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ビッグフットを月へ送る!?驚きの計画が進行中

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画像はイメージです

 北米大陸を代表するUMAのビッグフットが、月に送られて「保管」されるという驚きの計画が進められている。

 獣人型UMAのビッグフットは身長2~3メートル、毛むくじゃらの体で二足歩行する大型類人猿という姿をしている。

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 捕獲はもちろん、実在するのかも分かっていないビッグフットをどうやって月に連れていくのか。実は月に持ち込まれるのはビッグフットの精巧なアート作品なのである。

 送り込まれるビッグフットはオハイオ州の彫刻家Dan Chudzinski氏がマサチューセッツ州のノーマン・ロックウェル美術館のために作成した巨大な胸像だ。

 非常にリアルなディテールで、「ギャラリーで見たときに首の後ろの毛が逆立つようなもの」を作ることを命じられたChudzinski氏はビッグフットの毛深い頭部に、威嚇する歯と不気味な目をリアルに再現した大きな作品「Evasive Species」を見事に作り上げた。

 この作品は全米のアートコンテストで数々の賞を受賞し、やがて「ルナ・コーデックス(月面写本)」というプロジェクトに注目されるに至った。

 「ルナ・コーデックス」プロジェクトは世界137カ国、3万人の現代アーティストや作家、音楽家、映画製作者の作品を収めたタイムカプセルを、今後2年間で月へ送り続けようという斬新なプロジェクト。
 
 さすがに現時点で巨大なビッグフットの胸像を打ち上げ、月へ持ち込むことは不可能だ。Chudzinski氏の作品は写真撮影され、その画像をニッケルのマイクロフィルムにエンボス加工する形で作品ラインナップに加えられている。

 そして今年後半に打ち上げられる作品集の一つとして収録され、最終的には月面の南極に置かれる予定だという。

 Chudzinski氏は今回の非常にユニークな成果をこう振り返る。
 「自分より長生きするもの、意味のあるものを作りたい。もう二度と同じように月を見ることはできないが、月に大きな足跡を残すことができたと実感しています。今回のプロジェクトに加われることはとても素晴らしいことです」と語っている。

 またマイクロフィルムに刻まれた写真を撮影したスコット・カニンガム氏は「この先何十年、何年、何百年後に誰が見ることになるかは誰にも分からない」と感嘆の声を上げた。

 近い将来、人類が宇宙旅行を可能にし、月面の芸術アーカイブであるルナ・コデックスにたどり着いた時、UMAの彫像を見ることになったら。

 一方で、もし宇宙人が月面でルナ・コデックスを偶然発見し、サスカッチがうなり声を上げているような彫像を見てしまったら。

 彼らがどんな感想を抱くのか、ちょっと気になってしまうかもしれない。

山口敏太郎
作家、ライター。著書に「日本怪忌行」「モンスター・幻獣大百科」、テレビ出演「怪談グランプリ」「ビートたけしの超常現象Xファイル」「緊急検証シリーズ」など。
YouTubeにてオカルト番組「アトラスラジオ」放送中

関連動画
Local artist's Bigfoot creation is headed into space(WTOL11のYouTubeチャンネル)より
https://www.youtube.com/watch?v=WJ8cDj81_xE

関連記事
Video: 'Bigfoot' to be Sent to the Moon(coast to coast am)より
https://www.coasttocoastam.com/article/video-bigfoot-to-be-sent-to-the-moon/

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