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2021年はTikTokを中心にタイムトラベラーを自称する人々が続々出現し、世界の滅亡関連の予言を動画で発信しているが、しょせん視聴者を得るために過激な内容を話しているにすぎないとも言われている。
では他の予言ーーノストラダムスを筆頭とした有名な予言者たちはどのような予言を残しているのだろうか。
欧州を中心に注目を集めているのは、20年以上前に亡くなったブルガリアの予言者、ババ・ヴァンガの予言だ。幼いころに竜巻に巻き込まれて失明したがその後、予知能力が身についたという。彼女の予言が国外に知れ渡ったのは2014年にブルガリアで政権交代が起きたことから。それ以前は、彼女の残した予言があまりに衝撃的なものだったため、国家機密扱いになっていたのである。
そんなババ・ヴァンガは大規模な気候変動が2022年に起きると予言しているという。既に地球温暖化の影響で、各地で深刻な気温上昇や台風の巨大化などが起きているが、さらに状況が悪化し、アジアのいくつかの国とオーストラリアが大規模な洪水に襲われるという。また、多くの都市で人口増加と汚染による飲料水の不足に見舞われ、多くの地域では新しい水源の確保を余儀なくされるそうだ。
さらに温暖化の結果、シベリアの永久凍土が急速に溶け、中に閉じ込められていた古代の致死性のウイルスが現代人に放出されるのではないか、とも言われている。科学者も同様に懸念しているそうだが、もしかすると予言が的中してしまうのかもしれない。
また、ババ・ヴァンガは宇宙軍が何かしらの活動を起こすとも予言しているそう。中には「ついに宇宙人が襲来し、地球の都市を攻撃するのではないか」と読み解く人もいるそうだが、さすがにこの予言は荒唐無稽なのではないか、とみる人が多いようだ。
また、テクノロジーへの依存度が高まることで、多くの人が下降スパイラルに陥り、空想と現実を混同する危険な状態に陥るとも予言しているそうだ。
果たして、ババ・ヴァンガの予言は当たるのか。ここ数年は新型コロナウイルス感染症に世界が振り回されてしまったが、せめて2022年は明るい年になってほしいものである。
山口敏太郎
作家、ライター。著書に「日本怪忌行」「モンスター・幻獣大百科」、テレビ出演「怪談グランプリ」「ビートたけしの超常現象Xファイル」「緊急検証シリーズ」など。
YouTubeにてオカルト番組「アトラスラジオ」放送中
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Psychic Baba Vanga’s Predictions for 2022(mysteriousuniverse)より
https://mysteriousuniverse.org/2021/12/psychic-baba-vangas-predictions-for-2022/