山口敏太郎
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ミステリー 2023年01月15日 23時00分
ビッグフットを月へ送る!?驚きの計画が進行中
北米大陸を代表するUMAのビッグフットが、月に送られて「保管」されるという驚きの計画が進められている。 獣人型UMAのビッグフットは身長2~3メートル、毛むくじゃらの体で二足歩行する大型類人猿という姿をしている。 >>ロシアでヒグマとホッキョクグマが交配、気候変動に対抗!?新たなハイブリッド生物「ブロラーベア」とは<< 捕獲はもちろん、実在するのかも分かっていないビッグフットをどうやって月に連れていくのか。実は月に持ち込まれるのはビッグフットの精巧なアート作品なのである。 送り込まれるビッグフットはオハイオ州の彫刻家Dan Chudzinski氏がマサチューセッツ州のノーマン・ロックウェル美術館のために作成した巨大な胸像だ。 非常にリアルなディテールで、「ギャラリーで見たときに首の後ろの毛が逆立つようなもの」を作ることを命じられたChudzinski氏はビッグフットの毛深い頭部に、威嚇する歯と不気味な目をリアルに再現した大きな作品「Evasive Species」を見事に作り上げた。 この作品は全米のアートコンテストで数々の賞を受賞し、やがて「ルナ・コーデックス(月面写本)」というプロジェクトに注目されるに至った。 「ルナ・コーデックス」プロジェクトは世界137カ国、3万人の現代アーティストや作家、音楽家、映画製作者の作品を収めたタイムカプセルを、今後2年間で月へ送り続けようという斬新なプロジェクト。 さすがに現時点で巨大なビッグフットの胸像を打ち上げ、月へ持ち込むことは不可能だ。Chudzinski氏の作品は写真撮影され、その画像をニッケルのマイクロフィルムにエンボス加工する形で作品ラインナップに加えられている。 そして今年後半に打ち上げられる作品集の一つとして収録され、最終的には月面の南極に置かれる予定だという。 Chudzinski氏は今回の非常にユニークな成果をこう振り返る。 「自分より長生きするもの、意味のあるものを作りたい。もう二度と同じように月を見ることはできないが、月に大きな足跡を残すことができたと実感しています。今回のプロジェクトに加われることはとても素晴らしいことです」と語っている。 またマイクロフィルムに刻まれた写真を撮影したスコット・カニンガム氏は「この先何十年、何年、何百年後に誰が見ることになるかは誰にも分からない」と感嘆の声を上げた。 近い将来、人類が宇宙旅行を可能にし、月面の芸術アーカイブであるルナ・コデックスにたどり着いた時、UMAの彫像を見ることになったら。 一方で、もし宇宙人が月面でルナ・コデックスを偶然発見し、サスカッチがうなり声を上げているような彫像を見てしまったら。 彼らがどんな感想を抱くのか、ちょっと気になってしまうかもしれない。山口敏太郎作家、ライター。著書に「日本怪忌行」「モンスター・幻獣大百科」、テレビ出演「怪談グランプリ」「ビートたけしの超常現象Xファイル」「緊急検証シリーズ」など。YouTubeにてオカルト番組「アトラスラジオ」放送中関連動画Local artist's Bigfoot creation is headed into space(WTOL11のYouTubeチャンネル)よりhttps://www.youtube.com/watch?v=WJ8cDj81_xE関連記事Video: 'Bigfoot' to be Sent to the Moon(coast to coast am)よりhttps://www.coasttocoastam.com/article/video-bigfoot-to-be-sent-to-the-moon/
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ミステリー 2023年01月14日 23時00分
バイデン大統領が再調査を承認!?ロズウェル事件よりも前に発生していた1945年の謎に満ちたUFO墜落事件
2022年、アメリカ国防総省は未確認航空現象(UAP)の報告を追跡調査するために新たなオフィス「全領域異常解決局(AARO)」を開設した。既に多くの新たなUFOとみられる謎の飛翔体に関する報告が寄せられているほか、UFOのアメリカ国内の軍事施設に対する脅威の懸念の表明がなされるなど、アメリカ国内でUFOに関連した様々な情報が以前よりも重要視されていることが分かっている。 そんな中、年明け早々にバイデン米大統領によって署名された新たな軍事法案の中で、UFOやエイリアンとの接近遭遇情報を見直す旨が明記された。特に注目を集めたのは、1945年にテキサス州サンアントニオで発生したUFO事件だ。 >>人類が宇宙でエイリアンを発見できない6つの理由<< このUFO事件は、UFOらしき物体が墜落し、その搭乗者であるエイリアンも確認されたという、有名なロズウェル事件より前に発生したUFO墜落事件である。 1945年8月16日、サンアントニオのリオ・グランデ川沿いにある牧場で、迷子の牛を探していた2人の子どもが、奇妙な物体を発見したことから始まる。 2人の子どもは牧場主の息子であるホセ・パディラくん(当時9歳)とその友人のレメ・バッカくん(当時7歳)だ。 「渓谷を2つほど下ったところから煙が上がっているのが見えたので、私たちは尾根を下って現場まで近づいていきました。地面にはフットボール場ほどの長さの溝があって、その先に奇妙な丸い物体がありました。母がよく磨いていた古い鍋のような、鈍い金属色でした」とバッカくんは証言している。 また、興味深いことに「靴の裏を通して地面から衝突の際に生じた熱を感じた」とも語っている。さらに、「折りたたむと元の形に戻るホイルのような金属片」が落ちていて、手に取ったそうだ。 2人が謎の金属物体に近づいてみたところ「奇妙な生き物が(墜落した機体の)中で動き回っている」様子を目撃。それは身長150センチ程度、腕は針のように細くて頭はカマキリに似ていたという。 さらにとても動きが速く、まるである位置から別の位置へ瞬時に移動できるかのようだった。 一見自分たちと同じ子どものように見えたが、恐ろしくなって2人はその場を離れ、父親に「牧場に奇妙なものが落ちている」と知らせた。 しかし父親には「軍のものだろう」と無視するよう言われてしまった。子どもたちはなおも父親を説得し、2日後に州警察と共に現場を確認。謎の物体はまだそこにあったが、半分土で覆われ、がれきは取り除かれていたという。 翌日、アメリカ陸軍の軍曹が現場を訪れ、「実験用の気象観測気球が君たちの土地に落ちたんだ」と説明を受けたという。 しかしこの説明に納得がいかなかった2人は、米軍が警備していた現場に忍び込み、双眼鏡で謎の物体を遠くから観察してみることにした。 掘り出された謎の物体は7メートル×4メートルのアボカド型で、その後兵士らが宇宙船らしき物体をトラックに積み込み、青い防水シートで覆うところを目撃したという。 もしかしたら米軍が持ち去ってしまうのではないか、と考えた2人の少年は、見張りの兵士らが昼食に行っている隙にトラックに近寄り、シートの下をのぞいてみた。 船体にできた大きな裂け目から中に入り込んだところ、奇妙な金属パネルや謎の隆起は確認できたが、飛行機などにありがちな計器類は一切確認できなかったという。 その後、2人は軍のトラックに積んであったバールで金属パネルの1枚を引きはがし、持ち帰ったという。 にわかには信じ難い話だが、このパネルはバッカ氏が保管しており、2000年代に2人がこの体験談を明らかにした際に専門機関による分析にもかけられた。 その結果、金属パネルは主に銅とケイ素と合金化したアルミニウムで、車のエンジンなど幅広い用途で使われるものと同じであることが判明した。 この事件に関し、天文学者のジャック・ヴァレ氏もジャーナリストと共に目撃者や関係者に調査を行い、著書を出版している。ヴァレ氏は様々な証拠や調査結果を踏まえ「この物体が何だったのかという疑問は解消されていない」と語っている。 果たしてなぜ今になって、この事件に関する調査が行われることになったのか。米軍は何らかの重要な案件が、この事件の中に隠されていると考えているのだろうか。山口敏太郎作家、ライター。著書に「日本怪忌行」「モンスター・幻獣大百科」、テレビ出演「怪談グランプリ」「ビートたけしの超常現象Xファイル」「緊急検証シリーズ」など。YouTubeにてオカルト番組「アトラスラジオ」放送中参考URLWhat is a UFO(SEMANTIC SCHOLAR)よりhttps://www.semanticscholar.org/paper/What-is-a-UFO-Petrescu-Aversa/ba50384ef8c5ac984a569d0d08ba51080fbee715関連記事EXCLUSIVE: Pentagon ordered to re-investigate 1945 crash of mysterious 'avocado-shaped UFO' dubbed the 'Roswell before Roswell' - as expert reveals eyewitness accounts of the encounter(dailymail)よりhttps://www.dailymail.co.uk/news/article-11579533/DoD-investigate-1945-crash-mysterious-avocado-shaped-UFO.htmlBiden orders investigation into UFO piloted by mini aliens with 'big bulgy eyes'(The Daily Star)よりhttps://www.dailystar.co.uk/news/world-news/biden-orders-investigation-ufo-piloted-28854147?int_source=nba
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ミステリー 2023年01月08日 23時00分
謎の光と共に雪の上に現れたミステリーサークル? オレゴン州にて大晦日に起きた珍事件
ミステリーサークルといえば、畑や草地の中に現れる円形のものが大半だ。近年では幾何学的で芸術的なものも確認されている。いたずらにしては手の込んだものが短時間で出現すると、やはり宇宙人やUFOの関与がささやかれることもある。 新年を迎えようかという2022年の12月31日、アメリカ・オレゴン州のとある家の裏庭に突如、奇妙な「雪のサークル」が出現して住民が頭を悩ませるという事態が発生していた。 >>地球に衝突し、海底に眠る墜落したエイリアンの宇宙船」を探せ 天文学者アヴィ・ローブ氏の挑戦<< 午前4時頃、オレゴン州ラパイン在住の一般男性が仕事に行く準備をしていたところ、飼い犬が急に騒ぎ出した。ひとまず家の外に連れ出そうとドアを開けたところ、急に空が明るくなったという。 ニュースなどでご存じの方もいるかと思うがこの冬、北米大陸は大規模な寒波に襲われていた。そのため男性も「寒さの影響で電線がショートしたのか」と思ったらしい。しかし、裏庭に出てみると何とも不思議な光景が広がっていた。 裏庭の芝生を覆う雪の中に、直径約9メートルのサークルが出現していたのだ。しかも周囲は新雪に覆われており、近寄った男性以外の人の足跡はなく、愛犬も雪の上にできたサークルに向かって威嚇するようにほえていたのだそう。 ひとまず男性はこの光景を写真に撮り、気が立っている愛犬を家に連れ戻して仕事に向かったそうだ。 しかし、仕事の間も男性は裏庭に出現した謎のサークルの事が気がかりだった。その後、妻から電話があり「昨夜は一晩中眠れず落ち着かなかった。気づいたら手に化学物質のような臭いがついていて、どうやっても臭いを取ることができない」という連絡を受けたという。 果たして、この奇妙な雪のミステリーサークルは一体どうして、何者によって作られたのだろうか。 男性は家の裏に出現したサークルについて、まず民間のUFO調査団体である相互UFOネットワークことMUFONに連絡していることから、暗に「UFOの仕業ではないか」と疑っているようだ。 確かに人やケモノの足跡も何もないのに、急にこのような大きな図形が現れたら超常現象を疑っても仕方ないかもしれない。 一方で、彼の写真を見た人からは「雪が降った場所の下に埋まっている浄化槽によるものではないか」、「単なる自然の雪の吹きだまりか、そうでなければ目撃者が仕組んだ巧妙ないたずらではないか」という懐疑的な意見も寄せられている模様だ。 果たして、裏庭で発見された奇妙な雪のミステリーサークルの正体が明らかになる日は来るのだろうか。山口敏太郎作家、ライター。著書に「日本怪忌行」「モンスター・幻獣大百科」、テレビ出演「怪談グランプリ」「ビートたけしの超常現象Xファイル」「緊急検証シリーズ」など。YouTubeにてオカルト番組「アトラスラジオ」放送中関連記事(※関連記事中に画像・動画あり)UFO Creates 'Snow Circle' in Oregon?(coast to coast am)よりhttps://www.coasttocoastam.com/article/ufo-creates-snow-circle-in-oregon/
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ミステリー 2023年01月07日 23時00分
「メガロドンが復活し、12年後には巨大隕石で米国が消滅する」!?2236年のタイムトラベラーの予言とは
年末年始が近づくと、来年起きることの予言が話題になる。定番のノストラダムスから聖書の予言、エコノミスト誌の表紙を読み解くもの、果てはアニメ「シンプソンズ」の予言まで様々なものが登場し、今年中に起きる大事件は何なのか話題になることも。特に近年では海外を中心に、TikTokや各種SNSを中心に自称予言者やタイムトラベラーが出てきており、様々な予言が披露されている。 特に活発に予言を行っているのは「2236年から来たタイムトラベラー」を自称する人物で、彼のTikTokのアカウント名も@realtiktoktimetravelerだ。彼はなんと「科学者たちが絶滅した巨大サメのメガロドンを復活させる」と驚きの予言をして注目を集めたのだ。 >>タイムトラベルは本当に可能なのか?理論物理学者の見解より<< 彼が2022年10月に配信した動画は「2022年、科学者たちは巨大なサメのメガロドンのDNAを利用する方法を発見しました。そこから2023年には本物のメガロドンを作り出しますが、驚くことに何も問題が起きません」という驚きの内容だった。 そもそもメガロドンは今から約360万年前に絶滅した、体長20メートルとされる巨大サメだ。体が大きい以外は現在海に生息しているサメと変わらないため、まだ広い海のどこかに生息していると言われることもある。 確かにメガロドンの化石は世界中で複数発見されているため、DNAを得ることも可能かもしれない。しかし絶滅生物を復活させるとなると大規模なプロジェクトになるし、必ずニュースになるはずだ。 その上で2023年には成功するという話なので、メディアに伏せた状態でプロジェクトが進むとは考えにくい。また凶暴なサメを復活させるメリットや「問題が起きない」と断言される理由も分からない。 なお、この人物は他にも様々な予言を行っており、最近の動画では「2025年、科学者が2つの惑星で生命の痕跡を発見し、彼らは人類より進化していることが証明される」「2034年に隕石が地球に落下し、アメリカの半分が消滅する」と2つの衝撃的な予言を発表していた。 彼は現在220万人以上のフォロワーを持つが、動画のコメントは予言を信じたり怖がる内容よりも、賛否両論もしくはツッコミを入れる内容の方が多くなっている。やはり視聴者の多くは彼の予言に荒唐無稽な内容や矛盾が多く含まれていることに気づいているため、一種のエンタメとして見ているようだ。 なお、彼は2022年中に起きる出来事として「人間のようだが危険な生物が、10月21日に北米で目撃される」という予言を出しており、これには「タイムトラベラーはTikTokを使うためだけに未来から現代に戻ってきたのか?」という辛辣なコメントが投稿されていた。 果たして、本当に的中する予言を残す自称未来人やタイムトラベラーが登場する日は来るのだろうか。関連記事山口敏太郎作家、ライター。著書に「日本怪忌行」「モンスター・幻獣大百科」、テレビ出演「怪談グランプリ」「ビートたけしの超常現象Xファイル」「緊急検証シリーズ」など。YouTubeにてオカルト番組「アトラスラジオ」放送中関連記事'Time traveller' from 2236 says scientists bring back 70ft megalodon shark in 2023(The Daily Star)よりhttps://www.dailystar.co.uk/news/weird-news/time-traveller-2236-says-scientists-28274310'Time traveller from 2236' claims half of US will be wiped out by meteor in 12 years(The Daily Star)よりhttps://www.dailystar.co.uk/news/weird-news/time-traveller-2236-says-half-28272204'Time traveller' claims 'huge meteor will wipe out US' in stark warning for next decade(The Daily Star)よりhttps://www.dailystar.co.uk/news/weird-news/time-traveller-claims-huge-meteor-28700785
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ミステリー 2023年01月01日 23時00分
「2030年までに人類は月に住む」NASAの幹部が語る
米フロリダ州のケネディ宇宙センターから11月、無人ロケットアルテミス1の打ち上げが成功した。さらにNASAの宇宙発射システム(SLS)とオリオンカプセルの成功が証明されたことで、NASAの「今後3年以内に人類を月に着陸させる」という計画は順調に進んでいるようだ。 このままいけば最終的には月に「恒久的な有人基地」を設立し、国際宇宙ステーションと同じように人間がそこで生活し、働くことができるという。 >>初めて宇宙にメッセージを送ったプエルトリコ・アレシボ天文台の電波望遠鏡、再建されない見込み<< 事実、NASAのオリオン計画責任者であるハワード・フー氏によると、人類の月への移住は早ければ2030年頃に実現する可能性があるとのことだ。 「アルテミス1は、アメリカだけでなく世界にとって、長期的な深宇宙探査への第一歩です」と、彼はBBCのインタビューで語っている。 「我々は持続可能なプログラムに向けて取り組んでいます。我々を再び月に着陸させる人々を運ぶ乗り物を開発し、月面に人を送り込むことを計画しています。送り込まれた研究者らは月面に住み、様々な研究を行うことになるでしょう」 「地球の軌道を少し超えた月面で学ぶことは、次に我々が火星へ行く大きな一歩を踏み出すためにも重要なことなのです。アルテミスミッションは、深宇宙環境での運用方法を学ぶことができる持続可能なプラットフォームと輸送システムを可能にするのです」 現在の段階では、人類を月に着陸させるアルテミス3は、2025年に打ち上げられる予定とのこと。人類が月に移り住むSFの世界のような現実がすぐそこまで来ているのかもしれない。山口敏太郎作家、ライター。著書に「日本怪忌行」「モンスター・幻獣大百科」、テレビ出演「怪談グランプリ」「ビートたけしの超常現象Xファイル」「緊急検証シリーズ」など。YouTubeにてオカルト番組「アトラスラジオ」放送中関連記事Humans will be living on the Moon by 2030, says NASA's Orion chief(unexplained-mysteries.com)よりhttps://www.unexplained-mysteries.com/news/362132/humans-will-be-living-on-the-moon-by-2030-says-nasas-orion-chief
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ミステリー 2022年12月31日 23時00分
アメリカ国防総省のUFOタスクフォースとカナダ軍関係者が会合、UFOに対して足並みをそろえる?
今年初め、アメリカ国防総省は未確認航空現象(UAP)の報告を追跡調査するために、新しいオフィスである「全領域異常解決局(AARO)」を開設した。今年1年で既に多くの新たなUFO関連報告が入っているほか、UFOのアメリカ国内の軍事施設に対する脅威の懸念を表明して注目を集めている。 そんなアメリカ国防総省のUAPタスクフォースのメンバーが今年初めに、カナダの軍関係者にブリーフィングを行っていたことが11月に明らかになった。 >>「宇宙人からのコンタクトに今すぐ備えるべき」科学者がエイリアンと対面したときの手順を整備<< 11月14日に発表された文書によると、2月22日に行われたブリーフィングではアメリカ国防総省からはUAPタスクフォースの複数のメンバーが、カナダ側からは空軍とカナダ軍情報司令部の職員を含む10人の防衛当局者が参加したという。 保守党の国防評論家ジェームズ・ベザン氏はctvnewsに、「米国のUAPタスクフォースがわが国政府と協力したいのは明らかだ。カナダ政府関係者がデータや報告書を軽視しようとする試みは、全く受け入れられないだろう」と述べ、カナダも米国にならってUAPを調査すべきという考えを明らかにした。 ちなみに2月に行われたブリーフィングは保守党のラリー・マグワイア議員の質問によって明らかとなったもの。マグワイア氏は、おそらくカナダの国会で最も声高にUAPの透明性を主張する人物だ。「政府がすでに行ったUAPタスクフォースとの会合の詳細の公開と、UAPというテーマ全体を調査するプロセスをどのように開始するべきか」について質問したが答えが得られなかったとしている。 また彼はカナダの主任科学顧問に、公式のUAP研究を立ち上げるよう依頼したことを明らかにしており、他の国会議員にもUAP問題について協力するよう申し出ているとのことだ。 前述のベザン氏も「カナダ政府は、UAPの起源と意図を特定するための科学的計画を実施する必要がある」と主張する。 「保守党は、UAPに対しては政府が合理化されたアプローチを採用し、多数の部門や請負業者にわたる報告書の収集を標準化することであると考えています。UAPを調査するために行われたすべての努力は、責任ある方法で公開されるべきです」と述べている。 なお、カナダ軍関係者は、2008年11月と2021年7月の目撃情報を含め、70年以上にわたってUAPに関する報告を提出している。 またカナダの航空会社であるウエストジェット、エア・カナダ・エクスプレス、ポーター航空、デルタ航空などが運航する医療、貨物、旅客便の警察官、航空管制官、パイロットも過去30年間にUAP関連の異常報告を出している。 しかし公式な追跡調査が行われることはほとんどないようだ。カナダ軍も「信頼できる脅威、潜在的な脅威、または捜索救助の場合の潜在的な遭難を調査するという文脈以外では、通常、未知のまたは説明不可能な現象の目撃を調査しない」と日常的に述べている。山口敏太郎作家、ライター。著書に「日本怪忌行」「モンスター・幻獣大百科」、テレビ出演「怪談グランプリ」「ビートたけしの超常現象Xファイル」「緊急検証シリーズ」など。YouTubeにてオカルト番組「アトラスラジオ」放送中関連記事Members of Pentagon's UFO task force briefed Canadian military officials this year(ctvnews)よりhttps://beta.ctvnews.ca/national/canada/2022/11/15/1_6154618.amp.html
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ミステリー 2022年12月25日 23時00分
人類は宇宙人から注目されるほど面白い存在ではない?宇宙物理学者による新たな仮説が注目を集める
「広い宇宙のどこかにいるはずのエイリアンを一度も確認できないのはなぜか」という疑問、通称「フェルミのパラドックス」は学者に広く知られた話だ。 「フェルミのパラドックス」とは、地球外文明が存在する可能性が高いにもかかわらず、人類がそれに一度も遭遇していないという矛盾をさすものだ。我々の文明が宇宙で唯一の文明であるとは考えられないが、他の知的生命体の存在を示す証拠がまだ見つかっていないのも事実である。 >>「宇宙人からのコンタクトに今すぐ備えるべき」科学者がエイリアンと対面したときの手順を整備<< そんな中、エルサレム・ヘブライ大学の宇宙物理学者アムリ・ヴァンデル氏が新しい論文の中で、別の可能性を提唱している。「もし、広い宇宙に生命体が普遍的に存在し、知的な地球外生命体は高度な技術を持つ文明とのコミュニケーションにしか興味を示さないとしたらどうだろうか?」と。 我々人類も確かに科学技術を身につけているが、未だに広大な宇宙空間の離れた所に存在する証拠を見つけられるまでには至っていない。 我々の技術力でも惑星の軌道上にある巨大な構造物を検出できるが、我々が発することのできる電波は約100光年先の宇宙にしか届かない。それに気づく可能性のある宇宙人の数はかなり限られている可能性が高いという。 「数十光年以内にいる銀河系内の誰かが、この種の電波を受信していない限り、私たちの技術にまったく気づいていない可能性が高いのです」とヴァンデル氏は語る。 また、広い宇宙を旅することのできる高度な技術を持つ異星人にとっては、電波は廃れてしまった技術である可能性もあり、魅力的なものではないかもしれないという。つまり、我々の技術があまりにも原始的なため、関心を持たれないということもあり得るというのだ。 これは創作の世界の話になるが、『スタートレック』では、惑星連邦は文明が一定のレベル(ワープドライブなど)に達するまでコンタクトを拒否するという描写があった。もしかすると、この作品と同じような原理を持つ異星人がいるかもしれないのだ。 「人類は、宇宙人の目には知的生命体として映らないかもしれませんが、私たちの電波がいずれ好奇心旺盛な宇宙人の目に留まり、私たちを発見してくれるという希望は常にあります」とヴァンデル氏は述べている。山口敏太郎作家、ライター。著書に「日本怪忌行」「モンスター・幻獣大百科」、テレビ出演「怪談グランプリ」「ビートたけしの超常現象Xファイル」「緊急検証シリーズ」など。YouTubeにてオカルト番組「アトラスラジオ」放送中関連記事Aliens may only be interested in Earth's technology, study claims(unexplained-mysteries.com)よりhttps://www.unexplained-mysteries.com/news/362646/aliens-may-only-be-interested-in-earths-technology-study-claimsPaper Argues Humans Not Interesting Enough to Warrant Attention from Aliens(coast to coast am)よりhttps://www.coasttocoastam.com/article/paper-argues-humans-not-interesting-enough-to-warrant-attention-from-aliens/
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ミステリー 2022年12月24日 23時00分
脳に何らかの損傷があると幽霊や宇宙人が見えてしまう?スペインの神経心理学者が言及
幽霊や宇宙人など、本当に実在するか分からないものを見てしまう人は少なくない。だが、人間の脳や心の仕組みの専門家が、幽霊や宇宙人の目撃談の裏には何らかの脳損傷や神経疾患などが密接に関係している可能性が高い、と述べて注目を集めている。 この説はスペイン・バルセロナのサンパウ病院神経科に勤務している神経心理学者のソウル・マルティネス=ホルタ氏が新著『Cerebros Rotos』にて記したもの。ホルタ氏は同書で神経疾患が引き起こす奇妙な行動について解説し、「損傷した脳で説明できない超常現象には出会っていない」と語っている。 >>心霊スポットを訪れた後、体調を崩してしまうのは本当? 幽霊のせいばかりじゃない心理現象<< またスペインの新聞El Pais紙のインタビューで、彼は「どんな活動でも、脳のプロセスが隠れた神経学的疾患を発見するのに役立つ」と説明している。 例えば一見何の変哲もない物体の中に、まるでこちらを見ているような顔が見えるという「パレイドリア現象」というものがある。 いわゆる心霊写真や、顔に見える不気味なシミなどが浮かび上がる現象に関連づけて説明されるものだが、この現象について彼は1971年にスペインで起きた有名な「ベルメスの顔」を引き合いに出して解説した。 「ベルメスの顔」とはスペイン南部のアンダルシーア州ハエン県のベルメス・デ・ラ・モラレーダの一般家庭で起きた事件だ。その家の住人がある日、床に不気味な顔が浮かび上がっているのを発見。その後、壁や床に大小さまざまな人の顔が浮かび、中には目の位置が変わってこちらを見つめているような表情に変化したという事件だ。 スペインのみならず世界的にも有名なこの事件を踏まえ「パレイドリアとは、一見何の変哲もない物体や風景の中に見慣れた形、特に顔を見いだしてしまう現象です」とホルタ氏は語る。人間の脳には、顔を処理するために進化した領域があると付け加えた。 「ある種の視覚刺激の構成の仕方によって、本人がコントロールできないまま、顔の知覚が引き起こされることがあります。例えば私があなたに『床に顔が見える』と言って写真を見せた場合、何もないはずの画像に『顔』が見えてしまう。人によってはその『顔』を私以上に見つけ出してしまう人もいるでしょう」 そう説明し、ホルタ氏は「もしあなた(記者)が、私が患者と一緒に見た超常現象の数を尋ねたら、私は本の中のすべての超常現象を見たと思う、と答えるでしょう。脳の損傷に起因する現象は、人々が超常現象と表現するような一連の感覚を生じさせるのです」と語った。山口敏太郎作家、ライター。著書に「日本怪忌行」「モンスター・幻獣大百科」、テレビ出演「怪談グランプリ」「ビートたけしの超常現象Xファイル」「緊急検証シリーズ」など。YouTubeにてオカルト番組「アトラスラジオ」放送中関連記事Seeings ghosts and aliens means you have 'brain damage,' says expert(The Daily Star)よりhttps://www.dailystar.co.uk/news/latest-news/seeings-ghosts-aliens-means-you-28727485?int_source=nba
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ミステリー 2022年12月18日 23時00分
「宇宙人からのコンタクトに今すぐ備えるべき」科学者がエイリアンと対面したときの手順を整備
広い宇宙のどこかには、我々地球人と同等、もしくははるかに優れた技術や文明を持っている知的生命体が存在すると考えている科学者は多い。 さすがに彼らがテクノロジーの塊であるUFOに乗って地球に来ているとか、既に地球に到達していて秘密裏に基地を築いて潜んでいるとは考えられない。 >>地球に衝突し、海底に眠る墜落したエイリアンの宇宙船」を探せ 天文学者アヴィ・ローブ氏の挑戦<< だが科学者たちが実際に行っている地球外知的生命体探査(SETI)や観測の結果、本当に宇宙のどこかに住んでいるであろう地球外知的生命体とコンタクトを取る事態が訪れることも考えられる。 研究者の中にはエイリアンとのファーストコンタクトは「早ければ明日にも起こり得る」として、対策を急ぐべきだと警告を発する人もいるほどだ。 そんな「万が一の事態」に備えた手順やプロトコルを整備する新たな研究拠点が11月に設立された。 これは英国のSETI研究ネットワークとセント・アンドリュース大学が共同で行っているもの。 他の知的生命体からの電波信号を受信した場合に正しい対応を保証するためのガイドラインと対策が確立され、世界各国の主要な専門家がSETIポスト検出ハブに意見を提供するという。 ちなみにSETIコミュニティは1989年にも「宇宙人に遭遇した場合のプロトコル」を作成していたが、12年前に更新されている。 その時は科学的な対応にのみ焦点が当たっており、実際の宇宙人とのコンタクトをどのように扱うか、世界的なコンセンサスはない。 ハーバード大学の音楽教授であるアレキサンダー・レーディング博士は、エイリアンの言語やコミュニケーション方法をいかに人類側が理解するかが、新しいハブの優先事項である可能性を指摘した。 レーディング博士は以下のように語る。 「例えばクジラは非常に知的なほ乳類であり、棲息している環境も我々人類とは全く異なっています。私たちが聞くクジラの声のパターンは、人類にとっては音楽に似た音声パターンとして認識されますが、どれだけ繰り返されても彼らが何のために発声するのか、どのような意図を乗せているのかはまだよく分かっていません」 「我々人類が地球上の他の動物との会話方法すらまだマスターしていないことを踏まえても、エイリアンとのコミュニケーションというタスクがいかに難しいか分かります」 また、セントアンドリュース大学コンピューターサイエンス学部の名誉研究員で、このハブのコーディネーターであるジョン・エリオット博士は、このプロセスに関して「これ以上時間を無駄にすることはできない」と考え、次のように語っている。 「エイリアンからのメッセージを我々が本当に受け取ることができるかは分かりません」 「しかし、早ければ明日にでも現実になる可能性のある出来事に対して、科学的・社会的・政治的に無策でいるわけにはいかないということは確かです。私たちは専門家の知識を結集する必要があり、今こそ、その時なのです」山口敏太郎作家、ライター。著書に「日本怪忌行」「モンスター・幻獣大百科」、テレビ出演「怪談グランプリ」「ビートたけしの超常現象Xファイル」「緊急検証シリーズ」など。YouTubeにてオカルト番組「アトラスラジオ」放送中関連記事'We must prepare for aliens to make contact right now,' scientists warn(The Daily Star)よりhttps://www.dailystar.co.uk/news/latest-news/we-must-prepare-aliens-make-28405849
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ミステリー 2022年12月17日 23時00分
新しい「会話型」AIチャットボットはGoogle検索エンジンを「消滅」させる?Gmailの開発者が懸念を表明
米国時間11月30日、AI研究企業のOpenAI社は新たなAIチャットbot「ChatGPT」を公開した。質問などをテキストで入力すると、AIが自然な文章を出力し、返答してくれる対話に最適化された言語モデルである。 その言語能力はなかなか優秀で、すでにエッセイや物語の構成から執筆、マーケティングピッチの下書き、スクリプト、コンピューターコードの作成をこなすことができるという。 >>AIは将来的に「核戦争並みの大災害」を引き起こす!?専門家が警告<< Daily Star紙の記者が試しに記事作成を命令したところ、数秒で立派な記事本文が出力されたという。また、ある母親が「サンタクロースは本当はおらず、正体は両親であることを息子に伝える手紙」を注文したところ、ネタばらしを挟みつつも子どもへの愛情を込めた手紙を見事に出力してみせた。 このようにChatGPTは時々とんちんかんな回答をするものの、おおむね優秀な結果を出しているため、現在はお試し期間でありながらも既に100万人以上が利用しているという。 この事実を踏まえ、「Gmail」を開発したポール・ブハイト氏は「優秀な会話型AIチャットボットは我々にとってなじみ深いGoogle検索エンジンを過去のものにするかもしれない」と忠告している。 ブハイト氏は次のように語る。 「ほとんどの人が忘れているものに、イエローページがあります。かつてGoogleなどの検索エンジンは店舗や企業の電話帳であるイエローページの必要性をなくしてしまいました。そして今度はウェブ検索が同じ立場になっています。AIの進歩は、いずれ検索エンジンのページをなくすことでしょう。もし検索エンジンがAIに追いついたとしても、最も価値ある部分を破壊することなく、AIを完全に導入することはできません」 事実、Googleは既にAIの脅威を認識しており、会話型検索や音声検索の開発を進めているだけでなく、その技術を開発するためにAI企業のDeepMindを買収している。グーグル社の元幹部、デビッド・フリードバーグ氏も「AIが検索ボックスをどのように破壊していくのかが、最も興味深いことだ」と懸念していることを明らかにしている。 果たして、優れたAIはGoogleを含めたこれまでのウェブ検索に終止符を打つものとなるのか。Daily Star紙の記者がこの質問をChatGPTに投げかけたところ、ChatGPTによる返答は次のようなものだったそうだ。 「Googleに完全に取って代わることはないでしょう」山口敏太郎作家、ライター。著書に「日本怪忌行」「モンスター・幻獣大百科」、テレビ出演「怪談グランプリ」「ビートたけしの超常現象Xファイル」「緊急検証シリーズ」など。YouTubeにてオカルト番組「アトラスラジオ」放送中関連記事AI technology that can write poetry will 'kill off' Google search, expert says(The Daily Star)よりhttps://www.dailystar.co.uk/tech/news/ai-technology-can-write-poetry-28671254
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