行する」というミッションも課されている。 そして先日、NASAは火星探査機パーサヴィアランスに搭載されている実験装置が、火星で酸素の生成に成功したとプレスリリースで発表した。パーサヴィアランスには火星酸素原位置資源利用実験(MOXIE)という、火星の大気中にある二酸化炭素を酸素に変換する小さな立方体状の装置が搭載されている。 >>スフィンクス、指輪…火星に先史文明の痕跡? 異星人と古代文明には密接な関係が?<< 昨年、NASAの研究者たちはこの装置を日中や夜間、火星での季節に合わせた様々な大気条件のもとで7回テストを実施。その結果、どんな状況下であっても1時間に約6グラムの酸素を作り出すことに成功したという。この酸素量は地球上の小さな木が二酸化炭素を吸って酸素を吐き出すのとほぼ同じ量であり、一人の宇宙飛行士が10分間呼吸する量に相当するという。 MOXIEの研究を率いるMITのジェフリー・ホフマン氏は、「これは、他の惑星の表面にある資源を実際に使用し、それを人間のミッションに役立つように化学的に変換した最初のデモンストレーションであり、歴史的快挙です」と驚いている。今回の概念実証が達成されたことで、NASAは最終的にこの装置のもっと大きなバージョンを火星に送り込み、近い将来に計画されている有人探査に備え、火星で着実に酸素を作り出せるようにすることを想定している。MOXIEを運用しているチームは、それまでこの装置の限界を確認するために厳しいテストを行うつもりと語っている。 チームメンバーのマイケル・ヘクト氏は、「次の運転は、火星の1年のうちで最も二酸化炭素の密度が高くなる時期に行う予定です。そして、できるだけ多くの酸素を作りたいのです」と述べる。また、今後の予定として火星の夜明けと夕暮れ時にもMOXIEを作動させることを考えているとのこと。この時間帯の気温は特に不安定なので、まだ取り組まれていない時間帯の一つだという。 ヘクト氏は、この不安定な時間帯でも酸素生成量の目標を達成するための最良の方法について考えがあることを示し、「研究室で試験を重ねれば、いつでも本当に運転できることを示す最後のマイルストーンに到達することができます」と述べている。朝夕の酸素生成実験は今後9回実施される予定。現地の惑星の大気から生命維持に必要な酸素を抽出、生成する技術が確立されれば、いずれ人類の惑星進出や宇宙進出も見えてくるのかもしれない。山口敏太郎作家、ライター。著書に「日本怪忌行」「モンスター・幻獣大百科」、テレビ出演「怪談グランプリ」「ビートたけしの超常現象Xファイル」「緊急検証シリーズ」など。YouTubeにてオカルト番組「アトラスラジオ」放送中関連記事Instrument Aboard Perseverance Rover Successfully Produces Oxygen on Mars(coast to coast am)よりhttps://www.coasttocoastam.com/article/instrument-aboard-perseverance-rover-successfully-produces-oxygen-on-mars/
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ミステリー 2022年09月04日 23時00分
いつの間にか消えてしまった大きな島「ウェールズ地方のアトランティス」が再発見される
かつて、地球上にはいくつかの”失われた大陸”があったと言われている。中でも「ムー大陸」「アトランティス大陸」「レムリア大陸」はオカルトマニアの間でも三大大陸と呼ばれるほど人気のある伝説だ。 「ムー大陸」はジェームズ・チャーチワードが言及した大陸である。チャーチワードは、英国軍人であった1868年にインドに駐留していた。ある寺院の僧侶に絵文字のある粘土板を見せられ、かつて太平洋に失われた大陸があったことを知ったという。その後、チャーチワードは「失われたムー大陸」を出版し、広く世界にこの大陸の話は伝播していった。後にムー大陸はチャーチワードによる創作であることが判明したが、彼の説を信奉する人々による様々な「裏付け」がなされ、今でも広く信じられている。 >>恐竜絶滅の要因となった小惑星の衝突は1回ではなかった?新たなクレーターを西アフリカ沖にて発見<< 「アトランティス大陸」は、古代ギリシアの哲学者プラトンの著書『ティマイオス』や『クリティアス』でその存在が知られている。この文明は強大な軍事力を持っていたが、神々の怒りに触れてしまい一夜にして海中に没してしまったという。だが、こちらもプラトンやその弟子による創作だったとみられている。 なお、近年グーグルアースや衛星を使った地図アプリの発達で、太平洋の海底にある都市の遺跡らしき痕跡が発見され、アトランティスの遺構かと話題になったが、結局これらは自然にできた海底地形の可能性が高いとみられている。 「ムー大陸」や「アトランティス大陸」に比べればネームバリューは劣るが、英国の動物学者フィリップ・スクレーター氏により、仮説ができたのがレムリア大陸である。これはアフリカ中部と東南アジアのマレー半島・インドネシアにのみ生息する動物が多々いることから、かつてインド洋に巨大な島(ないしは陸橋)があったのではないかという推論から生まれたもの。それがオカルトの大家の書籍で言及されたため、オカルトやスピリチュアルの分野でも聞かれるようになった。レムリア大陸は仮説からスタートしており物証が何もない分、前者2つの大陸と比較してかなりの属性が後付けされているようだ。 一方で、失われた大陸とまではいかないものの、そこそこの広さを持つ島や大地が消えてしまうという事例は実際に存在する。そのひとつが、かつてウェールズ沖に存在したとされる「カントレール・グウェロッド(Cantre'r Gwaelod)」だ。 この島はイギリスのウェールズ沖、カーディガン湾近くに存在していた島だったとされているが、いつの間にか姿を消してしまった。そのためイギリスでは「ウェールズ地方のアトランティス」とも呼ばれていた。 そんないつしか記録からも消えてしまっていた謎の島「カントレール・グウェロッド」が13世紀の地図には記載されていた事実が判明。いったいどのような島なのか、長年の疑問に終止符が打たれるのではないかと歴史化や専門家らの注目を集めている。 問題の地図は「ゴフ地図」と呼ばれるもので、1774年にリチャード・ゴフが遺産から手に入れたもの。その地図でカーディガン湾を確認すると、現在は存在しない2つの不思議な島が描かれているという。この島についてスワンシー大学のサイモン・ハスレット教授は、「ゴフ地図は、当時彼らが自由に使っていた測量道具を考えると、非常に正確です」としており、創作や誤って記載されたものではないと主張している。 また、「もしこれらの島が存在したのであれば、大昔に波にさらわれた可能性が高い。おそらく嵐や津波による洪水や浸食の影響を度々受けており、当時は人が住んでいたのかもしれませんが、脆弱な海岸沿いに住むことを人々が断念し、やがて島は利用されなくなっていった。そして侵食が進行した結果、本当に姿を消してしまったのかもしれません」と推測している。山口敏太郎作家、ライター。著書に「日本怪忌行」「モンスター・幻獣大百科」、テレビ出演「怪談グランプリ」「ビートたけしの超常現象Xファイル」「緊急検証シリーズ」など。YouTubeにてオカルト番組「アトラスラジオ」放送中関連記事https://www.unexplained-mysteries.com/news/360159/map-shows-evidence-of-long-lost-welsh-atlantis
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ミステリー 2022年09月03日 23時00分
ドッペルゲンガーは外見だけでなく遺伝子的にも似ている存在だった?「他人の空似」を科学する
自分とまったく同じ姿をした「もう一人の自分」といえる存在、ドッペルゲンガー。一説には生き霊の類と言われており、自分の魂が抜け出たものでもあり、死期の近い人の元に出る、行き会ったら死んでしまう、とも言われている。 一般的にドッペルゲンガーはそんなオカルト的な存在を指す言葉だ。だが、直接の血縁関係がないにもかかわらず、偶然にも別の人物とほとんど同じ姿をしている人物、つまり「他人の空似」のことをさすこともある。 >>恐竜絶滅の要因となった小惑星の衝突は1回ではなかった?新たなクレーターを西アフリカ沖にて発見<< 極めて低い確率ではあるが、実際に血のつながりがないにもかかわらず、そっくりな見た目をしている人と出会う事例は存在する。そしてこのたび新たな研究により、こういった「互いに似ている人たちは、偶然にも遺伝的および生活習慣的な特徴も共有している可能性がある」ことが明らかになった。 ドッペルゲンガー、もとい「他人の空似」の現象を解明するため、研究チームはカナダ人の写真家フランソワ・ブリュネル氏と共同で、数十年にわたり世界中の似ている人たちを撮影してきた。その結果、撮影された写真の「そっくりさん」の約半数が第三者には「双子」と判断されるほどよく似ていることが判明。さらに、双子と見まがうほど似ている2人をDNA鑑定したところ、実は遺伝的に多くの共通点があり、さらに生活習慣までもが似通っていることが分かったのである。 なぜ血縁もないはずなのに遺伝的特徴が近いのか。研究に携わった科学者たちは「現在生きている人間の数を考えると、各個体の遺伝的重複を期待するのは無理もない」と語っている。 血縁をさかのぼっていけば、思いもよらない誰かと遠縁でつながっていることが分かるものだ。ジョセップ・カレラス白血病研究所の遺伝学者マネル・エステラー氏は、「人間の人口は現在79億人です。知らないうちにどこかの誰かと血縁がつながったり先祖帰りが起きたりする、その結果『そっくりさん』が出てくる起こる可能性はますます高くなっています」と語っている。山口敏太郎作家、ライター。著書に「日本怪忌行」「モンスター・幻獣大百科」、テレビ出演「怪談グランプリ」「ビートたけしの超常現象Xファイル」「緊急検証シリーズ」など。YouTubeにてオカルト番組「アトラスラジオ」放送中関連記事Doppelgangers may share DNA as well as looks(unexplained-mysteries.com)よりhttps://www.unexplained-mysteries.com/news/360257/doppelgangers-may-share-dna-as-well-as-look
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