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米海軍がドローンと認定したものはUFOだった!?映像監督にしてUFO研究家が主張

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 アメリカ議会は5月17日、実に50年以上ぶりに「UFO現象に関する公聴会」を開催。米軍が撮影していた新たなUFO映像が公開された。

 それでなくともここ数年、UFO現象に対するアメリカ政府の態度は情報公開と透明性を重視しており、昔に比べて大きく前進しているように見える。

 だが、この見解について異を唱える人物もいる。ドキュメンタリー映像監督でありUFO専門家のジェレミー・コーベル氏もその一人だ。彼はかねて多くの興味深いUFO事件の情報を得ており、アメリカ政府に対してUFOを真剣に受け止めるように要求してきた人物でもある。

 ​>>「タイムトラベルは可能であり、他の世界を訪問するのに役立つ可能性がある」 アメリカ国防省のUFOファイルに書かれた驚きの文言<<​​​

 昨年、コーベル氏はアメリカ海軍の軍艦の上空を「点滅する物体がホバリング」し、レーダースクリーンが9機の機体を検知し、オーブ型の物体が海に飛び込む様子を捉えた赤外線映像を公開した。

 この事件は2019年7月に南カリフォルニア沿岸で訓練中に発生。前述の公聴会では海軍情報部次長のスコット・ブレイ氏は「合理的に考えてバッテリー駆動のドローンだと確信している」と語っている。

 しかしコーベル氏は、当時の事件を目の当たりにした海軍関係者に取材したところ、「問題の物体は空から海へと移動し、上空へ飛び出すことさえあった」という証言を得ている。

 また、これらの物体は少なくとも4時間は滞空しており、うち9機が最高時速158キロで移動。その間ずっとライトを点滅させていたという。これがもしドローンであった場合、搭載されたバッテリーが短時間で消耗する要因になるため、ここまで長時間にわたって軍艦に張り付ける物体はドローンでは有り得ない、というのだ。

 彼に情報提供した軍艦の12人の乗組員も、これらの事実を踏まえて「未知の物体は別世界ものとも言える能力を有していたため、間違いなく無人機ではない」と語ったそうだ。

 その後、海軍は問題の物体が「クアッドコプター型の無人航空機」であり、近くの香港籍の貨物船から飛来した可能性が高いとするスライドを発表。しかしコーベル氏も、乗組員、調査官、当局者からの数多くの証言から、一連の事件が発生した時に160キロは離れた場所に停泊していた貨物船から飛来したと考えるのは難しいとしている。

 しかも海軍の資料にも問題の物体が6.4キロの高さをホバリングして長距離を移動し、軍の対ドローン技術に影響されないことが示唆されているという。コーベル氏が取材したある海軍士官は、この物体について「世界を変える」と表現していたそうだ。

 コーベル氏は「もし本当にこの物体がドローンであったとしても、誰が物体をコントロールしているのかを解明することは重要です。制限された空域で全く平気でドローンを操作できる、未知の技術的に進んだ組織による攻撃を受けやすくなることが示唆されているからです。UFO事件は国家安全保障の重大な問題を提示するものであり、頭から否定されるべき問題ではありません」と語り、アメリカ議会と海軍に、このUFO現象の真相を解明してほしいと語っている。

山口敏太郎
作家、ライター。著書に「日本怪忌行」「モンスター・幻獣大百科」、テレビ出演「怪談グランプリ」「ビートたけしの超常現象Xファイル」「緊急検証シリーズ」など。
YouTubeにてオカルト番組「アトラスラジオ」放送中

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UFOs that swarmed over US warships off the Californian coast remain a mystery(The Daily Star)より
https://www.dailystar.co.uk/news/weird-news/ufos-swarmed-over-warships-californian-27351835
UFO HEARINGS NAVY SHIPS BEING SWARMED BY UFOS?!? Expert Says It's Not Drones(TMZ)より
https://www.tmz.com/2022/06/27/ufo-navy-swarm-not-drones-expert-jeremy-corbell-pushes-back/

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